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第九章 夏夜(1)
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美鈴が恵比寿家に泊まったのは、お盆で大勢の親戚が帰省する前の十一日だった。
彼女は、蛍狩り用の服をこの日の荷物に忍び込ませていた。
夕方、二人は『地主さん』にお参りすると称して、納屋に着替えを持ち込んだ。
恵比寿家には、民家にしては立派な祠があった。尼子の重臣の遺骨を敷地の北西の角にお祭りし、『地主さん』と称して深く信心していた。洋平は物心が付いた頃から、この地主さんこそが、彼の守護霊様だと教えられて育っていた。
すでに、西の空に太陽の姿は無かった。
夏は、太陽がその姿を全て隠しても、残光はしばらく辺りを照らし続けている。
洋平はこの時間帯が嫌いだった。
俗に言うところの『逢魔が時』であるが、このような時刻、彼はしばしば自己の気が沈んでゆくのを感じ、脱力感に見舞われることがあった。
昼の燦燦たる陽光でもなく、かといって冷たく澄み切った月光でもない凡庸とした明るさに、洋平は悪魔に出会う恐怖より、そこはかとない哀愁を感じることの方が嫌だった。
この頃は、夏になると就寝するときでも、窓という窓、戸という戸は全て開け放っ
ていた。もちろん、恵比寿家に限ったことではなく、この村の全ての家がそうであっ
た。それだけ平和で安全な村だった。
その夜は、美穂子を加えた三人で、母屋の奥中の間で寝ることになった。
三人で蚊帳を吊った。麻布の蚊帳は意外に重く、長押の鉤に輪型の釣具を掛けるの
には苦労した。
中に入って二人が蚊帳を頭の上に被せ合いをしてじゃれていると、開いた隙間から蚊が入って来て、せっかく蚊帳を吊った意味がなくなる、と美穂子に叱られた。
洋平は蚊帳で寝るのが好きだった。
外の世界と隔離された、一種独特な感覚に陥るのだが、それがまた密着感を呼び起こし、不思議と心地良い落ち着きを与えるからだ。
洋平と美穂子が、美鈴を挟んで川の字になった。
時刻は、まだ二十二時を廻ったばかりだったが、すでに村中は灯りに乏しくなっていた。閑静な空間に、ときどき表通りから聞こえてくる酔っ払いの発する奇声が、三人の笑いを誘い、妙に心を和ませた。
美鈴が。ふと美穂子に訊ねた。
「お姉さん、洋君は幼い頃はどんな子供だったんですか」
「洋平の幼い頃ねえ……」
美穂子は間を言いて勿体ぶるように続ける。
「自分の弟だけど、とっても可愛かったわね。お利口さんで、素直でなんでも言うことを聞く子供だった。まだ、下の二人の叔母さんたちが同居していてね、その叔母さんたちがとっても洋平を可愛がっておられたの。家の中は女ばかりで、洋平に悪戯をしたりして遊んでいたわね」
「女の子の服をきた写真を観ました」
「そうそう、そんな悪ふざけもしたわね」
美穂子も懐かし気に言う。
「中でも一番下の叔母さんは、目に入れても痛くないほど洋平を可愛がっておられた。あるとき、その叔母さんが洋平の睫毛があまりにも長いのをやっかんで、悪戯心からはさみで切ってしまい、お母ちゃんにかんかんに叱られたの」
「まあ……」
「美鈴ちゃん、そのとき叔母さんは、なんて弁解されたと思う」
「なんと言われたんですか」
「それがね、『だけど、洋平、睫毛を切るから、目を瞑りなさいと言ったら、うん、と返事して素直に目を瞑るんだもの。だから最初はそのつもりがなかったけれど、つい切ってしまったの』だって。それぐらい素直だったわねえ」
「洋君はそのこと覚えてるの」
美鈴が洋平に顔を向けた。
「うん、覚えちょう。四歳のときだったかな」
洋平は、この頃の出来事を数多く記憶していた。
そう言えば……と美穂子が意味深長な物言いをした。
「四歳と言えば、大変な事件があったわねえ、洋平」
洋平は、姉が何を話そうとしているのかわかった。
「大変な事件?」
美鈴は食い付くように美穂子の方に身体を向けた。
「美鈴ちゃん、訊きたい」
美穂子はすでに話す気満々である。
「訊きたい」
目を輝かせて言った美鈴は、美穂子に気づかれないように洋平の手を手探りし、握った手に力を込めた。
洋平はクスっと声もなく笑った。わずかに差し込んだ月明かりの中に、好奇に輝く彼女の両眼を想像したのである。
美穂子が話を始めた。
「それはね、永楽寺のお祭りでの事なの。毎年五月に、永楽寺で年中行事のお祭りがあり、多くの露天商が軒を並べていたの。その日はね、夜に大日堂でのお籠もりがあり、そのまま商いを続けている店もあったのね。大日堂のお祭りは、美保浦神社と同様にこの辺りでは有名でね、他の村や街からも訪れる人もいて、夜でも大変な賑わいだったの。
洋平は、お祖父ちゃんに連れられて、そのお籠もりに行ったの。『桜餅』という和菓子が目当てで付いて行ったのね。それが、大騒ぎの始まりでね。大日堂に着いたとき、本堂に上がる石段のところで、お祖父ちゃんが、『すぐに戻るからここで待っちょれよ』と洋平に言われて、石段を上がられたの。
しばらくしてお祖父ちゃんが戻って来られると、そこに洋平の姿がなかったので、お祖父ちゃんは、洋平は先に家に帰ったと思い、家に戻って来られたの。ところが、洋平が家に戻っていないので、お祖父ちゃんはもう一度、大日堂へ探しに行かれたのだけど、やはり居なかったので、こりゃあ大変なことになった。きっと洋平は、海に落ちたか、人さらいにあったと駐在所に連絡するわ、親戚中に声を掛けるわ、大騒ぎになったの。そうこうしているうちに、村の消防団もやって来るし、恵比寿の漁師さんたちは船を出す準備に掛かるわで、今まさに総出で村中を捜索しようとしたところへ、洋平が他所のお婆さんに連れられて帰って来たのね」
言い終えた美穂子は、ふうーと息を一つ吐いた。
「洋君は何処に居たんですか」
「後は本人に聞いてみて」
美穂子は洋平に話の下駄を預けると、喉が渇いたと言って台所へ向かった。
彼女は、蛍狩り用の服をこの日の荷物に忍び込ませていた。
夕方、二人は『地主さん』にお参りすると称して、納屋に着替えを持ち込んだ。
恵比寿家には、民家にしては立派な祠があった。尼子の重臣の遺骨を敷地の北西の角にお祭りし、『地主さん』と称して深く信心していた。洋平は物心が付いた頃から、この地主さんこそが、彼の守護霊様だと教えられて育っていた。
すでに、西の空に太陽の姿は無かった。
夏は、太陽がその姿を全て隠しても、残光はしばらく辺りを照らし続けている。
洋平はこの時間帯が嫌いだった。
俗に言うところの『逢魔が時』であるが、このような時刻、彼はしばしば自己の気が沈んでゆくのを感じ、脱力感に見舞われることがあった。
昼の燦燦たる陽光でもなく、かといって冷たく澄み切った月光でもない凡庸とした明るさに、洋平は悪魔に出会う恐怖より、そこはかとない哀愁を感じることの方が嫌だった。
この頃は、夏になると就寝するときでも、窓という窓、戸という戸は全て開け放っ
ていた。もちろん、恵比寿家に限ったことではなく、この村の全ての家がそうであっ
た。それだけ平和で安全な村だった。
その夜は、美穂子を加えた三人で、母屋の奥中の間で寝ることになった。
三人で蚊帳を吊った。麻布の蚊帳は意外に重く、長押の鉤に輪型の釣具を掛けるの
には苦労した。
中に入って二人が蚊帳を頭の上に被せ合いをしてじゃれていると、開いた隙間から蚊が入って来て、せっかく蚊帳を吊った意味がなくなる、と美穂子に叱られた。
洋平は蚊帳で寝るのが好きだった。
外の世界と隔離された、一種独特な感覚に陥るのだが、それがまた密着感を呼び起こし、不思議と心地良い落ち着きを与えるからだ。
洋平と美穂子が、美鈴を挟んで川の字になった。
時刻は、まだ二十二時を廻ったばかりだったが、すでに村中は灯りに乏しくなっていた。閑静な空間に、ときどき表通りから聞こえてくる酔っ払いの発する奇声が、三人の笑いを誘い、妙に心を和ませた。
美鈴が。ふと美穂子に訊ねた。
「お姉さん、洋君は幼い頃はどんな子供だったんですか」
「洋平の幼い頃ねえ……」
美穂子は間を言いて勿体ぶるように続ける。
「自分の弟だけど、とっても可愛かったわね。お利口さんで、素直でなんでも言うことを聞く子供だった。まだ、下の二人の叔母さんたちが同居していてね、その叔母さんたちがとっても洋平を可愛がっておられたの。家の中は女ばかりで、洋平に悪戯をしたりして遊んでいたわね」
「女の子の服をきた写真を観ました」
「そうそう、そんな悪ふざけもしたわね」
美穂子も懐かし気に言う。
「中でも一番下の叔母さんは、目に入れても痛くないほど洋平を可愛がっておられた。あるとき、その叔母さんが洋平の睫毛があまりにも長いのをやっかんで、悪戯心からはさみで切ってしまい、お母ちゃんにかんかんに叱られたの」
「まあ……」
「美鈴ちゃん、そのとき叔母さんは、なんて弁解されたと思う」
「なんと言われたんですか」
「それがね、『だけど、洋平、睫毛を切るから、目を瞑りなさいと言ったら、うん、と返事して素直に目を瞑るんだもの。だから最初はそのつもりがなかったけれど、つい切ってしまったの』だって。それぐらい素直だったわねえ」
「洋君はそのこと覚えてるの」
美鈴が洋平に顔を向けた。
「うん、覚えちょう。四歳のときだったかな」
洋平は、この頃の出来事を数多く記憶していた。
そう言えば……と美穂子が意味深長な物言いをした。
「四歳と言えば、大変な事件があったわねえ、洋平」
洋平は、姉が何を話そうとしているのかわかった。
「大変な事件?」
美鈴は食い付くように美穂子の方に身体を向けた。
「美鈴ちゃん、訊きたい」
美穂子はすでに話す気満々である。
「訊きたい」
目を輝かせて言った美鈴は、美穂子に気づかれないように洋平の手を手探りし、握った手に力を込めた。
洋平はクスっと声もなく笑った。わずかに差し込んだ月明かりの中に、好奇に輝く彼女の両眼を想像したのである。
美穂子が話を始めた。
「それはね、永楽寺のお祭りでの事なの。毎年五月に、永楽寺で年中行事のお祭りがあり、多くの露天商が軒を並べていたの。その日はね、夜に大日堂でのお籠もりがあり、そのまま商いを続けている店もあったのね。大日堂のお祭りは、美保浦神社と同様にこの辺りでは有名でね、他の村や街からも訪れる人もいて、夜でも大変な賑わいだったの。
洋平は、お祖父ちゃんに連れられて、そのお籠もりに行ったの。『桜餅』という和菓子が目当てで付いて行ったのね。それが、大騒ぎの始まりでね。大日堂に着いたとき、本堂に上がる石段のところで、お祖父ちゃんが、『すぐに戻るからここで待っちょれよ』と洋平に言われて、石段を上がられたの。
しばらくしてお祖父ちゃんが戻って来られると、そこに洋平の姿がなかったので、お祖父ちゃんは、洋平は先に家に帰ったと思い、家に戻って来られたの。ところが、洋平が家に戻っていないので、お祖父ちゃんはもう一度、大日堂へ探しに行かれたのだけど、やはり居なかったので、こりゃあ大変なことになった。きっと洋平は、海に落ちたか、人さらいにあったと駐在所に連絡するわ、親戚中に声を掛けるわ、大騒ぎになったの。そうこうしているうちに、村の消防団もやって来るし、恵比寿の漁師さんたちは船を出す準備に掛かるわで、今まさに総出で村中を捜索しようとしたところへ、洋平が他所のお婆さんに連れられて帰って来たのね」
言い終えた美穂子は、ふうーと息を一つ吐いた。
「洋君は何処に居たんですか」
「後は本人に聞いてみて」
美穂子は洋平に話の下駄を預けると、喉が渇いたと言って台所へ向かった。
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