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【番外編※不定期更新】〜嫌われ者の兄はやり直しの義弟達の愛玩人形になる〜
僕達の愛玩人形 ①
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シャルル兄さんと口付けをかわしたあの日から、兄さんは私と目が合うと恥ずかしそうに目を伏せ部屋を出ていく。
私のことを意識した分かりやすい仕草に思わず口元が緩んでしまう。
「ジェイド兄様~。変な顔になってるよ~」
隣にいたリエンが冷めた目でこちらを見つめてくる。
「シャルル兄さんの反応があまりにも面白くてな。キス一つであんな反応をしていては、この先が思いやられるな」
私の言葉にリエンは目丸くする。
「えっ! ジェイド兄様、シャルル兄様に手を出したの?」
「手を出した……と、いう言葉が正しいのか分からないが、今回はマリアンヌへの牽制だ。兄さんをまたマリアンヌに取られるのはリエンも嫌だろう?」
「そりゃぁ~そうだけどさ。でも、キスするのは別じゃない? そんなことしなくても、部屋に監禁したり、鎖で繋いでたらシャルル兄様はどこにもいけないじゃん」
「まぁ、そうだが前回のように痛めつけ方を間違えれば、兄さんは呆気なく死んでしまうからな。やり方は考えた方がいいな」
「そっか~」
リエンは腕組みして「う~ん……」と、うなり考え込む。一分ほど間をおいたあと、パッと顔を輝かせながら顔を上げる。
「そうだ! シャルル兄様を僕達の愛玩人形にするのはどう?」
「愛玩、人形?」
「今までも僕達はシャルル兄様が上手に生きていけるように面倒見てあげてたでしょ? でも、それだけじゃシャルル兄様は満足しなくなってきているんだと思うんだ。だから、僕達でシャルル兄様の心も体も性欲も面倒みてあげて、僕達だけの愛玩人形になってずっとずぅ~っと面倒見てあげるんだよ。僕達がいなきゃ生きられないようにね!」
「……なるほど」
リエンの言葉に頷き、思考を巡らせる。シャルル兄さんの学園での行動や交友関係は全て把握しているし、屋敷内では常に私とリエンがそばにいる。
身体面での支配は、ある程度できている状況だ。だが、精神面となると兄さんの心を支えているのは父上が一番だろう。それと、母上とも心を通わせている。
となると、両親を超えるほどの『心』の支配が必要だ。そこで重要になってくるのは『性欲』……
性が絡めば男女ともに意外な一面を見せる。無防備な姿を晒し性的欲求を満たせば、信頼関係とは違う重く深い締め付けられるような鎖が兄さんを縛る。
快楽にもがけばもがくほど締めあがっていくその鎖から兄さんは逃げ出せず、助けを求める先には私たちしかいない。
苦しみも喜びも、全て私たちが握っている鎖でしか解き放つことはできない……か。
犬のように皮の首輪をして跪くシャルル兄さんの姿を想像する。悲しくて悔しそうに瞳を潤ませこちらを見上げる姿に鼓動が高鳴った。
首輪の紐から伝わる兄さんの鼓動。恐怖と嫌悪、そして期待に満ちた振動が伝わってくるだろう。
今は手にしていない紐を引くようにぎゅっと拳を握りしめる。
「試してみる価値はあるな」
「でしょでしょ~! 今までみたいに甘い言葉囁いてヨシヨシして、そっから一歩踏み込んじゃえばすぐに玩具の出来上がり! あ、でも僕はまだまだ体が小さいからなぁ~。とりあえず、できることはやるけど、ジェイド兄様が一番頑張らないといけないからね!」
リエンの悪戯っぽい笑顔に、まんざらでもない顔をして目を細める。
私たちの愛玩人形にするために、シャルル兄さんは何度涙を流すのだろうか。
そう考えると胸の鼓動は大きく脈を打った。
— —— —— —— —— —
いつも作品を読んでいただきありがとうございます!
この番外編は不定期更新です。
再度、投稿を開始した際には最新投稿として分かりやすいように表示していこうと思います。
更新が遅く、お待たせすることも多いですが今後ともよろしくお願いいたします!
R7年 12/2 赤牙
私のことを意識した分かりやすい仕草に思わず口元が緩んでしまう。
「ジェイド兄様~。変な顔になってるよ~」
隣にいたリエンが冷めた目でこちらを見つめてくる。
「シャルル兄さんの反応があまりにも面白くてな。キス一つであんな反応をしていては、この先が思いやられるな」
私の言葉にリエンは目丸くする。
「えっ! ジェイド兄様、シャルル兄様に手を出したの?」
「手を出した……と、いう言葉が正しいのか分からないが、今回はマリアンヌへの牽制だ。兄さんをまたマリアンヌに取られるのはリエンも嫌だろう?」
「そりゃぁ~そうだけどさ。でも、キスするのは別じゃない? そんなことしなくても、部屋に監禁したり、鎖で繋いでたらシャルル兄様はどこにもいけないじゃん」
「まぁ、そうだが前回のように痛めつけ方を間違えれば、兄さんは呆気なく死んでしまうからな。やり方は考えた方がいいな」
「そっか~」
リエンは腕組みして「う~ん……」と、うなり考え込む。一分ほど間をおいたあと、パッと顔を輝かせながら顔を上げる。
「そうだ! シャルル兄様を僕達の愛玩人形にするのはどう?」
「愛玩、人形?」
「今までも僕達はシャルル兄様が上手に生きていけるように面倒見てあげてたでしょ? でも、それだけじゃシャルル兄様は満足しなくなってきているんだと思うんだ。だから、僕達でシャルル兄様の心も体も性欲も面倒みてあげて、僕達だけの愛玩人形になってずっとずぅ~っと面倒見てあげるんだよ。僕達がいなきゃ生きられないようにね!」
「……なるほど」
リエンの言葉に頷き、思考を巡らせる。シャルル兄さんの学園での行動や交友関係は全て把握しているし、屋敷内では常に私とリエンがそばにいる。
身体面での支配は、ある程度できている状況だ。だが、精神面となると兄さんの心を支えているのは父上が一番だろう。それと、母上とも心を通わせている。
となると、両親を超えるほどの『心』の支配が必要だ。そこで重要になってくるのは『性欲』……
性が絡めば男女ともに意外な一面を見せる。無防備な姿を晒し性的欲求を満たせば、信頼関係とは違う重く深い締め付けられるような鎖が兄さんを縛る。
快楽にもがけばもがくほど締めあがっていくその鎖から兄さんは逃げ出せず、助けを求める先には私たちしかいない。
苦しみも喜びも、全て私たちが握っている鎖でしか解き放つことはできない……か。
犬のように皮の首輪をして跪くシャルル兄さんの姿を想像する。悲しくて悔しそうに瞳を潤ませこちらを見上げる姿に鼓動が高鳴った。
首輪の紐から伝わる兄さんの鼓動。恐怖と嫌悪、そして期待に満ちた振動が伝わってくるだろう。
今は手にしていない紐を引くようにぎゅっと拳を握りしめる。
「試してみる価値はあるな」
「でしょでしょ~! 今までみたいに甘い言葉囁いてヨシヨシして、そっから一歩踏み込んじゃえばすぐに玩具の出来上がり! あ、でも僕はまだまだ体が小さいからなぁ~。とりあえず、できることはやるけど、ジェイド兄様が一番頑張らないといけないからね!」
リエンの悪戯っぽい笑顔に、まんざらでもない顔をして目を細める。
私たちの愛玩人形にするために、シャルル兄さんは何度涙を流すのだろうか。
そう考えると胸の鼓動は大きく脈を打った。
— —— —— —— —— —
いつも作品を読んでいただきありがとうございます!
この番外編は不定期更新です。
再度、投稿を開始した際には最新投稿として分かりやすいように表示していこうと思います。
更新が遅く、お待たせすることも多いですが今後ともよろしくお願いいたします!
R7年 12/2 赤牙
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