悪い人のための収益不動産投資マニュアル

灰戸礼二 監修:不動産ゴロ

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はじめに

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私は1兆円近くの収益不動産投資に関わってきました。
中には数十億から100億円を超える案件もありましたが、過半は1億円から数億円程度の案件でした。
つまり、非常に数多くの案件に携わっていたということです。

その過程で、収益不動産投資に関わる不正の手口も多く知ったわけです。

それを今回、紹介しようと思います。

「そんな犯罪の手口を紹介しても良いの?悪い人が真似しない?」と思われるかもしれません。
実は2018年に発生したスルガ銀行の不正融資問題以降、多くの金融機関では審査の体制が見直され、従来通用していた不正が通用し難くなりました。

また、不正が横行していた背景には、2007年頃からのリーマンショック以降、2020年にいたるまで不動産価格が一貫して上昇傾向にあったということがありました。
しかし現在の社会情勢を考えると、今後もその基調が続くかどうかは不透明です。

今まで通用してきた不正の手口は今後はおそらく使えなくなると思います。
この「悪い人のための収益不動産投資マニュアル」は2018年、あるいは2020年以前が舞台であると認識して下さい。

リーマンショック以降の収益不動産の値上がりは、紛れもなく不動産バブルでした。
そのバブルを作り出した一因となった、不正のメカニズムを記録しておくのも面白かろうと思い、こんなものを書き始めた次第です。

ちなみに金融機関、税務署、警察でも私が紹介する不正の手口は認識されています。
実はそういった不正に対する摘発というのはあまり聞いたことがありませんが、今後状況によればそういった不正に対する刑事罰や追徴課税が課せられることもあるでしょう。

繰り返しますが、私が紹介する手法は金融機関、税務署、警察で既に認識されている手法です。
私がこの手法を紹介することは、犯罪者の皆々様の利益を害することにはなりません。
今後、万が一ひどい目に遭ったとしても私を逆恨みしないよう、深くお願い申し上げます。

念のために言っておきます。この作品はフィクションです。
実在の事件なんかは一切参考にしていません。していないという体裁でお願いします。
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