872 / 1,649
第二十六章
(ニール)856 生産職を
しおりを挟む
(ニール)
「────~~っ~!!クソっ!!変なスキル使いやがってぇぇ~!!!この雑魚共がぁぁぁ────────っ!!!」
怒り狂ったゲイルはダンッ!と両足で大地を強く踏みつけ、そのまま「コォォォォ……。」と大きく息を吐き出しながら魔力を高めていった。
<拳圧師の資質>(ノーマルスキル)
< 拳闘士のバトル・コング >
拳の攻撃に限り攻撃力が20%UPし、今まで自身が経験した戦闘経験値により更にUPする。
(発現条件)
一定以上の攻撃力、守備力、精神汚染度があること
一定回数以上戦闘経験値があること(パーティー可)かつ拳の攻撃で敵にトドメを差すこと
ゲイルの体からは湯気の様な煙が立ち上り、それと同時に攻撃力がどんどんと上がっていく。
その急激なパワーアップは周囲にも影響しだし、風は吹き荒れ、空気がピリついていくのを感じた。
「腐っても一応はCランク冒険者だ。油断するなよ、ニール。」
「分かってるっすよ~。」
そうは答えても、モルトが創り出した土で創り出した俺のゴーレムの強度はもはや本物よりも上。
ゲイルにこのゴーレムを倒す事はできないはず。
そう確信した俺は、フフンッ!と思い切り胸を張ったが、突然ゲイルがニヤッと笑い、スキル<跳躍陣>を使いそこら中に小さな魔法陣を創り出した。
そして────……。
「────くっ……!ものすごいスピードだ!!」
跳躍陣を次々と踏んでは移動を繰り返し始めたゲイル。
そのスピードは凄まじく目で追いきれない程で、俺とモルトはジリジリと後ろに下がった。
「ガ────ッハッハッ!!ゴミ資質のお前ら如きじゃ~俺の動きにはついてこれねぇだろ?」
「早いだけじゃー俺のゴーレムは倒せないっすよ!」
そう言い返した俺をみてニタ~と大きく顔を歪めて笑ったゲイルは、突然フッ……と消えてしまう。
それに焦った俺とモルトはキョロキョロと周囲を見渡した。
「あいつ、一体どこに────っ!」
「バ~カ、後ろだ。」
真後ろから聞こえた声に慌てて後ろを振り向いた瞬間、ゲイルは握った拳で俺の腹を殴り飛ばし、そのまま腹に大きな穴を開けた。
<拳圧師の資質>(ノーマルスキル)
< 貫通拳 >
極限に威力を収束させて貫通力を高めた攻撃系スキル
超一点集中の攻撃であるため威力は高いが範囲は狭い
術者の攻撃力、スピードによりその威力が決定する
(発現条件)
一定以上の攻撃力、スピードがあること
一定回数以上拳の攻撃で敵にトドメを差すこと
「────っ!!ニールっ!!!」
大量の血を吐き出しながら吹っ飛んだ俺の体は、大きな弧を描きそのまま地面に叩きつけられると、そのままゴロゴロと転がりやがて止まる。
モルトの絶叫に近い声が響き渡り、それを聞いたゲイルはガ──ハッハッ!!と嬉しそうに高笑いをした。
「生産職なんつー底辺ゴミ資質、一撃で即死に決まってんだろぉ~が。ゴミはゴミらしく畑でも肥やしてろ。」
「だから生産職、馬鹿にすんなっつーの。」
ゲイルの後ろに立ってそういってやると、ゲイルは慌ててこちらを振り返ったが、既に手遅れ。
俺の作った大盾エレファントの長くて太い鼻でバチ────ンッ!!!と殴られ、ゲイルの体は大きく吹っ飛んでいった。
しかし、流石は戦闘職、モロに攻撃を食らったというのに直ぐに立ち上がり、出血したらしい鼻元を乱暴に拭いながら俺をギロリッ!!と睨む。
「……一体どうなってやがる?てめぇは確かに腹に大穴が空いてふっ飛ばされたはずだろ?」
「残念だったっすね~。あんたが言う底辺ゴミ資質ってやつも、それなりに役に立つんすわー。」
俺がチラッとモルトの方へ視線を向けて笑うと、モルトも同じく『してやったり』と言わんばかりの笑みを浮かべる。
そしてその直後、モルトの足元の地面がモコモコ~と小さく盛り上がっていき、そこからポコンっと小さな影が飛び出してきた。
<造花師の資質>(ユニーク固有スキル)
< この指止まれ! >
多種多様な《フラワー・フェアリー》達を召喚することのできる召喚系スキル。
ただしフラワー・フェアリー達は気まぐれ、かつ気位が高く毎回呼びかけに応じてくれるとは限らず、一定以上の好感度を持ってくれてない場合、逆に術者を攻撃する場合もあるため注意が必要。
呼び出せるフラワー・フェアリーは術者の育てた事のある花のみ。
更にその愛情度によってフラワー・フェアリーの全ステータスと能力値がUPする
進化型スキル
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、土に触れた経験値、花への愛情度、繊細、純粋、器用さを持つこと
一定種類以上の花又は作物を育てた経験があること、かつ一定レベル以上の難易度の花の開花に成功すること
<獣畜師の資質>(ユニーク固有スキル)
< 愛情返し >
生物や植物系など自身の手で育てたモノへの愛情度が一定以上である場合、その品質、能力を飛躍的にUPさせる事ができる。
更に自身のいるフィールド内の仲間にもこのスキルは適応される。
(発現条件)
一定回数以上の生物もしくは植物を育てた経験値を持つこと
一定以上の育てた生物もしくは植物への愛情値、努力値、ひたむきさ、根気強さを持っていること
「────~~っ~!!クソっ!!変なスキル使いやがってぇぇ~!!!この雑魚共がぁぁぁ────────っ!!!」
怒り狂ったゲイルはダンッ!と両足で大地を強く踏みつけ、そのまま「コォォォォ……。」と大きく息を吐き出しながら魔力を高めていった。
<拳圧師の資質>(ノーマルスキル)
< 拳闘士のバトル・コング >
拳の攻撃に限り攻撃力が20%UPし、今まで自身が経験した戦闘経験値により更にUPする。
(発現条件)
一定以上の攻撃力、守備力、精神汚染度があること
一定回数以上戦闘経験値があること(パーティー可)かつ拳の攻撃で敵にトドメを差すこと
ゲイルの体からは湯気の様な煙が立ち上り、それと同時に攻撃力がどんどんと上がっていく。
その急激なパワーアップは周囲にも影響しだし、風は吹き荒れ、空気がピリついていくのを感じた。
「腐っても一応はCランク冒険者だ。油断するなよ、ニール。」
「分かってるっすよ~。」
そうは答えても、モルトが創り出した土で創り出した俺のゴーレムの強度はもはや本物よりも上。
ゲイルにこのゴーレムを倒す事はできないはず。
そう確信した俺は、フフンッ!と思い切り胸を張ったが、突然ゲイルがニヤッと笑い、スキル<跳躍陣>を使いそこら中に小さな魔法陣を創り出した。
そして────……。
「────くっ……!ものすごいスピードだ!!」
跳躍陣を次々と踏んでは移動を繰り返し始めたゲイル。
そのスピードは凄まじく目で追いきれない程で、俺とモルトはジリジリと後ろに下がった。
「ガ────ッハッハッ!!ゴミ資質のお前ら如きじゃ~俺の動きにはついてこれねぇだろ?」
「早いだけじゃー俺のゴーレムは倒せないっすよ!」
そう言い返した俺をみてニタ~と大きく顔を歪めて笑ったゲイルは、突然フッ……と消えてしまう。
それに焦った俺とモルトはキョロキョロと周囲を見渡した。
「あいつ、一体どこに────っ!」
「バ~カ、後ろだ。」
真後ろから聞こえた声に慌てて後ろを振り向いた瞬間、ゲイルは握った拳で俺の腹を殴り飛ばし、そのまま腹に大きな穴を開けた。
<拳圧師の資質>(ノーマルスキル)
< 貫通拳 >
極限に威力を収束させて貫通力を高めた攻撃系スキル
超一点集中の攻撃であるため威力は高いが範囲は狭い
術者の攻撃力、スピードによりその威力が決定する
(発現条件)
一定以上の攻撃力、スピードがあること
一定回数以上拳の攻撃で敵にトドメを差すこと
「────っ!!ニールっ!!!」
大量の血を吐き出しながら吹っ飛んだ俺の体は、大きな弧を描きそのまま地面に叩きつけられると、そのままゴロゴロと転がりやがて止まる。
モルトの絶叫に近い声が響き渡り、それを聞いたゲイルはガ──ハッハッ!!と嬉しそうに高笑いをした。
「生産職なんつー底辺ゴミ資質、一撃で即死に決まってんだろぉ~が。ゴミはゴミらしく畑でも肥やしてろ。」
「だから生産職、馬鹿にすんなっつーの。」
ゲイルの後ろに立ってそういってやると、ゲイルは慌ててこちらを振り返ったが、既に手遅れ。
俺の作った大盾エレファントの長くて太い鼻でバチ────ンッ!!!と殴られ、ゲイルの体は大きく吹っ飛んでいった。
しかし、流石は戦闘職、モロに攻撃を食らったというのに直ぐに立ち上がり、出血したらしい鼻元を乱暴に拭いながら俺をギロリッ!!と睨む。
「……一体どうなってやがる?てめぇは確かに腹に大穴が空いてふっ飛ばされたはずだろ?」
「残念だったっすね~。あんたが言う底辺ゴミ資質ってやつも、それなりに役に立つんすわー。」
俺がチラッとモルトの方へ視線を向けて笑うと、モルトも同じく『してやったり』と言わんばかりの笑みを浮かべる。
そしてその直後、モルトの足元の地面がモコモコ~と小さく盛り上がっていき、そこからポコンっと小さな影が飛び出してきた。
<造花師の資質>(ユニーク固有スキル)
< この指止まれ! >
多種多様な《フラワー・フェアリー》達を召喚することのできる召喚系スキル。
ただしフラワー・フェアリー達は気まぐれ、かつ気位が高く毎回呼びかけに応じてくれるとは限らず、一定以上の好感度を持ってくれてない場合、逆に術者を攻撃する場合もあるため注意が必要。
呼び出せるフラワー・フェアリーは術者の育てた事のある花のみ。
更にその愛情度によってフラワー・フェアリーの全ステータスと能力値がUPする
進化型スキル
(発現条件)
一定以上の魔力、魔力操作、土に触れた経験値、花への愛情度、繊細、純粋、器用さを持つこと
一定種類以上の花又は作物を育てた経験があること、かつ一定レベル以上の難易度の花の開花に成功すること
<獣畜師の資質>(ユニーク固有スキル)
< 愛情返し >
生物や植物系など自身の手で育てたモノへの愛情度が一定以上である場合、その品質、能力を飛躍的にUPさせる事ができる。
更に自身のいるフィールド内の仲間にもこのスキルは適応される。
(発現条件)
一定回数以上の生物もしくは植物を育てた経験値を持つこと
一定以上の育てた生物もしくは植物への愛情値、努力値、ひたむきさ、根気強さを持っていること
122
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる
路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか?
いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ?
2025年10月に全面改稿を行ないました。
2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。
2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。
2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。
2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます
日色
BL
「ぼく、あくやくれいそくだ」弟の誕生と同時に前世を思い出した七海は、悪役令息キルナ=フェルライトに転生していた。闇と水という典型的な悪役属性な上、肝心の魔力はほぼゼロに近い。雑魚キャラで死亡フラグ立ちまくりの中、なぜか第一王子に溺愛され!?
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる