天才ゲーマーは異界で召喚師やってます。

リリア

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第3話 召喚したのは・・・

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ギルド登録終わった?のかな?部屋帰ってスキル表を見たらいいらしいんだけど。って言うか、スキル表ってゲームでいうステータスのことだよね。部屋についたら早速、
(ステータス表示)
頭の中でそっと呟く。そこに広がっていたのは・・・

ステータス
Lv.1251 

MP (魔力)13221

HP (体力)5424 

スキル
刀術 Lv. 2
弓術 Lv. 2
魔術 Lv. 1251 
召喚魔法 Lv. 1251 
纏魔術 Lv. 3
魔力弾 Lv. 5
癒し Lv. 2
スキル分け与え Lv. 1
料理 Lv. 3
防御 Lv. 4
転移 Lv. 1
魔方陣 Lv. 2
浮遊 Lv. 1
短剣術 Lv. 4
双術 Lv. 1

称号
特典もらい
チート
ギルド登録者


はい?なんかよくわからないスキルもあるんだけども?双術って何?それ以前にレベル高すぎない?普通の人で100だよ。高くて300。うん、称号の通り、チートだね。まあ、ギルド登録者の称号はあるからいいか。
「召喚魔法ってなんだろう?しょーかん。・・・召喚!」
召喚っていってたらなんか、部屋の中でぱぁっと光が、ぶぁー、みたいな感じで広がって、うぁー、ってなったら目の前には狼のでかいやつがいました。
「・・・えっ、えぇーーー!!」
なんだこりゃぁー!どっから出てきた?そこに何にもないよ!?穴とかないよ!
「お呼びしていただき光栄です。我が主。」
は、話したー!しゃべるの?喋っちゃうの!?嘘でしょ。主っていったし、主って。
「あの、どういうこと?」
こっちのはなし通じるかなー、とか変な不安。日本語しゃべってる時点で通じるだろ、とかの突っ込みはもちろんだめ。全部同じ言葉だと通じるとか、百パーセントじゃないからね。
「お気づきではないのですか?あなた様が、私を召喚したのですよ?」
もしかして、あの、何回も召喚とかいってたやつ?まじで出てきてしまった。まてよ、召喚魔法って魔法しか召喚できないんじゃないのか?
「主、心当たりは?」
「・・・あります。」
うん、もう、あれしかないよね。それ以前に、この狼、きれいすぎじゃない?銀の毛並み、金色の瞳、大きな体、そして、威厳のある、何か。これは生まれながらの素質的なものかな?
「ねえ、その敬語はやめてくれないかな?」
私自身、敬語を使われたことはほとんどないから、なんかはずかしい。
「しかし!」
「主は私なんでしょ?だったら私のお願い。」
効果てきめんのよう。それで了承してくれた。ふぅ、ひと安心。
「それでは主、俺の名前を決めてくれないか?」
名前、か。かっこいい名前がいいよね。
「だったら、・・・レイルでどう?」
特に意味はないけど、カッコいいかも?
「気に入った!ありがとうござ・・・いや、ありがとう!主!」
気に入ってくれてよかった。俺ってことはオスかな。
「レイルのステータスって見れるのかな?」
「見れるぞ。レイルのステータスで。」
やってみよう。こういうのはすぐ続行に限るからね!
(レイルのステータス)
ピコンッ かわいい音が出て、レイルのステータスが出てきた。

レイルのステータス

Lv. 342 

MP  4423 

HP  6534 

スキル
突進 Lv. 5
雷魔法 Lv. 3
火魔法 Lv. 3
光魔法 Lv. 4
(火魔法)
光を纏う  Lv. 5

称号
森の主
聖獣


ん?召喚獣なのに普通の人よりレベルが高いのはなぜ?光を纏うとか、何なんだろう。よくわからないな。
「見れたか?主。」
「うん、見れたよ。ねえ、レイル。レイルのレベルはどうやってあげるの?」
私はギルドの依頼をこなすことでレベルが上がる。でも、レイルにはそれがない。
「私が主と依頼をこなせばそのうちレベルは上がるぞ。たまに他の理由で上がることもあるがな。」
しばらく話さなかったら、レイルが声をかけてきた。
「主、やはり主にこの言葉遣いは慣れていません。これで許していただけませんか?」
そうかー、じゃあ仕方ないよね。 
「うん、好きな話し方でいいよ。話しにくいんだよね?」
「すみません、せっかくのご厚意を。」
目の前にいるレイルこと狼はシュンとうなだれる。耳までシュンとしている。可愛い。
「私こと無理に押し付けちゃったから。」
なんかこのまま続いていきそう。
「もうこの話はやめ!とにかく、これからよろしくね、レイル!」
そしたら尻尾ブンブン振り回して
「はい!!主!」
っていったんだ。もう、犬みたい!これからレイルと頑張らなくちゃ。あっ今思い出したけど、特典もらいってなんだろう?
「その事については私が説明いたしましょう。」
「ふぁいっ!?」
ヤバい。驚きすぎて変な声が出てしまった。でもさ、いきなり後ろから声かけられたら誰だって驚くと思わない?それが神様だったらなおさら。
「いきなりですみませんでした。特典について何も話していなかったので話そうと思いここへ来たらちょうど、特典もらいについてルイさまが考えていらっしゃったので。」
ん?私、特典もらいについて声に出してないよね?それに今考えてって・・・。
「もしかして、もしかしなくても今私の心を読んだ!?」
そしたら神様ったらキョトンとした顔で首をかしげた。
「言ってませんでしたっけ?」
「言ってないよ!それより早く続きを話して。」
はっとしたかおでこっちを見た。すまなそうな表情で。忘れていたんだね。あきれる。今話したばっかなのに。
「特典もらいはあなた様だけが持っていらっしゃる特別な称号です。効果は武術がうまくなったり、レベルが上がりやすくなったりする、です。まあ、あまり気にしないでください。スキル表のスキルの項目をタップすると、詳しいことがわかります。」
それさ、先に言ってほしかったな。そうだ、ステータスのこと言わなきゃ。
「スキル表ってステータスっていうんだよ。」
うん、これでオッケー!いつまでもスキル表って言われたらわからなくなりそう。
「そうなんですか!では、次回からはステータスと言わせていただきますね!それでは引き続きよろしくお願いします。」
そういうと、スッと消えた。やっぱ神様なんだね。
よーし、仲間も増えたし、ギルドの依頼でもやってみるとしよう。
 そうして、ルイはギルドへと向かった。



あとがき
 今日は狼を召喚しました。(ルイが)これからもこのスキルをいかしてどんどんチートになります。(笑)
また、ルイ本人の能力もチートになっていくと思います。そこまで長くなると思いますけど。
 四年間しか異界にいないといけないけれど、四年間って長いか短いかよくわからないです。皆さんはどう思いますか?長いと思いますか?短いと思いますか?お返事お待ちしてますね。
 次回は初めてのギルド依頼をこなす、というないようにしたいと思います。ネタバレです。(少し)
 何故か今日はかっこが多いですけど、気にしないでください。たまたまです。
 それでは、また次回お会いしましょう。
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