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第三章 宮廷遊戯
あなたの全部をわたしのものに
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戦いの日々は終わった。
燃えた城は再建されつつあり、戦いに身を投じた多くの人が、城にとどまり復興を手伝った。
戴冠式があった。
帝都の大聖堂で、ディマはクロードから王冠を授かる。わたしもその場で彼らを見ていた。美しい二人は、聖堂の窓から入る陽の光を浴びて輝いた。
皆がその光景を、感嘆の息を漏らしながら見守っていた。お父様とお母様と、牢から出されたミアの夫と娘たち、此度の反乱で共に戦った者達が、参列していた。
参列者の中にわたしの姿を見つけてディマは、笑いかけ、手を引いて、自分の隣に立たせる。お父様が大聖堂には似つかわしくない歓声を上げて、お母様に嗜められていた。だけどそれは無意味で、あらゆるところから喜びの声が上がった。クロードも、今日ばかりは叱らない。
わたしはディマと見つめ合い、笑い合った。
ディミトリオス・フォーマルハウトは、こうしてローザリアの皇帝となった。
わたし達にはようやく平穏が訪れた。
長い廊下の先に、王の部屋があった。オーランドが使っていたその部屋は、いくつか家具が入れ替えられ、ディマの好みの様相に変わる。
戴冠式が終わった夜、わたしはディマと二人だけで、その部屋にいた。
二人してソファーに座り、体を寄せ合いながら、話していた。
握られた手を見つめながら、ディマは言う。
「こんな風に、誰にも邪魔されず、咎められず、僕ら一緒に過ごせることを、ずっと望んでいた」
「ディマはすごいわ。本当に強い人だわ。皆があなたを愛してるもの」
わたしが言うと、ディマは首を横に振る。
「僕が強くなれたのは、イリスがいてくれたからだ。イリスが側にいてくれたから、僕はやっと、自分に向き合うことができた。自分のことを、ようやく許せたように思う。自分のことを、好きになれたと、思うんだ。君がいてくれたから」
握るディマの手に、力が込められた。
「僕が皇帝になったからか、母のことを教えてくれる人もいた。皆が言うのは、天才と言われるほど魔法の才能に長けていて、美貌の人で、野心に溢れ、それでも人を見捨てるような人間ではなかったということだ。愛情と慈悲に溢れていたといってくれた人もいた。涙さえ流しながら、彼女の死を、残念がる人もいた。僕がこうなった以上、悪く言う人はいないだろうけどさ」
黙って彼の言葉を聞いていた。
「今、思う。母は孤独なだけな人ではなかったのかもしれない。死の間際に病んでいたとはいえ、それまでは、愛のある人だったのかもしれないって、思うんだ。
……このところ、彼女のことを考える。思い出したのは、彼女が死ぬ前に、誰か、訪ねてきていたことだ。友人か、恋人だったのか……」
「お父様じゃなくて?」
「彼じゃない。彼だったら、僕は顔を合わせてたはずだから」
「ディマはその人とは会わなかったの?」
ああ、と彼は答えた。
「その人が来たとき、僕は地下の貯蔵庫に押し込められてたから。都合が悪かったんだと思う。雰囲気からすると、男に思ったけど、昔のことだからわからない。随分長い事、その人は滞在していたような気がする」
カミラ・ネストのことを、わたしもよく知らない。皇妃の座を奪い取ろうとした蜘蛛のように残忍な女と言われていて、望まぬ妊娠で生まれたディマを遠ざけ、最期は自ら命を絶った。けれど人を愛し情が深い人だったという人もいる。ミアも彼女が好きだったと言ったらしい。
人は多面的なのだと、いつかミアが言った言葉を思い出した。
カミラに思いを馳せていると、ディマが言う。
「左手があったらな……今よりイリスを感じられるのに」
なんていじらしい言葉なんでしょう。
彼の義手を繋いでいない右手で触れる。義手ごと彼を引き寄せると、唇を顔に近づけた。
途端に、彼は焦ったように身を引いた。握っていた手も離される。
「待ってくれ、これ以上はだめだ!」
「どうして?」
とても悲しくなった。わたしはこんなにディマが好きなのに、キスを拒否されたんだもの。
「多分今、僕は我慢できない」
情けない表情で、ディマは言う。恐るべき意志の強さで反乱を突き進んだ彼とは別人のようだ。わたしは彼に語りかける。
「しなくていいわ。もう、しなくていいの」
瞬間、ディマはソファーから降り、わたしの前に、崩れるように膝を付いた。
わたしの両手を握ると、そこに額を付ける。
「イリス、好きだ。好きだ。好きだ――好きだ」
懺悔のような、祈るような、彼の吐息が漏れた。
「僕に、生きることを許してくれたのはイリスだ。僕に力をくれたのは、イリスだった。君は僕の世界のすべてだ。君がいなくなったら、もうどう生きていいのかさえ分からない。……愛してる。愛してるんだ」
許しも力も、ディマ自身から出たものだ。彼自身の強さだ。
「それは、わたしの方だわ。ディマを想うと、いつだって自分以上に頑張れたんだもの」
ディマは顔を上げた。
「頼みを聞いてくれないか」
目が、ゆっくりとわたしに向けられる。
「キスをしてくれ」
一体いつから、ディマはこんなに悪い男になっちゃったの?
密度の高い睫毛の隙間から覗く瞳の、なんて蠱惑的なことなんだろう。こんな目で見つめられて、逆らえるはずがないのに。このところの争乱が、彼という人を、より完璧に仕立て上げたようにさえ感じた。
容姿端麗だと、新たな皇帝について、そう言っている人は少なくない。どころか、ほとんど皆、ディマをそう思っている。告白すると、わたしも当然、そう思っていた。だけど彼の魅力は、それだけじゃない。
可愛い人。可哀想な人。幸せになって欲しい人。笑っていて欲しい人。愛する人。
どんな言葉を並べても、この胸の高鳴りには敵わない。
わたしからディマに、口付けをした。瞬間、ディマは更に強く、わたしに唇を寄せる。
そのまま、抱きすくめられた。ディマの腕の中で軽々しく持ち上げられると、自分から体重が失せたような錯覚をする。
心臓が、口から飛び出てしまいそう。だけどディマの心臓だって、煩いくらいに鳴っていた。
寝室の、ベッドの上に背中がつく。ディマの指が、わたしの髪に触れ、ひと束持ち上げて、彼は口付けをした。
「イリスの全部が欲しい。僕の全部をあげるから」
わたし達は、またキスをした。長い長い、キスをした。
彼にわたしは抗えない。抗うつもりも、なかった。
燃えた城は再建されつつあり、戦いに身を投じた多くの人が、城にとどまり復興を手伝った。
戴冠式があった。
帝都の大聖堂で、ディマはクロードから王冠を授かる。わたしもその場で彼らを見ていた。美しい二人は、聖堂の窓から入る陽の光を浴びて輝いた。
皆がその光景を、感嘆の息を漏らしながら見守っていた。お父様とお母様と、牢から出されたミアの夫と娘たち、此度の反乱で共に戦った者達が、参列していた。
参列者の中にわたしの姿を見つけてディマは、笑いかけ、手を引いて、自分の隣に立たせる。お父様が大聖堂には似つかわしくない歓声を上げて、お母様に嗜められていた。だけどそれは無意味で、あらゆるところから喜びの声が上がった。クロードも、今日ばかりは叱らない。
わたしはディマと見つめ合い、笑い合った。
ディミトリオス・フォーマルハウトは、こうしてローザリアの皇帝となった。
わたし達にはようやく平穏が訪れた。
長い廊下の先に、王の部屋があった。オーランドが使っていたその部屋は、いくつか家具が入れ替えられ、ディマの好みの様相に変わる。
戴冠式が終わった夜、わたしはディマと二人だけで、その部屋にいた。
二人してソファーに座り、体を寄せ合いながら、話していた。
握られた手を見つめながら、ディマは言う。
「こんな風に、誰にも邪魔されず、咎められず、僕ら一緒に過ごせることを、ずっと望んでいた」
「ディマはすごいわ。本当に強い人だわ。皆があなたを愛してるもの」
わたしが言うと、ディマは首を横に振る。
「僕が強くなれたのは、イリスがいてくれたからだ。イリスが側にいてくれたから、僕はやっと、自分に向き合うことができた。自分のことを、ようやく許せたように思う。自分のことを、好きになれたと、思うんだ。君がいてくれたから」
握るディマの手に、力が込められた。
「僕が皇帝になったからか、母のことを教えてくれる人もいた。皆が言うのは、天才と言われるほど魔法の才能に長けていて、美貌の人で、野心に溢れ、それでも人を見捨てるような人間ではなかったということだ。愛情と慈悲に溢れていたといってくれた人もいた。涙さえ流しながら、彼女の死を、残念がる人もいた。僕がこうなった以上、悪く言う人はいないだろうけどさ」
黙って彼の言葉を聞いていた。
「今、思う。母は孤独なだけな人ではなかったのかもしれない。死の間際に病んでいたとはいえ、それまでは、愛のある人だったのかもしれないって、思うんだ。
……このところ、彼女のことを考える。思い出したのは、彼女が死ぬ前に、誰か、訪ねてきていたことだ。友人か、恋人だったのか……」
「お父様じゃなくて?」
「彼じゃない。彼だったら、僕は顔を合わせてたはずだから」
「ディマはその人とは会わなかったの?」
ああ、と彼は答えた。
「その人が来たとき、僕は地下の貯蔵庫に押し込められてたから。都合が悪かったんだと思う。雰囲気からすると、男に思ったけど、昔のことだからわからない。随分長い事、その人は滞在していたような気がする」
カミラ・ネストのことを、わたしもよく知らない。皇妃の座を奪い取ろうとした蜘蛛のように残忍な女と言われていて、望まぬ妊娠で生まれたディマを遠ざけ、最期は自ら命を絶った。けれど人を愛し情が深い人だったという人もいる。ミアも彼女が好きだったと言ったらしい。
人は多面的なのだと、いつかミアが言った言葉を思い出した。
カミラに思いを馳せていると、ディマが言う。
「左手があったらな……今よりイリスを感じられるのに」
なんていじらしい言葉なんでしょう。
彼の義手を繋いでいない右手で触れる。義手ごと彼を引き寄せると、唇を顔に近づけた。
途端に、彼は焦ったように身を引いた。握っていた手も離される。
「待ってくれ、これ以上はだめだ!」
「どうして?」
とても悲しくなった。わたしはこんなにディマが好きなのに、キスを拒否されたんだもの。
「多分今、僕は我慢できない」
情けない表情で、ディマは言う。恐るべき意志の強さで反乱を突き進んだ彼とは別人のようだ。わたしは彼に語りかける。
「しなくていいわ。もう、しなくていいの」
瞬間、ディマはソファーから降り、わたしの前に、崩れるように膝を付いた。
わたしの両手を握ると、そこに額を付ける。
「イリス、好きだ。好きだ。好きだ――好きだ」
懺悔のような、祈るような、彼の吐息が漏れた。
「僕に、生きることを許してくれたのはイリスだ。僕に力をくれたのは、イリスだった。君は僕の世界のすべてだ。君がいなくなったら、もうどう生きていいのかさえ分からない。……愛してる。愛してるんだ」
許しも力も、ディマ自身から出たものだ。彼自身の強さだ。
「それは、わたしの方だわ。ディマを想うと、いつだって自分以上に頑張れたんだもの」
ディマは顔を上げた。
「頼みを聞いてくれないか」
目が、ゆっくりとわたしに向けられる。
「キスをしてくれ」
一体いつから、ディマはこんなに悪い男になっちゃったの?
密度の高い睫毛の隙間から覗く瞳の、なんて蠱惑的なことなんだろう。こんな目で見つめられて、逆らえるはずがないのに。このところの争乱が、彼という人を、より完璧に仕立て上げたようにさえ感じた。
容姿端麗だと、新たな皇帝について、そう言っている人は少なくない。どころか、ほとんど皆、ディマをそう思っている。告白すると、わたしも当然、そう思っていた。だけど彼の魅力は、それだけじゃない。
可愛い人。可哀想な人。幸せになって欲しい人。笑っていて欲しい人。愛する人。
どんな言葉を並べても、この胸の高鳴りには敵わない。
わたしからディマに、口付けをした。瞬間、ディマは更に強く、わたしに唇を寄せる。
そのまま、抱きすくめられた。ディマの腕の中で軽々しく持ち上げられると、自分から体重が失せたような錯覚をする。
心臓が、口から飛び出てしまいそう。だけどディマの心臓だって、煩いくらいに鳴っていた。
寝室の、ベッドの上に背中がつく。ディマの指が、わたしの髪に触れ、ひと束持ち上げて、彼は口付けをした。
「イリスの全部が欲しい。僕の全部をあげるから」
わたし達は、またキスをした。長い長い、キスをした。
彼にわたしは抗えない。抗うつもりも、なかった。
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