70 / 960
4章
後処理
しおりを挟む
世界に蔓延した【病魔】騒ぎが終焉を迎えると、復興作業がいたるところで始まりを見せていた。
温泉大陸の被害は【病魔】での死者は出なかったものの、治療薬を巡って暴徒と化した者を【病魔】での死者として処理したくらいで人への被害はそれ程ない。
物的被害があるのは大陸と温泉大陸を繋ぐ大橋を叩き落したくらいの物だった。
あとは暴徒により壊された家屋が多少あるもののそちらは既に復興済み。
大陸と温泉大陸を繋ぐ大橋を叩き落した事で大陸への行き来は飛行能力のある種族が『運搬屋』として物資の運搬として活動して今は動き回っている。
相変わらず、大陸側の難民の多さとキャンプが小さな町と化し始めて頭が痛い所ではある。
温泉大陸側は外へ人は出すものの、相変わらず外からの人間の受け入れは拒否している状態が続いている。
元々、温泉街に暮らし、【病魔】の間に帰れなかった者ぐらいしか入国を許されていない。
「若、大橋の修復作業どうしますか?」
シュテンが算盤を片手に大橋の完成図を持って執務室で書類に囲まれるルーファスに声を掛ける。
「大陸側の通行所の検問を厳しくしてから直していくしかないな。難民に温泉街に入られたら治安の問題が出てくるからな」
「すでにあの場所に難民キャンプ町を作られた時点で治安は最悪ですよ」
シュテンの言葉にルーファスが書類の束から顔を上げて眉間にしわを寄せる。
温泉大陸は流れ者が多く集まる土地ではあるが、一応の審査と許可を出して住民登録をしている為に、ルーファスの机の上に山のように積まれているのは、その審査の為の書類の束だ。
今回の一件で移住を希望する他国の者や難民がこぞって資料と書類を送りつけてきた。
「確かに【病魔】の終息宣言と資料を提供をしたが、ここまで面倒な事になるとは思わなかったな」
ルーファスが書類を握りしめながら机に突っ伏すと、事務作業をしていたテンが二頭身の小さな小鬼を指さす。
「だから小鬼の口を先に塞げと言っておいたんですよ?」
「テンさんだって僕らに『非常時の朗報は早めに出した方がいいですねー』って言ったじゃないですか?」
小鬼がテンの指を持ち上げながら頬をふくらますと、テンが頬を突きまわす。
「まぁ、小鬼には『従業員と温泉街の住民の個人情報』以外の情報は好きに使えとは言ってあるからな。灰色ラインだが禁止事項に触れる様で触れない情報だからな」
ルーファスが少し顔を上げて小鬼を見ると小鬼は指で「お金次第」と輪っかを作る。
「情報操作は今更だとは思いますけどね!僕らのネットワーク使いますか?旦那さん!」
情報を好物とし、お金を愛する小鬼は得意そうな顔で小さな体で胸を張って見せる。
「小鬼のそういう所嫌いじゃないですよ?でも反省しなさい」
むにーっと小鬼の小さな尖った耳を両手で伸ばしながらテンが笑顔で小鬼を叱る。
小鬼が少し机から足を浮かせて、ワタワタと手足をバタつかせる。
執務室のドアがバーンッと勢いよく開くと、ルーファスの叔父ギルが室内を見回す。
「ギル叔父上、何をしているんだ?」
ルーファスがギルに不審な目を向けると、ギルは涼しい顔で「居ないなー」と言ってドアを開け放ったまま出ていく。
執務室の3人と小鬼が開け放たれたままのドアを見つめながら小さく溜め息を吐く。
ギルの行動は大抵何かを追いかけまわしている時の行動なので、今日の犠牲者は誰なのか想像するだけで数人は頭に浮かぶ。
執務室の小窓がカラッと小さく音を立てて開くと山吹色の子狐がポーンっと飛び込んでくる。
「ギルは居ない?」
子狐がキョロキョロと辺りを見回しながら床にへたり込む。
子狐をシュテンが拾い上げて胸に抱きかかえると、子狐の尻尾は勢いよくグルグルと回る。
「ギルなら今さっきここを出て行ったぞ。」
「良かったの!ギルしつこいの!」
「今日はタマホメが追われているのか」
「そうなの!ギルの強化訓練はしつこいの!」
タマホメがシュテンに抱き着きながら小さい手足をバタバタ動かし抗議する。
ルーファスに朱里に関してはダメ出しを食らったギルは【刻狼亭】の従業員の強化をランダムで行うせいで最近はこの様に逃げ回る従業員がそれなりに居る。
たまに嬉々としてやり合う従業員もいるが大抵は盛大なかくれんぼと化している。
「仕方がないな。まだ復興作業で客が居ないのもあって暇だからな・・・」
「少しのお休みは好きだけど、追い回されるのはごめんなの!」
タマホメが尻尾を膨らませながら声を上げる。
「やれやれ」と、ルーファス達が言っていると、遠くで「うわーっ!」と叫ぶ従業員の声に犠牲者がまた1人増えた事に頭を抱えることになる。
結局、ネルフィームがいつもギルを回収するまでが一連作業。
しかし、この日は少し変わった事が起こった。
ギルを回収しにきたネルフィームと、ギルに文句を言いにきたルーファスが見たものは、床で倒れて寝るギルに、親指を立てて笑う製薬部署のテッチと朱里だった。
「やったな!若女将!」
「やりましたー!テッチ頑張った甲斐があったね!」
ピョコピョコと飛び跳ねて喜ぶ朱里がネルフィームとルーファスに気付くと、朱里がルーファスにガッツポーズをする。
「ギル叔父上を退治出来たのか?」
「主・・・いい加減に遊んでもらうのは懲りろと言っておいたのだが」
「テッチと毎朝作ってた薬草で作った『睡眠薬』で反撃出来たよ!」
「無臭で揮発性の高いの作るの苦労した甲斐がありましたね。若女将」
喜ぶ2人を尻目にルーファスとネルフィームが片手で頭を押さえながら、首を振る。
「ギル叔父上が大人げない反応しなければいいが・・・」
「主は大人げないからな・・・」
2人は少し不吉な事を言いながらギルが寝て忘れてくれることを心の中で祈った。
温泉大陸の被害は【病魔】での死者は出なかったものの、治療薬を巡って暴徒と化した者を【病魔】での死者として処理したくらいで人への被害はそれ程ない。
物的被害があるのは大陸と温泉大陸を繋ぐ大橋を叩き落したくらいの物だった。
あとは暴徒により壊された家屋が多少あるもののそちらは既に復興済み。
大陸と温泉大陸を繋ぐ大橋を叩き落した事で大陸への行き来は飛行能力のある種族が『運搬屋』として物資の運搬として活動して今は動き回っている。
相変わらず、大陸側の難民の多さとキャンプが小さな町と化し始めて頭が痛い所ではある。
温泉大陸側は外へ人は出すものの、相変わらず外からの人間の受け入れは拒否している状態が続いている。
元々、温泉街に暮らし、【病魔】の間に帰れなかった者ぐらいしか入国を許されていない。
「若、大橋の修復作業どうしますか?」
シュテンが算盤を片手に大橋の完成図を持って執務室で書類に囲まれるルーファスに声を掛ける。
「大陸側の通行所の検問を厳しくしてから直していくしかないな。難民に温泉街に入られたら治安の問題が出てくるからな」
「すでにあの場所に難民キャンプ町を作られた時点で治安は最悪ですよ」
シュテンの言葉にルーファスが書類の束から顔を上げて眉間にしわを寄せる。
温泉大陸は流れ者が多く集まる土地ではあるが、一応の審査と許可を出して住民登録をしている為に、ルーファスの机の上に山のように積まれているのは、その審査の為の書類の束だ。
今回の一件で移住を希望する他国の者や難民がこぞって資料と書類を送りつけてきた。
「確かに【病魔】の終息宣言と資料を提供をしたが、ここまで面倒な事になるとは思わなかったな」
ルーファスが書類を握りしめながら机に突っ伏すと、事務作業をしていたテンが二頭身の小さな小鬼を指さす。
「だから小鬼の口を先に塞げと言っておいたんですよ?」
「テンさんだって僕らに『非常時の朗報は早めに出した方がいいですねー』って言ったじゃないですか?」
小鬼がテンの指を持ち上げながら頬をふくらますと、テンが頬を突きまわす。
「まぁ、小鬼には『従業員と温泉街の住民の個人情報』以外の情報は好きに使えとは言ってあるからな。灰色ラインだが禁止事項に触れる様で触れない情報だからな」
ルーファスが少し顔を上げて小鬼を見ると小鬼は指で「お金次第」と輪っかを作る。
「情報操作は今更だとは思いますけどね!僕らのネットワーク使いますか?旦那さん!」
情報を好物とし、お金を愛する小鬼は得意そうな顔で小さな体で胸を張って見せる。
「小鬼のそういう所嫌いじゃないですよ?でも反省しなさい」
むにーっと小鬼の小さな尖った耳を両手で伸ばしながらテンが笑顔で小鬼を叱る。
小鬼が少し机から足を浮かせて、ワタワタと手足をバタつかせる。
執務室のドアがバーンッと勢いよく開くと、ルーファスの叔父ギルが室内を見回す。
「ギル叔父上、何をしているんだ?」
ルーファスがギルに不審な目を向けると、ギルは涼しい顔で「居ないなー」と言ってドアを開け放ったまま出ていく。
執務室の3人と小鬼が開け放たれたままのドアを見つめながら小さく溜め息を吐く。
ギルの行動は大抵何かを追いかけまわしている時の行動なので、今日の犠牲者は誰なのか想像するだけで数人は頭に浮かぶ。
執務室の小窓がカラッと小さく音を立てて開くと山吹色の子狐がポーンっと飛び込んでくる。
「ギルは居ない?」
子狐がキョロキョロと辺りを見回しながら床にへたり込む。
子狐をシュテンが拾い上げて胸に抱きかかえると、子狐の尻尾は勢いよくグルグルと回る。
「ギルなら今さっきここを出て行ったぞ。」
「良かったの!ギルしつこいの!」
「今日はタマホメが追われているのか」
「そうなの!ギルの強化訓練はしつこいの!」
タマホメがシュテンに抱き着きながら小さい手足をバタバタ動かし抗議する。
ルーファスに朱里に関してはダメ出しを食らったギルは【刻狼亭】の従業員の強化をランダムで行うせいで最近はこの様に逃げ回る従業員がそれなりに居る。
たまに嬉々としてやり合う従業員もいるが大抵は盛大なかくれんぼと化している。
「仕方がないな。まだ復興作業で客が居ないのもあって暇だからな・・・」
「少しのお休みは好きだけど、追い回されるのはごめんなの!」
タマホメが尻尾を膨らませながら声を上げる。
「やれやれ」と、ルーファス達が言っていると、遠くで「うわーっ!」と叫ぶ従業員の声に犠牲者がまた1人増えた事に頭を抱えることになる。
結局、ネルフィームがいつもギルを回収するまでが一連作業。
しかし、この日は少し変わった事が起こった。
ギルを回収しにきたネルフィームと、ギルに文句を言いにきたルーファスが見たものは、床で倒れて寝るギルに、親指を立てて笑う製薬部署のテッチと朱里だった。
「やったな!若女将!」
「やりましたー!テッチ頑張った甲斐があったね!」
ピョコピョコと飛び跳ねて喜ぶ朱里がネルフィームとルーファスに気付くと、朱里がルーファスにガッツポーズをする。
「ギル叔父上を退治出来たのか?」
「主・・・いい加減に遊んでもらうのは懲りろと言っておいたのだが」
「テッチと毎朝作ってた薬草で作った『睡眠薬』で反撃出来たよ!」
「無臭で揮発性の高いの作るの苦労した甲斐がありましたね。若女将」
喜ぶ2人を尻目にルーファスとネルフィームが片手で頭を押さえながら、首を振る。
「ギル叔父上が大人げない反応しなければいいが・・・」
「主は大人げないからな・・・」
2人は少し不吉な事を言いながらギルが寝て忘れてくれることを心の中で祈った。
45
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。