27 / 38
リアムの過去 ⑦
しおりを挟む
深淵の森は俺のいる国と隣国の国境にある深い深い森。
森の奥深くではレッドドラゴンと同等の魔獣がいると噂されており、深淵の森は互いの国境を守る壁の役割も果たしていた。
そんな森に、体は痺れ毒に侵され魔法も使えない俺が放り投げられれば……もちろん死を意味する。
だが、そんな簡単に死んでやるつもりもない……。
無事に深淵の森に転移した俺はドサリと湿った土の上に落ちる。もしも、落ちる場所が沼や川だったら俺は呆気なく死んでいた。
一番最悪な事態を免れホッとするが、ここで気は抜けない。満身創痍な俺がまずしなくてはいけない事は……とりあえず体の痺れが取れるのを待つ。
体が動くようになれば魔力封じの腕輪を外し、解毒薬になるものを探しにいかなくてはいけない。
幸い、口に入れられたユリネの毒は致死量までは飲んでいない。
大丈夫だ……と、自分に言い聞かせながら寝っ転がっている間は魔獣と出会わないように神に祈る。
薄暗く光もまばらにしか届かない森は薄気味悪く空気も悪い。
こんな場所が死に場所なんて……ごめんだ。
それにしても、俺を殺すためにあのバカ高い転移石を使うなんて貴族様の考えることはまったくもって分からない。
あの石一つで、平民ならば一生働かずに暮らしていけるんだぞ?
それをまだ成人して間もないタリスが易々と使えるなんて……公爵家ってのはどんだけ金持ちなんだよ。
いや……もしかしたらイーゼルがタリスに渡したのかもしれない……。
体の自由が効かない間、そんな被害妄想をしてはイラついたり落ち込んだりしたながら時間が過ぎるのを待った。
運のいいことにしばらくすれば徐々に体の痺れが取れてくる。だが、体を動かせば今度はユリネの神経毒のせいかズキッと切り裂かれたような体の痛みが走る。
まぁ……これくらいならどうにかなりそうだ……。
顔を歪めながら腕についた魔力封じの腕輪を取れば、なんとか魔法が使えるようになる。
軽く体を動かしながら腰に下げていた剣に手をかけ、鞘から取り出し感触を確かめる。
夜会の正装が嫌いで義父母に夜会に参加するのなら軽装でいいから騎士らしくいさせてくれと頼み込み、一人場違いな格好をしていた甲斐があったな……。
「よし……。なんとか剣も握れるな……」
普段よりも扱いずらいが今は贅沢なんて言ってられない。
まずはこの深淵の森を抜け出し解毒して……
そして……そして……俺は一体どこに帰るのだろうか……?
あの、がめつい義父母のところか?
それとも……俺を憎んでいるイーゼルがいる騎士団か……。
よく考えれば俺には帰る場所など無い。
俺を待ってくれている人など……いないんだ……。
そんな事を考えながら深淵の森を彷徨っていると解毒草を見つけ、口に入れれば笑える位に苦い味に鬱々しい気分も吹き飛ぶ。
水で一気に流し込み、ハァ……と大きなため息を吐いた後、気持ちを切り替える。
もう俺も子どもじゃないんだから一人でもやってける。
味方がいなくても、俺には力がある……だから大丈夫だ。
そう自分に言い聞かせながら森の奥へと歩き、俺は隣国を目指す。
どうせなら俺の事など知らない人が多い方がいい。
名前も捨てて初めからやり直そう。
国境を越えるために奥地へと進んでいけば、至る所から魔獣の気配がする。テリトリーに俺が侵入してきた事に気付いているようだが、まだ姿を現さない……。
出来る事なら今の状態での戦闘は避けたい……などと、弱気を見せてしまったせいか背後から殺気がして振り向けばマンティコアの姿が……。
獲物が来たといわんばかりに気味の悪い顔は嬉しそうに歪み、すぐに鋭い爪を俺に向けてくる。
「チッ……」
小さく舌打ちして剣を抜き襲いかかってきた爪を受けるが、ふんばりがきかずに後ろへと吹き飛ばされる。
吹き飛ばされた衝撃で大木へと頭を強く打ちつけ一瞬意識が飛ぶが頭を振って意識を保つ。
流れてくる血を拭いマンティコアを睨みつければ、早く来いよと余裕の態度で俺を待ち構えていた。
「やってやろーじゃねーかよ……」
俺は剣を握りしめ再度マンティコアへ挑んでいった……。
無我夢中で戦い、倒すことは出来なかったがどうにかマンティコアを追い払う事はできたが……敵はマンティコアだけではない。
その後も大小様々な魔獣達と戦い魔力も切れてしまう。
マンティコア戦で受けた頭の傷は痛み、頭痛も酷くなるばかりだ……。
せめて魔力だけでも補充しとかないとヤバいな……。
そう思い首に下げていた小さな石のついたペンダントを外す。
これは騎士学校時代に作った魔石……。
自分の魔力を込めて魔力切れを起こした際に使うものだ。
そして、騎士学校の風習で卒業時に友人と魔石を交換する習わしがある。俺はイーゼルと魔石を交換しあった。
つまり、この魔石には皮肉にもイーゼルの魔力が込められている。
「最悪だな……」
俺はそう呟き、魔石の魔力を取り込んだ。
それから俺は彷徨うように歩き続ける……。
朦朧とする意識の中、足に何かが引っかかり俺の体は宙に浮く。
頑丈な網に体の自由を奪われ、俺が抵抗したせいか木の枝がしなり反動で網は大きく揺れ近くにあった木に俺は再び頭をぶつけ……そこで俺の記憶はプツリと途絶えてしまう。
次に目を覚ました時には、全ての記憶を失ったまま俺は宙吊り状態。
訳もわからずに抜け出そうとしていると声が聞こえ……そこにいたのがココだった。
記憶もなく素性も知れない俺に優しさと笑顔を沢山くれた。
可愛くて優しくて頑張り屋で……俺にとって愛おしい存在……。
ココのそばにいれる事が俺にとって何よりも幸せで生きる糧だ。
ココにつけてもらった『リアム』という素敵な名前で、俺は第二の人生をココと共に過ごすと心に誓った。
森の奥深くではレッドドラゴンと同等の魔獣がいると噂されており、深淵の森は互いの国境を守る壁の役割も果たしていた。
そんな森に、体は痺れ毒に侵され魔法も使えない俺が放り投げられれば……もちろん死を意味する。
だが、そんな簡単に死んでやるつもりもない……。
無事に深淵の森に転移した俺はドサリと湿った土の上に落ちる。もしも、落ちる場所が沼や川だったら俺は呆気なく死んでいた。
一番最悪な事態を免れホッとするが、ここで気は抜けない。満身創痍な俺がまずしなくてはいけない事は……とりあえず体の痺れが取れるのを待つ。
体が動くようになれば魔力封じの腕輪を外し、解毒薬になるものを探しにいかなくてはいけない。
幸い、口に入れられたユリネの毒は致死量までは飲んでいない。
大丈夫だ……と、自分に言い聞かせながら寝っ転がっている間は魔獣と出会わないように神に祈る。
薄暗く光もまばらにしか届かない森は薄気味悪く空気も悪い。
こんな場所が死に場所なんて……ごめんだ。
それにしても、俺を殺すためにあのバカ高い転移石を使うなんて貴族様の考えることはまったくもって分からない。
あの石一つで、平民ならば一生働かずに暮らしていけるんだぞ?
それをまだ成人して間もないタリスが易々と使えるなんて……公爵家ってのはどんだけ金持ちなんだよ。
いや……もしかしたらイーゼルがタリスに渡したのかもしれない……。
体の自由が効かない間、そんな被害妄想をしてはイラついたり落ち込んだりしたながら時間が過ぎるのを待った。
運のいいことにしばらくすれば徐々に体の痺れが取れてくる。だが、体を動かせば今度はユリネの神経毒のせいかズキッと切り裂かれたような体の痛みが走る。
まぁ……これくらいならどうにかなりそうだ……。
顔を歪めながら腕についた魔力封じの腕輪を取れば、なんとか魔法が使えるようになる。
軽く体を動かしながら腰に下げていた剣に手をかけ、鞘から取り出し感触を確かめる。
夜会の正装が嫌いで義父母に夜会に参加するのなら軽装でいいから騎士らしくいさせてくれと頼み込み、一人場違いな格好をしていた甲斐があったな……。
「よし……。なんとか剣も握れるな……」
普段よりも扱いずらいが今は贅沢なんて言ってられない。
まずはこの深淵の森を抜け出し解毒して……
そして……そして……俺は一体どこに帰るのだろうか……?
あの、がめつい義父母のところか?
それとも……俺を憎んでいるイーゼルがいる騎士団か……。
よく考えれば俺には帰る場所など無い。
俺を待ってくれている人など……いないんだ……。
そんな事を考えながら深淵の森を彷徨っていると解毒草を見つけ、口に入れれば笑える位に苦い味に鬱々しい気分も吹き飛ぶ。
水で一気に流し込み、ハァ……と大きなため息を吐いた後、気持ちを切り替える。
もう俺も子どもじゃないんだから一人でもやってける。
味方がいなくても、俺には力がある……だから大丈夫だ。
そう自分に言い聞かせながら森の奥へと歩き、俺は隣国を目指す。
どうせなら俺の事など知らない人が多い方がいい。
名前も捨てて初めからやり直そう。
国境を越えるために奥地へと進んでいけば、至る所から魔獣の気配がする。テリトリーに俺が侵入してきた事に気付いているようだが、まだ姿を現さない……。
出来る事なら今の状態での戦闘は避けたい……などと、弱気を見せてしまったせいか背後から殺気がして振り向けばマンティコアの姿が……。
獲物が来たといわんばかりに気味の悪い顔は嬉しそうに歪み、すぐに鋭い爪を俺に向けてくる。
「チッ……」
小さく舌打ちして剣を抜き襲いかかってきた爪を受けるが、ふんばりがきかずに後ろへと吹き飛ばされる。
吹き飛ばされた衝撃で大木へと頭を強く打ちつけ一瞬意識が飛ぶが頭を振って意識を保つ。
流れてくる血を拭いマンティコアを睨みつければ、早く来いよと余裕の態度で俺を待ち構えていた。
「やってやろーじゃねーかよ……」
俺は剣を握りしめ再度マンティコアへ挑んでいった……。
無我夢中で戦い、倒すことは出来なかったがどうにかマンティコアを追い払う事はできたが……敵はマンティコアだけではない。
その後も大小様々な魔獣達と戦い魔力も切れてしまう。
マンティコア戦で受けた頭の傷は痛み、頭痛も酷くなるばかりだ……。
せめて魔力だけでも補充しとかないとヤバいな……。
そう思い首に下げていた小さな石のついたペンダントを外す。
これは騎士学校時代に作った魔石……。
自分の魔力を込めて魔力切れを起こした際に使うものだ。
そして、騎士学校の風習で卒業時に友人と魔石を交換する習わしがある。俺はイーゼルと魔石を交換しあった。
つまり、この魔石には皮肉にもイーゼルの魔力が込められている。
「最悪だな……」
俺はそう呟き、魔石の魔力を取り込んだ。
それから俺は彷徨うように歩き続ける……。
朦朧とする意識の中、足に何かが引っかかり俺の体は宙に浮く。
頑丈な網に体の自由を奪われ、俺が抵抗したせいか木の枝がしなり反動で網は大きく揺れ近くにあった木に俺は再び頭をぶつけ……そこで俺の記憶はプツリと途絶えてしまう。
次に目を覚ました時には、全ての記憶を失ったまま俺は宙吊り状態。
訳もわからずに抜け出そうとしていると声が聞こえ……そこにいたのがココだった。
記憶もなく素性も知れない俺に優しさと笑顔を沢山くれた。
可愛くて優しくて頑張り屋で……俺にとって愛おしい存在……。
ココのそばにいれる事が俺にとって何よりも幸せで生きる糧だ。
ココにつけてもらった『リアム』という素敵な名前で、俺は第二の人生をココと共に過ごすと心に誓った。
24
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』
バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。 そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。 最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
僕、天使に転生したようです!
神代天音
BL
トラックに轢かれそうだった猫……ではなく鳥を助けたら、転生をしていたアンジュ。新しい家族は最低で、世話は最低限。そんなある日、自分が売られることを知って……。
天使のような羽を持って生まれてしまったアンジュが、周りのみんなに愛されるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる