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第四十四章
1397 道のその先へ!
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( マービン )
「 薬膳士団に? 」
なぜ?という疑問は一瞬で、すぐにハッ!とその理由を思いつく。
「 ……毒か。 」
「 ────御名答。
我々はそのモンスターを討伐するため、多種多様の毒物をそのモンスターがいるであろう場所へ広範囲に散布いたしました。
その後、被害はピタリと止まったので、討伐は完了したと思われていたのですが……。
まさか、こんな醜悪な姿で生き延びていたなんて……。 」
意気消沈する薬膳士団に、俺達も全員が沈黙する。
そして、なぜ本体が使ってくる毒がエルフ族の作る毒物に成分が似ているかわかった。
そのまま薬膳士団の散布した毒により、” 死 ” を迎えるはずだった< ロロキド・スパイダー >
しかし、偶然にも発見したドラゴンの肉を食らう事で、強大な能力を手に入れたのだろう。
( 種族 ) ロロキド・スパイダー
( 名前 ) 該当なし
( ユニーク個体名 ) 【 狂気の暴食スパイダー 】
( モンスター資質 ) 【 狂食欲の化身 】
( モンスタースキル )
< 狂食 > 先天スキル
食した犠牲者の能力の一部をランダムで手にする事ができる
< 強靭な胃袋 >
相手からの攻撃、デバフ攻撃に耐えた際、その能力の一部を自分の胃袋で消化し、ランダムで取り入れる事ができる
恐らく自分たちの作った毒が奴に力を与えてしまった事に、悔しさと怒りがあるのか、薬膳士団は顔を歪めた。
更に、言いづらそうにそのまま話を続ける。
「 元々は我々薬膳師団が創り出した毒ですので、その解毒薬も直ぐに作り出す事はできます。
ただ……それはあくまでエルフ族特有の固有魔力をベースに作っています。
つまり何が言いたいかというと……人ぞれぞれには個人個人が持つ『 生元魔力 』というものがありますよね?
その生元魔力は、種族事にも微妙に違い、それを『 固有魔力 』と表現します。
簡単に言えば、『 生元魔力 』は、” 形 ” 。
『 固有魔力 』は、” 色 ” と考えると分かりやすい。
そしてこの解毒薬は、その『 固有魔力 』をベースに作っていて、つまり ” 色 ” という概念が存在していて……。 」
「 あ~!!もう、めんどくせぇぇぇぇぇ!
ゴチャゴチャ言ってねぇで、簡潔に言え。簡潔に!! 」
難しい話は基本聞いてない獣人族が痺れを切らして怒鳴ると、エルフ族が新たな怒りを滲ませつつ、結論を言った。
「 つまり現在エルフ族以外の種族に使える解毒薬はありません。
種族別に新たな解毒薬を作らなければなりません。
可能ですが、少々時間が……。 」
俺はその話を聞き終え、現在地上で介抱されている仲間の飛竜隊員達を見つめる。
もうすでにかなりの毒が回っており、恐らく解毒薬の完成に間に合わない。
このままでは全員……。
自分の無力さに塞ぎ込んでしまいそうになったが……突然《 マービン! 》と俺を呼ぶヴィーの声に顔を上げた。
《 ここで踏ん張らないと、またお尻を叩かれるよ!
世界で一番それが怖いんでしょ?
じゃあ、頑張れ!!諦めるな────!! 》
「 ヴィー……。 」
諦める様子など微塵もない様子でヴィーが叫ぶ。
俺が一番怖いのは、” お尻叩き ”
最初は今までの自分を全否定してくるそれが憎かった。
でも今は、俺を進みたい道へ進ませてくれる大事なモノ。
諦めてしまって足を止めたら、やっと見えた道がすべて消え去ってしまうと思う。
俺はヴィーや父達飛竜隊、地上にいるグリムとスワンを順番に見回し……大声で笑った。
「 そのとおりだ!
俺は二度とそんな怖い事をされたくない!
俺の進みたいハッピーエンドを邪魔するモノはすべて蹴散らしてくれるわ!! 」
心と体は、目指す先へ。
前を見て走り出した俺の背に温かい手が触れて……そのまま叩きつける様に強く押し出した。
その手が誰のモノであるかなど、振り返らずとも知っている俺は……前を向いたまま一歩大きく前に飛び出した。
< 司令士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 進化する心眼 >
戦闘時、それに参加している仲間、敵、いかなる情報だろうとすべて解析する事が可能となる再上級の鑑定スキル
また、その情報は一定以上の絆値がある場合、相手の頭の中に直接送る事も可能
更に進化型のスキルであるため、今後の成長によって様々な能力を発揮する
進化前状態:スキル< 見破りの瞳 >
( 特殊進化条件 )
一定回数以上、スキル< 見破りの瞳 >を一定回数以上使用し、不利な戦況を変える事
一定以上の魔力、魔力操作、一定以上の実力を持った敵を相手に、自分が率いる隊での戦闘経験値、人との接触、感情ゲージの大幅な移動経験値を持つ事
自身が持つ世界観を壊し、また新たに一から創り出した経験値がある事
更に、” 他 ” の持つ世界観に対し、受け入れる事のできる心のキャパシティを持つ事
「 薬膳士団に? 」
なぜ?という疑問は一瞬で、すぐにハッ!とその理由を思いつく。
「 ……毒か。 」
「 ────御名答。
我々はそのモンスターを討伐するため、多種多様の毒物をそのモンスターがいるであろう場所へ広範囲に散布いたしました。
その後、被害はピタリと止まったので、討伐は完了したと思われていたのですが……。
まさか、こんな醜悪な姿で生き延びていたなんて……。 」
意気消沈する薬膳士団に、俺達も全員が沈黙する。
そして、なぜ本体が使ってくる毒がエルフ族の作る毒物に成分が似ているかわかった。
そのまま薬膳士団の散布した毒により、” 死 ” を迎えるはずだった< ロロキド・スパイダー >
しかし、偶然にも発見したドラゴンの肉を食らう事で、強大な能力を手に入れたのだろう。
( 種族 ) ロロキド・スパイダー
( 名前 ) 該当なし
( ユニーク個体名 ) 【 狂気の暴食スパイダー 】
( モンスター資質 ) 【 狂食欲の化身 】
( モンスタースキル )
< 狂食 > 先天スキル
食した犠牲者の能力の一部をランダムで手にする事ができる
< 強靭な胃袋 >
相手からの攻撃、デバフ攻撃に耐えた際、その能力の一部を自分の胃袋で消化し、ランダムで取り入れる事ができる
恐らく自分たちの作った毒が奴に力を与えてしまった事に、悔しさと怒りがあるのか、薬膳士団は顔を歪めた。
更に、言いづらそうにそのまま話を続ける。
「 元々は我々薬膳師団が創り出した毒ですので、その解毒薬も直ぐに作り出す事はできます。
ただ……それはあくまでエルフ族特有の固有魔力をベースに作っています。
つまり何が言いたいかというと……人ぞれぞれには個人個人が持つ『 生元魔力 』というものがありますよね?
その生元魔力は、種族事にも微妙に違い、それを『 固有魔力 』と表現します。
簡単に言えば、『 生元魔力 』は、” 形 ” 。
『 固有魔力 』は、” 色 ” と考えると分かりやすい。
そしてこの解毒薬は、その『 固有魔力 』をベースに作っていて、つまり ” 色 ” という概念が存在していて……。 」
「 あ~!!もう、めんどくせぇぇぇぇぇ!
ゴチャゴチャ言ってねぇで、簡潔に言え。簡潔に!! 」
難しい話は基本聞いてない獣人族が痺れを切らして怒鳴ると、エルフ族が新たな怒りを滲ませつつ、結論を言った。
「 つまり現在エルフ族以外の種族に使える解毒薬はありません。
種族別に新たな解毒薬を作らなければなりません。
可能ですが、少々時間が……。 」
俺はその話を聞き終え、現在地上で介抱されている仲間の飛竜隊員達を見つめる。
もうすでにかなりの毒が回っており、恐らく解毒薬の完成に間に合わない。
このままでは全員……。
自分の無力さに塞ぎ込んでしまいそうになったが……突然《 マービン! 》と俺を呼ぶヴィーの声に顔を上げた。
《 ここで踏ん張らないと、またお尻を叩かれるよ!
世界で一番それが怖いんでしょ?
じゃあ、頑張れ!!諦めるな────!! 》
「 ヴィー……。 」
諦める様子など微塵もない様子でヴィーが叫ぶ。
俺が一番怖いのは、” お尻叩き ”
最初は今までの自分を全否定してくるそれが憎かった。
でも今は、俺を進みたい道へ進ませてくれる大事なモノ。
諦めてしまって足を止めたら、やっと見えた道がすべて消え去ってしまうと思う。
俺はヴィーや父達飛竜隊、地上にいるグリムとスワンを順番に見回し……大声で笑った。
「 そのとおりだ!
俺は二度とそんな怖い事をされたくない!
俺の進みたいハッピーエンドを邪魔するモノはすべて蹴散らしてくれるわ!! 」
心と体は、目指す先へ。
前を見て走り出した俺の背に温かい手が触れて……そのまま叩きつける様に強く押し出した。
その手が誰のモノであるかなど、振り返らずとも知っている俺は……前を向いたまま一歩大きく前に飛び出した。
< 司令士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 進化する心眼 >
戦闘時、それに参加している仲間、敵、いかなる情報だろうとすべて解析する事が可能となる再上級の鑑定スキル
また、その情報は一定以上の絆値がある場合、相手の頭の中に直接送る事も可能
更に進化型のスキルであるため、今後の成長によって様々な能力を発揮する
進化前状態:スキル< 見破りの瞳 >
( 特殊進化条件 )
一定回数以上、スキル< 見破りの瞳 >を一定回数以上使用し、不利な戦況を変える事
一定以上の魔力、魔力操作、一定以上の実力を持った敵を相手に、自分が率いる隊での戦闘経験値、人との接触、感情ゲージの大幅な移動経験値を持つ事
自身が持つ世界観を壊し、また新たに一から創り出した経験値がある事
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