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第十章 森の泉に住まう者
10-20 どうしてそうなった?
しおりを挟む何とか立ち上がったリュート様を支えていたオルソ先生の視線が、真っ直ぐに私へ向けられる。
「不思議なものだな……色々と危惧していたこともあったのだが……綺麗さっぱり消え去った」
「……オルソ、君……何か勘違いしてないカイ? 俺たちは神ダ……いくらルナちゃんでも、間違いを犯せば罰する。それは、リュートくんが相手でも変わらないヨ」
すぅっと冷えた声が時空神様から放たれる。
それは、オーディナル様が放つものと似ていて、やはり親子なのだと強く感じた。
リュート様は心配そうに私を見るが、大丈夫だと告げるように淡く微笑む。
時空神様が神であることも知っているし、その反面、兄の親友という立場から誰よりも気にかけてくれていることも知っていた。
時空神様の心は理解している。
オーディナル様もそうだが、よほどのことが無い限り、己の力を行使して人に危害を加えたりはしない。
寛容であり、言うほど厳しい方々では無いのだ。
「そうですね……貴方はそういう神でした。一見物腰が柔らかいのに、苛烈だ」
「ソウ?」
とぼけてみせる時空神様ではあるが、元々は海の神――
現在の海神様を見ていてもわかるように、二面性がある。
普段は穏やかであるが……怒ったら恐ろしいのだろうなと考えてしまう。
まあ、これだけ優しい時空神様を怒らせることをした者が悪いのだ。
自分も優しい神々を失望させることだけはしないようにしなければ……と、気を引き締めた。
いくらオーディナル様がお優しいからと言って、甘えてばかりではいけません……それでなくても、甘いところが――と、思い当たる記憶が脳裏に蘇る。
それと同時に、少しだけ頭が痛くなった気がした。
「でもね、ルナちゃんとベオルフの二人は、そんなことにならないと父上が信じてル。まあ、俺もそう思うヨ」
「そうですか。それならば、安心です」
「あ、あの……それは買いかぶりすぎでは……むしろ、オーディナル様は私たちに甘すぎますから、時空神様はちゃんと見ていていただけると嬉しいのですが……」
あまりにも情けなく弱々しい声が出てしまったが、本音である。
オーディナル様が信じているからオールオッケーみたいな考えは危険だと声を上げるのだが、何故か驚いた様子でオルソ先生が此方へ視線を戻す。
隣のリュート様はくくっと低く笑いながら、とろけた真白を抱えているチェリシュを抱き上げた。
「杞憂だろ?」
「本当に心配性だよネ。ルナちゃんは、こういう子だから大丈夫ってわかったデショ?」
「噂などアテになりませんね。やはり、直接言葉を交わさなければわからないことが多い」
「噂? オルソ先生、ちょっと……」
え、その噂、私も気になるのでここで話をしていただけませんかっ!?
私の表情が全てを物語っていたのか、リュート様はうーんと唸っていたのだが、オルソ先生が「知って置いた方が対処出来るだろう」と助言をしてくれて、リュート様は渋々了承したようである。
「よく聞くのは、貴女にはリュートや神々すら魅了する力が備わっているということだ。それで人々を惑わしていると噂されている」
「んー……ルナちゃんは魅力的だけど、魅了の力はないネ」
「まあ、それだけ出会った者たちが貴女の事を褒め称えるのだろう」
「そ、それは……誤解があるのではないでしょうか。皆様リュート様のご友人やお知り合いなので、リュート様の召喚獣である私を悪し様に言う可能性は低いかと……」
「そういう謙虚なところが気に入られているのだと思う」
謙虚? 私が?
目をパチクリさせていたら、リュート様が首を左右に振る。
「違う。謙虚じゃなくて、自己評価が低いんだ。ルナはすげーことしてるっていう自覚がねーんだよ」
「さすがは、お前の召喚獣というところか……」
「はぁ? 俺の話はしてねーだろ?」
「どっちも無自覚で凄いことをしてるってことだよネ」
「俺はちゃんと理解出来ている」
「理解していてアレならば、それはそれで問題だ」
オルソ先生が半眼で呻き、納得がいかないとばかりにリュート様の眉間に皺が寄ったのだが、その表情もカッコイイです!
元々鋭い目つきをしているのだが、眼光がさらに鋭くなって凜々しいことこの上ない。
やはり、リュート様は格好いいなぁ……なんて思っていたら、じーっと見てくる視線が二つ……恐る恐る視線を下げると、チェリシュと真白が此方を観察するように見ていた。
「もうちょっとだったの……」
「おしかったよねー」
チェリシュだけではなく真白までっ!?
これはマズイと緩んでいた口元を引き締める。
リュート様の腕から抜け出したチェリシュが「ベリリにならないの?」と言いながら私の周囲をくるくる回っていたのだが、そこに今まで黙って静観していたヌルも参加してしまう。
さながら追いかけっこになりつつある真白を抱えたチェリシュとヌルを見ていたら、更に参加者が増えたことに驚く。
「お料理ができる召喚獣様ってすごいにゃ~、召喚獣様は最高だにゃ~!」
え、えっと……モカ? 洗脳でもされたのですか?
思わず近づいてくるアクセン先生へ視線を向けたのだが、此方にいた誰もがそう考えたのだろうか、リュート様たちの頬が引きつっている。
時空神様の力によって外の様子はわからなかったが、大惨事になっていたのではないかと危惧して、急ぎ顔見知りを探して視線を彷徨わせた。
運が悪く……なのだろうか、何故か距離を取って片付けをしているらしい問題児トリオや黒の騎士団から窺い知ることは出来ない。
他にアクセン先生とモカのやり取りを聞いていただろう、此方を遠目に眺めているシモン様へ視線を走らせる。
私に気づいた彼は柔和な笑みを浮かべているが、目が笑っていない。
隣にいるトリス様も同じ状態で、レオ様とイーダ様は額を押さえて首を左右に振っていた。
それは、どういう意味なのでしょう……と、ちょっぴり泣きたくなってしまう。
そんな返し方をされるくらい、マズイのですか?
私は疑問のまま助けを求めるようにロン兄様を見つめるのだが、彼も笑顔のまま「ゴメンネ」と口パクで伝えてきて、マリアベルもペコリと頭を下げている。
最後に視野に入ったガイアス様は、「無理無理、アレはダメだ」と身振り手振りで伝えてきた。
つまり、誰も止められなかった……ということなのだと理解し、アクセン先生のすさまじさを改めて実感してしまう。
アクセン先生の暴走モード……おそるべし。
「悪先……洗脳だろコレ」
「リュート・ラングレイ、それは誤解というものです。私はただ、召喚獣の素晴らしさを語って聞かせてあげただけですよ?」
「まあ、アクセンらしいよネ」
「何故キャットシー族の子供が、こんなところにいるのだ……昨日目撃したと連絡が入っていたキャットシー族と同じ者か?」
問いかけるオルソ先生にリュート様がざっくりとモカの説明をしている中、何故かアクセン先生のお腹がぐぅと鳴る。
もしかして、料理が足りなかったのだろうかと心配していると、時空神様が呆れたようにアクセン先生の腰につけてあるポーチを探り始めた。
「やっぱり……ちゃんと食べなヨ」
「いや、でも……これは、私が初めて――」
「悪先……アホじゃねーのか? 保管してどーすんだよ。ちゃんと食べねーとルナが悲しむだろうが。こんなことばかりしていると、作ってもらえねーぞ?」
「そ、それは困ります!」
なんだ……食べていなかっただけだったのかとホッとしたのもつかの間、ちゃんと食べていないのは困ると腰に手を当てて「ちゃんと食べてください」と怒って見せる。
「わ、わかりました。記念すべき料理だったのですが……食べましょう」
「だいたい、悪先の持つアイテムボックス程度じゃ、それほど長く保管できねーだろ?」
「ほら、食べル」
「いえ、もう少し眺めていても……」
「食べなサイ!」
ガッとサンドイッチをアクセン先生の口へ無理矢理押し込んだ時空神様は、一切の容赦が無かった。
「食べ物は粗末にしナイ! 作ってくれる人に感謝しながら、完食スル! これが食べる者のマナーで、感謝の気持ちなんダヨ!」
あ、あの……時空神様……お兄ちゃんにお説教されたのですか?
そう問いかけてみたかったが、部外者が多い中では聞けない。
まあ、間違い無く兄からの教えだろうと確信し、容易にその光景が思い描けてしまったことに溜め息がこぼれた。
「懐かしいな……前もこうやって戯れてたな……」
オルソ先生が遠い目をして、甲斐甲斐しくアクセン先生の世話をする時空神様を眺める。
どうやら、これがこの三人……いや、二人と一柱にとっては当たり前の関係性であり、日常的な光景なのだ。
「そろそろ、アクセン先生が聞き出したお話をしても良さそうかな?」
そう言って此方へ合流したのはロン兄様だ。
どうやら、アクセン先生が召喚獣の素晴らしさを語っている間にわかった事実もあったらしい。
洗脳だけでは無く、情報収集もしていたとは――
「何かわかったのか?」
「……オルソ先生は、何故此方へ?」
「ああ、兄妹喧嘩に巻き込むなって言いに来たんだが……杞憂だったようだ」
誰の兄妹喧嘩なのか伏せていたが、ロン兄様にはしっかり伝わったようで苦笑を浮かべている。
「いつも弟を気にしてくださって、ありがとうございます」
「いいや。お前も苦労するだろうが、可愛くて仕方がないといった感じか」
「俺にとってリュートは、最愛の弟ですよ」
「お前は、本当にブレないな。俺に脅しをかけてきたときと変わってないでは無いか」
「いやですね、お願いをしにいっただけですよ」
あはははっと笑ってはいるが、二人とも含みを持たせた言い方をしているせいで不穏な空気が流れていた。
リュート様は「え? な、なんの話?」と驚いた様子で兄に詰め寄ろうとしたのだが、オルソ先生がすぐに話題を変えてしまう。
「で? キャットシー族の子供はどんな厄介ごとを持ってきたんだ? お前が出てくるということは、それなりにマズイ案件なんだろう?」
「そうなんですよ。実は、この森の中に女神を守るキャットシー族の小規模集落があるようで、魔物の脅威にさらされているらしいのです」
「は? ま、まて、情報量が多すぎる」
「これくらい、瞬時に理解してください」
ロン兄様……あたりが強く無いですか?
どうしたものかと思案顔で私のそばにやって来たリュート様は、苦笑交じりに「心配はいらない」と告げる。
「お互いに力を認め合っているから……なのかな。アレが普通のやり取りなんだ」
「穏やかなロン兄様にしては珍しいですね」
「俺たち家族には見せない、黒の騎士団参謀って言われる顔だと思うんだ……すげーカッコイイよな」
確かに……柔和で温厚だけでは参謀なんて出来ないだろう。
テオ兄様の右腕と呼ばれるのも納得である。
「しかし、魔物に襲撃されている集落から抜け出すのは容易じゃなかったはずだが……神具のおかげって感じか」
「さすがに外へ食材を探しにいかにゃいと、ご飯が食べられませんにゃ~。湿地帯は、お魚いっぱいだにゃ~」
「子供のお前が、湿地帯まで来なきゃならないくらい大変なのか?」
「え……えっと……そ、そう……だにゃ~」
あ、嘘をつきましたね?
あからさまに視線が泳いでいて挙動不審である。
「お前……まさか、神具を勝手に使って外へ出てきたんじゃねーだろうな」
リュート様の言葉に小さなモカの体が飛び跳ねる。
それだけで答えはわかったようなものだが、視線を彷徨わせたモカは必死に誤魔化そうとしていた。
「え、えっと……そんにゃこと、絶対にしてにゃいにゃ~」
「あからさまに嘘だってわかるんだよ! ったく……お前は……怪我もなく何事も無かったから良かったものの……無茶しやがって……」
その声に心配の色が見えたからか、モカは耳と尻尾を垂れ下げて一瞬泣きそうな顔をしたが、涙を堪えた大きな目を真っ直ぐリュート様へ向けて叫ぶように言う。
「でも、女神様を元気にしたかったにゃ~、みんなにお腹いっぱい食べて欲しかったにゃ~!」
魔物の襲撃があるため、思うように集落の外へ出られない状況であるらしく、食料を集めるのも困難な状況だということは、今の言葉だけで理解出来た。
極めて危険な状況だ。
無言でリュート様がロン兄様、オルソ先生、アクセン先生へ視線を移す。
「危険ですが、迷子を村まで送り届ける任務……ということで、リュート・ラングレイを派遣するのはどうでしょう」
もぐもぐとサンドイッチを食べていた――いや、無理矢理食べさせられていたアクセン先生は、急いで咀嚼してから飲み込み、そう提案してきた。
「あの三人を連れて移動するかい?」
「いや。今回は隠密行動でいきたいから、俺とルナと真白……あとは、女神との交渉役に時空神とチェリシュを同行させたい。大勢で行ったら反対に警戒されると思うんだ」
リュート様の言葉はもっともだ。
魔物の襲撃で疲弊した集落に、大勢で押しかければ警戒されること間違い無しである。
キャットシー族はもちろんのことだが、女神が警戒すれば中に入って状況を確認することすら難しいだろう。
しかし、少人数となればもっと大変である。
平地や湿地帯とは違い、森の中なのだ。
魔物との遭遇率は比べものにならないだろう。
「定期連絡を入れる約束をしてくれるなら、許可するけど……危険じゃない?」
「大丈夫だって。ルナは変身で小さくなって貰うし、キャットシー族の子供は俺が抱える。時空神にはチェリシュを任せた。魔物と遭遇した場合は、すぐに離脱出来るようにしておいてくれ」
「それくらいなら任せテ」
思わぬ魔物の情報を得て、リュート様たちの話し合いが始まる。
私はチェリシュと真白とモカとヌルの面倒を見ながら、他の教員達に連絡を入れながら作戦会議をしている様子を、ただ眺めるのであった。
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