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続・新章 肉親と親しい人。
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過去に割とストレートに答えて、お客様を怒らせした事が有った。
「今お付き合いしている人とは、今すぐに別れた方がいいわ。
その人、貴女のお金が目的だから。」
そんなハズはない、占いでそんな事がわかるハズ無いと怒って帰ってしまったのだけど、ソレから一年後にそのお客さんが多額の借金を負わされて風俗店で働かされていると同業者に聞かされた。
私の言った事に対して意地になってしまった様だった。
「ダイレクトに言わず、ある程度ウソも混ぜて相手を喜ばせるのもテクニックだよ。
占い師の抽象的な言葉をお客が勝手にイイ方に解釈するからね、ある程度は会話の中で誘導するのも必要かな?」
落ち込んでるワタシに見るに見かねてアドバイスしてくれたのは、先輩占い師では無くて、バイト先の店長だった。
占い師だけで食べていける前に、雇ってもらっていたファミレスで賄い食べながら相談に乗ってもらった事が有ったのだけど、まさかソレでココまで上手くいくなんて思わなかったよ。
さて了子ちゃんと向き合い、能力で知り得た情報を差し障りの無い形で答えていく?
【過去の事】はもう仕方ないとして、本当の問題は見えてしまった【現在の事】と【未来の事】なのよねぇ?
「…過去にとても辛い事があった様ですね、…でも、ソレに負けず強く有ろうと頑張っている様ですね?」
「…えっ、はい、…そう…そんな感じです…。
すごい、分かるんですか?」
明らかに了子ちゃんのワタシを見る目が変わった!
「…そう言う気の様なモノを感じるのです、過去に辛い経験をした人に多く感じるモノなので、貴女もそうなのだろうと…具体的な事はよくわかりませんが、【泣いている女の子】が見えた様な…女の子と言っても中学か高校生ぐらいかしら?」
…って事にしておこうかな?
「…すごい、そこまで…
あっ、昔の事はソレ以上はッ⁈」
「はい、ソレじゃ昔の事はそこまでにしますね、問題はコレからですものね。」
「はい、どうですか?」
…そうなんだよなぁ、了子ちゃん?
アナタ、気持ちは分かるけど、ソレはイバラの道だよ!
「…ごめんね、ちょい素に戻るね?」
「えっ、はい?」
私はチラッと相手には気が付かないスピードでチラ見してから、
「…不倫とか、絶対ダメだからね⁈
分かってるとは思うけど。」
「…⁈ な、なんで分かったんですか⁇」
「…占い師だから、…ソレともう一人の人も周りに魅力的な女性が多いから苦戦するかも…コレは占いと言うより状況判断かな?」
「…ですよね~、そっちはほぼ諦めてますけど…」
ため息を隠す事なく、でも幸せに成るにはどうしたらと一見前向きな了子ちゃん?
「でね、私の占いでは近々思わぬ所で素敵な出逢いがあるかもって出てるんだけど?」
「…出逢いですか?
何処でデス⁈」
ワタシが見てしまった了子ちゃんの【未来の事】…
今の所、コレが一番確率が高く、絶対避けて欲しい【未来】なので…
「えっと、了子ちゃんってW大なんだよね、通学は電車、ソレともバス?」
「…電車ですけど…、ソレがなにか?」
「う~ん、健康の為にも【自転車通学】に変えない?
この行動で色々と環境に変化が…」
強引かな?
…確率の高いモノ、上から三つは電車が関係している、電車移動をやめてもらえば…
「エェ、運動苦手ですから⁈」
「う~ん、朝の運動が【吉】と出てるんだけどなぁ?」
「ソレで自転車通学ですか?
一駅歩くとかじゃなくて?」
「エェ、その行動に意味が有ると言うか、出逢いが有ると言いますか?
…無理、大変そう?」
「…いえ、以前終電を逃した時に歩いた事有って、今のトコロならそうでも無いかと…」
「えっと、未来ってね、現在の行動で幾つかに分岐するの、なのでこの行動でさっきまでの未来とは変わって来るから、『ココが分岐かな?』って思ったら、また占ってあげるから連絡してネ。」
「はい、あ、ありがとうございました⁈」
その後、了子ちゃんは早々に【ミニサイクル】を購入すると、
「ナニナニナニ、健康の為デスと⁈
じゃあ、ワタシもチャリ通する~!」
と、エリちゃんも巻き込んで毎日片道20~30分程度の【サイクリング登校】を始めてくれた。
ソレから私はワタシで、某鉄道会社に匿名で、
『あさ、〇〇駅でよく30代くらいの男性がホームでぶつかって来るので注意してほしい。』
と、言った苦情や垂れ込みの電話やお手紙をちょくちょく【お客様窓口】に凸してみた、多少の効果を期待して…
しばらくして、朝の通勤時間帯にホームから女性が転落する事故が起こった。
幸い、最悪な結果は間逃れたそうだけど、大勢の目撃者の証言で、【30代くらいの男性】がホームのスレスレの所を走る様に早歩きしていたそうで、
その際にホームで電車を待っていた女性に体当たりする様にぶつかったのだと証言が有ったそうだ。
どうやら以前からよく同様の事が目撃されていたらしい?
ただホームから転落したのは今回が初めてなので、駅には以前から多くの苦情が寄せられていたのに、こんな事が起こってしまった責任を追及されてると共に、警察ではこの男性の特定を急いでいるらしい?
…う~ん、でもコレって、二番目と三番目の要因なんだよねぇ?
でも、警察の【目】がこの駅や電車に向けられれば一番目も回避出来そうかな?
暇なヒトは1~3番目を予想してみよう!
…で、雫ちゃんバイト最終日の事。
「なぁお清さん?」
「…あ、あの~、その【お清さん】ってあだ名、あんまり可愛くないので変えてもらえると、う、嬉しいかなって…ア、あははは…?」
また私は木田サンちで雫ちゃんを待っていた。
心配なので送り迎えみたいな事を買って出たのだけど、
「この間の了子ちゃんに言ってた【不倫】って、どう言うことかな?」
ぴえ~ん、お兄さんの目が怖い‼︎
「えっと、ソレはですね~、色々ありましてぇ~⁈」
「呼び名の件は善処しよう、だから本当の事を俺だけには教えてくれ、何で了子ちゃんに【電車通学】を止めさせたんだ?」
…了子ちゃんが割とあっさり【自転車通学】に切り替えてくれたのは、実は
「このお清さんは俺も信頼している占い師だからな、突拍子も無い様な事でも、実は物凄く意味の有る事だったりするから、騙されたと思って乗っかってみなよ。」
とお兄さんが口添えしてくれたからだ。
仕方ないので、私は【千里眼】のチカラで見えてしまった了子ちゃんの【未来(仮)】をお兄さんに話した。
「…それって、現実に起こったら了子ちゃんだけの問題じゃないだろ⁈」
「…ん、だから出来る限りで阻止出来ないか、試してみてるんだけど…。」
「…なぁ、【電車】クン自身の未来なんて占えないのか?」
「…えっ?
あ、なるほど、ソレは思い付きませんでした‼︎」
「今お付き合いしている人とは、今すぐに別れた方がいいわ。
その人、貴女のお金が目的だから。」
そんなハズはない、占いでそんな事がわかるハズ無いと怒って帰ってしまったのだけど、ソレから一年後にそのお客さんが多額の借金を負わされて風俗店で働かされていると同業者に聞かされた。
私の言った事に対して意地になってしまった様だった。
「ダイレクトに言わず、ある程度ウソも混ぜて相手を喜ばせるのもテクニックだよ。
占い師の抽象的な言葉をお客が勝手にイイ方に解釈するからね、ある程度は会話の中で誘導するのも必要かな?」
落ち込んでるワタシに見るに見かねてアドバイスしてくれたのは、先輩占い師では無くて、バイト先の店長だった。
占い師だけで食べていける前に、雇ってもらっていたファミレスで賄い食べながら相談に乗ってもらった事が有ったのだけど、まさかソレでココまで上手くいくなんて思わなかったよ。
さて了子ちゃんと向き合い、能力で知り得た情報を差し障りの無い形で答えていく?
【過去の事】はもう仕方ないとして、本当の問題は見えてしまった【現在の事】と【未来の事】なのよねぇ?
「…過去にとても辛い事があった様ですね、…でも、ソレに負けず強く有ろうと頑張っている様ですね?」
「…えっ、はい、…そう…そんな感じです…。
すごい、分かるんですか?」
明らかに了子ちゃんのワタシを見る目が変わった!
「…そう言う気の様なモノを感じるのです、過去に辛い経験をした人に多く感じるモノなので、貴女もそうなのだろうと…具体的な事はよくわかりませんが、【泣いている女の子】が見えた様な…女の子と言っても中学か高校生ぐらいかしら?」
…って事にしておこうかな?
「…すごい、そこまで…
あっ、昔の事はソレ以上はッ⁈」
「はい、ソレじゃ昔の事はそこまでにしますね、問題はコレからですものね。」
「はい、どうですか?」
…そうなんだよなぁ、了子ちゃん?
アナタ、気持ちは分かるけど、ソレはイバラの道だよ!
「…ごめんね、ちょい素に戻るね?」
「えっ、はい?」
私はチラッと相手には気が付かないスピードでチラ見してから、
「…不倫とか、絶対ダメだからね⁈
分かってるとは思うけど。」
「…⁈ な、なんで分かったんですか⁇」
「…占い師だから、…ソレともう一人の人も周りに魅力的な女性が多いから苦戦するかも…コレは占いと言うより状況判断かな?」
「…ですよね~、そっちはほぼ諦めてますけど…」
ため息を隠す事なく、でも幸せに成るにはどうしたらと一見前向きな了子ちゃん?
「でね、私の占いでは近々思わぬ所で素敵な出逢いがあるかもって出てるんだけど?」
「…出逢いですか?
何処でデス⁈」
ワタシが見てしまった了子ちゃんの【未来の事】…
今の所、コレが一番確率が高く、絶対避けて欲しい【未来】なので…
「えっと、了子ちゃんってW大なんだよね、通学は電車、ソレともバス?」
「…電車ですけど…、ソレがなにか?」
「う~ん、健康の為にも【自転車通学】に変えない?
この行動で色々と環境に変化が…」
強引かな?
…確率の高いモノ、上から三つは電車が関係している、電車移動をやめてもらえば…
「エェ、運動苦手ですから⁈」
「う~ん、朝の運動が【吉】と出てるんだけどなぁ?」
「ソレで自転車通学ですか?
一駅歩くとかじゃなくて?」
「エェ、その行動に意味が有ると言うか、出逢いが有ると言いますか?
…無理、大変そう?」
「…いえ、以前終電を逃した時に歩いた事有って、今のトコロならそうでも無いかと…」
「えっと、未来ってね、現在の行動で幾つかに分岐するの、なのでこの行動でさっきまでの未来とは変わって来るから、『ココが分岐かな?』って思ったら、また占ってあげるから連絡してネ。」
「はい、あ、ありがとうございました⁈」
その後、了子ちゃんは早々に【ミニサイクル】を購入すると、
「ナニナニナニ、健康の為デスと⁈
じゃあ、ワタシもチャリ通する~!」
と、エリちゃんも巻き込んで毎日片道20~30分程度の【サイクリング登校】を始めてくれた。
ソレから私はワタシで、某鉄道会社に匿名で、
『あさ、〇〇駅でよく30代くらいの男性がホームでぶつかって来るので注意してほしい。』
と、言った苦情や垂れ込みの電話やお手紙をちょくちょく【お客様窓口】に凸してみた、多少の効果を期待して…
しばらくして、朝の通勤時間帯にホームから女性が転落する事故が起こった。
幸い、最悪な結果は間逃れたそうだけど、大勢の目撃者の証言で、【30代くらいの男性】がホームのスレスレの所を走る様に早歩きしていたそうで、
その際にホームで電車を待っていた女性に体当たりする様にぶつかったのだと証言が有ったそうだ。
どうやら以前からよく同様の事が目撃されていたらしい?
ただホームから転落したのは今回が初めてなので、駅には以前から多くの苦情が寄せられていたのに、こんな事が起こってしまった責任を追及されてると共に、警察ではこの男性の特定を急いでいるらしい?
…う~ん、でもコレって、二番目と三番目の要因なんだよねぇ?
でも、警察の【目】がこの駅や電車に向けられれば一番目も回避出来そうかな?
暇なヒトは1~3番目を予想してみよう!
…で、雫ちゃんバイト最終日の事。
「なぁお清さん?」
「…あ、あの~、その【お清さん】ってあだ名、あんまり可愛くないので変えてもらえると、う、嬉しいかなって…ア、あははは…?」
また私は木田サンちで雫ちゃんを待っていた。
心配なので送り迎えみたいな事を買って出たのだけど、
「この間の了子ちゃんに言ってた【不倫】って、どう言うことかな?」
ぴえ~ん、お兄さんの目が怖い‼︎
「えっと、ソレはですね~、色々ありましてぇ~⁈」
「呼び名の件は善処しよう、だから本当の事を俺だけには教えてくれ、何で了子ちゃんに【電車通学】を止めさせたんだ?」
…了子ちゃんが割とあっさり【自転車通学】に切り替えてくれたのは、実は
「このお清さんは俺も信頼している占い師だからな、突拍子も無い様な事でも、実は物凄く意味の有る事だったりするから、騙されたと思って乗っかってみなよ。」
とお兄さんが口添えしてくれたからだ。
仕方ないので、私は【千里眼】のチカラで見えてしまった了子ちゃんの【未来(仮)】をお兄さんに話した。
「…それって、現実に起こったら了子ちゃんだけの問題じゃないだろ⁈」
「…ん、だから出来る限りで阻止出来ないか、試してみてるんだけど…。」
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