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怒るセールスマン
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ふぉっふぉっふぉっ、わたしの名は腹黒腹増(ハラグロフクゾウ)。人呼んで「怒るセールスマン」ただのセールスマンじゃないで。わたしの取り扱う品物は心や!人間の心なんや!ほんまに!
歩美は、専業主婦。どこから見ても、優しい母であり、よくできた妻である。周りのママ友からも頼りにされている。小学生の子供一男一女を持つ38歳のありふれた母親である。
そんな歩美に誰にも言えない秘密があった。一度、興味本位で行ったパチンコで大勝ちしてしまい、その時の快感が忘れられず、通い詰めているのだ。
その日も、負けこんでパチンコ台を叩いていた。となりに座っていた太った黒づくめのおじさんがしゃべりかける。「あまり、熱くなると自分の熱でヤケドしまっせ!ふぉっふぉっふぉっ。」
次の日、パチンコに生活費を吸い取られた歩美が大手消費者金融のATMで、機械オンチの為四苦八苦していると、また、あのあじさんが、「ちょっとだけだから!!!チョットだけよ♡ いや~ん、ヤメて~!!ってなるんやで!ふぉっふぉっふぉっ。」
一年後、自殺の名所。崖の上の歩美。顔からは血の気が失われている。彼女の後ろに立ったのは、あのおじさん。「あんなに、忠告したのに、ほんまに、あんたはアホやなぁ!」
ドーーーーン!!!!!
一部始終を目撃していた、警戒中の警官に連行される腹黒腹増。
「わしに触るな!わしは怒るセールスマンやぞ!ぷんぷん!!」
歩美は、専業主婦。どこから見ても、優しい母であり、よくできた妻である。周りのママ友からも頼りにされている。小学生の子供一男一女を持つ38歳のありふれた母親である。
そんな歩美に誰にも言えない秘密があった。一度、興味本位で行ったパチンコで大勝ちしてしまい、その時の快感が忘れられず、通い詰めているのだ。
その日も、負けこんでパチンコ台を叩いていた。となりに座っていた太った黒づくめのおじさんがしゃべりかける。「あまり、熱くなると自分の熱でヤケドしまっせ!ふぉっふぉっふぉっ。」
次の日、パチンコに生活費を吸い取られた歩美が大手消費者金融のATMで、機械オンチの為四苦八苦していると、また、あのあじさんが、「ちょっとだけだから!!!チョットだけよ♡ いや~ん、ヤメて~!!ってなるんやで!ふぉっふぉっふぉっ。」
一年後、自殺の名所。崖の上の歩美。顔からは血の気が失われている。彼女の後ろに立ったのは、あのおじさん。「あんなに、忠告したのに、ほんまに、あんたはアホやなぁ!」
ドーーーーン!!!!!
一部始終を目撃していた、警戒中の警官に連行される腹黒腹増。
「わしに触るな!わしは怒るセールスマンやぞ!ぷんぷん!!」
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