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過去の回想と僕…実は…。
しおりを挟むそう、過去最大の悲劇は幼馴染と久しぶりに家が隣で唯一男子で話せる幼馴染との帰り道の会話であった。
【回想】
「なーなー。攻めの反対の意味の言葉ってなんだと思う?」
と幼なじみは聞いてくる。
「…なんで急にその話になったのさ?幼馴染くんよぉ。」
「なんとなく。いいから答えてみて」
「まぁ、いいけどさ。」
ばか正直に答えてしまう。
「えーと、受けでしょ?」
幼馴染は目を大きく見開いた。
「お前…やっぱり腐女子だったのか。」
そこで脳がフリーズした。...やっぱり?
『…。』
自分と幼馴染はその時長い時の中にいたのだと思う。
まぁいうて15秒しか経ってなかったと思うけど。
「はっ!?◎△$♪×¥●&%#?!」
やっと幼なじみの言葉を理解してから、その言葉の意味でついでにこっちは口を大きく開く。今ならあの有名な絵画のなんちゃらの叫びなみに口開いてるよ…何の叫びだっけ?ムックの叫び?
そして自分でも解読不能な言葉が出てきてしまった。
「反応遅くね!?しかもお前どこから声出してんだよ…」
A、喉です。
ーーゴホンっ
「なんでわかったの…あとやっぱりって何さ、やっぱりって。」
「いや、昨日ネットで調べ物していたらその質問がでてきて…
普通は守備とか守り言うけど腐女子は受けって答えるみたいなことが書いてあったから面白そうで…あとお前なんかアニメとか漫画の好きなキャラの会話で時々なんかそういう感じの雰囲気でてたから...
そうかお前…そうだったのか…。
あなた、私に隠れてそんなことを…うっ…うう(泣)」
なんか急に速攻演劇始まりましたけど!?しかも裏声でご丁寧に泣きまねまで…テーマは夫の浮気現場に鉢合わせた妻かな…
「待って違うんだ、いや…あの…待ってくれ!って、なんかほんとに浮気がばれた夫みたいだな!?」
まあ、隠し事はしていたけれども!
「じゃ、バイバイ」
「おーーーい、いや、家着いたのはわかるけどちょっと待ってよ!?このままこの話終わるの!?お前はいいのかそれでーーー!てか、すっごい気まずいんだけどーーーーー!!!!」
ーーバタンっ
いつの間にか家についていて幼馴染は言い訳を聞かずにドアを閉め帰っていった。
ほんとに帰りやっがた!?
まあ…いいか…いや!?よくなくなくなくなくなくない!?あれ?どっちだ?
じゃなくて…
あいつ他のだれかに言いつけたりしないだろうな!?
はあ…明日学校やだな…明日も学校あるのに…それどころか今日月曜日だからあと4日も学校あるけど…
休もうかな…いや、皆勤賞狙ってんだよね
そんな葛藤しながら幼馴染に腐女子なことがバレてしまったことはあきらめ私も家に帰ろうと思った。
そう、帰ろうと持ってたんだよ…それなのに…
いつの間にかに死んで別の世界に男として転生しました.........。
そしてまた晴れて腐りました。懲りないなと自分でも思います。
でもこれは仕方がない。だってあんなに前世でハマっていたのにその前世の記憶を思い出してまたハマらないはずがない。
こうして腐女子から腐男子になりました。
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