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その頃のリリア
「なんでなんで、どうしてどうして」
ブツブツ言いながら部屋の中をグルグルと歩き回っているのはリリア男爵令嬢だ。
「フラグも立てた、イベントも消化した。なのになんで攻略できたのが王太子だけなの~!」
この世界は【秘蜜の扉を開けて、オルフェリアの熱い夜】と言う18禁乙女ゲームの世界なはず。
逆ハー狙いのウハウハエロエロエンドのはずが、私の夢が、イケメンに囲まれ酒池肉林の日々が…
そのラインハルトもソーロー短小の1人H野郎だったなんて。おまけに婚約者に隠れて遊びまくってる下半身の節操のないやつだった。
ゲームでは俺様キャラだったけどHまで俺様なんて。
宰相子息のナルサリスも騎士団長子息のヴァンヘントも侯爵子息のクリストフ全然なびかない。
特にロリショタくんの男の娘姿、ドレス姿でアンアンするの楽しみだったのに。なぜか彼の笑顔の奥に冷気を感じるのよね。
もう無理だわ、これ以上はどうしようもない。そうだわ、帝国へ行こう。ガガード帝国へ行って続編【秘蜜の扉を開けて2、滴る愛の露】の攻略対象達にターゲット変更よ。
超ドS皇帝、奴隷あがりのエロ技男娼、青姦好き獅子獣人冒険者。Mすぎるリュミエール神官、オネエ擬態エルフが私を待ってるわ。その為には続編のヒロインをなんとかしなくっちゃ。
このままじゃラインハルトと結婚させられてしまう。まさか廃嫡されるなんて思わなかった。あんな男でも王太子だから落としたのに。小さな領地しかない田舎伯爵の妻なんてまっぴらごめんよ。
ああ、どうすればここからでられるの
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リリアは転生者でした。しかも18禁乙女ゲーユーザー
このネタはかなり始めの頃、本編1章の頃には出来ていたものです。文字数少なすぎてお蔵入りしていました。(;´Д`A
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