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第二十一章
710 お風呂のルール追加
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(リーフ)
そうして脱衣所に到着後、レオンは俺を優しく下に降ろすと、そのまま俺の上着へ手を伸ばしボタンをゆっくりと外していく。
プチ………プチ……。
控えめなボタンを外す音がする中で、チラッと上を見上げると、眩いばかりのレオンの笑顔が目の前にあった。
お風呂の時は、いつも凄く幸せそう……。
日本のここ~ろ!
心の中でそう呟き、ニッコリしながら俺も負けじとレオンの服をプチプチ~パサパサ~!と脱がしていくと、目の前に現れたのは美術館に寄贈したい様なパーフェクトな肉体だ。
「 おおお~……!」
見慣れているにも関わらず、思わず賛辞の声が漏れてしまった。
こ~んなパーフェクトボディは、俺がスピーディーに服を剥いてしまった為、完全無料の見放題。
無料なモノは全て頂く根性でジロジロ見ても、レオンは気を悪くした様子はなく、マイペースかつ丁寧に俺の服を脱がしていく。
それを黙って見守りながら、俺は何故お互い服を脱がし始めたんだっけ?と思い出していた。
前世と違い貴族は基本一人で服を脱がず、全て従者にしてもらうのが基本。
つまりお風呂などでは両手を水平にして待機し、全裸まで従者の人達が脱がしてくれるのが普通らしい。
ちなみに、我がリーフ邸では基本『自分の事は自分でルール』が適応されていたので、カルパスが着替えさせてくれるのは、人前に出る時だけ。
勿論お風呂などは、人前ではないため一人で入っていた。
今思えば、カルパスは俺がそのうち平民になるかもしれないと思い、自分の事は自分でできるようにしてくれたんだろうな~と思っている。
そういうわけで勿論レオンと一緒にお風呂に入る様になってからも普通に自分で脱いでいたのだが、ある日の脱衣所にて。
いつも通り一瞬で全裸になり、肩にペチーン!とタオルを掛けた俺は、そのままお風呂場へと向かおうとしたのだが……急にレオンが真っ赤な顔でモジモジしながら「俺が脱がしてみたいです……。」と言ってきた。
どうやら貴族のお風呂マナーを、どこぞやで学んできた様だ。
「ほほ~ぅ……?」
感心しながらも、正直面倒だし何よりレオンにこれ以上お仕事させるつもりはなかったので「いらな~い。」と答えた────時のレオンの顔!!
『すっごいショックを受けました!!』みたいな顔をしたため、思わずギョッ!!として固まってしまった。
そ、そんなにお仕事したかったのか……。
────あ、意識高い系ってやつ??
そんな言葉がぼんやりと浮かんだ後、ハッ!とする。
いや、もしかしてレオンは自分に自信がないから従者として失格、自分が駄目人間と言われた気分になっちゃったのかもしれないぞ!
多分言い方が良くなかった。
俺が悪い。
「ごめんごめん。やっぱりして~!」
慌てて言い直すと、レオンはパァァ~!!とあからさまにご機嫌になり、次の日のお風呂の時間までソワソワ、モジモジと遠足を待ちきれない幼子の様に過ごしていた。
そしてやってきた次の日のお風呂の時。
いつも通り脱ごうとして『おっと!ダメダメ!』と昨日の事を思い出し、俺は両手を水平にして待ちのポーズ。
さぁさぁ!好きなだけお仕事しておくれ!……と待機し、そのまま30分後。
俺は脱衣所に入った時と一切変わらぬ格好のまま立ち尽くしていた。
「…………。」
「…………。」
俺もレオンも無言で、かつ一切動かない。
両手を広げたままひたすら待機する俺の姿は、某恋愛映画の豪華客船の先っちょに一人で立っている様だ。
「あ、あの~ぅ……。」
おずおずとレオンの方へ視線を送っても、無表情で見下ろしてくるだけで動かない。
??何、何~?寝ちゃった???
俺が鳥の様にパタパタ両手を振っても全く起きる気配がないので、何故動かないのか?と考えた瞬間、ピンッ!ときたのは、粗相をした場合の折檻についてだ。
貴族の無駄に多い装飾品。
勿論お風呂の際はそれも従者が外してくれるのだが、少しでも装飾品に傷、もしくは貴族が不快に感じるほどの痛みがあった場合、従者にはキツイ折檻が待っている。
はは~ん?お尻ペンッされたくないって事か~い?いくら英雄とてまだまだ可愛いものよ。
「フォッフォッフォ~!」
思わず笑ってしまうと、レオン少年は大きく震えてしまった。
でも俺、装飾品つけてな~い!────のに駄目なのか~……。
こりゃ~どうしたもんか。
ここで「やっぱり自分で脱ぐ~。」と言えば多分レオンは傷つくと思ったため、どうしようかどうしようかと考えて考えて………。
────ピンッ!
名案を思いついた俺は、目の前で固まるレオンのシャツに手を掛けた。
「よ~し!じゃあレオン、脱がしっこしよう。競争だぞ~?」
そう言って容赦なくレオンのシャツのボタンを外し、ベリ~ンッ!!と脱がすと、レオンは固まってしまったが、俺の動きを真似てやっと脱がし始めてくれた。
お仕事感が強すぎて固まってしまうなら、そこにちょっと遊び心を加えてみよう!
そう考えて実行してみたのだが、これが大当たり。
いいぞいいぞ~!
そのまま教える様に服を脱がすと、レオンもだいぶ遅れて俺を丸裸にしてくれたので、その日はガチガチになってしまったレオンとお風呂に入った。
そんなこんなでこれが日常化し、今に至る。
今でも多少もたつくが、問題ない早さまで進化したレオン。
しかし、本当に凄いのはここからだ!
やっと全裸になった俺がパパ──ンッ!と肩にタオルを打ち付けお風呂に入ると、タイミングを狙ってやってくるあげ玉と黒みつが空から落ちてきた。
そうして脱衣所に到着後、レオンは俺を優しく下に降ろすと、そのまま俺の上着へ手を伸ばしボタンをゆっくりと外していく。
プチ………プチ……。
控えめなボタンを外す音がする中で、チラッと上を見上げると、眩いばかりのレオンの笑顔が目の前にあった。
お風呂の時は、いつも凄く幸せそう……。
日本のここ~ろ!
心の中でそう呟き、ニッコリしながら俺も負けじとレオンの服をプチプチ~パサパサ~!と脱がしていくと、目の前に現れたのは美術館に寄贈したい様なパーフェクトな肉体だ。
「 おおお~……!」
見慣れているにも関わらず、思わず賛辞の声が漏れてしまった。
こ~んなパーフェクトボディは、俺がスピーディーに服を剥いてしまった為、完全無料の見放題。
無料なモノは全て頂く根性でジロジロ見ても、レオンは気を悪くした様子はなく、マイペースかつ丁寧に俺の服を脱がしていく。
それを黙って見守りながら、俺は何故お互い服を脱がし始めたんだっけ?と思い出していた。
前世と違い貴族は基本一人で服を脱がず、全て従者にしてもらうのが基本。
つまりお風呂などでは両手を水平にして待機し、全裸まで従者の人達が脱がしてくれるのが普通らしい。
ちなみに、我がリーフ邸では基本『自分の事は自分でルール』が適応されていたので、カルパスが着替えさせてくれるのは、人前に出る時だけ。
勿論お風呂などは、人前ではないため一人で入っていた。
今思えば、カルパスは俺がそのうち平民になるかもしれないと思い、自分の事は自分でできるようにしてくれたんだろうな~と思っている。
そういうわけで勿論レオンと一緒にお風呂に入る様になってからも普通に自分で脱いでいたのだが、ある日の脱衣所にて。
いつも通り一瞬で全裸になり、肩にペチーン!とタオルを掛けた俺は、そのままお風呂場へと向かおうとしたのだが……急にレオンが真っ赤な顔でモジモジしながら「俺が脱がしてみたいです……。」と言ってきた。
どうやら貴族のお風呂マナーを、どこぞやで学んできた様だ。
「ほほ~ぅ……?」
感心しながらも、正直面倒だし何よりレオンにこれ以上お仕事させるつもりはなかったので「いらな~い。」と答えた────時のレオンの顔!!
『すっごいショックを受けました!!』みたいな顔をしたため、思わずギョッ!!として固まってしまった。
そ、そんなにお仕事したかったのか……。
────あ、意識高い系ってやつ??
そんな言葉がぼんやりと浮かんだ後、ハッ!とする。
いや、もしかしてレオンは自分に自信がないから従者として失格、自分が駄目人間と言われた気分になっちゃったのかもしれないぞ!
多分言い方が良くなかった。
俺が悪い。
「ごめんごめん。やっぱりして~!」
慌てて言い直すと、レオンはパァァ~!!とあからさまにご機嫌になり、次の日のお風呂の時間までソワソワ、モジモジと遠足を待ちきれない幼子の様に過ごしていた。
そしてやってきた次の日のお風呂の時。
いつも通り脱ごうとして『おっと!ダメダメ!』と昨日の事を思い出し、俺は両手を水平にして待ちのポーズ。
さぁさぁ!好きなだけお仕事しておくれ!……と待機し、そのまま30分後。
俺は脱衣所に入った時と一切変わらぬ格好のまま立ち尽くしていた。
「…………。」
「…………。」
俺もレオンも無言で、かつ一切動かない。
両手を広げたままひたすら待機する俺の姿は、某恋愛映画の豪華客船の先っちょに一人で立っている様だ。
「あ、あの~ぅ……。」
おずおずとレオンの方へ視線を送っても、無表情で見下ろしてくるだけで動かない。
??何、何~?寝ちゃった???
俺が鳥の様にパタパタ両手を振っても全く起きる気配がないので、何故動かないのか?と考えた瞬間、ピンッ!ときたのは、粗相をした場合の折檻についてだ。
貴族の無駄に多い装飾品。
勿論お風呂の際はそれも従者が外してくれるのだが、少しでも装飾品に傷、もしくは貴族が不快に感じるほどの痛みがあった場合、従者にはキツイ折檻が待っている。
はは~ん?お尻ペンッされたくないって事か~い?いくら英雄とてまだまだ可愛いものよ。
「フォッフォッフォ~!」
思わず笑ってしまうと、レオン少年は大きく震えてしまった。
でも俺、装飾品つけてな~い!────のに駄目なのか~……。
こりゃ~どうしたもんか。
ここで「やっぱり自分で脱ぐ~。」と言えば多分レオンは傷つくと思ったため、どうしようかどうしようかと考えて考えて………。
────ピンッ!
名案を思いついた俺は、目の前で固まるレオンのシャツに手を掛けた。
「よ~し!じゃあレオン、脱がしっこしよう。競争だぞ~?」
そう言って容赦なくレオンのシャツのボタンを外し、ベリ~ンッ!!と脱がすと、レオンは固まってしまったが、俺の動きを真似てやっと脱がし始めてくれた。
お仕事感が強すぎて固まってしまうなら、そこにちょっと遊び心を加えてみよう!
そう考えて実行してみたのだが、これが大当たり。
いいぞいいぞ~!
そのまま教える様に服を脱がすと、レオンもだいぶ遅れて俺を丸裸にしてくれたので、その日はガチガチになってしまったレオンとお風呂に入った。
そんなこんなでこれが日常化し、今に至る。
今でも多少もたつくが、問題ない早さまで進化したレオン。
しかし、本当に凄いのはここからだ!
やっと全裸になった俺がパパ──ンッ!と肩にタオルを打ち付けお風呂に入ると、タイミングを狙ってやってくるあげ玉と黒みつが空から落ちてきた。
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