31 / 42
後は野となれ破棄となれ3
しおりを挟む
そう、奴は最初からそこにいた。国王夫妻とダミアン殿下とカトリーナ様が入場される前に、ひとりでさくっと入場してしれっと壇上の隅にいた。
気配を完全に殺していたアレン殿下が、今まさに猫のような優雅さで、父である陛下と王妃様に首を垂れている。
「アレンよ、どうした」
「あぁ、アレン。もう昔のように“義母上”と呼んではくれないのかしら。“お母様”の呼び名はもちろんリュドミラ様のものですけれど、“義母上”は私に許してくれた呼び名でしょう?」
「もちろんです。不敬でないというのであればいつでも。義母上」
人の良さそうなうさんくさい笑顔を浮かべたアレン殿下の呼びかけに、王妃様は満足げに頷いた。
「義弟の成人の誕生日という記念すべき日に、かくも美しく尊い“真実の愛”を見せていただき、不肖第一王子の私の胸は感動に打ち震えています。マクセイン王国の王太子の座は荷が重いものですが、義弟の真実の愛の成就のために、謹んで拝命する所存です」
「アレンよ、よく言ってくれた! そなたのような孝行息子を持って、私は果報者だ!」
「ダミアンのために代わってくれるだなんて、あなたはなんて優しい子なのでしょう! 天国のリュドミラ様、このようないい子を私の息子として残してくださり、感謝いたします」
「ち、父上、母上! 早まっては……!」
「そうです、陛下! 何卒お考え直しを……っ」
ダミアン殿下とフォード宰相が声を上げるのを遮るかのように、国王陛下は堂々と宣言した。
「皆の者! 聞いたであろう、ダミアンは真実の愛を追求するために王太子の座を捨てた! 若い2人の行く末をどうか祝福してやってほしい。そして今このときよりマクセイン王国の王太子は第一王子アレンとする!」
壇上から響き渡る大音声に続いて、会場からはパラパラと拍手が鳴り出した。あ、これ乗っておかないとダメな奴だと気づいた目端のきく者たちから徐々に伝播し、最終的には万雷の拍手となった。うん、時間差がかなりあったけど、まぁ、いいか。
拍手の先で甘い微笑みを浮かべながら右手を挙げて応えるアレン殿下。その視線が一瞬こちらを掠めた。拍手が収まるのを待ってから、アレン殿下は掲げていた手を胸元にあて、再び陛下と王妃様に頭を下げた。
「父上、義母上。義弟の真実の愛と、父上と義母上の間の愛と。2つの“真実の愛”に当てられた愚かな若輩者の愚行と、どうかお目溢しください。今宵、私もまた“真実の愛”を捧げたい相手がいます」
そして彼は壇上からゆっくりと降り、こちらに向かって歩いてきた。
(アレン殿下の“真実の愛”のお相手ですって!? え、なんでこっちに歩いてくるの? ……待って、嘘でしょう? もしかして……!?)
私はすぐ隣で事態を見守っていたジェスト様を見上げた。いつもより美しく装った彼の赤い瞳は、何一つ見落とさぬとばかりにこちらへ歩んでくる主君へと注がれている。
(まさか、アレン殿下はジェスト様のところへ来ようとしているの? ここでジェシー……じゃなかったジェスト様に告白するつもり? でもジェスト様にはカトリーナ様がいるわけで……殿下はそのことをご存じないの? それとも知っていてなおも彼を求めようとして……)
殿下の歩みを見た人たちのうち、主に腐女子……じゃない、婦女子たちと思われる方々の悲鳴が巻き起こる。私もまたジェスト様とアレン殿下を交互に見ながら、はたと自分の置かれた状況を思い出した。
(待って。アレン殿下がジェスト様に告白して、万が一ジェスト様が主君のためにとその手をとったとしたら……私、男に婚約者を捕られた令嬢扱いになる———!?)
まさかのNTR展開……いやそこはNL小説以上に門外漢すぎてどう対応していいのかわからない。それはそれでおいしいのかもしれないけど、扱いが非常に困るわけで……。
あたふたと焦る私を他所に、アレン殿下はぴたりとその歩みを止めた。そのまま片膝をつき、顔を上げて手を差し出す。
まっすぐにその人だけを見つめ、彼は唇を開いた。
「ずっと昔から君だけを見ていた。けれど君は私には過ぎた人で……やがてほかの人と婚約してしまい、ますます遠い人になった。諦めきれずに今日まで来て、この後に及んで告白する私のことを、君は情けないと思うだろうか。だが、もしこの手を取ってくれるなら、私の生涯をかけて君を愛すると誓おう。どうか私と“真実の愛”を築いてほしい———カトリーナ・エイムズ公爵令嬢」
水を打ったように静まり返った会場で、私の隣にいたカトリーナ様が息を飲む音が小さく響いた。
「あ、あの、アレン殿下……どうし、て」
完璧な淑女のカトリーナ様が声を震わせているくらいだ、彼女にとっても予想外の出来事だったのだろう。アレン殿下は唇に甘い笑みを浮かべてそんな彼女を見上げていた。
「どうして、と聞かれれば、私が君を愛しているからとしか答えられない」
「でも、私はダミアン殿下の婚約者で……」
「偶然にも君は今、ダミアンと婚約解消をし、フリーになった。だからこの機会を逃したくないんだ。カトリーナ、私たちはきっとうまくやっていける。なぜなら“真実の愛”に導かれてここにいるのだからね」
「アレン殿下……」
「どうか昔のようにアレンと呼んでくれ。私のリーナ」
とろけるようなアレン殿下の呼びかけに、奇しくも彼の髪と同じ水色の手袋をしていたカトリーナ様は、驚きを隠せないままおずおずと、それでも答えを定めるかのように———殿下の手を受け取った。
「このような私でよろしければ……アレン」
「君がいいんだ、リーナ」
立ち上がったアレン殿下はそのままカトリーナ様の手袋にキスを落とした。
「まぁまぁまぁまぁなんてこと! 私の息子たちが同じ日に“真実の愛”を実らせるなんて!!」
一部始終を壇上で見守っていたクララ王妃は、ついに感動のまま泣き出してしまった。そんな王妃様を陛下が抱き寄せながら、ご自身も瞳を潤ませて何度も深く頷いている。会場は再びの大拍手と、一部の「アラジェシ……期待したのに」という落胆の溜息に満たされていた。何やら喚いているダミアン殿下とフォード宰相はあれよあれよと衛兵に退場させられていく。黄色いふわふわちゃんもいつの間にかいなくなっていた。そういや彼女、一言もしゃべらなかったけど、気分でも悪かったのかな。
興奮度MAXの会場はなかなか冷めやらず、最終的には感動しすぎたクララ王妃が目眩を起こして倒れるという惨事となり、もはや収集がつかない状態だ。
「おそらく今日はこれで閉会となるだろう。騒ぎが広がる前に帰った方がいい」
周囲を見渡せばバタバタと会場を後にする貴族たちが目についた。真実の愛劇場でかなり薄れてしまったけれど、そういえば王太子の挿げ替え宣言があったのだった。日和見の貴族たちからすれば次に乗る船を間違えては沈む未来しかない。急ぎ対策を練る必要があるのだろう。
少し強引なジェスト様のエスコートに従って、私も会場を後にすることになった。
気配を完全に殺していたアレン殿下が、今まさに猫のような優雅さで、父である陛下と王妃様に首を垂れている。
「アレンよ、どうした」
「あぁ、アレン。もう昔のように“義母上”と呼んではくれないのかしら。“お母様”の呼び名はもちろんリュドミラ様のものですけれど、“義母上”は私に許してくれた呼び名でしょう?」
「もちろんです。不敬でないというのであればいつでも。義母上」
人の良さそうなうさんくさい笑顔を浮かべたアレン殿下の呼びかけに、王妃様は満足げに頷いた。
「義弟の成人の誕生日という記念すべき日に、かくも美しく尊い“真実の愛”を見せていただき、不肖第一王子の私の胸は感動に打ち震えています。マクセイン王国の王太子の座は荷が重いものですが、義弟の真実の愛の成就のために、謹んで拝命する所存です」
「アレンよ、よく言ってくれた! そなたのような孝行息子を持って、私は果報者だ!」
「ダミアンのために代わってくれるだなんて、あなたはなんて優しい子なのでしょう! 天国のリュドミラ様、このようないい子を私の息子として残してくださり、感謝いたします」
「ち、父上、母上! 早まっては……!」
「そうです、陛下! 何卒お考え直しを……っ」
ダミアン殿下とフォード宰相が声を上げるのを遮るかのように、国王陛下は堂々と宣言した。
「皆の者! 聞いたであろう、ダミアンは真実の愛を追求するために王太子の座を捨てた! 若い2人の行く末をどうか祝福してやってほしい。そして今このときよりマクセイン王国の王太子は第一王子アレンとする!」
壇上から響き渡る大音声に続いて、会場からはパラパラと拍手が鳴り出した。あ、これ乗っておかないとダメな奴だと気づいた目端のきく者たちから徐々に伝播し、最終的には万雷の拍手となった。うん、時間差がかなりあったけど、まぁ、いいか。
拍手の先で甘い微笑みを浮かべながら右手を挙げて応えるアレン殿下。その視線が一瞬こちらを掠めた。拍手が収まるのを待ってから、アレン殿下は掲げていた手を胸元にあて、再び陛下と王妃様に頭を下げた。
「父上、義母上。義弟の真実の愛と、父上と義母上の間の愛と。2つの“真実の愛”に当てられた愚かな若輩者の愚行と、どうかお目溢しください。今宵、私もまた“真実の愛”を捧げたい相手がいます」
そして彼は壇上からゆっくりと降り、こちらに向かって歩いてきた。
(アレン殿下の“真実の愛”のお相手ですって!? え、なんでこっちに歩いてくるの? ……待って、嘘でしょう? もしかして……!?)
私はすぐ隣で事態を見守っていたジェスト様を見上げた。いつもより美しく装った彼の赤い瞳は、何一つ見落とさぬとばかりにこちらへ歩んでくる主君へと注がれている。
(まさか、アレン殿下はジェスト様のところへ来ようとしているの? ここでジェシー……じゃなかったジェスト様に告白するつもり? でもジェスト様にはカトリーナ様がいるわけで……殿下はそのことをご存じないの? それとも知っていてなおも彼を求めようとして……)
殿下の歩みを見た人たちのうち、主に腐女子……じゃない、婦女子たちと思われる方々の悲鳴が巻き起こる。私もまたジェスト様とアレン殿下を交互に見ながら、はたと自分の置かれた状況を思い出した。
(待って。アレン殿下がジェスト様に告白して、万が一ジェスト様が主君のためにとその手をとったとしたら……私、男に婚約者を捕られた令嬢扱いになる———!?)
まさかのNTR展開……いやそこはNL小説以上に門外漢すぎてどう対応していいのかわからない。それはそれでおいしいのかもしれないけど、扱いが非常に困るわけで……。
あたふたと焦る私を他所に、アレン殿下はぴたりとその歩みを止めた。そのまま片膝をつき、顔を上げて手を差し出す。
まっすぐにその人だけを見つめ、彼は唇を開いた。
「ずっと昔から君だけを見ていた。けれど君は私には過ぎた人で……やがてほかの人と婚約してしまい、ますます遠い人になった。諦めきれずに今日まで来て、この後に及んで告白する私のことを、君は情けないと思うだろうか。だが、もしこの手を取ってくれるなら、私の生涯をかけて君を愛すると誓おう。どうか私と“真実の愛”を築いてほしい———カトリーナ・エイムズ公爵令嬢」
水を打ったように静まり返った会場で、私の隣にいたカトリーナ様が息を飲む音が小さく響いた。
「あ、あの、アレン殿下……どうし、て」
完璧な淑女のカトリーナ様が声を震わせているくらいだ、彼女にとっても予想外の出来事だったのだろう。アレン殿下は唇に甘い笑みを浮かべてそんな彼女を見上げていた。
「どうして、と聞かれれば、私が君を愛しているからとしか答えられない」
「でも、私はダミアン殿下の婚約者で……」
「偶然にも君は今、ダミアンと婚約解消をし、フリーになった。だからこの機会を逃したくないんだ。カトリーナ、私たちはきっとうまくやっていける。なぜなら“真実の愛”に導かれてここにいるのだからね」
「アレン殿下……」
「どうか昔のようにアレンと呼んでくれ。私のリーナ」
とろけるようなアレン殿下の呼びかけに、奇しくも彼の髪と同じ水色の手袋をしていたカトリーナ様は、驚きを隠せないままおずおずと、それでも答えを定めるかのように———殿下の手を受け取った。
「このような私でよろしければ……アレン」
「君がいいんだ、リーナ」
立ち上がったアレン殿下はそのままカトリーナ様の手袋にキスを落とした。
「まぁまぁまぁまぁなんてこと! 私の息子たちが同じ日に“真実の愛”を実らせるなんて!!」
一部始終を壇上で見守っていたクララ王妃は、ついに感動のまま泣き出してしまった。そんな王妃様を陛下が抱き寄せながら、ご自身も瞳を潤ませて何度も深く頷いている。会場は再びの大拍手と、一部の「アラジェシ……期待したのに」という落胆の溜息に満たされていた。何やら喚いているダミアン殿下とフォード宰相はあれよあれよと衛兵に退場させられていく。黄色いふわふわちゃんもいつの間にかいなくなっていた。そういや彼女、一言もしゃべらなかったけど、気分でも悪かったのかな。
興奮度MAXの会場はなかなか冷めやらず、最終的には感動しすぎたクララ王妃が目眩を起こして倒れるという惨事となり、もはや収集がつかない状態だ。
「おそらく今日はこれで閉会となるだろう。騒ぎが広がる前に帰った方がいい」
周囲を見渡せばバタバタと会場を後にする貴族たちが目についた。真実の愛劇場でかなり薄れてしまったけれど、そういえば王太子の挿げ替え宣言があったのだった。日和見の貴族たちからすれば次に乗る船を間違えては沈む未来しかない。急ぎ対策を練る必要があるのだろう。
少し強引なジェスト様のエスコートに従って、私も会場を後にすることになった。
1
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
崖っぷち令嬢は冷血皇帝のお世話係〜侍女のはずが皇帝妃になるみたいです〜
束原ミヤコ
恋愛
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きついて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
「白い結婚最高!」と喜んでいたのに、花の香りを纏った美形旦那様がなぜか私を溺愛してくる【完結】
清澄 セイ
恋愛
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。
そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」
こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。
けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。
「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」
夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。
「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」
彼女には、まったく通用しなかった。
「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」
「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」
「い、いや。そうではなく……」
呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。
──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ!
と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。
※他サイトにも掲載中。
悪役令嬢は調理場に左遷されましたが、激ウマご飯で氷の魔公爵様を餌付けしてしまったようです~「もう離さない」って、胃袋の話ですか?~
咲月ねむと
恋愛
「君のような地味な女は、王太子妃にふさわしくない。辺境の『魔公爵』のもとへ嫁げ!」
卒業パーティーで婚約破棄を突きつけられた悪役令嬢レティシア。
しかし、前世で日本人調理師だった彼女にとって、堅苦しい王妃教育から解放されることはご褒美でしかなかった。
「これで好きな料理が作れる!」
ウキウキで辺境へ向かった彼女を待っていたのは、荒れ果てた別邸と「氷の魔公爵」と恐れられるジルベール公爵。
冷酷無慈悲と噂される彼だったが――その正体は、ただの「極度の偏食家で、常に空腹で不機嫌なだけ」だった!?
レティシアが作る『肉汁溢れるハンバーグ』『とろとろオムライス』『伝説のプリン』に公爵の胃袋は即陥落。
「君の料理なしでは生きられない」
「一生そばにいてくれ」
と求愛されるが、色気より食い気のレティシアは「最高の就職先ゲット!」と勘違いして……?
一方、レティシアを追放した王太子たちは、王宮の食事が不味くなりすぎて絶望の淵に。今さら「戻ってきてくれ」と言われても、もう遅いです!
美味しいご飯で幸せを掴む、空腹厳禁の異世界クッキング・ファンタジー!
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜
桐生桜月姫
恋愛
シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎
〜これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である〜
夕方6時に毎日予約更新です。
1話あたり超短いです。
毎日ちょこちょこ読みたい人向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる