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第四十四章
1398 俺の夢は……
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( マービン )
スキルを発動すると、一気に味方陣営や敵サイドの情報が頭の中に流れ込み、頭が混乱しそうになったが、それに必死に耐える。
そして────俺は地上で、しょぼくれた顔をしているグリムに向かって叫んだ。
「 グリム!!
今からお前に情報を与えるから、薬膳士団の創り出した解毒薬を他の種族に効くものに創り直してくれ! 」
「 え……えぇぇぇぇぇぇ────!!?? 」
突然の指示に目を白黒させているグリムと他の仲間たち。
そしてその後、全員の注目が一斉に自分の方へ向くのを感じたグリムは、オロオロしながら視線を下へと向ける。
「 俺にはそんな力……。 」
「 お前ならできる!
お前の夢はなんだ! 」
弱々しく言ったグリムの言葉を遮りキッパリと問いかけると、グリムはブルブル震えた後、勢いよく顔を上げ、空に向かって叫んだ。
「 俺の夢は ” 薬膳で人を幸せにすること ” でーす!!!
分かりました!今すぐ俺は、夢を叶えてやりますよ!
お任せくださーい!! 」
うおおおお~!!!とやる気満々で叫ぶグリムを見て、俺はハハッ!と笑いながら、スキル< 進化する心眼 >で手にした毒物と薬膳士団の解毒薬のレシピをグリムの頭の中へ。
一気に情報が頭の中に来たグリムは、頬を膨らませ「 ……うっぷっ! 」とえづいたが、直ぐに歯を食いしばり、薬膳士団が調合した解毒薬に向かいスキルを発動した。
< 毒膳士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 薬膳の大魔術師 >
ある一定以上の解析されたデーターを元に、新たな物質構成を創り出し別の薬を創り出す事のできる創造系錬合スキル
自身の知力、魔力、魔力操作、薬膳知識、薬膳の調合成功体験、努力値によって成功率が決定し、更に感情ゲージが高いほど、その成功率と質は高くなる
(発現条件)
スキル< 薬膳学士の瞳 >を持つこと
一定以上の知力、魔力、魔力操作、薬膳知識、薬膳の調合成功体験、努力値、感情ゲージ容量を持つ事
一定回数以上毒に関する物質と接する機会がある事
一定以上の実力を持った者に対し、毒を用いた戦闘経験値を持つこと
グリムのスキルを浴びた薬達は、元々の白い色からピンク、黄色、青色と……カラフルな色の薬へと変わる。
それを見た薬膳士団のエルフ族達は、” おおお~!! ” と歓声を上げた。
「 す、素晴らしい!!
我々の解毒薬は完全に種族別に対応したものになってます!
やはり人族の柔軟性は凄い力を秘めていますね。 」
喜ぶ薬膳士団とは逆に、グリムは力を使い果たしたのかヘナヘナ……と崩れ落ちる。
俺達飛竜隊やネコ飛竜隊、防衛騎士団の者たちも、攻撃を防ぎながら、ワッ!!と喜びに叫ぶと、< ジョロウ・キング >が一斉にすべての毒を吐き出した。
すると、それは混ざり合い、俺達すべてを覆い尽くす程の大きな黒い雲になると、そのまま包み込む様に下へと落ちてくる。
全員がそれを吹き飛ばそうと武器を引いた瞬間、地上から大きな声で叫ぶ声がした。
「 今度は俺に任せてください!!
ここで役に立たないと、またギルドのお姉さん役にされちゃいますからね~! 」
スワンが出来上がった薬を全種類飲みきり、そのまま空に向けて大きく両手を上げる。
< 城塞士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 守地の結界王陣 >
自身を中心とした円形状に強力な結界を張り、更に自身の身に取り込んだ解毒系アイテムの効果をその結界の中で常時発動する事ができる防御系結界スキル
ただし、それを可能にするにはいくつかの条件が存在する
①自身のフィールド内に自身と一定以上の絆値を持っている者がいること
②自身が戦闘に参加し一定以上の時間経過が経っている事
③敵の能力を一定以上体験すること
④自分の感情ゲージが一定以上に高まった時
それを満たした際に発動し、その範囲と強度は自身の防御力、頑固、決断力、意思の強さ、忠誠心、仲間達への絆値によって決まる
(発現条件)
スキル< 守地の結界陣 >を持ち、発動中であること
一定以上の防御力、頑固、決断力、意思の強さ、忠誠心、仲間達への絆値、感情ゲージ値、勇気、希望、友愛を持つこと
一定以上の守りたい、勝ちたいという感情ゲージがMAXである事
透明で透き通った薄い水色の結界は、スワンを中心に広がっていき、黒く覆い尽くそうとする黒い雲をそのまま弾き返し、消滅させた。
そして更に────……。
「 ────っ!!おいっ!!痣が消えたぞ!? 」
「 本当だ……!
この結界の中では……毒が無効化されるんだ! 」
ヒューイとバンが、すっかり元通りになった自分の腕を見下ろしながら叫ぶと、父やサンサ、そしてネコ飛竜隊やドワーフの防衛騎士団も同様の状態である事に気づく。
「 息苦しさも収まったぞ! 」
「 痛みも消えた! 」
口々にそう言っては歓声が上がるのに戸惑ったのか< ジョロウ・キング >は、また赤い霧をブワッ!!!とこちらに向かって吹いてきたが────……ニヤッと笑った父とサンサが赤い霧へ突っ込んでいった。
スキルを発動すると、一気に味方陣営や敵サイドの情報が頭の中に流れ込み、頭が混乱しそうになったが、それに必死に耐える。
そして────俺は地上で、しょぼくれた顔をしているグリムに向かって叫んだ。
「 グリム!!
今からお前に情報を与えるから、薬膳士団の創り出した解毒薬を他の種族に効くものに創り直してくれ! 」
「 え……えぇぇぇぇぇぇ────!!?? 」
突然の指示に目を白黒させているグリムと他の仲間たち。
そしてその後、全員の注目が一斉に自分の方へ向くのを感じたグリムは、オロオロしながら視線を下へと向ける。
「 俺にはそんな力……。 」
「 お前ならできる!
お前の夢はなんだ! 」
弱々しく言ったグリムの言葉を遮りキッパリと問いかけると、グリムはブルブル震えた後、勢いよく顔を上げ、空に向かって叫んだ。
「 俺の夢は ” 薬膳で人を幸せにすること ” でーす!!!
分かりました!今すぐ俺は、夢を叶えてやりますよ!
お任せくださーい!! 」
うおおおお~!!!とやる気満々で叫ぶグリムを見て、俺はハハッ!と笑いながら、スキル< 進化する心眼 >で手にした毒物と薬膳士団の解毒薬のレシピをグリムの頭の中へ。
一気に情報が頭の中に来たグリムは、頬を膨らませ「 ……うっぷっ! 」とえづいたが、直ぐに歯を食いしばり、薬膳士団が調合した解毒薬に向かいスキルを発動した。
< 毒膳士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 薬膳の大魔術師 >
ある一定以上の解析されたデーターを元に、新たな物質構成を創り出し別の薬を創り出す事のできる創造系錬合スキル
自身の知力、魔力、魔力操作、薬膳知識、薬膳の調合成功体験、努力値によって成功率が決定し、更に感情ゲージが高いほど、その成功率と質は高くなる
(発現条件)
スキル< 薬膳学士の瞳 >を持つこと
一定以上の知力、魔力、魔力操作、薬膳知識、薬膳の調合成功体験、努力値、感情ゲージ容量を持つ事
一定回数以上毒に関する物質と接する機会がある事
一定以上の実力を持った者に対し、毒を用いた戦闘経験値を持つこと
グリムのスキルを浴びた薬達は、元々の白い色からピンク、黄色、青色と……カラフルな色の薬へと変わる。
それを見た薬膳士団のエルフ族達は、” おおお~!! ” と歓声を上げた。
「 す、素晴らしい!!
我々の解毒薬は完全に種族別に対応したものになってます!
やはり人族の柔軟性は凄い力を秘めていますね。 」
喜ぶ薬膳士団とは逆に、グリムは力を使い果たしたのかヘナヘナ……と崩れ落ちる。
俺達飛竜隊やネコ飛竜隊、防衛騎士団の者たちも、攻撃を防ぎながら、ワッ!!と喜びに叫ぶと、< ジョロウ・キング >が一斉にすべての毒を吐き出した。
すると、それは混ざり合い、俺達すべてを覆い尽くす程の大きな黒い雲になると、そのまま包み込む様に下へと落ちてくる。
全員がそれを吹き飛ばそうと武器を引いた瞬間、地上から大きな声で叫ぶ声がした。
「 今度は俺に任せてください!!
ここで役に立たないと、またギルドのお姉さん役にされちゃいますからね~! 」
スワンが出来上がった薬を全種類飲みきり、そのまま空に向けて大きく両手を上げる。
< 城塞士の資質 > ( シークレット固有スキル )
< 守地の結界王陣 >
自身を中心とした円形状に強力な結界を張り、更に自身の身に取り込んだ解毒系アイテムの効果をその結界の中で常時発動する事ができる防御系結界スキル
ただし、それを可能にするにはいくつかの条件が存在する
①自身のフィールド内に自身と一定以上の絆値を持っている者がいること
②自身が戦闘に参加し一定以上の時間経過が経っている事
③敵の能力を一定以上体験すること
④自分の感情ゲージが一定以上に高まった時
それを満たした際に発動し、その範囲と強度は自身の防御力、頑固、決断力、意思の強さ、忠誠心、仲間達への絆値によって決まる
(発現条件)
スキル< 守地の結界陣 >を持ち、発動中であること
一定以上の防御力、頑固、決断力、意思の強さ、忠誠心、仲間達への絆値、感情ゲージ値、勇気、希望、友愛を持つこと
一定以上の守りたい、勝ちたいという感情ゲージがMAXである事
透明で透き通った薄い水色の結界は、スワンを中心に広がっていき、黒く覆い尽くそうとする黒い雲をそのまま弾き返し、消滅させた。
そして更に────……。
「 ────っ!!おいっ!!痣が消えたぞ!? 」
「 本当だ……!
この結界の中では……毒が無効化されるんだ! 」
ヒューイとバンが、すっかり元通りになった自分の腕を見下ろしながら叫ぶと、父やサンサ、そしてネコ飛竜隊やドワーフの防衛騎士団も同様の状態である事に気づく。
「 息苦しさも収まったぞ! 」
「 痛みも消えた! 」
口々にそう言っては歓声が上がるのに戸惑ったのか< ジョロウ・キング >は、また赤い霧をブワッ!!!とこちらに向かって吹いてきたが────……ニヤッと笑った父とサンサが赤い霧へ突っ込んでいった。
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