827 / 1,649
第二十四章
811 希望の神様
しおりを挟む
(ソフィア)
「────はいっ!!!リーフ様が戦っているならば……戦いたい!
邪魔をするモンスター共を、根こそぎぶっ飛ばしてやりたいです!!
私だって……足掻いて足掻いてハッピーエンドが良いっ!」
アゼリアは拳をグッと握り、辛そうに顔を歪める。
ヨセフ司教は今度はオロオロとしながら、私とアゼリアを交互に見た。
「でっ、でも……!さっきのはまぐれかも────……。」
そう必死に説得しようとするも、私はそれを笑いながら言い返す。
「まぐれで呪いが決して消えない事を、ヨセフ司教の方がよく知っているでしょう?
リーフ様がぶっ飛ばすと言って下さったのなら、絶対にそうしてくれます。
だから、絶対にここは死守しなければなりませんね!
なんと言っても私は、リーフ様のハーレム『姫』担当枠を頂いてしまったので一人で逃げるわけには参りませんので。」
アゼリアに続いて拳をグッと握り、ジ~ン……と感動に震えていると、ヨセフ司教は反対に大きなショックを受けた様子を見せた。
「ややっ!!?ハ、ハーレムとな!?
王女ともあろう者が何をおっしゃっているのです!どちらかといえば、貴方がハーレムを作る方なのですよ??
アゼリア!お前も何か言っておやりなさい!」
ヨセフ司教はプンプンと怒りながら、アゼリアの方を振り向いたが、アゼリアはシラっとした顔で首を横に振る。
「私はアゼリアではありません。リーフ様ハーレムの『ヤマトナデシコ』枠担当よアゼリアです。」
アゼリアまで私と同じ様な事を言い出した事で、ヨセフ司教は白目を剥いて立ち尽くす。
アゼリアと私は顔を見合わせ笑い合い、その後真っ白になってしまったヨセフ司教に視線をまっすぐ向けた。
「『心こそが人の本体である』
そう教えてくれたのはヨセフ司教ではありませんか。
私の心は、ここで逃げればきっと腐って形を失ってしまうでしょう。
それに……私はどうも、今がこの国の未来を決める重要な分かれ道のような気がするんです。」
私の言葉にヨセフ司教の意識は戻り、フッと真剣な眼差しを私に向けてきた。
私は笑顔を見せたまま街中を見渡す。
「例え身体が助かっても、大切な者達の死によって心が死んでしまえば、きっと二度とこの国のために頑張ろうとは思わないでしょう。
そんな状態では結局、自分だけが幸せな世界を創ろうとする第二のエドワードお兄様が沢山生まれて同じ歴史を辿るだけです。
心が生きているから沢山の感情が生まれ、それによって必死に現状に抗うから世界は輝く。
『希望』が目の前にあるなら全力で抗いましょう。
私はこれからも歴史書をキラキラした目で見続けたいので、頑張ります!」
今、目の前には黒いモヤで覆われた空と黒い蝶。
でも今の私には、こんな世界がとても綺麗なモノに見えた。
ヨセフ司教は私の言葉を聞き下へ下へと視線を下げる。
そしてブルブルと大きく震えた後、突然凄い勢いで顔を上げ縋るような目つきで私を見た。
「ほっ……本当に希望をっ……そんな夢みたいな希望を持っても良いのでしょうか?
あんなどうしようもない無敵の化け物を、本当に倒してくれると……?」
「「倒せます!!」」
アゼリアと私が同時に叫ぶと、ヨセフ司教はまるで泣き出す寸前の様な顔を見せた後、組んだ手を額につけブツブツと祈りの言葉を呟く。
私よりも遥かに人々の心と寄り添ってきたヨセフ司教にとって、この計画は本当に辛い選択であったはずだ。
大切な者達を失い、未来を生きる人々の姿は本当に悲しいモノだから。
だからそうならない未来を掴む希望があるなら、きっと誰よりも飛びつきたかったに違いない。
それを証拠にヨセフ司教はキラキラした目で空を見上げると、そのまま両手を高々と上げて大声で叫んだ。
「やっぱり私の願いはイシュル神様に届いてきたのですね────!!毎日毎日遅くまで祈っていた甲斐がありました!私だってこんなの絶対に嫌だったんですよ!!
せっかく『シニア限定!恋のお祈り始めませんか?☆』パーティーの企画書ができてたのに!絶対生き残ってバンバンお見合いパーティー開いて教会で結婚式あげて貰いま────す!!!」
わ────!!と気合満々で叫ぶヨセフ司教を、アゼリアが苦々しい顔で見ていたが、本心では嬉しそうだ。
そんな二人を見てクスッと笑った後、私は直ぐに笑いを引っ込め、晴れ渡った空の一部がまた黒いモヤに覆われていくのを睨みつけた。
「ヨセフ司教、アゼリア、私はこのスキルを発動している間ここを動く事ができません。
ここは私の戦場です。ですので、お二人はご自身の戦場へと向かって下さい。」
「────っ!!しかし、突然良からぬ動きをするモンスターがいないとは限りません!」
心配の声を上げるアゼリアを安心させる様に私は笑った。
「心配はいりません。このスキルを発動している限り、モンスター達は私に近づけば近づく程息ができなくなります。
だから、決して近づこうとしないでしょう。
イシュル教会司教ヨセフ、そして専属聖兵士のアゼリア両名にアルバード王国第一王女として命じます。
全力で足掻いてハッピーエンドを目指しなさい。死ぬことは許しませんよ。」
二人は表情を引き締めると「「────はっ!!」」と返事をしながら一度頭を下げる。
そして各々の戦場へと向かって、走っていった。
それを見送った後、私は大きく深呼吸をし呪いの蝶を睨みつけながら、どんどんスキルの精度を上げていく。
するとそいつは、何かの違和感を感じているのか、私のスキルと真っ向からぶつかる様な力を放ってきたが────私は負けない。
「貴方はモンスター達を、私は『人』を強くする。もうどんなに絶望を振りまこうとももう無駄です。私達には希望の神様がついているのだから。」
「────はいっ!!!リーフ様が戦っているならば……戦いたい!
邪魔をするモンスター共を、根こそぎぶっ飛ばしてやりたいです!!
私だって……足掻いて足掻いてハッピーエンドが良いっ!」
アゼリアは拳をグッと握り、辛そうに顔を歪める。
ヨセフ司教は今度はオロオロとしながら、私とアゼリアを交互に見た。
「でっ、でも……!さっきのはまぐれかも────……。」
そう必死に説得しようとするも、私はそれを笑いながら言い返す。
「まぐれで呪いが決して消えない事を、ヨセフ司教の方がよく知っているでしょう?
リーフ様がぶっ飛ばすと言って下さったのなら、絶対にそうしてくれます。
だから、絶対にここは死守しなければなりませんね!
なんと言っても私は、リーフ様のハーレム『姫』担当枠を頂いてしまったので一人で逃げるわけには参りませんので。」
アゼリアに続いて拳をグッと握り、ジ~ン……と感動に震えていると、ヨセフ司教は反対に大きなショックを受けた様子を見せた。
「ややっ!!?ハ、ハーレムとな!?
王女ともあろう者が何をおっしゃっているのです!どちらかといえば、貴方がハーレムを作る方なのですよ??
アゼリア!お前も何か言っておやりなさい!」
ヨセフ司教はプンプンと怒りながら、アゼリアの方を振り向いたが、アゼリアはシラっとした顔で首を横に振る。
「私はアゼリアではありません。リーフ様ハーレムの『ヤマトナデシコ』枠担当よアゼリアです。」
アゼリアまで私と同じ様な事を言い出した事で、ヨセフ司教は白目を剥いて立ち尽くす。
アゼリアと私は顔を見合わせ笑い合い、その後真っ白になってしまったヨセフ司教に視線をまっすぐ向けた。
「『心こそが人の本体である』
そう教えてくれたのはヨセフ司教ではありませんか。
私の心は、ここで逃げればきっと腐って形を失ってしまうでしょう。
それに……私はどうも、今がこの国の未来を決める重要な分かれ道のような気がするんです。」
私の言葉にヨセフ司教の意識は戻り、フッと真剣な眼差しを私に向けてきた。
私は笑顔を見せたまま街中を見渡す。
「例え身体が助かっても、大切な者達の死によって心が死んでしまえば、きっと二度とこの国のために頑張ろうとは思わないでしょう。
そんな状態では結局、自分だけが幸せな世界を創ろうとする第二のエドワードお兄様が沢山生まれて同じ歴史を辿るだけです。
心が生きているから沢山の感情が生まれ、それによって必死に現状に抗うから世界は輝く。
『希望』が目の前にあるなら全力で抗いましょう。
私はこれからも歴史書をキラキラした目で見続けたいので、頑張ります!」
今、目の前には黒いモヤで覆われた空と黒い蝶。
でも今の私には、こんな世界がとても綺麗なモノに見えた。
ヨセフ司教は私の言葉を聞き下へ下へと視線を下げる。
そしてブルブルと大きく震えた後、突然凄い勢いで顔を上げ縋るような目つきで私を見た。
「ほっ……本当に希望をっ……そんな夢みたいな希望を持っても良いのでしょうか?
あんなどうしようもない無敵の化け物を、本当に倒してくれると……?」
「「倒せます!!」」
アゼリアと私が同時に叫ぶと、ヨセフ司教はまるで泣き出す寸前の様な顔を見せた後、組んだ手を額につけブツブツと祈りの言葉を呟く。
私よりも遥かに人々の心と寄り添ってきたヨセフ司教にとって、この計画は本当に辛い選択であったはずだ。
大切な者達を失い、未来を生きる人々の姿は本当に悲しいモノだから。
だからそうならない未来を掴む希望があるなら、きっと誰よりも飛びつきたかったに違いない。
それを証拠にヨセフ司教はキラキラした目で空を見上げると、そのまま両手を高々と上げて大声で叫んだ。
「やっぱり私の願いはイシュル神様に届いてきたのですね────!!毎日毎日遅くまで祈っていた甲斐がありました!私だってこんなの絶対に嫌だったんですよ!!
せっかく『シニア限定!恋のお祈り始めませんか?☆』パーティーの企画書ができてたのに!絶対生き残ってバンバンお見合いパーティー開いて教会で結婚式あげて貰いま────す!!!」
わ────!!と気合満々で叫ぶヨセフ司教を、アゼリアが苦々しい顔で見ていたが、本心では嬉しそうだ。
そんな二人を見てクスッと笑った後、私は直ぐに笑いを引っ込め、晴れ渡った空の一部がまた黒いモヤに覆われていくのを睨みつけた。
「ヨセフ司教、アゼリア、私はこのスキルを発動している間ここを動く事ができません。
ここは私の戦場です。ですので、お二人はご自身の戦場へと向かって下さい。」
「────っ!!しかし、突然良からぬ動きをするモンスターがいないとは限りません!」
心配の声を上げるアゼリアを安心させる様に私は笑った。
「心配はいりません。このスキルを発動している限り、モンスター達は私に近づけば近づく程息ができなくなります。
だから、決して近づこうとしないでしょう。
イシュル教会司教ヨセフ、そして専属聖兵士のアゼリア両名にアルバード王国第一王女として命じます。
全力で足掻いてハッピーエンドを目指しなさい。死ぬことは許しませんよ。」
二人は表情を引き締めると「「────はっ!!」」と返事をしながら一度頭を下げる。
そして各々の戦場へと向かって、走っていった。
それを見送った後、私は大きく深呼吸をし呪いの蝶を睨みつけながら、どんどんスキルの精度を上げていく。
するとそいつは、何かの違和感を感じているのか、私のスキルと真っ向からぶつかる様な力を放ってきたが────私は負けない。
「貴方はモンスター達を、私は『人』を強くする。もうどんなに絶望を振りまこうとももう無駄です。私達には希望の神様がついているのだから。」
138
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる
路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか?
いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ?
2025年10月に全面改稿を行ないました。
2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。
2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。
2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。
2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
無能と呼ばれた婚約者は王を完成させる〜替え玉婚約者のはずが、強すぎる王太子に手放してもらえません〜
統子
BL
兄の身代わりとして王太子の婚約者になった伯爵家次男リュシー。
嘘の名を名乗ったはずが、冷静で誠実な王太子リオンは彼を「力の装置」としてではなく、対等な伴侶として扱おうとする。
本物になりたいと願う替え玉と、完成された王太子の静謐な王宮ロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる