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第四十章
1294 俺が相手だ!
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( マービン )
何でもいい!
何か良い案は────……早く、早く……っ!!
早く思いつかなければ二人が死んでしまう!!!
「 ───────っ神様っ!!!! 」
心の中で必死に叫んだが、そんな願いは神には届く事はなく、< ジョロウ・キング >の巨大な蜘蛛の足が目の前で振り上げられ、そのまま前に立つ二人に向かってゆっくりと振り下ろされていき────そして……。
ビ────ッ!!!ビ────ッ!!!
「 ────────っ!!??? 」
その瞬間、突然俺の頭の中にまたしても警戒音の様な音が大音量で響き渡り、< パーフェクト・マップ >に大きな魔力反応が上空に大量に出現した。
そして……その中の大きな魔力反応の一つが、まさに雷が落ちたかの様な凄まじいスピードと威力を持って、空から< ジョロウ・キング >に強烈な攻撃をしたのだ。
ドドドド────────ンッ!!!!!
轟音と共に< ジョロウ・キング >の身体は地面へとめり込み、その衝撃によって、グリムとスワンは俺より後方へとふっとばされる。
「 ……っ!!うわっ!!! 」
「 うわぁぁっ!!!?? 」
《 ギエェェェェェェェェェ────────────ッ!!!!! 》
< ジョロウ・キング >の悲鳴も同じく聞こえる中、慌てて飛ばされたグリムとスワンの方を向くと、二人は何が起こったのか分からずポカンとしている様子だったが、どうやら無事な様だ。
それに安堵し目元が涙で滲んだが、直ぐに袖で拭き、攻撃したであろう人物達がいる上空へと視線を向けた。
すると上空を埋め尽くさんばかりの飛行モンスター達と、それに乗った人間達の姿が。
「 あ……あれは……。 」
その正体に気づく前に、その中でひときわ大きな飛行モンスターに乗っている人物が大声で指示を出す。
「 【 フィールド転換魔法 】を展開せよっ!!! 」
【 フィールド転換魔法 】
多次元に予め用意してあるフィールドと、現在のフィールドを変換する事のできる特殊系空間系魔法
それに応じたスキルを持つ者、もしくは魔道具を使用する事で発動可能となる
特定の範囲内にいる人物達を飛ばす事ができるが、その際、出入りに制限を掛けたり、または自由うに設定したりと制作者によって様々なカスタマイズができるが、その術者のレベルによる
────カッ!!!!
白くて強い光が地上で輝くと、そのあまりの眩しさに目を瞑る。
そしてそれが収まった頃、ゆっくりと目を開けば、そこは広大な広野。
目の前に< ジョロウ・キング >がいることから、無事【 フィールド転換魔法 】が発動したらしい。
< ジョロウ・キング >は突然変わった景色に驚いたのか、ガチガチと口部分に見える部分を動かし、足に付いている沢山の目をギョロギョロと動かしている。
そしてまた俺達の姿を捉えた瞬間、また糸を吐く攻撃を仕掛けてきたが……先程の凄まじいい攻撃を仕掛けたであろう人物が一瞬で俺達の前に立ち、その攻撃を手に持つランスで貫いた。
< 竜騎人の資質 >( ユニーク固有スキル )
< 真突のランス >
竜の固有魔力を帯びた貫通属性を持った強力な突き攻撃
自身の攻撃力、竜との信頼度が高い程威力は増す
(発現条件)
ある一定以上のステータス値、竜との絆値、努力値、精神力、耐久力を持つこと
一定時間以上、竜との時間を共にする事
先ほどは、スワンの盾を持ってしても防ぎ切れなかった攻撃を、その人物はいとも簡単に貫いてしまった。
それに衝撃を受けながら、俺とグリムとスワンはその人物の背中を見つめ……その正体を知る。
フォレストグリーン色の巨大な飛竜に乗り、ライロンド家の紋章がついた鎧を身につけ、手には巨大ランス。
ライロンド家当主にして飛竜隊総隊長を務める────俺を ” 見て ” くれなかった人物……。
そいつは< ジョロウ・キング > に向かって巨大ランスを向け、大声で叫んだ。
「 ここからはこのダリオスと飛竜隊が相手だっ!!!
覚悟しろっ、この化け物がっ!!! 」
寡黙どころか、一切喋る所を見たことがなかった父。
いつも死人の様に虚無の目で母の後ろに佇んでいた父が、今、俺の目の前で化け物に対峙している。
恐ろしい程の闘志を宿し、焼かれる程の熱いギラギラした目で< ジョロウ・キング >を睨みつけていた。
とてもじゃないが、いつもの父と結びつかないその姿に言葉が出ずパクパクと口を開け閉めしていると、父は頭上を飛ぶ沢山の飛竜隊員たちへ指示を出す。
「 第一飛竜隊及び第二飛竜隊は敵の目を撹乱しろっ!!
第三飛竜体は、隙あらば攻撃を、戦闘開始!!! 」
「「「「 ────────はっ!!!! 」」」」
父の指示を聞いた飛竜隊は、一瞬でバラバラに飛び回り始め、< ジョロウ・キング >の撹乱を開始した。
その姿はまさに彗星の如し。
目で追うことすら難しいスピードに、< ジョロウ・キング >は狼狽えている様子を見せながらも、糸の塊を連続して飛竜達に向かって吐き出したが、一つもカスリもしない。
そしてそんな攻撃が当たらぬ< ジョロウ・キング >へ、第三飛竜隊は果敢に攻撃を繰り出し、< ジョロウ・キング >は堪らず後退した。
何でもいい!
何か良い案は────……早く、早く……っ!!
早く思いつかなければ二人が死んでしまう!!!
「 ───────っ神様っ!!!! 」
心の中で必死に叫んだが、そんな願いは神には届く事はなく、< ジョロウ・キング >の巨大な蜘蛛の足が目の前で振り上げられ、そのまま前に立つ二人に向かってゆっくりと振り下ろされていき────そして……。
ビ────ッ!!!ビ────ッ!!!
「 ────────っ!!??? 」
その瞬間、突然俺の頭の中にまたしても警戒音の様な音が大音量で響き渡り、< パーフェクト・マップ >に大きな魔力反応が上空に大量に出現した。
そして……その中の大きな魔力反応の一つが、まさに雷が落ちたかの様な凄まじいスピードと威力を持って、空から< ジョロウ・キング >に強烈な攻撃をしたのだ。
ドドドド────────ンッ!!!!!
轟音と共に< ジョロウ・キング >の身体は地面へとめり込み、その衝撃によって、グリムとスワンは俺より後方へとふっとばされる。
「 ……っ!!うわっ!!! 」
「 うわぁぁっ!!!?? 」
《 ギエェェェェェェェェェ────────────ッ!!!!! 》
< ジョロウ・キング >の悲鳴も同じく聞こえる中、慌てて飛ばされたグリムとスワンの方を向くと、二人は何が起こったのか分からずポカンとしている様子だったが、どうやら無事な様だ。
それに安堵し目元が涙で滲んだが、直ぐに袖で拭き、攻撃したであろう人物達がいる上空へと視線を向けた。
すると上空を埋め尽くさんばかりの飛行モンスター達と、それに乗った人間達の姿が。
「 あ……あれは……。 」
その正体に気づく前に、その中でひときわ大きな飛行モンスターに乗っている人物が大声で指示を出す。
「 【 フィールド転換魔法 】を展開せよっ!!! 」
【 フィールド転換魔法 】
多次元に予め用意してあるフィールドと、現在のフィールドを変換する事のできる特殊系空間系魔法
それに応じたスキルを持つ者、もしくは魔道具を使用する事で発動可能となる
特定の範囲内にいる人物達を飛ばす事ができるが、その際、出入りに制限を掛けたり、または自由うに設定したりと制作者によって様々なカスタマイズができるが、その術者のレベルによる
────カッ!!!!
白くて強い光が地上で輝くと、そのあまりの眩しさに目を瞑る。
そしてそれが収まった頃、ゆっくりと目を開けば、そこは広大な広野。
目の前に< ジョロウ・キング >がいることから、無事【 フィールド転換魔法 】が発動したらしい。
< ジョロウ・キング >は突然変わった景色に驚いたのか、ガチガチと口部分に見える部分を動かし、足に付いている沢山の目をギョロギョロと動かしている。
そしてまた俺達の姿を捉えた瞬間、また糸を吐く攻撃を仕掛けてきたが……先程の凄まじいい攻撃を仕掛けたであろう人物が一瞬で俺達の前に立ち、その攻撃を手に持つランスで貫いた。
< 竜騎人の資質 >( ユニーク固有スキル )
< 真突のランス >
竜の固有魔力を帯びた貫通属性を持った強力な突き攻撃
自身の攻撃力、竜との信頼度が高い程威力は増す
(発現条件)
ある一定以上のステータス値、竜との絆値、努力値、精神力、耐久力を持つこと
一定時間以上、竜との時間を共にする事
先ほどは、スワンの盾を持ってしても防ぎ切れなかった攻撃を、その人物はいとも簡単に貫いてしまった。
それに衝撃を受けながら、俺とグリムとスワンはその人物の背中を見つめ……その正体を知る。
フォレストグリーン色の巨大な飛竜に乗り、ライロンド家の紋章がついた鎧を身につけ、手には巨大ランス。
ライロンド家当主にして飛竜隊総隊長を務める────俺を ” 見て ” くれなかった人物……。
そいつは< ジョロウ・キング > に向かって巨大ランスを向け、大声で叫んだ。
「 ここからはこのダリオスと飛竜隊が相手だっ!!!
覚悟しろっ、この化け物がっ!!! 」
寡黙どころか、一切喋る所を見たことがなかった父。
いつも死人の様に虚無の目で母の後ろに佇んでいた父が、今、俺の目の前で化け物に対峙している。
恐ろしい程の闘志を宿し、焼かれる程の熱いギラギラした目で< ジョロウ・キング >を睨みつけていた。
とてもじゃないが、いつもの父と結びつかないその姿に言葉が出ずパクパクと口を開け閉めしていると、父は頭上を飛ぶ沢山の飛竜隊員たちへ指示を出す。
「 第一飛竜隊及び第二飛竜隊は敵の目を撹乱しろっ!!
第三飛竜体は、隙あらば攻撃を、戦闘開始!!! 」
「「「「 ────────はっ!!!! 」」」」
父の指示を聞いた飛竜隊は、一瞬でバラバラに飛び回り始め、< ジョロウ・キング >の撹乱を開始した。
その姿はまさに彗星の如し。
目で追うことすら難しいスピードに、< ジョロウ・キング >は狼狽えている様子を見せながらも、糸の塊を連続して飛竜達に向かって吐き出したが、一つもカスリもしない。
そしてそんな攻撃が当たらぬ< ジョロウ・キング >へ、第三飛竜隊は果敢に攻撃を繰り出し、< ジョロウ・キング >は堪らず後退した。
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