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第四十九章
1482 まさか……?
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( ドノバン )
「 A級騎士団員、打ち消せ!! 」
「「「 ────はっ!! 」」」
ユーリスの指示を受け、前に飛び出すのはA級の騎士団員達だ。
竜巻に向かい各自全力の攻撃を繰り出し、それを全て消し去った。
「 A級全員でやっと対応できる攻撃をバンバン打てるのか……。
更にクールタイムが終われば、また【 天の涙雨 】が降ってくる。
まさに絶体絶命か……! 」
ユーリスが忌々しげに吐き捨てドラゴンを睨みつけたが、ドラゴンは一杯一杯な様子の俺達を嘲笑うかの様に空を見上げると、まるで天使の輪の様な黄金に光る光の輪がその頭上に現れる。
な、なんだ────?
そう疑問を持ったのも一瞬……突然空から大量の火の玉が流星群の様に降り注ぎ、地上にいる俺達を襲った。
( 先天スキル )
< 天の大罪断絶 >
術者の火属性魔力値の分だけ、威力が高い火の玉を降らせる超広範囲魔法攻撃スキル
自身のステータスが高い程威力と範囲がUPする
「 クソっ!範囲攻撃か……っ!! 」
俺は直ぐにスキル< 爆炎の絶壁 >を発動し、チェリルはスキル< 反転する世界 >、キナはスキル< 指導の無人結界 >を同じく発動して、その攻撃を防ぐが受け止めきれない!
「 俺達に────……。 」
「 任せて下さい!! 」
盾を構えた守備隊を最前線とする前衛盾班が、残りの攻撃を全て受け止めてくれて事なきを得た。
「「 うおぉぉぉぉぉ───っ!!! 」」
「 クソがぁぁぁぁ───っ!!! 」
ユーリスとマルク、そしてチェリルが我先に飛び出しドラゴンへ連続攻撃!
勿論俺もほぼ同時に飛び出してどんどん攻撃を繰り出しては当て、他の攻撃班も一斉攻撃したが、やはり先程同様、防御陣が現れコチラの攻撃全てを無効化してくる。
「 ……クソ、この無敵の防御陣をどうにかしねぇと、攻撃が通らねぇ! 」
大剣を弾かれ一度大きく後退すると、ドラゴンは大きく息を吸い、また口から火を吐き出したので、スキル< 炎獄のトルネード・スピア( 改 )>で叩き返してやった。
「 自分の炎なら少しは───っ!! 」
少しだけ希望を持って炎の行方を追ったが……。
───バクンッ!!
なんとドラゴンはいとも簡単にその炎を飲み込んでしまった。
「 ま……マジ? 」
希望は見事に打ち砕かれ、大量の汗を掻きながら武器を再び構える。
するとドラゴンはそんな俺や他の戦闘員達を見渡し、突然 ” クックックッ……。 ” と笑い出したのだ。
わ、笑った……???
高い知能があるらしい事が伺え驚いたが、更に驚く事にそのドラゴンは喋りだした。
《 ハッハッハ!!なんと嬉しい事か!
あの忌々しいブラック・ドラゴンの気配が消えているではないか!
フ……フハハハハハ!!
奴め、さては神の怒りにでも触れ、存在ごと消されでもしたのか?
ふ……ふふふ……何にせよ、これでやっと私は地上へ戻れる! 》
人と同様の知能があるのか!?
絶句して立ち尽くしていると、突然どこからかバサバサと伝電鳥が飛んできて、俺の肩にとまった。
《 僕も今まで数える程度しかドラゴンを見たことがないけど……知性を持つドラゴンは総じてヤバいヤツだよ。
人里に降りてきた時は、いつの時代も人類史上最悪の大厄災扱いだ。 》
「 エルビス! 」
伝電鳥から聞こえてきたのはエルビスの声。
しかし、いつもの余裕は全く感じられず、その声は真剣そのもので別人のように聞こえるが……。
それほどヤバい相手って事か……。
ツゥ……と嫌な汗が額から頬へと伝い、精一杯の虚勢としてドラゴンを睨みつけると、ドラゴンは俺の視線など気にも止めずにペラペラと喋り続ける。
《 ……うむ。アイツにやられた傷も全快ではないが問題なく動けそうだ。
ただ……妙なスキルのせいで、能力が半減しているな。
魔素を弱めるスキルなど、” 人 ” の中には時々妙な力を宿す者が定期的に現れる。
しかし────……なぜ ” 英雄 ” が……? 》
ドラゴンは不思議そうな顔をしたが「 ……まぁ、良いか。 」と言って直ぐに本の顔に戻ってしまった。
「 残念だったな、能力を半分しか出せなくて。 」
ユーリスが挑発する様に言ったが、ドラゴンは馬鹿にするかの様に鼻で笑う。
《 フッ……人如き、半分の力もいらぬわ。
せいぜい我を楽しませてから食われる事だな。
そうしたら楽に死ねるぞ? 》
「 随分と傲慢なドラゴン様だ。
でも、そんな ” 人 ” 如きに捕まって、お前今利用されてるんだぜ? 」
このドラゴンが如何に強かろうと、エドワード派閥の何者かの能力で捕まっていたのは事実……。
そこを突いておちょくるように言ってやったが、ドラゴンはワーハッハッ!と大声で笑った。
「 A級騎士団員、打ち消せ!! 」
「「「 ────はっ!! 」」」
ユーリスの指示を受け、前に飛び出すのはA級の騎士団員達だ。
竜巻に向かい各自全力の攻撃を繰り出し、それを全て消し去った。
「 A級全員でやっと対応できる攻撃をバンバン打てるのか……。
更にクールタイムが終われば、また【 天の涙雨 】が降ってくる。
まさに絶体絶命か……! 」
ユーリスが忌々しげに吐き捨てドラゴンを睨みつけたが、ドラゴンは一杯一杯な様子の俺達を嘲笑うかの様に空を見上げると、まるで天使の輪の様な黄金に光る光の輪がその頭上に現れる。
な、なんだ────?
そう疑問を持ったのも一瞬……突然空から大量の火の玉が流星群の様に降り注ぎ、地上にいる俺達を襲った。
( 先天スキル )
< 天の大罪断絶 >
術者の火属性魔力値の分だけ、威力が高い火の玉を降らせる超広範囲魔法攻撃スキル
自身のステータスが高い程威力と範囲がUPする
「 クソっ!範囲攻撃か……っ!! 」
俺は直ぐにスキル< 爆炎の絶壁 >を発動し、チェリルはスキル< 反転する世界 >、キナはスキル< 指導の無人結界 >を同じく発動して、その攻撃を防ぐが受け止めきれない!
「 俺達に────……。 」
「 任せて下さい!! 」
盾を構えた守備隊を最前線とする前衛盾班が、残りの攻撃を全て受け止めてくれて事なきを得た。
「「 うおぉぉぉぉぉ───っ!!! 」」
「 クソがぁぁぁぁ───っ!!! 」
ユーリスとマルク、そしてチェリルが我先に飛び出しドラゴンへ連続攻撃!
勿論俺もほぼ同時に飛び出してどんどん攻撃を繰り出しては当て、他の攻撃班も一斉攻撃したが、やはり先程同様、防御陣が現れコチラの攻撃全てを無効化してくる。
「 ……クソ、この無敵の防御陣をどうにかしねぇと、攻撃が通らねぇ! 」
大剣を弾かれ一度大きく後退すると、ドラゴンは大きく息を吸い、また口から火を吐き出したので、スキル< 炎獄のトルネード・スピア( 改 )>で叩き返してやった。
「 自分の炎なら少しは───っ!! 」
少しだけ希望を持って炎の行方を追ったが……。
───バクンッ!!
なんとドラゴンはいとも簡単にその炎を飲み込んでしまった。
「 ま……マジ? 」
希望は見事に打ち砕かれ、大量の汗を掻きながら武器を再び構える。
するとドラゴンはそんな俺や他の戦闘員達を見渡し、突然 ” クックックッ……。 ” と笑い出したのだ。
わ、笑った……???
高い知能があるらしい事が伺え驚いたが、更に驚く事にそのドラゴンは喋りだした。
《 ハッハッハ!!なんと嬉しい事か!
あの忌々しいブラック・ドラゴンの気配が消えているではないか!
フ……フハハハハハ!!
奴め、さては神の怒りにでも触れ、存在ごと消されでもしたのか?
ふ……ふふふ……何にせよ、これでやっと私は地上へ戻れる! 》
人と同様の知能があるのか!?
絶句して立ち尽くしていると、突然どこからかバサバサと伝電鳥が飛んできて、俺の肩にとまった。
《 僕も今まで数える程度しかドラゴンを見たことがないけど……知性を持つドラゴンは総じてヤバいヤツだよ。
人里に降りてきた時は、いつの時代も人類史上最悪の大厄災扱いだ。 》
「 エルビス! 」
伝電鳥から聞こえてきたのはエルビスの声。
しかし、いつもの余裕は全く感じられず、その声は真剣そのもので別人のように聞こえるが……。
それほどヤバい相手って事か……。
ツゥ……と嫌な汗が額から頬へと伝い、精一杯の虚勢としてドラゴンを睨みつけると、ドラゴンは俺の視線など気にも止めずにペラペラと喋り続ける。
《 ……うむ。アイツにやられた傷も全快ではないが問題なく動けそうだ。
ただ……妙なスキルのせいで、能力が半減しているな。
魔素を弱めるスキルなど、” 人 ” の中には時々妙な力を宿す者が定期的に現れる。
しかし────……なぜ ” 英雄 ” が……? 》
ドラゴンは不思議そうな顔をしたが「 ……まぁ、良いか。 」と言って直ぐに本の顔に戻ってしまった。
「 残念だったな、能力を半分しか出せなくて。 」
ユーリスが挑発する様に言ったが、ドラゴンは馬鹿にするかの様に鼻で笑う。
《 フッ……人如き、半分の力もいらぬわ。
せいぜい我を楽しませてから食われる事だな。
そうしたら楽に死ねるぞ? 》
「 随分と傲慢なドラゴン様だ。
でも、そんな ” 人 ” 如きに捕まって、お前今利用されてるんだぜ? 」
このドラゴンが如何に強かろうと、エドワード派閥の何者かの能力で捕まっていたのは事実……。
そこを突いておちょくるように言ってやったが、ドラゴンはワーハッハッ!と大声で笑った。
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