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続々:special thanks
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やっぱりこの酒うまいな…一升瓶のラベルを見ていると
「買収はやめてくださいよ」
と仲居頭から声がかかる。ここの皆も俺たちによく慣れてくれたもんだ。全部綸のおかげだな。
「お父さんも一緒に来たいね…無理なことはわかってて言うのは良くないけど」
親父と俺が揃って泊まりで屋敷を空けるというのは無理だ。綸もよくわかっているがリラックスして楽しそうな皆をみて、そう思わずにはいられなかったのだろう。
「綸の願いは何でも聞いてやりたいが、それだけは無理だな。これも家族を守るためだ」
「うん、わかってる。ごめんなさい、どうしようもないこと言って」
「いい、俺に何を言おうが構わない…溜め込む方が良くないだろ?」
「初めてマンションに行った頃、正宗によく言われたよね…俺には言うんだって」
「そうだ。ずいぶん成長したな、綸」
「正宗のおかげです」
そう言い二人でグラスを合わせ、俺たちの大切な家族を見つめた。すると
「吉宗と風呂行ってくる」
尾木が吉宗を抱き上げ言う。綸がすぐに
「尾木さん、まだゆっくり飲んでないんじゃない?」
「だからいいんだ。今なら吉宗を風呂に入れても危なくない。あとで着替え持って来てくれ。オムツもな」
「いつもありがとう、尾木さん。吉宗、いいねぇ尾木さんと大きいお風呂」
そう言うと吉宗は尾木に抱かれたまま綸にバイバイをした。
「買収はやめてくださいよ」
と仲居頭から声がかかる。ここの皆も俺たちによく慣れてくれたもんだ。全部綸のおかげだな。
「お父さんも一緒に来たいね…無理なことはわかってて言うのは良くないけど」
親父と俺が揃って泊まりで屋敷を空けるというのは無理だ。綸もよくわかっているがリラックスして楽しそうな皆をみて、そう思わずにはいられなかったのだろう。
「綸の願いは何でも聞いてやりたいが、それだけは無理だな。これも家族を守るためだ」
「うん、わかってる。ごめんなさい、どうしようもないこと言って」
「いい、俺に何を言おうが構わない…溜め込む方が良くないだろ?」
「初めてマンションに行った頃、正宗によく言われたよね…俺には言うんだって」
「そうだ。ずいぶん成長したな、綸」
「正宗のおかげです」
そう言い二人でグラスを合わせ、俺たちの大切な家族を見つめた。すると
「吉宗と風呂行ってくる」
尾木が吉宗を抱き上げ言う。綸がすぐに
「尾木さん、まだゆっくり飲んでないんじゃない?」
「だからいいんだ。今なら吉宗を風呂に入れても危なくない。あとで着替え持って来てくれ。オムツもな」
「いつもありがとう、尾木さん。吉宗、いいねぇ尾木さんと大きいお風呂」
そう言うと吉宗は尾木に抱かれたまま綸にバイバイをした。
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