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5章 嵐は…
5話 商業ギルドでがっぽり
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ごめんなさい、ガキ使観てました。m(_ _)m
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
商業ギルドに来るとなんだか人が多くて騒がしいですね。
受付嬢に名前を告げるとマスターの執務室に案内されました。
「こんにちは、エドワードギルドマスター。なんだか人が多いですね」
「エル嬢ちゃんか、よう来た、こっちに座っておくれ」
好好爺な雰囲気を醸し出すギルマス。
「トレントの競りのせいじゃて、なかなか白熱しとったぞ」
受付嬢がお茶をでしてくれたのでいただく。
「トレントの売り上げとこの前の査定待ち分の代金じゃな、ちょっと待ってくれ」
ギルマスが受付嬢に何かを伝え、受付嬢は頷いて出て行った。
「しかし残念じゃのう、これで当分トレントは手に入らんか」
お茶を飲みながらそう言うギルマス。
「メンバーに相談してみないといけませんが、チェリーとオークなら夏階層のついでに少しとって来ますけど…」
ダンジョン1階層をレイディに乗って突っ走ればあっという間に2階層に行ける。そこでチェリー5本ほど伐採して即戻り後、5階層でオーク伐採、中ボス戦して6階層へ行けば半日位で行けそうな気がする。ウリュ君用に棒術にも使いやすい杖をオークトレントの腕枝で造ってあげようかなと思っている。今回残した腕枝は燻製チップ用なんで細いの残してしまったから長杖に出来そうにないんだよ。
「むむ、できるならお願いしたいところじゃが、夏階層のゴーレムの素材も欲しいのでのう、無理はせんでもらいたい」
「ゴーレム素材ですか?」
ギルマスの言葉が気になったので返してみた。
「そうじゃ。夏階層の固有種はゴーレムでな。6階層の密林エリアのクレイゴーレムの泥は魔素が多くて粘土に混ぜると上質の陶器が焼きあがり、窯元が欲しがっとる。これはソコソコ手に入るが。
7階層の砂漠エリアのサンドゴーレムと8階層の岩石エリアのロックゴーレム、これはまあ大して人気はない。
9階層の山岳エリアに出るマーブルゴーレムが高額で取引される。貴族が屋敷の床石に欲しがる高級素材じゃな。しかし重すぎてマジックバック持ちでもあまり持ち帰れんのじゃよ。10階層のシルバーゴーレムは言うまでもなく魔銀じゃから高額じゃな。ただしシルバーゴーレムはランクBの魔物じゃから倒すのもちと厳しいんじゃよ」
6階層は直ぐに戻って来れるのでクレイゴーレム素材の依頼を受けるチームが結構いるのか。
シルバーゴーレムはミスリルの対極、ミスリルが魔力を通す性質なら魔銀は魔力を通さない性質だ。防具などに用いられることが多い。ただゴーレムとなると魔法攻撃が通用しない上、ゴーレムの特性である物理攻撃耐性の所為で倒しづらいモンスターになる。さほど強くないのに決定打を与えにくくランクが高いのだ。
2人をできるだけ沢山のモンスターと戦わせてあげたいんだよね。
「失礼します。マスター」
受付嬢がトレーをギルマスの前に置いて出て行った。
「まずはトレントじゃな。チェリートレント4本分が393000メル、アップルトレントが3本分342000メル、ウォールナットトレント3本分が369000メル、オークトレント3本分が351000メルじゃな。腕枝がチェリートレント6800メル、アップルトレント4250、ウォールナットトレント4670、オークトレントが4300じゃ。
次は査定分じゃ。ワーキングアントの攻殻52匹分83200メル、クロウラーの糸袋22個で35200メル、ポイズンタランチュラの脚51脚51000メル、ビッグマンティスの羽36枚で36000メルじゃな。角熊の皮の鞣し代はサービスじゃ。1680420、税を引いて1596400メルじゃ」
トレーから小金貨15枚、大銀貨9枚、小金貨6枚大銅貨4枚を受け取った。うーん、まだ四季ダンジョンの商業ギルド出張所のトレントもあるんだよね。こんなに高額になるとは思わなかったけどあって困るもんじゃないよね。ついで角熊の革をインベントリにしまう。
「ありがとうございます、また夏階層でいいもの採れたら持ってきますね」
「ああ、楽しみに待っとるよ」
差し出された手を握り握手を交わと、礼をして執務室を後にする。冒険者ギルドに戻って訓練場に行くと2人が座り込んでいた。
「あ、エル姉」
「オネーちゃん」
2人ともびっしょり汗をかいている。ん、なんだかウリュ君の様子がおかしいような。
「ウリュ君、手見せて」
そう言うと、しまった!って顔をする。おずおずと左手を出すが
「右手も」
手のひらをみると豆が潰れていた。
「鍛錬するのはいいけどいきなりやりすぎるのは感心しないよ」
「ゴメンなちゃい」
ウリュ君に両手を自分の手に載せて《ヒール》を唱える。
「棒術、どんな感じ?」
「うん、なんとかなりそうでちゅ」
「いい感じだったよ。剣を払い落されそうになったし」
「すごいね、じゃあやっぱりもう少し長めで丈夫な杖がいいかな」
「あー、お腹すいたっ!」
やっぱりなアレクス君のセリフに笑みがこぼれる。
「じゃあお風呂でさっぱりしたら金牛亭に行こうか」
「やった~、肉肉ぅ」
「僕もお腹すきまちた」
2人がお風呂入っている間にレイディ餌をあげにいきましょ。
明日は午前中に買い物とダンジョン用のご飯の作りおきしなきゃね。2人はまた訓練してもいいし。勉強の時間とってないから昼からは勉強の時間にしようか…って私が決めるんじゃなくって相談しよ。
他にもトレントの件もあるし、ご飯の後にミーティングだね。
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ちょっと短めでした。
ごめんなさい、ガキ使観てました。m(_ _)m
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商業ギルドに来るとなんだか人が多くて騒がしいですね。
受付嬢に名前を告げるとマスターの執務室に案内されました。
「こんにちは、エドワードギルドマスター。なんだか人が多いですね」
「エル嬢ちゃんか、よう来た、こっちに座っておくれ」
好好爺な雰囲気を醸し出すギルマス。
「トレントの競りのせいじゃて、なかなか白熱しとったぞ」
受付嬢がお茶をでしてくれたのでいただく。
「トレントの売り上げとこの前の査定待ち分の代金じゃな、ちょっと待ってくれ」
ギルマスが受付嬢に何かを伝え、受付嬢は頷いて出て行った。
「しかし残念じゃのう、これで当分トレントは手に入らんか」
お茶を飲みながらそう言うギルマス。
「メンバーに相談してみないといけませんが、チェリーとオークなら夏階層のついでに少しとって来ますけど…」
ダンジョン1階層をレイディに乗って突っ走ればあっという間に2階層に行ける。そこでチェリー5本ほど伐採して即戻り後、5階層でオーク伐採、中ボス戦して6階層へ行けば半日位で行けそうな気がする。ウリュ君用に棒術にも使いやすい杖をオークトレントの腕枝で造ってあげようかなと思っている。今回残した腕枝は燻製チップ用なんで細いの残してしまったから長杖に出来そうにないんだよ。
「むむ、できるならお願いしたいところじゃが、夏階層のゴーレムの素材も欲しいのでのう、無理はせんでもらいたい」
「ゴーレム素材ですか?」
ギルマスの言葉が気になったので返してみた。
「そうじゃ。夏階層の固有種はゴーレムでな。6階層の密林エリアのクレイゴーレムの泥は魔素が多くて粘土に混ぜると上質の陶器が焼きあがり、窯元が欲しがっとる。これはソコソコ手に入るが。
7階層の砂漠エリアのサンドゴーレムと8階層の岩石エリアのロックゴーレム、これはまあ大して人気はない。
9階層の山岳エリアに出るマーブルゴーレムが高額で取引される。貴族が屋敷の床石に欲しがる高級素材じゃな。しかし重すぎてマジックバック持ちでもあまり持ち帰れんのじゃよ。10階層のシルバーゴーレムは言うまでもなく魔銀じゃから高額じゃな。ただしシルバーゴーレムはランクBの魔物じゃから倒すのもちと厳しいんじゃよ」
6階層は直ぐに戻って来れるのでクレイゴーレム素材の依頼を受けるチームが結構いるのか。
シルバーゴーレムはミスリルの対極、ミスリルが魔力を通す性質なら魔銀は魔力を通さない性質だ。防具などに用いられることが多い。ただゴーレムとなると魔法攻撃が通用しない上、ゴーレムの特性である物理攻撃耐性の所為で倒しづらいモンスターになる。さほど強くないのに決定打を与えにくくランクが高いのだ。
2人をできるだけ沢山のモンスターと戦わせてあげたいんだよね。
「失礼します。マスター」
受付嬢がトレーをギルマスの前に置いて出て行った。
「まずはトレントじゃな。チェリートレント4本分が393000メル、アップルトレントが3本分342000メル、ウォールナットトレント3本分が369000メル、オークトレント3本分が351000メルじゃな。腕枝がチェリートレント6800メル、アップルトレント4250、ウォールナットトレント4670、オークトレントが4300じゃ。
次は査定分じゃ。ワーキングアントの攻殻52匹分83200メル、クロウラーの糸袋22個で35200メル、ポイズンタランチュラの脚51脚51000メル、ビッグマンティスの羽36枚で36000メルじゃな。角熊の皮の鞣し代はサービスじゃ。1680420、税を引いて1596400メルじゃ」
トレーから小金貨15枚、大銀貨9枚、小金貨6枚大銅貨4枚を受け取った。うーん、まだ四季ダンジョンの商業ギルド出張所のトレントもあるんだよね。こんなに高額になるとは思わなかったけどあって困るもんじゃないよね。ついで角熊の革をインベントリにしまう。
「ありがとうございます、また夏階層でいいもの採れたら持ってきますね」
「ああ、楽しみに待っとるよ」
差し出された手を握り握手を交わと、礼をして執務室を後にする。冒険者ギルドに戻って訓練場に行くと2人が座り込んでいた。
「あ、エル姉」
「オネーちゃん」
2人ともびっしょり汗をかいている。ん、なんだかウリュ君の様子がおかしいような。
「ウリュ君、手見せて」
そう言うと、しまった!って顔をする。おずおずと左手を出すが
「右手も」
手のひらをみると豆が潰れていた。
「鍛錬するのはいいけどいきなりやりすぎるのは感心しないよ」
「ゴメンなちゃい」
ウリュ君に両手を自分の手に載せて《ヒール》を唱える。
「棒術、どんな感じ?」
「うん、なんとかなりそうでちゅ」
「いい感じだったよ。剣を払い落されそうになったし」
「すごいね、じゃあやっぱりもう少し長めで丈夫な杖がいいかな」
「あー、お腹すいたっ!」
やっぱりなアレクス君のセリフに笑みがこぼれる。
「じゃあお風呂でさっぱりしたら金牛亭に行こうか」
「やった~、肉肉ぅ」
「僕もお腹すきまちた」
2人がお風呂入っている間にレイディ餌をあげにいきましょ。
明日は午前中に買い物とダンジョン用のご飯の作りおきしなきゃね。2人はまた訓練してもいいし。勉強の時間とってないから昼からは勉強の時間にしようか…って私が決めるんじゃなくって相談しよ。
他にもトレントの件もあるし、ご飯の後にミーティングだね。
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ちょっと短めでした。
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