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凍結から芽吹く
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日曜日はパパと奥多摩方面へドライブデートをして、釣り場でニジマス釣りをする。釣ったニジマスはその場で食べることが出来るのだが、もちろん私たちは持ち帰り、うちでお父さんと朱と一緒に食べる。
朱が豚肉、サツマイモ、人参、大根、玉ねぎ、ごぼう、長ネギ…野菜たっぷりの豚汁、お父さんは三つ葉と大根の和風サラダを作っておいてくれた。
「はぁい、メインの食材のご到着~」
「メイン食材があったか?良かった」
「冷凍しないとダメなくらい釣ったよ。今日はやっぱり塩焼きだよね?」
小ぶりのものを丸ごと塩焼きにして今夜は食べる。そして大きなものは切り身にして冷凍する。
「一番大きなのは私が釣ったの。楽しかったね、パパ」
「とてもね。釣った数は僕の勝ちだったよ?」
「そうなのよね…だから、帰りに私が珈琲をご馳走したの」
「いいデートだったな、香歩」
お父さんが私の頭をぐりぐりしてから、私の椅子を引く。
「朱っ、すっごく美味しい…この豚汁好き。残るかなぁ…残ったら明日の朝、パンじゃなくご飯にする」
「予約が早すぎなんだよ、香歩。そんなこと言ったら1杯分だけ残るに決まってるだろ」
「むむっ…もしもの話だよ」
私はシャリ…シャリ…マヨネーズとポン酢のまろやかな酸味が三つ葉と大根、ちくわとゴマに合う和風サラダを口に入れる…美味しい。
「いい週末だったよ、みんなありがと。私、明日からも頑張るし…朱、異動の話はちゃんと、ゆっくり聞かせてね」
朱が豚肉、サツマイモ、人参、大根、玉ねぎ、ごぼう、長ネギ…野菜たっぷりの豚汁、お父さんは三つ葉と大根の和風サラダを作っておいてくれた。
「はぁい、メインの食材のご到着~」
「メイン食材があったか?良かった」
「冷凍しないとダメなくらい釣ったよ。今日はやっぱり塩焼きだよね?」
小ぶりのものを丸ごと塩焼きにして今夜は食べる。そして大きなものは切り身にして冷凍する。
「一番大きなのは私が釣ったの。楽しかったね、パパ」
「とてもね。釣った数は僕の勝ちだったよ?」
「そうなのよね…だから、帰りに私が珈琲をご馳走したの」
「いいデートだったな、香歩」
お父さんが私の頭をぐりぐりしてから、私の椅子を引く。
「朱っ、すっごく美味しい…この豚汁好き。残るかなぁ…残ったら明日の朝、パンじゃなくご飯にする」
「予約が早すぎなんだよ、香歩。そんなこと言ったら1杯分だけ残るに決まってるだろ」
「むむっ…もしもの話だよ」
私はシャリ…シャリ…マヨネーズとポン酢のまろやかな酸味が三つ葉と大根、ちくわとゴマに合う和風サラダを口に入れる…美味しい。
「いい週末だったよ、みんなありがと。私、明日からも頑張るし…朱、異動の話はちゃんと、ゆっくり聞かせてね」
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