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実験データ
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担当者
森田博士
被検体
Dクラス職員 D-2002
補足
全ての実験は収容プロコトルに従い、ASCP-110が乗っている鉄板周りに40m×40mの鉄板を敷き詰めて行なう。
実験1
ASCP-110の真上を通り反対側へ移動させる
結果
ASCP-110の移動は無し。変化も起こらない。
実験2
D-2002に目隠しを装着しASCP-110に接触するまで往復させる。
結果
D-2002に左側面が踏まれる瞬間、20cmほど横に瞬時に移動し回避した。
ASCP-110-Aへの変化はなし。
意識の有無に問わずASCP-110への肉体的接触は不可能なようだ。
実験3
先端がフォーク状になっている鉄製の棒を使用し2m以上離れた所からASCP-110を回収させる。
結果
フォークの先端が1m以内に入った瞬間ASCP-110の移動を確認。D-2002はASCP-110-Aになった。即座に麻酔銃で眠らせ、Aクラス記憶処理を施した。
実験4
50m離れた所から回収フックを装着したドローンを操作させ回収させる。
結果
ドローンに装着させたフックが上部1m以内に入った瞬間ASCP-110の移動を確認。D-2002はASCP-110-Aになり、70mほど先に移動したASCP-110に向かって全力疾走し始めた。麻酔銃で眠らせAクラス記憶処理を施した。
遠隔からの接触も不可能なようだ。
結論
現状ASCP-110に干渉するにはASCP-110の移動先対象を一緒に移動させる以外の方法は見つからない。
しかしこちらからアクションを起こさない限り害を及ぼさないASCPだったことを喜ぶばかりだ。
森田博士
被検体
Dクラス職員 D-2002
補足
全ての実験は収容プロコトルに従い、ASCP-110が乗っている鉄板周りに40m×40mの鉄板を敷き詰めて行なう。
実験1
ASCP-110の真上を通り反対側へ移動させる
結果
ASCP-110の移動は無し。変化も起こらない。
実験2
D-2002に目隠しを装着しASCP-110に接触するまで往復させる。
結果
D-2002に左側面が踏まれる瞬間、20cmほど横に瞬時に移動し回避した。
ASCP-110-Aへの変化はなし。
意識の有無に問わずASCP-110への肉体的接触は不可能なようだ。
実験3
先端がフォーク状になっている鉄製の棒を使用し2m以上離れた所からASCP-110を回収させる。
結果
フォークの先端が1m以内に入った瞬間ASCP-110の移動を確認。D-2002はASCP-110-Aになった。即座に麻酔銃で眠らせ、Aクラス記憶処理を施した。
実験4
50m離れた所から回収フックを装着したドローンを操作させ回収させる。
結果
ドローンに装着させたフックが上部1m以内に入った瞬間ASCP-110の移動を確認。D-2002はASCP-110-Aになり、70mほど先に移動したASCP-110に向かって全力疾走し始めた。麻酔銃で眠らせAクラス記憶処理を施した。
遠隔からの接触も不可能なようだ。
結論
現状ASCP-110に干渉するにはASCP-110の移動先対象を一緒に移動させる以外の方法は見つからない。
しかしこちらからアクションを起こさない限り害を及ぼさないASCPだったことを喜ぶばかりだ。
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