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二章 学園生活
孤児院
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ガタンッと馬車が揺れ、俺は前のめりになりながら芋の入った袋でバランスをとる。
慰問を命じられて、ついでとばかりに教会の孤児院での炊き出しまでやらされる事になったのだ。
貴族の嗜みというのか、こうした事はやっておいて損はないとばかりに寄付が学園にもある。そして、生徒がそれに駆り出されるのだが……今回は、停学処分のルカリオンと男子生徒に押し倒されそうになって、ナイフで切りつけるという猟奇事件を起こした俺が抜擢された。
明らかに俺をおそった側にもやらせるべきだと思うのだが、ノーと言える日本人ではなく、生徒たちは俺が悪いというし、怪我を治せるからとナイフで刺すのも『普通はそこまではやらない』と、至極まっとうなご意見をのたまってくれた。
「あいつら、いつかボコボコにしてやる」
「ふふっ、でもこうして二人で出掛けられるのですから、いいじゃないですか」
「ルカリオンが刺せって言うから、こうなったんだけどな」
「次からは、見付からないようにやりましょうね」
副音声で『殺りましょうね』と、聞こえた気がする。
ルカリオンのためにも、俺のためにも、次からはもう少し穏便にいきたい。
「それにしても、土臭い……」
「野菜が新鮮ですからね」
「せめて現地で野菜を買えばいいのに……」
馬車の中は炊き出しの野菜が多く、土もご丁寧についていて非常に土臭いのだ。
ちなみに余った野菜は孤児院に寄付する事になっている。
慈善事業はいいけど、せめて土ぐらい洗えばいいのに……
「肥よくな土地ばかりではありませんから……仕方がないですよ」
「まぁ、そうだろうけどさ」
「たまには二人で泥臭いのもおつなものですよ」
「毎日、温室で土いじりしてるくせに」
ルカリオンは心が広いのか狭いのか、イマイチ分からないな。
普段は、二人の時間を邪魔されると不機嫌になるのに、こうした事には寛容なのだから。
俺の手から芋の袋を取って脇に寄せ、俺が馬車で転ばないように腰を抱いて引き寄せる。
それでも整地されていないガタガタの道は険しく、腰とお尻によく響いた。
あ、これは半分、ルカリオンのせい。
土曜日を慰問で潰されるために、金曜の夜はルカリオンと二人でゆっくり部屋でのんびりしよう……って、話だったのに、そういう雰囲気にのせられていたしてしまったのだ。
「ううっ、鈍痛がする」
「つい可愛くて……」
「ついじゃないからな」
「手加減は難しいですよね。全力でいつでも愛したいです」
「おーまーえーはぁぁぁ」
この従者、主人に対しての愛が重い!
べしべしと腰に回してくる手を叩き落し、二人で騒いでいる間に、馬車は慰問先の孤児院へと着いた。
孤児院は教会と隣接していて、古びた白い教会の横に長細い平屋があり、そこが孤児院なのだという。
鐘はあるものの、鈍い音がボーンとする感じで、結婚式の鐘のようなカランとした音はしない。
孤児院と教会の裏手は墓地になっているらしいが、白い布がはためいていることから、洗濯物を干す場所にもなっているのだろう。
「んーっ、やっと着いた~」
両手を上にあげて大きく伸びをし、左右に動かすと孤児院から神父に連れられた子供達が出てきた。
子供達はルカリオンを見て、一斉に神父の後ろに隠れてしまう。
獣人は滅多に人族の国にはこないから、珍しいのもあるだろうし、何より背が高いから子供にとっては脅威かもしれない。
様子を伺いながら、ヒソヒソと話し合う子供たちに俺は笑顔で「平気だよ」と言ってみせた。
「フタバだ!」
「違うよ! だって、フタバは礼拝堂にいたもん!」
「誰だお前!?」
フタバ……懐かしい響きに、俺は一瞬だけ懐かしい顔を思い出す。
しかし、ルカリオンじゃなくて、俺が子供たちにヒソヒソされている原因らしい。
「こちらは、ローズジャルト学園のミナさんです。そして、わたしはルカリオンと申します」
ルカリオンが子供たちに向かって自己紹介をし、「お手伝いをお願いできますか?」と、子供たちの目の前に野菜を積み重ねていく。
これは子供相手に、俺に近付くなという牽制だろうか? ルカリオン、それは大人気ないと思う。
ルカリオンは俺の方を少しだけ振り向き「子供は苦手ですか?」と聞いてきた。
なるほど、子供たちの質問を前に固まってしまった俺への助け舟だったのか。
数人の子供達は、ルカリオンの気迫に負けたのか教会の方へと走り去ってしまった。
「大丈夫ですか?」
「あ、うん。平気。ちょっと、懐かしい名前を聞いたから、少し、ね」
ルカリオンと残りの子供達と一緒に、野菜を木の荷車に移し替える作業をしながら、俺はフタバなんて名前がこの世界にも居るんだなぁとしみじみ思った。
フタバ__。
俺の前世での姉の名前が『二葉』だったのだ。
気が強くて、手が早い。
猫のように気まぐれで、それでいて変にカリスマのある姉。
「フタバ! フタバにソックリなんだよ!」
「早く、フタバってば!」
教会の方へ去ってしまった子供達が、白い髪の痩せた少女の手を引いて戻ってきた。
おぼつかない足取りで、光の無い目をしたその少女の目は、オレンジ色と黄色のグラデーションをしていた。
そう、悪役令嬢のフェルミナが消える時に見せてくれた、少女だった。
少女と目が合うと、震える唇が微かな声を出した。
『ミカ』と__。
慰問を命じられて、ついでとばかりに教会の孤児院での炊き出しまでやらされる事になったのだ。
貴族の嗜みというのか、こうした事はやっておいて損はないとばかりに寄付が学園にもある。そして、生徒がそれに駆り出されるのだが……今回は、停学処分のルカリオンと男子生徒に押し倒されそうになって、ナイフで切りつけるという猟奇事件を起こした俺が抜擢された。
明らかに俺をおそった側にもやらせるべきだと思うのだが、ノーと言える日本人ではなく、生徒たちは俺が悪いというし、怪我を治せるからとナイフで刺すのも『普通はそこまではやらない』と、至極まっとうなご意見をのたまってくれた。
「あいつら、いつかボコボコにしてやる」
「ふふっ、でもこうして二人で出掛けられるのですから、いいじゃないですか」
「ルカリオンが刺せって言うから、こうなったんだけどな」
「次からは、見付からないようにやりましょうね」
副音声で『殺りましょうね』と、聞こえた気がする。
ルカリオンのためにも、俺のためにも、次からはもう少し穏便にいきたい。
「それにしても、土臭い……」
「野菜が新鮮ですからね」
「せめて現地で野菜を買えばいいのに……」
馬車の中は炊き出しの野菜が多く、土もご丁寧についていて非常に土臭いのだ。
ちなみに余った野菜は孤児院に寄付する事になっている。
慈善事業はいいけど、せめて土ぐらい洗えばいいのに……
「肥よくな土地ばかりではありませんから……仕方がないですよ」
「まぁ、そうだろうけどさ」
「たまには二人で泥臭いのもおつなものですよ」
「毎日、温室で土いじりしてるくせに」
ルカリオンは心が広いのか狭いのか、イマイチ分からないな。
普段は、二人の時間を邪魔されると不機嫌になるのに、こうした事には寛容なのだから。
俺の手から芋の袋を取って脇に寄せ、俺が馬車で転ばないように腰を抱いて引き寄せる。
それでも整地されていないガタガタの道は険しく、腰とお尻によく響いた。
あ、これは半分、ルカリオンのせい。
土曜日を慰問で潰されるために、金曜の夜はルカリオンと二人でゆっくり部屋でのんびりしよう……って、話だったのに、そういう雰囲気にのせられていたしてしまったのだ。
「ううっ、鈍痛がする」
「つい可愛くて……」
「ついじゃないからな」
「手加減は難しいですよね。全力でいつでも愛したいです」
「おーまーえーはぁぁぁ」
この従者、主人に対しての愛が重い!
べしべしと腰に回してくる手を叩き落し、二人で騒いでいる間に、馬車は慰問先の孤児院へと着いた。
孤児院は教会と隣接していて、古びた白い教会の横に長細い平屋があり、そこが孤児院なのだという。
鐘はあるものの、鈍い音がボーンとする感じで、結婚式の鐘のようなカランとした音はしない。
孤児院と教会の裏手は墓地になっているらしいが、白い布がはためいていることから、洗濯物を干す場所にもなっているのだろう。
「んーっ、やっと着いた~」
両手を上にあげて大きく伸びをし、左右に動かすと孤児院から神父に連れられた子供達が出てきた。
子供達はルカリオンを見て、一斉に神父の後ろに隠れてしまう。
獣人は滅多に人族の国にはこないから、珍しいのもあるだろうし、何より背が高いから子供にとっては脅威かもしれない。
様子を伺いながら、ヒソヒソと話し合う子供たちに俺は笑顔で「平気だよ」と言ってみせた。
「フタバだ!」
「違うよ! だって、フタバは礼拝堂にいたもん!」
「誰だお前!?」
フタバ……懐かしい響きに、俺は一瞬だけ懐かしい顔を思い出す。
しかし、ルカリオンじゃなくて、俺が子供たちにヒソヒソされている原因らしい。
「こちらは、ローズジャルト学園のミナさんです。そして、わたしはルカリオンと申します」
ルカリオンが子供たちに向かって自己紹介をし、「お手伝いをお願いできますか?」と、子供たちの目の前に野菜を積み重ねていく。
これは子供相手に、俺に近付くなという牽制だろうか? ルカリオン、それは大人気ないと思う。
ルカリオンは俺の方を少しだけ振り向き「子供は苦手ですか?」と聞いてきた。
なるほど、子供たちの質問を前に固まってしまった俺への助け舟だったのか。
数人の子供達は、ルカリオンの気迫に負けたのか教会の方へと走り去ってしまった。
「大丈夫ですか?」
「あ、うん。平気。ちょっと、懐かしい名前を聞いたから、少し、ね」
ルカリオンと残りの子供達と一緒に、野菜を木の荷車に移し替える作業をしながら、俺はフタバなんて名前がこの世界にも居るんだなぁとしみじみ思った。
フタバ__。
俺の前世での姉の名前が『二葉』だったのだ。
気が強くて、手が早い。
猫のように気まぐれで、それでいて変にカリスマのある姉。
「フタバ! フタバにソックリなんだよ!」
「早く、フタバってば!」
教会の方へ去ってしまった子供達が、白い髪の痩せた少女の手を引いて戻ってきた。
おぼつかない足取りで、光の無い目をしたその少女の目は、オレンジ色と黄色のグラデーションをしていた。
そう、悪役令嬢のフェルミナが消える時に見せてくれた、少女だった。
少女と目が合うと、震える唇が微かな声を出した。
『ミカ』と__。
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