あの気持ち悪い贈り物は貴方でしたの?

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二人のマーガレット

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「君は本当に嘘が下手だな。」
旦那様が楽しそうで何よりです。

「彼女はここにいるんだろう?」
綺麗なお顔が、品よく歪められて、中々迫力ある顔を作り出します。

「あら、ルーカス様ではないですか。」
簡単に出てこられました。この方が、もう一人のマーガレット様ね。この方なら、確かにあの奇抜な下着も似合いそうね。

失礼なことを考えている私を一瞥します。

確かに美人ですが、何というか色気がありすぎではないですか?一応貴族なのですわよね。

「ようやく、再会できたな。」
「あら、私をお探しで?」

「ああ、様々な娼館を当たってね。ようやく見つけたよ。まさか、君が第三王子の愛妾になってるなんてね。それも、マーガレットのおかげだろ?恨むより、感謝すべきでは?」

マーガレット様のお顔が綺麗に歪みましたわ。

「その方が貴方の大切なマーガレット様ね。初めてお会いいたしますわね。マーガレット様。私、貴女のおかげで、今こんなに不幸せですの。どうしていただけるの?感謝?どうして?私の欲しい物全て奪った貴女に、感謝をするの?」

マーガレット様は、気が動転されているのかよくわからないことを口にされています。

不幸せなのしか、わからないですわ。

第三王子の愛妾なら、不自由はないでしょうに、不幸せなのですね。第三王子とはどんな方なのかしら?暴力とか?そう言う感じ?

「君が今不幸せなのはマーガレットのせいではない。わかってるだろう。自業自得だ。私からマーガレットを奪おうとしたから、君をある伝手で、第三王子に紹介してもらったのさ、妻の代わりのマーガレット嬢をね。君も、ノリノリだっただろう?王子の愛妾、に。」

旦那様、話が早すぎます。私にもわかるように言ってくださらないと、迷子になってしまいますわ。

旦那様は、私を見たあと、ニッコリ笑って、私に言いました。

「マーガレット、君は第三王子派に狙われていたのは知ってる?」

「いいえ、初耳です。そうだったのですか。」

「ああ、君がデビュタント後、すぐに婚約をすっ飛ばして結婚したのはそのせいなんだよ。第三王子に、マーガレットを奪われると、マーガレットを守ることが難しくなるんだ。国内での争いに火種があってね。」

「王太子争いですわね。」

「うん。今まで静観していた第三王子が加わると、国にとってはよくないことだらけだ。第三王子の名誉に誓って言えば、彼は争いを好まない性格で、私にマーガレットを頼んできた当人でもある。彼自身が本当ならマーガレットを守りたかったんだ。」

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