乙女ゲームか悪役令嬢転生ラノベの世界に転生?したようだが…

琳太

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2章 冒険者になろう

12話 クラス上がりましたので旅たちます

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 お気に入り1000いきました。ありがとう。
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   2日連続でEランク依頼の【ゴブリン5匹の討伐】と【グリーンウルフ1匹の討伐】で4件、後は【コッコ鳥三羽の捕獲】でランクアップ条件クリアです。コッコ鳥は鶏を一回り大きくした野生の鳥。肉じゃなくて捕獲なのでランクがEでした。

   これで明日はウェイシア王国に向けて出発しようと思うので、今日の午後は依頼はお休みしてお買い物に行くつもり。盗賊の報奨金も貰ったし、魔石を商業ギルドに売って多少の余裕があるので魔道具見に行く予定だ。

   メインストリートを北に行くと職人街だ。武器防具系は必要ないけどちょっとウインドゥショッピング。店舗に中が見えるほど透明度の高いガラス窓ないけどね。店先に並べて販売してる。ふと木工関係のお店の前で立ち止まる。

「これは…」

「商売人が塩漬作るのに使う桶だ。嬢ちゃんにゃ縁がなさそうだがな」

   立ち止まって見ていたら店の親父が声をかけて来た。楕円形の大きな桶は高さ縦横がちょうど足を伸ばして入れるバスタブサイズ!しかも塩漬時の不要な水分を抜く為の栓が付いている。コレは買いでしょう。これがあれば野営でもお風呂に入れる!しかも蓋つきなので半身浴も可能!風呂なし宿でも問題なし。

「おじさん!これ売って下さい」

   店主は驚きつつも快く売ってくれた。速攻インベントリに収納する。「デケエマジックバックだな」とさらに驚くが商業ギルドに登録してる行商人でもあると言えば納得した。
   いい買い物した。ついでに洗面器サイズの木桶、木製の皿、深皿、カップ、フォーク、スプーンを3個づつ購入した。

   そして魔道具屋でオーブンを探す。ありました、魔道オーブン。高っ、パネエな魔道オーブン。小さい方(と言っても電子レンジよりひと回りデカイが)100万メル大きい方が300万メル。大きいのは高さ60センチ横幅1メートル位ある。チクショウ、美味しい食事は生きる為のエネルギーだけではなく気力の元、ここは奮発する。
   イナミさんに貰った生イースト使い切らず増やしてるけど、ドライイーストも見つけたんだ。小麦粉と米もゲットしてるし、米粉パンも作れるぜ。

   値切って見たら90万メルになった。ラッキー。後は買い忘れないかな、まあ、あったとしてもレイディであっという間に飛んでいけるから問題ないけどね。

   あとすることは、テンプレと言えば“奴隷を購入”か、でもこの辺りで奴隷制度あるのガガート帝国だけだし。犯罪者は鉱山送り出し、オルフェリアやウェイシアで奴隷もてないからなしだな。どっちにしろ必要ないんだよね、野営中はレイディと結界魔法でなんとかなるから見張り不要だし、おいおい考えよう。色々するとしてもウェイシア王国に行ってからにしよう。



◇◇◇◇◇



「 え、ウェイシア王国に行くのかい?」

「はい、イチニでは冒険者登録してクラスをあげるつもりでいたんです。ウェイシア王国のクロード辺境伯領にあるダンジョンに挑戦したくて。あそこはEランク以上じゃないと入れないってききましたから。昨日Eランクになったので早速行ってみようと思います」

   朝の10時にると依頼受注の混雑も収まり人が少なくなる。それを見越して今日はゆっくり目に冒険者ギルドにやって来たエルは、イチニを出る前に挨拶をと、ちょうどカウンターにいたランダに声をかけた。

「そうかい、残念だけどエイデ辺境伯領にはダンジョンはないからね、一山当てたいって冒険者はダンジョン目指すもんだ。無茶しないで頑張っておいでよ」

   本当に残念そうにしつつランダはエルを励ます。エルとしては『魔の森』にあるダンジョンに挑んだ経験があるし、学園が管理する10階層の修練ダンジョンも制覇しているのでダンジョン自体は初めてではない。

〈〈余談〉〉魔の森のダンジョンはママン(クラリッサ)と従魔2匹(レイディとカルラ)で去年の夏休みにパパンに内緒で行った。置いていかれたクリストフは拗ね、あとで知ったパパンがベソをかいたのはママンだけが知っている。

「イチニも楽しかったです。オルフェリアを出るのは初めてなので色んな所を見てみたいと思ってます。ランダさんお世話になりました」

   ぺこりと頭を下げる。

「またイチニにおいで、あんたがどんな冒険者になって戻ってくるか楽しみにしてるよ」

   外に出るとレイディがおとなしく待っていた、一応ハーネスを付けて騎獣用スペースにくくりつけている。街の人に対する『ちゃんとつないでますよー、大丈夫ですよー』アピールの為であるが、革の手綱如きレイディの力では簡単にちぎれるのだから拘束としての意味はなかったりする。








「登録からたった3日でEランクねえ、グリフォンをテイムするだけの実力があるんだから当然と言えば当然か」
「この国でグリフォンテイムしてる有名どころってどれくらいいましたっけ」

   ランダ、ロッタ、ギブソン、ロブスが昼食がてら休憩をとっていた。

「確か近衛騎士団第二隊の隊長さんと魔術師団にもいたよな。後はSクラス冒険者の『疾風』だろ。貴族でテイムしてるのが何人か。確かディヴァン侯爵夫人もじゃなかったっけ?」

「あのお方はヒッポグリフだ、確か令嬢の方だろ、王太子の婚約者で」

「そおいや王太子の婚約が破棄されたって話し、本当らしいな。公式発表はまだされてないが」

「ディヴァン侯爵令嬢って、オルフェリア王立学園でもずば抜けて優秀で文武魔全てトップクラスってきいたけど、それなのに婚約破棄されたの?」

「裏情報じゃ王太子が別の女に手出したって」

「うわー、最低」

「ロッタ、やばい事口にするんじゃないよ」

「でも、ディヴァン侯爵令嬢はそれ以来公の場に姿を見せないとか」

「「「「…………まさか……」」」」

   いくらなんでもいづれこの国の王妃にと育てられた侯爵令嬢が冒険者になるか?なる訳ないよな。そんな思いが4人の思考を支配した。

「「「「ははははは…」」」」


   婚約破棄はゴシップとして結構なスピードで情報が拡散した。公式発表はされていなくとも卒業記念式典という公の場での出来事。人の口に戸は立てられぬと、一部では速文使って情報がばら撒かれたりするのだった。



第2章ー終ー

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次に人物紹介挟んで第3章【ウェイシア王国編】となります。
テンプレネタが思い浮かばない~~っ、どうすべε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘わたわた

2017.01.16奴隷制度ない設定なので奴隷に関する文章変更しました。
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