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第三十九章
1258 前途多難
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( フラン )
どうしたものか……。
次なる手を考えながら、学院長室に座り、今年の受験願書の束をペラペラとめくっていると────次々と目に飛び込む名前の数々によって更に頭が痛くなってきた。
第一王女かつ、この国の聖女も勤めるソフィア様。
更に現在、その反対勢力に位置しているとされている大司教グレスター卿の一人娘ジェニファー様……。
これだけでも厄介であるというのに、魔道具作りで有名かつ、エドワード派閥と水面下でバチバチやり合っている伯爵家スタンティン家の子息。
そしてエドワード派閥第三位に位置しているレイモンド家の子息と不義の子供……多数の爆発物を一気に抱え込む状況に、私はとうとう頭を抱えたまま机に突っ伏した。
今年はとんでもない年になるぞ……!
う~ん……。
う~ん……。
唸り声を上げながら、顔を上げ、机の引き出しを開ける。
そしてそこに入っている2枚の受験願書を取り出し、まずは上に乗っている1枚目の願書をジトっ……と見つめた。
< リーフ・フォン・メルンブルク >
長く秘匿されてきた公爵家メルンブルク家の子供。
その理由は、願書に貼られた絵を見れば一瞬で分かる。
両親のどちらにも似てない容姿から、恐らくは非摘出子……。
お遊びが大好きなメルンブルク家からすればなんら不思議ではない。
「 ……全く、嫌になる。 」
別に元から尊敬するところなど皆無なメルンブルク家の貞操感に対して嫌悪しているのではなく、この子供のいく末を考え、とても嫌な気持ちになったのだ。
このリーフ殿を抜いた " 家族 " は現在王都で幸せに暮らしている事から、恐らくは自身の置かれている状況は理解しているはず。
またしてもジュワンの毒牙に掛かるものが増えるのか……。
ハァ……とため息を漏らすと、紅茶を入れてくれたセリナが入って来て、私の前に静かに置いた。
「 メルンブルク家の幻の次男ですか……。
恐らくジュワンにとって、これほど利用しやすい者はいないでしょうね……。 」
「 ……だろうな。
愛情に飢えた子供ほど、操りやすいモノはいない。
冷遇され続けた子供にとって、ジュワンが創り出す世界は、酷く魅力的な世界だろうよ。 」
自分に優しくないどん底の世界の中で、突然 " 下 " を与えられ、自分が全て正しい存在だと言われれば……?
リーフ殿は、権力という強大な力を振りかざす暴君となるだろう。
「 …………。 」
私は神妙な面持ちのまま口を閉ざし、リーフ殿の下にある願書を前に出す。
< レオン >
( 身分 )奴隷
( 所有者 )リーフ・フォン・メルンブルク
思わず眉を寄せる私を見て、セリナは困った様に微笑んだ。
「 まさか奴隷の身分の者を中学院に入れようとするなんて……。
アルバード王国の歴史上で初となる試みですね。
身勿論分に関係なく誰でも受験をする事ができますが、中学院に入るには相当な実力がなければ合格はできません。
奴隷になる子供達は、それまで義務とされている教育すら受けさせて貰えなかった子達も多いですから……。
おそらく合格は無理でしょうね。
……ひどい話ですよ、本当に。 」
「 …………。 」
セリナは、自分を抱きしめる様に手を身体に回し、ギュッと力を入れる。
子供に教育を受けさせなければいけないのは法律で決まっていても、やはり貧しい家庭では子供は大事な労働力で、朝の出席だけさせて帰宅するなどの不正も多く存在している。
それこそ子供に借金などを負わせようとする親がまともに教育を受けさせるわけがない。
私は姿絵なしの< レオン >殿の願書を見つめながら、世の無情さを嘆く。
適切な時期に知識を得られなかった子ども達のその後の人生はとても過酷なモノになる。
文字を書けない、読めない。
誰もが知っている事を知らない。
それだけで判断するための材料は奪われ、正攻法で戦う力を得る事だって難しい。
「 このレオン殿という奴隷は、年齢からも借金奴隷だろうな……。
戦う力を持たず、今の状況が当たり前だと思っているのだろう。
……悲しいな。 」
「 そうですね……。
この願書にはレオン君の絵は貼られていませんが……貴族の中には自分の買った奴隷を見せびらかしたい者達も一定数います。
もしかして見せびらかす目的で連れて回るつもりかもしれません。
しかし……同性ですので、引き立て役や遊び目的である可能性も高いですね。
どちらにしても最低です。 」
セリナが怒りを滲ませながら、メガネをクイッと上げた。
私もそれに同感だったので目を鋭くしながらリーフ殿とレオン殿の願書を睨みつける。
「 大抵連れて歩くのは見た目麗しい異性の奴隷だからな。
恐らくは後者の目的で正解だろう。
セリナ、一応受験後にヨセフ司教に連絡をとろう。
このレオンという少年は、まだ奴隷になって日が浅い。
まだ傷の浅い内に助け出せるかもしれん。 」
「 承知いたしました。 」
セリカは直ぐに返事を返し、そのまま部屋から出ていった。
私はその背中を見送り、フゥ……とため息をつく。
セリナは元々病気の母親の治療のため自ら借金奴隷になった子供だったが、非常に聡明な子供で、傭兵ギルドへ自分を売って貰い【 サポート傭兵 】として働く事を選択した。
そして見事借金を返し、平民の身分を取り戻したのだ。
< サポート傭兵 >
正規の傭兵が依頼を受けた際、ギルドでレンタルできる傭兵の一種。
仕事は、荷物持ちや雑用など多岐に渡るが、戦闘に参加する事はできない。
戦闘系資質に恵まれなかった子供や、ギルドに買い取られた借金奴隷が多くなる。
どうしたものか……。
次なる手を考えながら、学院長室に座り、今年の受験願書の束をペラペラとめくっていると────次々と目に飛び込む名前の数々によって更に頭が痛くなってきた。
第一王女かつ、この国の聖女も勤めるソフィア様。
更に現在、その反対勢力に位置しているとされている大司教グレスター卿の一人娘ジェニファー様……。
これだけでも厄介であるというのに、魔道具作りで有名かつ、エドワード派閥と水面下でバチバチやり合っている伯爵家スタンティン家の子息。
そしてエドワード派閥第三位に位置しているレイモンド家の子息と不義の子供……多数の爆発物を一気に抱え込む状況に、私はとうとう頭を抱えたまま机に突っ伏した。
今年はとんでもない年になるぞ……!
う~ん……。
う~ん……。
唸り声を上げながら、顔を上げ、机の引き出しを開ける。
そしてそこに入っている2枚の受験願書を取り出し、まずは上に乗っている1枚目の願書をジトっ……と見つめた。
< リーフ・フォン・メルンブルク >
長く秘匿されてきた公爵家メルンブルク家の子供。
その理由は、願書に貼られた絵を見れば一瞬で分かる。
両親のどちらにも似てない容姿から、恐らくは非摘出子……。
お遊びが大好きなメルンブルク家からすればなんら不思議ではない。
「 ……全く、嫌になる。 」
別に元から尊敬するところなど皆無なメルンブルク家の貞操感に対して嫌悪しているのではなく、この子供のいく末を考え、とても嫌な気持ちになったのだ。
このリーフ殿を抜いた " 家族 " は現在王都で幸せに暮らしている事から、恐らくは自身の置かれている状況は理解しているはず。
またしてもジュワンの毒牙に掛かるものが増えるのか……。
ハァ……とため息を漏らすと、紅茶を入れてくれたセリナが入って来て、私の前に静かに置いた。
「 メルンブルク家の幻の次男ですか……。
恐らくジュワンにとって、これほど利用しやすい者はいないでしょうね……。 」
「 ……だろうな。
愛情に飢えた子供ほど、操りやすいモノはいない。
冷遇され続けた子供にとって、ジュワンが創り出す世界は、酷く魅力的な世界だろうよ。 」
自分に優しくないどん底の世界の中で、突然 " 下 " を与えられ、自分が全て正しい存在だと言われれば……?
リーフ殿は、権力という強大な力を振りかざす暴君となるだろう。
「 …………。 」
私は神妙な面持ちのまま口を閉ざし、リーフ殿の下にある願書を前に出す。
< レオン >
( 身分 )奴隷
( 所有者 )リーフ・フォン・メルンブルク
思わず眉を寄せる私を見て、セリナは困った様に微笑んだ。
「 まさか奴隷の身分の者を中学院に入れようとするなんて……。
アルバード王国の歴史上で初となる試みですね。
身勿論分に関係なく誰でも受験をする事ができますが、中学院に入るには相当な実力がなければ合格はできません。
奴隷になる子供達は、それまで義務とされている教育すら受けさせて貰えなかった子達も多いですから……。
おそらく合格は無理でしょうね。
……ひどい話ですよ、本当に。 」
「 …………。 」
セリナは、自分を抱きしめる様に手を身体に回し、ギュッと力を入れる。
子供に教育を受けさせなければいけないのは法律で決まっていても、やはり貧しい家庭では子供は大事な労働力で、朝の出席だけさせて帰宅するなどの不正も多く存在している。
それこそ子供に借金などを負わせようとする親がまともに教育を受けさせるわけがない。
私は姿絵なしの< レオン >殿の願書を見つめながら、世の無情さを嘆く。
適切な時期に知識を得られなかった子ども達のその後の人生はとても過酷なモノになる。
文字を書けない、読めない。
誰もが知っている事を知らない。
それだけで判断するための材料は奪われ、正攻法で戦う力を得る事だって難しい。
「 このレオン殿という奴隷は、年齢からも借金奴隷だろうな……。
戦う力を持たず、今の状況が当たり前だと思っているのだろう。
……悲しいな。 」
「 そうですね……。
この願書にはレオン君の絵は貼られていませんが……貴族の中には自分の買った奴隷を見せびらかしたい者達も一定数います。
もしかして見せびらかす目的で連れて回るつもりかもしれません。
しかし……同性ですので、引き立て役や遊び目的である可能性も高いですね。
どちらにしても最低です。 」
セリナが怒りを滲ませながら、メガネをクイッと上げた。
私もそれに同感だったので目を鋭くしながらリーフ殿とレオン殿の願書を睨みつける。
「 大抵連れて歩くのは見た目麗しい異性の奴隷だからな。
恐らくは後者の目的で正解だろう。
セリナ、一応受験後にヨセフ司教に連絡をとろう。
このレオンという少年は、まだ奴隷になって日が浅い。
まだ傷の浅い内に助け出せるかもしれん。 」
「 承知いたしました。 」
セリカは直ぐに返事を返し、そのまま部屋から出ていった。
私はその背中を見送り、フゥ……とため息をつく。
セリナは元々病気の母親の治療のため自ら借金奴隷になった子供だったが、非常に聡明な子供で、傭兵ギルドへ自分を売って貰い【 サポート傭兵 】として働く事を選択した。
そして見事借金を返し、平民の身分を取り戻したのだ。
< サポート傭兵 >
正規の傭兵が依頼を受けた際、ギルドでレンタルできる傭兵の一種。
仕事は、荷物持ちや雑用など多岐に渡るが、戦闘に参加する事はできない。
戦闘系資質に恵まれなかった子供や、ギルドに買い取られた借金奴隷が多くなる。
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