126 / 224
第5章 公的ギルド
第27話 商業ギルドのソルン
しおりを挟む
そろそろアタル達が地上に戻ってくる頃、ハロルドはセバスと新たな行動にでようとしていた。
「ふぅ~、この報告からやはり間違いないようだな?」
ハロルドが送られてきた報告書を読んで大きな息を吐いてそう話した。
「間違いないようです。しかし、商業ギルドのギルドマスターは半年以上町に戻ってきていません。どのようにされますか?」
ハロルドはセバスに尋ねられ目を瞑って考え込む。
すでに教会と冒険者ギルドと揉め事になっている。実質的には全面的な勝利と言えるが、今後はそれぞれが組織で対抗してくることは目に見えている。
さらに商業ギルドと揉めるとなると、世界的な組織のすべてと対抗することになりかねなかった。
「これを見逃すことはできないのぉ。それに、相手は商業ギルドと手を組んで対抗してくるじゃろ。そうなれば商業ギルドから何かしら手を打たれる可能性があるからのぉ」
セバスも全くの同意見であった。
世界的な規模の教会や冒険者ギルド、そして商業ギルドはそれぞれが独立した組織であり、お互いに守備範囲は違うが、色々な部分で協力したり揉めたりとしていた。
しかし、公的ギルドの存在はそれぞれの守備範囲を侵すことになるので、協力して対抗してくる可能性がある。
「どちらにしろ、商業ギルドとも揉めることになるでしょう。アタル様のシステムにより、人材の確保が何とかなりそうです。確実に我が領だけでも地盤を固めて、近隣の領主や王家の協力を得られるように動くのが正解かと思います」
セバスの話にハロルドは何度も頷いて話を聞いていた。
「すべてはアタルの考える方向に進んでいるようじゃのぉ。しかし、本人にそれほど自覚はしていないようじゃ。それが一番の心配じゃのぉ」
アタルはどうすれば人々が快適になるか、そのためにどんな魔道具を作るのか、ただそれだけを楽しんでいた。
「まるで教会やギルドに喧嘩を売るような提案をしてきますが、どうするかはすべてエルマイスター家に委ねてきます。実行するための政治的な駆け引きや交渉は、すべてエルマイスター家がしないとダメですから……」
セバスも諦めた表情で話す。
「それに必要な魔道具や素材も用意してくれるからのぉ……。塩も順調のようじゃ。これがあれば近隣の領主も引き込めそうじゃから、なんとかなるかのぉ」
ハロルドも諦めた表情で話す。
「では、商業ギルドと?」
「今から話をしてくるかのぉ。ギルドマスターが留守なのは、結果的には良かったのかもしれんのぉ」
ハロルドはそう話すと、立ち上がり部屋を出て行くのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
商業ギルドの副ギルドマスターのソルンは、ギルドマスターの執務室でイライラしながら仕事をしていた。
ギルドマスターが半年以上も商業ギルドの支部を離れていて、実質的な業務は全てソルンに任されていた。
ギルドマスターのブルハは2年以上前にエルマイスター領の商業ギルドマスターとして来た。
ブルハは辺境のエルマイスター領のギルドマスターになったことに不満を持っていた。
ダンジョンはあるがそれほど旨味があるわけでなく、辺境故に商業はそれほど栄えていない。商業ギルドとしてはそれほど美味しい領地でもなかったのだ。
それにブルハは王都に長くいたことで、獣人を嫌っており、エルマイスター領で獣人が普通に商売していることが気に食わなかった。
就任してすぐに獣人を差別しようとしたが、自分よりエルマイスター領に長くいる副ギルドマスターのソルンに注意された。
面白くなかったが、確かにエルマイスター領で問題を起こすわけにもいかず、すぐに家族と一緒に近隣のヤドラス領に移住してしまったのである。
今では年に数回だけエルマイスター領に来るだけで、実務はほとんどソルンに任せていた。
ソルンはギルドマスターのブルハから、教会と揉めて王都に連絡したことを咎める手紙を読んでいた。
「ふざけるな!」
ソルンは手紙を机に叩きつけて声を出してしまう。
面倒な事をすべて人に任せて、文句だけ言ってくるブルハに腹を立てていた。それに領主からギルドマスターに来るように催促された事への返事が一切なかったことも許せなかった。
冒険者ギルドや教会が領主のハロルドに追い詰められていることは、ソルンにも伝わっていた。
ハロルドが不正に対して実力行使に出ていることも伝えてある。
ブルハからの指示でソルンがしていることは非常に危険なことだと直接言いたいが、手紙ではそれを伝えることはできない。しかし、それらしい内容で伝えたのに、その返事も無いのだ。
(家族を逃がすか……? いや、自分も一緒に逃げたほうが……)
そんな事を考えていたら部屋の扉がノックされて、ソルンは声を上げそうになる。
「な、なんだ!?」
ソルンは動揺しながらも、扉を開いたギルド職員に質問する。
「りょ、領主のハロルド様が副ギルドマスターにお話があると下に来ています」
ソルンはもう逃げられないと思うのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ギルド職員が青い顔をしながら震える手でお茶の準備をしている。
(彼女も最近の噂は知っているのだろう……)
ソルンは自分の運命も、彼女が知っている噂と同じ道を辿ると思ったが、何故か晴れやかな気持ちになっていた。
(家族だけは許してもらえるように隠し事は止めよう!)
覚悟を決めると、あんなギルドマスターに従っていたことが馬鹿らしくなる。
ソルンはエルマイスター領の出身で、成人してすぐに商業ギルドに雇われた。
計算や交渉が得意ですぐに頭角を現し、当時のギルドマスターに王都で修行するように言われた。
それから20年以上も王都や周辺の商業ギルドで実績を重ねて5年前に副ギルドマスターとして故郷に戻って来たのである。
嫁2人に子供5人を連れて帰り、懐かしい故郷で死ぬまで働こうと思っていた。この5年でさらに獣人の嫁を2人娶り、子供も4人増えて合わせて9人になった。
獣人の嫁をもらったことで、他の地で働くのは難しいと思っていた。そして、獣人を差別するギルドマスターのブルハが大嫌いだった。
職員がお茶の準備を終えて部屋を出る。ソルンはそれを確認するとハロルドに話しかける。
「ハロルド様、お久しぶりで御座います。商業ギルドの副ギルドマスターをしていますソルンです」
ハロルドはソルンの堂々とした態度に感心していた。
最近の自分達のしてきたことを知っているのか、商業ギルドの職員は全員が怯えたような表情をしていた。しかし、ソルンだけは怯えた様子が無いのだ。
ハロルドはその様子をみて、話し合いは難しくなるのではと警戒する。
「お主には何度も会っておるのぉ。ギルドマスターは領内に碌に来ておらんようじゃから、実質的にお主が商業ギルドを動かしていると思って良いかのぉ?」
ハロルドはのんびりした雰囲気で話しながら、ソルンの反応を観察した。
「はい、そう思ってもらって構いません。ギルドマスターから指示を受けて実質的に実行しているのは私になります」
ソルンは自信に満ちた表情で返答する。
「ふむ、では、確認したいことがある」
ハロルドはそう話すと、一緒に来たルークに目で合図するとルークは書類をだす。行政のトップのメイベルの息子のルークは、最近では公式ギルドの責任者も兼任していた。
今回はこれまでに調査した商業ギルドの不正について調査書類を一緒に持って来たのである。
「この書類だが、何か分かるか?」
ソルンは書類を受け取ると内容を確認し始める。
「これは、……しかし、ここは……、間違いもあるのか……、でも……」
ソルンが書類を見ながら呟いている。
それを聞いたルークは不満そうな顔をするが、すぐには追及しなかった。
ソルンは書類を読み終えると、顔を上げて話す。
「この書類は、商業ギルドの不正を調べた書類ですね。しかし、内容に間違いもありますし、調査が足りない気がします」
ソルンの発言を聞いてハロルドはやはり油断ならないと思った。
そして、調査をしたルークはそれ以上に納得できなかった。顔を真っ赤にして反論しようとした。
「少しお待ちください」
しかし、そのルークの雰囲気を気にすることなくソルンは立ち上がり、書棚に向かうと本を引き抜きハロルドに渡してきた。
「これが商業ギルドの不正の書類です。見せて頂いた書類には少し間違いがありますし、すべては調査しきれていないようですね。これには全て正確な数字を記載してあります」
ソルンは普通に不正の証拠を差し出した。
ハロルド達は驚いて書類を受け取ることも忘れて、ソルンの顔を見つめるのであった。
「ふぅ~、この報告からやはり間違いないようだな?」
ハロルドが送られてきた報告書を読んで大きな息を吐いてそう話した。
「間違いないようです。しかし、商業ギルドのギルドマスターは半年以上町に戻ってきていません。どのようにされますか?」
ハロルドはセバスに尋ねられ目を瞑って考え込む。
すでに教会と冒険者ギルドと揉め事になっている。実質的には全面的な勝利と言えるが、今後はそれぞれが組織で対抗してくることは目に見えている。
さらに商業ギルドと揉めるとなると、世界的な組織のすべてと対抗することになりかねなかった。
「これを見逃すことはできないのぉ。それに、相手は商業ギルドと手を組んで対抗してくるじゃろ。そうなれば商業ギルドから何かしら手を打たれる可能性があるからのぉ」
セバスも全くの同意見であった。
世界的な規模の教会や冒険者ギルド、そして商業ギルドはそれぞれが独立した組織であり、お互いに守備範囲は違うが、色々な部分で協力したり揉めたりとしていた。
しかし、公的ギルドの存在はそれぞれの守備範囲を侵すことになるので、協力して対抗してくる可能性がある。
「どちらにしろ、商業ギルドとも揉めることになるでしょう。アタル様のシステムにより、人材の確保が何とかなりそうです。確実に我が領だけでも地盤を固めて、近隣の領主や王家の協力を得られるように動くのが正解かと思います」
セバスの話にハロルドは何度も頷いて話を聞いていた。
「すべてはアタルの考える方向に進んでいるようじゃのぉ。しかし、本人にそれほど自覚はしていないようじゃ。それが一番の心配じゃのぉ」
アタルはどうすれば人々が快適になるか、そのためにどんな魔道具を作るのか、ただそれだけを楽しんでいた。
「まるで教会やギルドに喧嘩を売るような提案をしてきますが、どうするかはすべてエルマイスター家に委ねてきます。実行するための政治的な駆け引きや交渉は、すべてエルマイスター家がしないとダメですから……」
セバスも諦めた表情で話す。
「それに必要な魔道具や素材も用意してくれるからのぉ……。塩も順調のようじゃ。これがあれば近隣の領主も引き込めそうじゃから、なんとかなるかのぉ」
ハロルドも諦めた表情で話す。
「では、商業ギルドと?」
「今から話をしてくるかのぉ。ギルドマスターが留守なのは、結果的には良かったのかもしれんのぉ」
ハロルドはそう話すと、立ち上がり部屋を出て行くのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
商業ギルドの副ギルドマスターのソルンは、ギルドマスターの執務室でイライラしながら仕事をしていた。
ギルドマスターが半年以上も商業ギルドの支部を離れていて、実質的な業務は全てソルンに任されていた。
ギルドマスターのブルハは2年以上前にエルマイスター領の商業ギルドマスターとして来た。
ブルハは辺境のエルマイスター領のギルドマスターになったことに不満を持っていた。
ダンジョンはあるがそれほど旨味があるわけでなく、辺境故に商業はそれほど栄えていない。商業ギルドとしてはそれほど美味しい領地でもなかったのだ。
それにブルハは王都に長くいたことで、獣人を嫌っており、エルマイスター領で獣人が普通に商売していることが気に食わなかった。
就任してすぐに獣人を差別しようとしたが、自分よりエルマイスター領に長くいる副ギルドマスターのソルンに注意された。
面白くなかったが、確かにエルマイスター領で問題を起こすわけにもいかず、すぐに家族と一緒に近隣のヤドラス領に移住してしまったのである。
今では年に数回だけエルマイスター領に来るだけで、実務はほとんどソルンに任せていた。
ソルンはギルドマスターのブルハから、教会と揉めて王都に連絡したことを咎める手紙を読んでいた。
「ふざけるな!」
ソルンは手紙を机に叩きつけて声を出してしまう。
面倒な事をすべて人に任せて、文句だけ言ってくるブルハに腹を立てていた。それに領主からギルドマスターに来るように催促された事への返事が一切なかったことも許せなかった。
冒険者ギルドや教会が領主のハロルドに追い詰められていることは、ソルンにも伝わっていた。
ハロルドが不正に対して実力行使に出ていることも伝えてある。
ブルハからの指示でソルンがしていることは非常に危険なことだと直接言いたいが、手紙ではそれを伝えることはできない。しかし、それらしい内容で伝えたのに、その返事も無いのだ。
(家族を逃がすか……? いや、自分も一緒に逃げたほうが……)
そんな事を考えていたら部屋の扉がノックされて、ソルンは声を上げそうになる。
「な、なんだ!?」
ソルンは動揺しながらも、扉を開いたギルド職員に質問する。
「りょ、領主のハロルド様が副ギルドマスターにお話があると下に来ています」
ソルンはもう逃げられないと思うのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
ギルド職員が青い顔をしながら震える手でお茶の準備をしている。
(彼女も最近の噂は知っているのだろう……)
ソルンは自分の運命も、彼女が知っている噂と同じ道を辿ると思ったが、何故か晴れやかな気持ちになっていた。
(家族だけは許してもらえるように隠し事は止めよう!)
覚悟を決めると、あんなギルドマスターに従っていたことが馬鹿らしくなる。
ソルンはエルマイスター領の出身で、成人してすぐに商業ギルドに雇われた。
計算や交渉が得意ですぐに頭角を現し、当時のギルドマスターに王都で修行するように言われた。
それから20年以上も王都や周辺の商業ギルドで実績を重ねて5年前に副ギルドマスターとして故郷に戻って来たのである。
嫁2人に子供5人を連れて帰り、懐かしい故郷で死ぬまで働こうと思っていた。この5年でさらに獣人の嫁を2人娶り、子供も4人増えて合わせて9人になった。
獣人の嫁をもらったことで、他の地で働くのは難しいと思っていた。そして、獣人を差別するギルドマスターのブルハが大嫌いだった。
職員がお茶の準備を終えて部屋を出る。ソルンはそれを確認するとハロルドに話しかける。
「ハロルド様、お久しぶりで御座います。商業ギルドの副ギルドマスターをしていますソルンです」
ハロルドはソルンの堂々とした態度に感心していた。
最近の自分達のしてきたことを知っているのか、商業ギルドの職員は全員が怯えたような表情をしていた。しかし、ソルンだけは怯えた様子が無いのだ。
ハロルドはその様子をみて、話し合いは難しくなるのではと警戒する。
「お主には何度も会っておるのぉ。ギルドマスターは領内に碌に来ておらんようじゃから、実質的にお主が商業ギルドを動かしていると思って良いかのぉ?」
ハロルドはのんびりした雰囲気で話しながら、ソルンの反応を観察した。
「はい、そう思ってもらって構いません。ギルドマスターから指示を受けて実質的に実行しているのは私になります」
ソルンは自信に満ちた表情で返答する。
「ふむ、では、確認したいことがある」
ハロルドはそう話すと、一緒に来たルークに目で合図するとルークは書類をだす。行政のトップのメイベルの息子のルークは、最近では公式ギルドの責任者も兼任していた。
今回はこれまでに調査した商業ギルドの不正について調査書類を一緒に持って来たのである。
「この書類だが、何か分かるか?」
ソルンは書類を受け取ると内容を確認し始める。
「これは、……しかし、ここは……、間違いもあるのか……、でも……」
ソルンが書類を見ながら呟いている。
それを聞いたルークは不満そうな顔をするが、すぐには追及しなかった。
ソルンは書類を読み終えると、顔を上げて話す。
「この書類は、商業ギルドの不正を調べた書類ですね。しかし、内容に間違いもありますし、調査が足りない気がします」
ソルンの発言を聞いてハロルドはやはり油断ならないと思った。
そして、調査をしたルークはそれ以上に納得できなかった。顔を真っ赤にして反論しようとした。
「少しお待ちください」
しかし、そのルークの雰囲気を気にすることなくソルンは立ち上がり、書棚に向かうと本を引き抜きハロルドに渡してきた。
「これが商業ギルドの不正の書類です。見せて頂いた書類には少し間違いがありますし、すべては調査しきれていないようですね。これには全て正確な数字を記載してあります」
ソルンは普通に不正の証拠を差し出した。
ハロルド達は驚いて書類を受け取ることも忘れて、ソルンの顔を見つめるのであった。
78
あなたにおすすめの小説
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる