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第四十九章
1495 奇跡の光
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( ドノバン )
空を覆う様な虹色のオーロラの様な光。
それが出現した瞬間、不思議な感覚に包まれた。
何がなんだか分からず全員が首を傾げた、その瞬間────……。
「 ────っ!!?ケン!! 」
突然マルクの焦った様な声がして……俺達は一斉にケンの方へ視線を向けた。
すると、そこで俺達は驚くべき光景を目にする。
「 黒い痣が……。 」
「 き、消えてる??! 」
俺とユーリスはほぼ同時に驚きを口にし、他の【 天の涙雨 】を浴びて倒れていた前衛盾班達の方も慌てて視線を移すと……次々と戸惑いながら立ち上がる姿が目に入った。
「 か……体が急に楽に……? 」
「 息苦しさが消えていく……?
神の奇跡か……っ! 」
盾班達は口々にそう呟いては、俺達に痣が消えた手や顔を見せてくる。
なんとケンも他盾班達も、その全員から【 天の涙雨 】の黒い痣が跡形もなく消え去っていたのだ。
これには驚いて腰を抜かしそうになったが……ドラゴンの方も、信じられない!とばかりにワナワナと大きく震えていた。
《 な……なぜ……っ……なぜ私の【 天の涙雨 】が消えていくのだ!!?
なぜ……なぜだぁぁぁぁぁぁ────────!!! 》
パリィィィ────……ン……!!
ドラゴンが叫んだ瞬間、頭上に描かれていた魔法陣が破壊され、キラキラとそれを構成していた魔力の欠片達が空を舞う。
それを見上げながら、俺は呆然と呟いた。
「 まさか街に、ドラゴンのスキルを破る様なすげぇ能力を持ったヤツが現れたのか……?
そんなの聞いた事ないぜ。
それとも、ソフィアの新たなスキル……? 」
《 凄い!凄い!凄────い!!!
皆どんどん新たな力に目覚めていく!!
これはかつて世界中の人を守る結界を創った、初代聖女様と同じ能力だよ!
やっほほ~い!! 》
エルビスがテンション高く叫ぶと、飛び立ち空をグルグルと回り始める。
本日はテンションが上がりまくりのエルビスを見て────……結構本気で心配になってきた。
「 ……あいつ、頭の血管切れたりして~。 」
汗を掻きながら飛び回るエルビスを見上げると、、突然キナが何かに気付いた様に耳に手を当てる。
「 チェリル団長。外から誰かが中に入る承認を求めています。
魔力反応は伝電鳥の様ですが……どうされますか? 」
「 ほぅ?よし、入れてみろ。 」
チェリルのお許しを得たキナは、指をクィッと折り曲げ、フィールドの中に一匹の伝電鳥を招き入れた。
すると入ってきた伝電鳥はエルビスと同じ様に飛び回り、聞き覚えのある声を俺達に向かって伝えてくる。
《 みっなさ~~ん!!ちゃんと全員生きてますか~!?
清く、正しく、平等に!をモットーに生きている最弱司教、ヨセフですよ~。
実はですねぇ~我が教会の期待の新人っ!!リーンちゃんとナッツちゃんがやってくれました────!!!
【 天の涙雨 】はもう使えませんので、後はよろしくお願いしま~っす!! 》
「「「 ヨセフ司教っ!!? 」」」
俺や他にもヨセフ司教の事を知っている者達は、空を飛び回る伝電鳥を見上げたまま大声で叫んでしまった。
「 リ、リーンとナッツちゃんが……? 」
その中で、マルクはポカーン……とした顔で呆けていたが、そんなマルクに対しヨセフ司教は ” イエス!イエス! ” と答え、エルビス同様テンション高く飛び回って、非常にうるさくなる。
「 ……うっせ~な、アイツらぁ~。 」
「 おじさんなんて皆あんな感じでしょ? 」
” お前も同類だ! ” と言わんばかりに、シラ~とした冷たい目で睨んでくるユーリスもうるさい。
ムッとしながら「 俺はあんなにうるさくねぇ~しぃ~。 」と文句を言った後、ドラゴンを見上げると、まだショックから立ち直れないのか、震えたまま呆然としていた。
このチャンス、逃すか!!
そう思ったのは俺だけではなかったらしく……ドンッ!!という大地を震わせる様な音が聞こえ、そこに視線を向けると────そこには全快したらしいケンが大盾を地面に叩きつ蹴るように立てて、ニヤッと笑う。
「 まさか娘に助けられちまうたぁ~俺もまだまだだな!
汚名返上、ここでやらなきゃ男じゃねぇ。 」
泣き笑いしているかの様なクシャクシャな顔でそう言い放ったケンは、ズピー!と鼻を大きく吸って、ドラゴンを睨みつけた。
するとドラゴンはあからさまに体を震わせたが……直ぐにギロッ!!と凄まじく殺気めいた目で睨み返す。
《 く、く、く……クソ虫どもがぁぁぁぁぁ────────っ!!!!
いい気になるなよ、虫けら風情がっ!! 》
ドラゴンは口を大きく開けてコォォォ~……と大きく息を吸うと、それに合わせて周囲の空間がグニャグニャと歪んでいった。
「 く……っ。一体何をするつもりだ……? 」
辺りに漂う強い魔力反応を警戒していると────……。
────カッ!!!
目を大きく開けたドラゴンは、そのまま俺達に向かってバズーカの様な衝撃波を打つ!
( 先天スキル )
< 絶命大砲 >
自身のステータス分の超火力特化の全属性魔力の混合魔法攻撃スキル
魔法攻撃の総大勢と言える最強攻撃
空を覆う様な虹色のオーロラの様な光。
それが出現した瞬間、不思議な感覚に包まれた。
何がなんだか分からず全員が首を傾げた、その瞬間────……。
「 ────っ!!?ケン!! 」
突然マルクの焦った様な声がして……俺達は一斉にケンの方へ視線を向けた。
すると、そこで俺達は驚くべき光景を目にする。
「 黒い痣が……。 」
「 き、消えてる??! 」
俺とユーリスはほぼ同時に驚きを口にし、他の【 天の涙雨 】を浴びて倒れていた前衛盾班達の方も慌てて視線を移すと……次々と戸惑いながら立ち上がる姿が目に入った。
「 か……体が急に楽に……? 」
「 息苦しさが消えていく……?
神の奇跡か……っ! 」
盾班達は口々にそう呟いては、俺達に痣が消えた手や顔を見せてくる。
なんとケンも他盾班達も、その全員から【 天の涙雨 】の黒い痣が跡形もなく消え去っていたのだ。
これには驚いて腰を抜かしそうになったが……ドラゴンの方も、信じられない!とばかりにワナワナと大きく震えていた。
《 な……なぜ……っ……なぜ私の【 天の涙雨 】が消えていくのだ!!?
なぜ……なぜだぁぁぁぁぁぁ────────!!! 》
パリィィィ────……ン……!!
ドラゴンが叫んだ瞬間、頭上に描かれていた魔法陣が破壊され、キラキラとそれを構成していた魔力の欠片達が空を舞う。
それを見上げながら、俺は呆然と呟いた。
「 まさか街に、ドラゴンのスキルを破る様なすげぇ能力を持ったヤツが現れたのか……?
そんなの聞いた事ないぜ。
それとも、ソフィアの新たなスキル……? 」
《 凄い!凄い!凄────い!!!
皆どんどん新たな力に目覚めていく!!
これはかつて世界中の人を守る結界を創った、初代聖女様と同じ能力だよ!
やっほほ~い!! 》
エルビスがテンション高く叫ぶと、飛び立ち空をグルグルと回り始める。
本日はテンションが上がりまくりのエルビスを見て────……結構本気で心配になってきた。
「 ……あいつ、頭の血管切れたりして~。 」
汗を掻きながら飛び回るエルビスを見上げると、、突然キナが何かに気付いた様に耳に手を当てる。
「 チェリル団長。外から誰かが中に入る承認を求めています。
魔力反応は伝電鳥の様ですが……どうされますか? 」
「 ほぅ?よし、入れてみろ。 」
チェリルのお許しを得たキナは、指をクィッと折り曲げ、フィールドの中に一匹の伝電鳥を招き入れた。
すると入ってきた伝電鳥はエルビスと同じ様に飛び回り、聞き覚えのある声を俺達に向かって伝えてくる。
《 みっなさ~~ん!!ちゃんと全員生きてますか~!?
清く、正しく、平等に!をモットーに生きている最弱司教、ヨセフですよ~。
実はですねぇ~我が教会の期待の新人っ!!リーンちゃんとナッツちゃんがやってくれました────!!!
【 天の涙雨 】はもう使えませんので、後はよろしくお願いしま~っす!! 》
「「「 ヨセフ司教っ!!? 」」」
俺や他にもヨセフ司教の事を知っている者達は、空を飛び回る伝電鳥を見上げたまま大声で叫んでしまった。
「 リ、リーンとナッツちゃんが……? 」
その中で、マルクはポカーン……とした顔で呆けていたが、そんなマルクに対しヨセフ司教は ” イエス!イエス! ” と答え、エルビス同様テンション高く飛び回って、非常にうるさくなる。
「 ……うっせ~な、アイツらぁ~。 」
「 おじさんなんて皆あんな感じでしょ? 」
” お前も同類だ! ” と言わんばかりに、シラ~とした冷たい目で睨んでくるユーリスもうるさい。
ムッとしながら「 俺はあんなにうるさくねぇ~しぃ~。 」と文句を言った後、ドラゴンを見上げると、まだショックから立ち直れないのか、震えたまま呆然としていた。
このチャンス、逃すか!!
そう思ったのは俺だけではなかったらしく……ドンッ!!という大地を震わせる様な音が聞こえ、そこに視線を向けると────そこには全快したらしいケンが大盾を地面に叩きつ蹴るように立てて、ニヤッと笑う。
「 まさか娘に助けられちまうたぁ~俺もまだまだだな!
汚名返上、ここでやらなきゃ男じゃねぇ。 」
泣き笑いしているかの様なクシャクシャな顔でそう言い放ったケンは、ズピー!と鼻を大きく吸って、ドラゴンを睨みつけた。
するとドラゴンはあからさまに体を震わせたが……直ぐにギロッ!!と凄まじく殺気めいた目で睨み返す。
《 く、く、く……クソ虫どもがぁぁぁぁぁ────────っ!!!!
いい気になるなよ、虫けら風情がっ!! 》
ドラゴンは口を大きく開けてコォォォ~……と大きく息を吸うと、それに合わせて周囲の空間がグニャグニャと歪んでいった。
「 く……っ。一体何をするつもりだ……? 」
辺りに漂う強い魔力反応を警戒していると────……。
────カッ!!!
目を大きく開けたドラゴンは、そのまま俺達に向かってバズーカの様な衝撃波を打つ!
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魔法攻撃の総大勢と言える最強攻撃
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