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新・新章 地蔵巡り再び? 〜朝起きたら大きな〇〇がいた件?
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「…うぅ、か、身体が重苦しぃ…?」
…俺はココ連日の仕事疲れから体調を崩したらしく、身体がダルかった?
風邪かもしれん、やや筋肉痛もあるので、有給がまだ残っていたし、今日は仕事を休む事にした。
場合によっては明日も休もう、幸いな事に面倒な案件は昨日でほぼ終わっていたので…
上司とアオさんに連絡を入れて、再度布団に潜る…様子を見て昼から病院に行ってみよう?
…のつもりだったが、
「あらら~ 旦那さま、もう具合はダイジョブジョブ?」
「ねぇねー、久しぶりに来たら、可愛い娘が増えてるわね~?」
「木田くん、いつの間にこんなに大きなお子さんを作ったの?」
久しぶりに早川サンとおチカがこんな時間から「呑み」に、いや「飲み」に来ている、お茶とか?
既にけっこう出来上がっているぽっい?
よく見ると紅茶にブランデーとかワインとか入れている様で、オヤジさんから頂いた【とっておき】らしきモノがテーブルの上に…
いつか義父を我が家へご招待した時にでもと、とっておきしていたのに…仕方ないな。
「…勘弁してくれ、欲しいのは正真正銘の【愛の結晶】なんだが?」
俺はどうやら昼まで寝るつもりだったが、すっかり3時のおやつの時間らしい?
何やら居間が騒がしいので目が覚めたんだがね?
すると嫁と雫ちゃん、ユズを囲んで【酒盛り】をしていやがった不良主婦たち、モチロン雫ちゃんはノンアルのジュースだ……と思うが?
ココしばらくは色々と各家庭で忙しくて、我が家に顔を出せないでいたそうだ…
別にいいんだけど、義務化した覚えも無いし?
「…あ、あの、し、雫はイラナイ子ですか、オジサマ?」
「…なんだと、そりゃ~ひどいど、主人殿!」
「そうだ、そうだ~?」
何故か雫ちゃんが涙目で、ユズが絡んできて、嫁が煽ってる?
ちなみに雫ちゃんはよく我が家に遊びに来ては子猫と戯れあったり、嫁の作品を見て異世界やラブコメな世界に想いを馳せていたり、エリにケーキ作りを教わったりしている。
ユズは最近もっぱら喫茶店のバイトのみで、心霊絡みの仕事はしていない、なんでも自分が出張る程厄介なモノが最近は無いとか、偶にアイリさんから助っ人を頼まれたりしてる様だけど、本当にウチに居着いてしまった。
嫁はフナさんのアシスタントをやっていた二人の女の子を正式に雇って、新連載のお仕事『転生したらスランプだった剣士~女の子を泣かす奴はこの拳で成敗する⁈』をめちゃくちゃ頑張っていて、読者アンケートもけっこういいらしい⁈
…まぁアイデアとか元ネタとか、半分くらいは俺の……いや、言わずが華だな、コレ。
なんで、最近は【妊活】はセーブ気味なんだが、仕方ない。
嫁が休みを取れたら、しばらく寝かさない夜が来るかも知れない…いや、本気で実子が欲しいんだよ、マジで。
「…雫ちゃんがイラナイとか、そんな事思った事は無いから安心して遊びに来ていいぞ。
んで、そこな不良主婦たちは何しにウチで飲んでんの?
この【洋酒】、そのうちお義父さんと飲む事もあるだろうって、大事に取って置いたんだが?」
すると…
「…えっ、そうだったの⁇
それだったら、そうと知ってたら別のをご馳走になってたのに!」
「ち、違うの旦那様‼︎
私がコレ美味しそうだし、紅茶にブランデーとか入れたりするのオシャレだからやってみよーって…!」
「…ど、どうせ、ジジィからのもらいモンだろ、ヒックっ!
け、ケチケチするな、大物になれんぞ~¿」
最後のは若干思考が怪しくなり始めてるユズリハなんだが、コイツ【日本酒】は強いのに、何故か【ウイスキーボンボン】でも酔うんだよな、何でだろ?
その後、純粋な【お茶】に誘われて俺も強制参加させられた?
まだ具合が悪いのだが、あったかい紅茶にブランデーを二、三滴入れたモノを飲んだら血行が良くなった気がした。
「そうだ、あのね木田くん?」
「…ん、何かな?」
「…実は変な噂を聞いたの、木田くんなら何か知ってるかと思って?」
唐突に何か思い出した様に、早川さんが妙な事を言い出した?
「…【地蔵周り】って、最近流行ってるの?」
「…へ?
なんで、そんなこと?」
「ソレが…」
どうもこの地域の子供たちの間で奇妙な遊びが流行っていると、ご近所の奥様方が噂しているらしい?
ソレがどうもあの【地蔵巡り】っぽいのだ?
ちなみに早川さんは俺たちが子供の頃にやっていた【地蔵周り】を何となく覚えていたらしい?
特に子供の頃からココに住んでいた俺たち世代の親御さんは特に心配している様だ?
「キッカケはよくわからないんだけど、 特定のお地蔵サマを特定の時間帯で、特定の図形を描く様に特定の順番で周ると、恋愛が成就するとか、頭が良くなるとか、願い事が叶うとかでクラスとかで噂になってるそうよ。
…コレって、まさか…」
…キッカケねぇ?
「…何が微妙に変化してるけど、俺らが子供の頃に流行ってたのに似てるな…
…なぁ、お前はどう思う?」
キッカケというか、最近【メディア化】した人物から聞いてみたが、
「……う~ん、私あの作品ちゃんと読んで無いんだよね?
ちょい聴いてみる!」
…ん、どういうこと?
嫁はアシスタントに確認を取った?
アシスタントの一人が最近まで連載していた作品に何か関係有りそうだが?
実は嫁がフナさんの所のアシさん二人を雇う事になったのは、とある件が関係しているのだが、それには【地蔵巡り】も多少原因として含まれているのだ?
「…アマネちゃん、あの作品、電子版でまだ続きを描いてるみたいよ?
…まだ揉めてるのにね?」
「もうアタシは、あの作品には関わらない事にしたんで…」
…可哀想になぁ~?
実は漫画【ふしぎ探偵 ミ~コちゃん】は、フナさんが女児向けに連載している作品だが、この作品が原案となったアニメ【ふしぎ探偵 ミ~コ】シリーズはその複雑な権利の問題が発生していた?
アニメにだけ登場するキャラクターが人気で、お陰でアニメが大ヒットしている、なのでアニメ関連の商品等で得た利益は我々にあると主張する人が現れたのだ?
アニメ制作会社のキャラクターデザイン担当者だ。
自分が生み出したキャラクターがワンクールで終了する予定のアニメ作品を、サードシーズンまで引き伸ばし、次回フォースシーズンまで制作が決定しかけているまでに人気を押し上げたのだ、原作は別としてアニメ作品及びそこから派生した商品の権利は我にあるのではないか、と主張しているそうだ?
何か複雑だな?
…で、その割を喰らわされたのがアシスタントちゃんなんだと。
「…ヤマネちゃんはあの件で反省して、あのネタはコミカライズでは使ってなかったのよ!
なのに、新規に始まったスピンオフでは…」
アシスタントの一人【森林 ヤマネ】さんはアニメ【ふしぎ探偵 ミーコ&ミルミル】のコミカライズを出版社は同じだけど、別のコミック月刊誌で連載していた、実質的に彼女のデビュー作みたいなモノで、師匠の作品を弟子がスピンオフしてると話題になってまずまずの人気だった…?
しかし、【アニメ作品オリジナルのキャラクター】を取り扱ってコミカライズしているのは、創造主として許可で来ないとアニメ制作会社からクレームが出てしまったのだ?
結果、アニメからのスピンオフ作品のコミカライズは、創造主が認めた漫画家さん(日本人じゃないらしい?)と出版社が新たに連載する事になってしまい、アマネちゃんのコミカライズ作品は単行本化することもないどころか、【電子書籍】ですら認めないと彼方さんが騒ぎ出したのだ?
どうやら、アニメ制作会社の経営陣が変わったらしい、日本のアニメは好きなのにやたらと日本に対抗意識が強いお国が出資している会社の様だね?
とにかく法律上難しい事は偉い人同士で話し合ってもらう事になり、こういうトラブルが苦手なフナさんは【ミーコシリーズ】から手を引こうかと考えてるらしい?
自分の漫画の【ミーコ】とアニメの【ミーコ】は別のモノと考えるつもりだとか?
そうなると、お仕事量は減る、アシスタントを雇う必要がない、
それならウチ(嫁さん)のアシスタントにならない!
って事はになったんだね、わかったかな?
まぁそんな事が有ったりしたから、何かと話題になってその新しい【ミーコ&ミルミル】の新コミカライズが結構人気らしい、…が、元々女児向けの作品だったのだが、コチラは間違いなく対象が【大きなお友達】の様だ。
「…それが、新たにコミカライズを始めた作家が、例のアンソロ本のネタを流用しているみたいでさ…」
あっ、アレか?
つまり【魔法陣モドキ】扱いの【地蔵周り】だな?
「…さすがはコピー大国の人だな、2次創作からネタを引っ張るとは?
…ん、地蔵周りを取り扱ったのは嫁さんもだろ?」
「…あ、覚えてた?
でもでもね、アレ以降私もヤマネちゃんも【お地蔵サマ】の事は作品中で、アレ以降は流用してないよ!」
どうやらその作家のオリジナル解釈で【地蔵周り】をモンスターの召喚魔法代わりに使っているらしい?
もうフナさんの【ミーコ】とも全く別物になっているし、ほのぼの不思議探索モノが、モンスター召喚バトルモノにすり替わっていた?
(そのウチにカードゲームとか発売するんだろうなぁ?)
まぁ読んだ事無いので知らんけど?
実際、当時あの件で【地蔵周り】と関連付けて考察していたオカルト愛好家がご自分のSNS等で熱く語っておったそうだ?
アチラの作家さんは作品中で上手く使えばウケると思ったのかも知れない?
実際、ウケているらしいし?
「…あの私も話してイイ?
…でね、ほらこの辺って、お地蔵サマ多いじゃない?
真似する子…って言うか、そこそこ大人の人がスマホで撮影とかしてるんだって?
それで、中には私有地に勝手に入って撮影しているとか、町会とか商店会で問題になってしてるの。」
…っと、おずおずとおチカが落ち着かない様で話し出した。
おそらく自分も話しに参加したくてウズウズしていた様だ?
なるほど、確かにこれだけお地蔵サマを見かける土地だ、作品のワンシーンを再現出来たりするんだろうなぁ?
いわゆる、【漫画のあの場面、再現してみた】的な事だろ、気持ちわからなくもないけど、勝手に私有地に入って撮影とかいけないぞっ!
「…俺らにはもう手が出せない所だな、ソレ?
まぁ町内で問題になってるなら、お役所が対処してくれるだろ、多分?」
今時井戸も無いので井戸端会議でもないが、ご近所さんとの取り止めのない世間話は適当なところでお開きとなった。
皆んな、晩の支度をしに自宅に帰るからだ。
「じゃ、また来るね!」
「あ~、ハイハイ。」
俺もまだ怠さが残るのでもう一度布団に潜りに行った。
「オジサマ、お大事に!」
…雫ちゃんだけが俺を気遣ってくれだ…
…う~ん、重い…?
なんだろう、体が妙に重いのだ?
まるで何かが俺を押し潰そうとしている様に?
う、動けない⁇
あと、生暖かい風が顔を撫でる様に吹いている?
…間違いない、何かが俺の上にのし掛かっているのだ、だから動けない⁈
「ち、畜生めっ⁈
どうしたら…?」
「みゃ~~ぁ!」
俺の声に反応したのかウチのネコが鳴いた?
誰が鳴いたかはわからなかったが、その瞬間に俺の【金縛り】の様な状態が消えた?
急に楽になった?
そして、俺の視界から大きな黒い固まりが消えた?
「…おや…?」
ウチのニャンコは悪霊。祓えるチカラがある…わけないよなぁ?
「ニャー!」
「わふっ。」
「…へ?」
とととと、とん!
「あ~、ムーちゃんココにいたんだぁ~、探したよ~‼︎」
妹の安堵した声が俺の耳に入ったのと同時に、
「エリお姉さん、おっきいワンちゃん見つかりましたぁ~?」
と、何故か雫ちゃんの声が…
ん、どういう状態?
…俺はココ連日の仕事疲れから体調を崩したらしく、身体がダルかった?
風邪かもしれん、やや筋肉痛もあるので、有給がまだ残っていたし、今日は仕事を休む事にした。
場合によっては明日も休もう、幸いな事に面倒な案件は昨日でほぼ終わっていたので…
上司とアオさんに連絡を入れて、再度布団に潜る…様子を見て昼から病院に行ってみよう?
…のつもりだったが、
「あらら~ 旦那さま、もう具合はダイジョブジョブ?」
「ねぇねー、久しぶりに来たら、可愛い娘が増えてるわね~?」
「木田くん、いつの間にこんなに大きなお子さんを作ったの?」
久しぶりに早川サンとおチカがこんな時間から「呑み」に、いや「飲み」に来ている、お茶とか?
既にけっこう出来上がっているぽっい?
よく見ると紅茶にブランデーとかワインとか入れている様で、オヤジさんから頂いた【とっておき】らしきモノがテーブルの上に…
いつか義父を我が家へご招待した時にでもと、とっておきしていたのに…仕方ないな。
「…勘弁してくれ、欲しいのは正真正銘の【愛の結晶】なんだが?」
俺はどうやら昼まで寝るつもりだったが、すっかり3時のおやつの時間らしい?
何やら居間が騒がしいので目が覚めたんだがね?
すると嫁と雫ちゃん、ユズを囲んで【酒盛り】をしていやがった不良主婦たち、モチロン雫ちゃんはノンアルのジュースだ……と思うが?
ココしばらくは色々と各家庭で忙しくて、我が家に顔を出せないでいたそうだ…
別にいいんだけど、義務化した覚えも無いし?
「…あ、あの、し、雫はイラナイ子ですか、オジサマ?」
「…なんだと、そりゃ~ひどいど、主人殿!」
「そうだ、そうだ~?」
何故か雫ちゃんが涙目で、ユズが絡んできて、嫁が煽ってる?
ちなみに雫ちゃんはよく我が家に遊びに来ては子猫と戯れあったり、嫁の作品を見て異世界やラブコメな世界に想いを馳せていたり、エリにケーキ作りを教わったりしている。
ユズは最近もっぱら喫茶店のバイトのみで、心霊絡みの仕事はしていない、なんでも自分が出張る程厄介なモノが最近は無いとか、偶にアイリさんから助っ人を頼まれたりしてる様だけど、本当にウチに居着いてしまった。
嫁はフナさんのアシスタントをやっていた二人の女の子を正式に雇って、新連載のお仕事『転生したらスランプだった剣士~女の子を泣かす奴はこの拳で成敗する⁈』をめちゃくちゃ頑張っていて、読者アンケートもけっこういいらしい⁈
…まぁアイデアとか元ネタとか、半分くらいは俺の……いや、言わずが華だな、コレ。
なんで、最近は【妊活】はセーブ気味なんだが、仕方ない。
嫁が休みを取れたら、しばらく寝かさない夜が来るかも知れない…いや、本気で実子が欲しいんだよ、マジで。
「…雫ちゃんがイラナイとか、そんな事思った事は無いから安心して遊びに来ていいぞ。
んで、そこな不良主婦たちは何しにウチで飲んでんの?
この【洋酒】、そのうちお義父さんと飲む事もあるだろうって、大事に取って置いたんだが?」
すると…
「…えっ、そうだったの⁇
それだったら、そうと知ってたら別のをご馳走になってたのに!」
「ち、違うの旦那様‼︎
私がコレ美味しそうだし、紅茶にブランデーとか入れたりするのオシャレだからやってみよーって…!」
「…ど、どうせ、ジジィからのもらいモンだろ、ヒックっ!
け、ケチケチするな、大物になれんぞ~¿」
最後のは若干思考が怪しくなり始めてるユズリハなんだが、コイツ【日本酒】は強いのに、何故か【ウイスキーボンボン】でも酔うんだよな、何でだろ?
その後、純粋な【お茶】に誘われて俺も強制参加させられた?
まだ具合が悪いのだが、あったかい紅茶にブランデーを二、三滴入れたモノを飲んだら血行が良くなった気がした。
「そうだ、あのね木田くん?」
「…ん、何かな?」
「…実は変な噂を聞いたの、木田くんなら何か知ってるかと思って?」
唐突に何か思い出した様に、早川さんが妙な事を言い出した?
「…【地蔵周り】って、最近流行ってるの?」
「…へ?
なんで、そんなこと?」
「ソレが…」
どうもこの地域の子供たちの間で奇妙な遊びが流行っていると、ご近所の奥様方が噂しているらしい?
ソレがどうもあの【地蔵巡り】っぽいのだ?
ちなみに早川さんは俺たちが子供の頃にやっていた【地蔵周り】を何となく覚えていたらしい?
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…コレって、まさか…」
…キッカケねぇ?
「…何が微妙に変化してるけど、俺らが子供の頃に流行ってたのに似てるな…
…なぁ、お前はどう思う?」
キッカケというか、最近【メディア化】した人物から聞いてみたが、
「……う~ん、私あの作品ちゃんと読んで無いんだよね?
ちょい聴いてみる!」
…ん、どういうこと?
嫁はアシスタントに確認を取った?
アシスタントの一人が最近まで連載していた作品に何か関係有りそうだが?
実は嫁がフナさんの所のアシさん二人を雇う事になったのは、とある件が関係しているのだが、それには【地蔵巡り】も多少原因として含まれているのだ?
「…アマネちゃん、あの作品、電子版でまだ続きを描いてるみたいよ?
…まだ揉めてるのにね?」
「もうアタシは、あの作品には関わらない事にしたんで…」
…可哀想になぁ~?
実は漫画【ふしぎ探偵 ミ~コちゃん】は、フナさんが女児向けに連載している作品だが、この作品が原案となったアニメ【ふしぎ探偵 ミ~コ】シリーズはその複雑な権利の問題が発生していた?
アニメにだけ登場するキャラクターが人気で、お陰でアニメが大ヒットしている、なのでアニメ関連の商品等で得た利益は我々にあると主張する人が現れたのだ?
アニメ制作会社のキャラクターデザイン担当者だ。
自分が生み出したキャラクターがワンクールで終了する予定のアニメ作品を、サードシーズンまで引き伸ばし、次回フォースシーズンまで制作が決定しかけているまでに人気を押し上げたのだ、原作は別としてアニメ作品及びそこから派生した商品の権利は我にあるのではないか、と主張しているそうだ?
何か複雑だな?
…で、その割を喰らわされたのがアシスタントちゃんなんだと。
「…ヤマネちゃんはあの件で反省して、あのネタはコミカライズでは使ってなかったのよ!
なのに、新規に始まったスピンオフでは…」
アシスタントの一人【森林 ヤマネ】さんはアニメ【ふしぎ探偵 ミーコ&ミルミル】のコミカライズを出版社は同じだけど、別のコミック月刊誌で連載していた、実質的に彼女のデビュー作みたいなモノで、師匠の作品を弟子がスピンオフしてると話題になってまずまずの人気だった…?
しかし、【アニメ作品オリジナルのキャラクター】を取り扱ってコミカライズしているのは、創造主として許可で来ないとアニメ制作会社からクレームが出てしまったのだ?
結果、アニメからのスピンオフ作品のコミカライズは、創造主が認めた漫画家さん(日本人じゃないらしい?)と出版社が新たに連載する事になってしまい、アマネちゃんのコミカライズ作品は単行本化することもないどころか、【電子書籍】ですら認めないと彼方さんが騒ぎ出したのだ?
どうやら、アニメ制作会社の経営陣が変わったらしい、日本のアニメは好きなのにやたらと日本に対抗意識が強いお国が出資している会社の様だね?
とにかく法律上難しい事は偉い人同士で話し合ってもらう事になり、こういうトラブルが苦手なフナさんは【ミーコシリーズ】から手を引こうかと考えてるらしい?
自分の漫画の【ミーコ】とアニメの【ミーコ】は別のモノと考えるつもりだとか?
そうなると、お仕事量は減る、アシスタントを雇う必要がない、
それならウチ(嫁さん)のアシスタントにならない!
って事はになったんだね、わかったかな?
まぁそんな事が有ったりしたから、何かと話題になってその新しい【ミーコ&ミルミル】の新コミカライズが結構人気らしい、…が、元々女児向けの作品だったのだが、コチラは間違いなく対象が【大きなお友達】の様だ。
「…それが、新たにコミカライズを始めた作家が、例のアンソロ本のネタを流用しているみたいでさ…」
あっ、アレか?
つまり【魔法陣モドキ】扱いの【地蔵周り】だな?
「…さすがはコピー大国の人だな、2次創作からネタを引っ張るとは?
…ん、地蔵周りを取り扱ったのは嫁さんもだろ?」
「…あ、覚えてた?
でもでもね、アレ以降私もヤマネちゃんも【お地蔵サマ】の事は作品中で、アレ以降は流用してないよ!」
どうやらその作家のオリジナル解釈で【地蔵周り】をモンスターの召喚魔法代わりに使っているらしい?
もうフナさんの【ミーコ】とも全く別物になっているし、ほのぼの不思議探索モノが、モンスター召喚バトルモノにすり替わっていた?
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実際、ウケているらしいし?
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真似する子…って言うか、そこそこ大人の人がスマホで撮影とかしてるんだって?
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…っと、おずおずとおチカが落ち着かない様で話し出した。
おそらく自分も話しに参加したくてウズウズしていた様だ?
なるほど、確かにこれだけお地蔵サマを見かける土地だ、作品のワンシーンを再現出来たりするんだろうなぁ?
いわゆる、【漫画のあの場面、再現してみた】的な事だろ、気持ちわからなくもないけど、勝手に私有地に入って撮影とかいけないぞっ!
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まぁ町内で問題になってるなら、お役所が対処してくれるだろ、多分?」
今時井戸も無いので井戸端会議でもないが、ご近所さんとの取り止めのない世間話は適当なところでお開きとなった。
皆んな、晩の支度をしに自宅に帰るからだ。
「じゃ、また来るね!」
「あ~、ハイハイ。」
俺もまだ怠さが残るのでもう一度布団に潜りに行った。
「オジサマ、お大事に!」
…雫ちゃんだけが俺を気遣ってくれだ…
…う~ん、重い…?
なんだろう、体が妙に重いのだ?
まるで何かが俺を押し潰そうとしている様に?
う、動けない⁇
あと、生暖かい風が顔を撫でる様に吹いている?
…間違いない、何かが俺の上にのし掛かっているのだ、だから動けない⁈
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どうしたら…?」
「みゃ~~ぁ!」
俺の声に反応したのかウチのネコが鳴いた?
誰が鳴いたかはわからなかったが、その瞬間に俺の【金縛り】の様な状態が消えた?
急に楽になった?
そして、俺の視界から大きな黒い固まりが消えた?
「…おや…?」
ウチのニャンコは悪霊。祓えるチカラがある…わけないよなぁ?
「ニャー!」
「わふっ。」
「…へ?」
とととと、とん!
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