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プリンセス ―ショート―
オブスーン戦争『赤いマントの王女』
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だが大変なのは王女不在のラバーグ、べオレ、ローズ城でも同様に覚悟していた。
もし攻められるような事があれば自分達は潔く国を明け渡すという選択をすると······。
そして運命の早朝を迎えるオブスーン大陸·······。
「ロベリー王女よろしいですね」
「はい」
ランク城の城下町の外側にはランクのほとんどの騎士兵士約4000人、ゴルドバから3000人、ニゲラニから3000人の銀色一色の騎士と兵士の盾を構えた長蛇の列が。
しかしそこに1人赤いマントを羽織るロベリーの姿が、馬のロネリーに乗っている彼女には左手に腕2つ分くらいの大きさの黒い盾と背中にはロベリーの背よりより少し短い赤いマント、銀に輝く蛇腹式の可動面頬の兜を被っていた。それだけではなく今回は馬のロネリーにも頭や体、あらゆるところに装備がされている。
「作戦どおりに、全てはロベリー王女、あなたに掛かっているのです」
「わかっています。ヤクナあなたも」
ヤクナも久しぶりにもう着ることは無いだろうと思っていた若い頃使っていた鎧を身に着けて、
「まさか、戦いを退いた私がまた着ようとは」
「ごめんなさい、ヤクナ」
「いえいえ城の一大事ですから」
「ありがとう、そう言われると安心します」
ロベリーの笑顔、若かりし頃から彼女を見てきたヤクナにとっても娘のような存在にも感じてその子をこのような大戦争に巻き込む事に顔を歪ませると、
「大丈夫よヤクナ、必ず私が終らせる」
「······お強くなられましたな」
「これ以上、大切な皆さんを失いたくはありませんから」
思いを吐き面頬を顔まで下げる。マントが風になびくと重いし兜で視界が狭くなり見にくいが慣れるしかない。
確認を終えすべてが整うと、心と身体を1つにするように落ち着かせ、
「ヤクナ、兵は任せました。では、向かいます!」
「はい、王女」
ヤクナは1度目をつぶり力強く開き想いを込めて叫ぶ、
「全軍よっ、王女の命令である命懸けで自身の身を守り、国を守るのだぁぁーっ!」
おおぉぉぉーっ、騎士兵士の雄叫びを聞きロベリーも、
「すすめぇーっ!」
王女の声と共にロネリーが駆けると、そのすぐ後ろの騎馬隊の総勢3000馬が一斉に蹄の音を激しく鳴り響きかつてない程の大軍が荒野を突き進んで行く。
すると5分もしないうちに目先に、
「あれはっ!」
早朝だと言うのに蜃気楼からランク軍に引けを取らない軍の数、ビスカの大軍である。やはり奇襲するつもりだった様だ。見える限りの横に並び銀の甲冑と槍で歩き前進して来ていたが、こちらに気が付き槍を構え始め、
「ロベリー王女!」
「はい、お願いします!」
右斜め横に騎乗する騎士の掛け声でロベリーが右手を後方に出し後へと後退していくと、すぐ後ろの騎馬隊1000人が前方に、さらに後方の騎馬隊がロベリーを囲むように陣形をとっていった。
そして出会った両軍の槍隊と騎馬隊の戦い始める。
目に見えるのは槍、槍、槍、ここはまさに針のむしろ、それでも次々と馬から降りては戦う兵達。
騎馬隊に守られているロベリーの耳から聞こえだすのは、
「うわぁ!」「ぐぁ!」
両軍の戦う雄叫びに砂煙、進むに連れ減っていく騎馬隊、
「くぅぅっ」
歯を食いしばり耐えて無視するロベリー。一方の敵国は、
「どれがロベリー王女だ?」
「分かりません判別できません!」
など一時は困惑するも、
「あの赤いマントの奴では?」と一人マントをしている騎乗したロベリーを狙う。
それでも槍を剣で払いながら進んでいる内に、
「突破されました!」
最初の作戦は上手くいった。馬の速さ、陣形と撹乱により気付いても槍と甲冑の重さでせいぜい一撃を入れるので精一杯なビスカ軍の槍隊を抜け出す。
「――良いですかロベリー王女、この3つを守っていただきます」
「はい」
この戦う少し前の作戦会議、
「まず1つ、周りに気を取られないこと」
「えっ、でも私」
「ロベリー王女の気持ちは分かっております」
しかしとヤクナは言う、それはロベリーが周りを気にするということはその分兵が死ぬという事。
「な、なんでそういうこと言うの!」
ヤクナも自分を悪魔のように思っているのかと怒るが、
「落ち着いて」
違いますロベリー王女、としっかり作戦を聞くようにと注意する。
「この作戦が成功させるためにはロベリー王女がしっかりしなくてはなりません――」
ヤクナの言葉を頭に浮かべてロネリーの速度を落とさずに前へと荒野を進んでいく。
「行ったかロベリー王女」
途方でヤクナ及び長蛇の騎士兵士の半分が歩いて確実に進む。
「やはりガーネット王女の姿はなかった」
戦争が始まりたった15分ほどで3000の騎馬隊も3分の1にまで減っていた。その間にも沢山の敵軍に残りの2000の兵は降りて必死に戦っているのだから、うかうかはしてられない。
するとターキシムの国境が見えてきたところで次は、
「ターキシムの兵!」
だが数からしてやはり多人数、間違いなくこちらの騎馬隊よりは多い、
とその時、
「矢を放てっ!」
その瞬間、青空を覆い虫の群れか鳥の大群かのような矢の雨が降り注ぐ、
「うわぁー!」
驚くロベリーだが1つでも貫かれれば落馬し針千本、冗談ではないと咄嗟にロネリーを右折させ避けようとするが横にも大量の矢の雨が降る。
「ロベリー王女、我々がすべて引き受けますのでガーネット王女を」
そう言って逆に左折し矢の狙いを自身に向ける兵達と、ロベリーの左横で盾構えて必死に矢を受け護る兵達の護衛は続く······。
「その2、騎士、兵士は心配するほど弱くはないんです」
ぽかんとするロベリー、話は続き、
「まず簡単には殺られません。逆に王女がそこで作戦を無視してしまうと兵は動揺しどうすれば良いかわからず殺される確率が上がってしまう」
殺される、という言葉に反応するロベリーは目が鋭くなり集中して訊く体制になっていく。
「我々はロベリー王女の望む事を尊重したい、だからこそ王女には、例え馬から降ろされた兵だろうと無視して前に突き進むのです――」
矢の衝撃や盾を構えて上手くバランスをとれない者たちが落馬するものの、自身が動揺すればそれだけ作戦に支障をきたす。必死に何度も何度も言い聞かせ右折した方からガーネット王女を探していく。
するとターキシム城の裏門へとたどり着くと今度は相手の騎士たち約100人ほどが配備されていた。どうやら念を入れていたようだ。
だがロベリーは先程の騎馬隊を矢の雨で残してきたため、いつの間にか1人、
「逃さんぞ、可動面頬」
「く、戦うわけには」
ここで戦かってしまえば確実にやられてしまう。
皆が命を懸けて自分をここまでたどり着かせてくれたのに。
と思った後ろから自分と同じく兜を被り可動面頬で顔を覆う1人の兵士、いや騎士が馬で駆けつけロベリーは後ろを取られたと剣を構え振り向いた。
「敵っ!」
「待ってくださいロベリー王女」
女性の声、
更に仮面を被る人は「味方だ」と言い、
「ここは私にお任せください」
「えっ、でも一人でなんてとても無理です。せめて私も」
「いいから」
「危険です!」
「ふぅ~、まったく」
「え?」
「もうすぐ他の味方が来るので大丈夫です。早く行ってください」
「でも」
「早くっ!」
ロベリーは心配しながらもそこまで言う兜で顔を覆う女性を信じて「死なないでください」と任せ進む事に。
「逃さんっ」
「私が相手だ」
「何だとっ、仮面女っ!」
騎士たちがもう一人と会話している空きにうまく駆け抜けた。
「しまったっ」
「貴様~――」
そうした中、ガーネットはターキシム城を下ったすぐ先の城下街の外で愛馬ストロングに乗り騎士兵士たち約3000人とともに堂々と待機していた。
「ガーネット王女、いま現在で国境付近の兵がランクの騎馬隊と交戦中、その中に1人赤いマントを羽織った者がロベリー王女かと」
「顔は見なかったのか?」
「はい、皆似たような顔を覆う兜で判別出来ず」
考えたなと思うも何故に赤いマントなどわざわざ目立つ物をと疑う。
「解せんが、何も無しに付けはせんだろう······」
ターキシム裏門を左折しようとロベリーはその途中に、
「ロベリー王女っ!」
驚き振り向く。
もし攻められるような事があれば自分達は潔く国を明け渡すという選択をすると······。
そして運命の早朝を迎えるオブスーン大陸·······。
「ロベリー王女よろしいですね」
「はい」
ランク城の城下町の外側にはランクのほとんどの騎士兵士約4000人、ゴルドバから3000人、ニゲラニから3000人の銀色一色の騎士と兵士の盾を構えた長蛇の列が。
しかしそこに1人赤いマントを羽織るロベリーの姿が、馬のロネリーに乗っている彼女には左手に腕2つ分くらいの大きさの黒い盾と背中にはロベリーの背よりより少し短い赤いマント、銀に輝く蛇腹式の可動面頬の兜を被っていた。それだけではなく今回は馬のロネリーにも頭や体、あらゆるところに装備がされている。
「作戦どおりに、全てはロベリー王女、あなたに掛かっているのです」
「わかっています。ヤクナあなたも」
ヤクナも久しぶりにもう着ることは無いだろうと思っていた若い頃使っていた鎧を身に着けて、
「まさか、戦いを退いた私がまた着ようとは」
「ごめんなさい、ヤクナ」
「いえいえ城の一大事ですから」
「ありがとう、そう言われると安心します」
ロベリーの笑顔、若かりし頃から彼女を見てきたヤクナにとっても娘のような存在にも感じてその子をこのような大戦争に巻き込む事に顔を歪ませると、
「大丈夫よヤクナ、必ず私が終らせる」
「······お強くなられましたな」
「これ以上、大切な皆さんを失いたくはありませんから」
思いを吐き面頬を顔まで下げる。マントが風になびくと重いし兜で視界が狭くなり見にくいが慣れるしかない。
確認を終えすべてが整うと、心と身体を1つにするように落ち着かせ、
「ヤクナ、兵は任せました。では、向かいます!」
「はい、王女」
ヤクナは1度目をつぶり力強く開き想いを込めて叫ぶ、
「全軍よっ、王女の命令である命懸けで自身の身を守り、国を守るのだぁぁーっ!」
おおぉぉぉーっ、騎士兵士の雄叫びを聞きロベリーも、
「すすめぇーっ!」
王女の声と共にロネリーが駆けると、そのすぐ後ろの騎馬隊の総勢3000馬が一斉に蹄の音を激しく鳴り響きかつてない程の大軍が荒野を突き進んで行く。
すると5分もしないうちに目先に、
「あれはっ!」
早朝だと言うのに蜃気楼からランク軍に引けを取らない軍の数、ビスカの大軍である。やはり奇襲するつもりだった様だ。見える限りの横に並び銀の甲冑と槍で歩き前進して来ていたが、こちらに気が付き槍を構え始め、
「ロベリー王女!」
「はい、お願いします!」
右斜め横に騎乗する騎士の掛け声でロベリーが右手を後方に出し後へと後退していくと、すぐ後ろの騎馬隊1000人が前方に、さらに後方の騎馬隊がロベリーを囲むように陣形をとっていった。
そして出会った両軍の槍隊と騎馬隊の戦い始める。
目に見えるのは槍、槍、槍、ここはまさに針のむしろ、それでも次々と馬から降りては戦う兵達。
騎馬隊に守られているロベリーの耳から聞こえだすのは、
「うわぁ!」「ぐぁ!」
両軍の戦う雄叫びに砂煙、進むに連れ減っていく騎馬隊、
「くぅぅっ」
歯を食いしばり耐えて無視するロベリー。一方の敵国は、
「どれがロベリー王女だ?」
「分かりません判別できません!」
など一時は困惑するも、
「あの赤いマントの奴では?」と一人マントをしている騎乗したロベリーを狙う。
それでも槍を剣で払いながら進んでいる内に、
「突破されました!」
最初の作戦は上手くいった。馬の速さ、陣形と撹乱により気付いても槍と甲冑の重さでせいぜい一撃を入れるので精一杯なビスカ軍の槍隊を抜け出す。
「――良いですかロベリー王女、この3つを守っていただきます」
「はい」
この戦う少し前の作戦会議、
「まず1つ、周りに気を取られないこと」
「えっ、でも私」
「ロベリー王女の気持ちは分かっております」
しかしとヤクナは言う、それはロベリーが周りを気にするということはその分兵が死ぬという事。
「な、なんでそういうこと言うの!」
ヤクナも自分を悪魔のように思っているのかと怒るが、
「落ち着いて」
違いますロベリー王女、としっかり作戦を聞くようにと注意する。
「この作戦が成功させるためにはロベリー王女がしっかりしなくてはなりません――」
ヤクナの言葉を頭に浮かべてロネリーの速度を落とさずに前へと荒野を進んでいく。
「行ったかロベリー王女」
途方でヤクナ及び長蛇の騎士兵士の半分が歩いて確実に進む。
「やはりガーネット王女の姿はなかった」
戦争が始まりたった15分ほどで3000の騎馬隊も3分の1にまで減っていた。その間にも沢山の敵軍に残りの2000の兵は降りて必死に戦っているのだから、うかうかはしてられない。
するとターキシムの国境が見えてきたところで次は、
「ターキシムの兵!」
だが数からしてやはり多人数、間違いなくこちらの騎馬隊よりは多い、
とその時、
「矢を放てっ!」
その瞬間、青空を覆い虫の群れか鳥の大群かのような矢の雨が降り注ぐ、
「うわぁー!」
驚くロベリーだが1つでも貫かれれば落馬し針千本、冗談ではないと咄嗟にロネリーを右折させ避けようとするが横にも大量の矢の雨が降る。
「ロベリー王女、我々がすべて引き受けますのでガーネット王女を」
そう言って逆に左折し矢の狙いを自身に向ける兵達と、ロベリーの左横で盾構えて必死に矢を受け護る兵達の護衛は続く······。
「その2、騎士、兵士は心配するほど弱くはないんです」
ぽかんとするロベリー、話は続き、
「まず簡単には殺られません。逆に王女がそこで作戦を無視してしまうと兵は動揺しどうすれば良いかわからず殺される確率が上がってしまう」
殺される、という言葉に反応するロベリーは目が鋭くなり集中して訊く体制になっていく。
「我々はロベリー王女の望む事を尊重したい、だからこそ王女には、例え馬から降ろされた兵だろうと無視して前に突き進むのです――」
矢の衝撃や盾を構えて上手くバランスをとれない者たちが落馬するものの、自身が動揺すればそれだけ作戦に支障をきたす。必死に何度も何度も言い聞かせ右折した方からガーネット王女を探していく。
するとターキシム城の裏門へとたどり着くと今度は相手の騎士たち約100人ほどが配備されていた。どうやら念を入れていたようだ。
だがロベリーは先程の騎馬隊を矢の雨で残してきたため、いつの間にか1人、
「逃さんぞ、可動面頬」
「く、戦うわけには」
ここで戦かってしまえば確実にやられてしまう。
皆が命を懸けて自分をここまでたどり着かせてくれたのに。
と思った後ろから自分と同じく兜を被り可動面頬で顔を覆う1人の兵士、いや騎士が馬で駆けつけロベリーは後ろを取られたと剣を構え振り向いた。
「敵っ!」
「待ってくださいロベリー王女」
女性の声、
更に仮面を被る人は「味方だ」と言い、
「ここは私にお任せください」
「えっ、でも一人でなんてとても無理です。せめて私も」
「いいから」
「危険です!」
「ふぅ~、まったく」
「え?」
「もうすぐ他の味方が来るので大丈夫です。早く行ってください」
「でも」
「早くっ!」
ロベリーは心配しながらもそこまで言う兜で顔を覆う女性を信じて「死なないでください」と任せ進む事に。
「逃さんっ」
「私が相手だ」
「何だとっ、仮面女っ!」
騎士たちがもう一人と会話している空きにうまく駆け抜けた。
「しまったっ」
「貴様~――」
そうした中、ガーネットはターキシム城を下ったすぐ先の城下街の外で愛馬ストロングに乗り騎士兵士たち約3000人とともに堂々と待機していた。
「ガーネット王女、いま現在で国境付近の兵がランクの騎馬隊と交戦中、その中に1人赤いマントを羽織った者がロベリー王女かと」
「顔は見なかったのか?」
「はい、皆似たような顔を覆う兜で判別出来ず」
考えたなと思うも何故に赤いマントなどわざわざ目立つ物をと疑う。
「解せんが、何も無しに付けはせんだろう······」
ターキシム裏門を左折しようとロベリーはその途中に、
「ロベリー王女っ!」
驚き振り向く。
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