48 / 90
3章
第10話
(そうだ……思い出した)
ゼノはアーシャの話を聞きながら、自身の過去を思い出していた。
(俺は、アーシャに会いに行けなかったんだ)
アーシャと別れた後、ルイス――ゼノは、本当に冒険者になろうとしていた。
だが、マスクスの社交界が終わった頃から、これまで減りの遅かった魔力値は急速にそのスピードが速くなり、ブロンド色の髪は徐々に抜けて落ちていってしまう。
これまではこのことを、兄アーロンの〝呪い〟によるものだと勝手に思い込んできたわけだが、実際は違ったのかもしれない、とゼノは思う。
(俺が心にもないことを言って、アーシャをその気にさせてしまったから……?)
それは、その罰だったのではないか。
ゼノはそんな風に真剣に考え始めていた。
結局、【魔力固定の儀】を迎える頃には、ゼノの魔力値は0となってしまい、その後は死神の大迷宮へと廃棄され、いつの頃からか、ゼノはアーシャに会いに行けない罪悪感から自分の記憶に蓋をしてしまった。
以前、〝冒険者〟という言葉に何か引っかかりを覚えたのは、このことが原因だったのである。
「……ルイスは、いつまで経っても現れなかった。だから、その翌日に父様に頼んだんだ。ハワード家のルイスって男の子と連絡が取りたいって。けどよ、返ってきたのはサイアクな言葉だった。アタシはそこで信じられねー話を聞いちまったんだ。ルイスは……【魔力固定の儀】で魔力が暴走した結果、不幸にも死んじまったってな」
「……」
「正直、まったく信じられなかったぜ。だってよ、あんな輝いた目で、アタシを元気づけてくれたルイスが、【魔力固定の儀】の当日に死んじまったなんて……。いや、信じたくなかったんだ。何かの間違いだって……アタシは無理矢理そう信じて。ルイスは、今もどこかで生きてるんだって思い込んだ。いつか、強くなったルイスが迎えにやって来るんなら……。その日までにアタシも負けねーくらい強くならねぇーと、って」
ワイアットの特訓を受け続けたアーシャは、自分でも気付かないうちに、周りからは一目置かれる存在となっていた。
固定された術値も高く、いわゆる上位術使いのクラスであったため、アーシャは新たな〈斧術〉をどんどん習得していった。
「……アタシは、頑なにルイスの言葉を信じてたんだぜ? だから、ぜってーにSランク冒険者になってアタシを迎えに来るはずだって……。なっ、かなり笑える話だろ?」
「……」
「けどよ……。そん時のアタシは真剣だった。Sランク冒険者に戦いを挑んできたのは、そーゆう理由があったからなんだ。アタシより強いヤツこそルイスに違いねーって」
そこでアーシャはふぅ……とため息を吐き出す。
こんな真夜中に、2人きりの部屋で。
まだ会って間もない人間に、自分は一体何を話しているのだろうか、と。
そのため息には、そんな感情が隠れているように、ゼノには感じられた。
「……でも途中からは、自分でも何やってんのか、よく分からなくなっていった。だってよ。Sランク冒険者のほとんどは、ルイスとはかけ離れたおっさんばっかだったから。多分、アタシはとっくに気付いてたんだぜ……。こんなこと続けたところで、ルイスと再会できるわけがねーって。もう、ルイスは死んでるんだって。気付けば、目的は〝強い相手と戦うこと〟に変わってたぜ。ただの惰性であんなこと続けてたんだ。バカなんだ、アタシはよ」
アーシャはそこで一度大きく伸びをする。
先程からゼノが一言もしゃべっていないことにも、まったく気付いていない様子だ。
彼女としては、特に何か返事を求めていたわけでもなかったのかもしれない。
自身と向き合うように、アーシャは続ける。
「けどよ、アタシは後悔なんてしてねーぜ? 社交界に入り浸ってばっかの姉様たちを見れば、なおさらそう思うんだ。男なんか漁ってなにが楽しいのか、アタシにはさっぱりだ。まだ、ダンジョンで魔獣を狩ってた方がマシだぜ。今では感謝してるんだ、魔法適性ゼロでよかったってな」
そこまでアーシャの話を耳にして。
ゼノは、よくやく言葉を絞り出すことができた。
「……違うよ、アーシャ……」
「?」
彼女が前を向こうとしていることが分かったからだろうか。
もう隠すことはできない、とゼノは思った。
気付けば、言葉は勝手に溢れ出していた。
「バカは……俺なんだ」
「なに言ってんだ、ゼノ?」
「ごめん……。これまでずっと会いに行けなくて……」
「……ちょっと待った! まさか、本気で信じたわけじゃねーよなっ? さっき言った〝アタシより強いヤツこそルイスに違いねー〟ってのは、アタシの単なる願望みたいなもんで、ゼノがルイスであるわけが――」
「いや……。俺が、そのルイスなんだ」
「……んぁっ? おいおい冗談キツいぜ……ゼノ! たしかに笑える話だけどよ。アタシも結構マジで話したつもりで……」
「ルイス・ハワードは俺なんだよ。アーシャ」
「……!? さすがに、嘘だよな……?」
ゼノは真剣な顔で首を横に振る。
暗闇の中で表情までは分からなかったはずだが、アーシャがそれを見て、ハッと息を呑むのだけはゼノには理解できた。
「ア……アタシを、励ますために……んなこと、言ってるんじゃねーのか……?」
「すまん、違うんだ。本当の本当に……俺がそのルイスなんだよ」
「!?」
「さっきは詳しく話さなかったけど……。俺がなんでお師匠様と出会ったかっていうと、父上に迷宮に廃棄されたからなんだ」
「っ、廃棄された……?」
「【魔力固定の儀】で、魔力が暴走した結果死んだっていうのは、父上の嘘だ。本当は、【魔力固定の儀】で、俺は魔法適性ゼロを言い渡された。そんな俺を……父上は死神の大迷宮に捨てたんだ」
「……ハワード卿が……?」
「廃棄された俺を拾って育ててくれたのが、お師匠様だったんだよ。俺が未発見魔法を使えるようになったのも、お師匠様のもとで5年間修行に励んだから。さっき、命の恩人って言ったのは、こういう理由からなんだ」
「ッ……」
「お師匠様が、俺に〝ゼノ〟っていう名前を付けてくれたんだ。 過去の〝ルイス〟を捨てて、新しく生まれ変わるために」
「……うそ、だ……」
アーシャは目を大きく見開いて、驚愕の表情を暗闇に浮かべていた。
最後の希望にすがりつくように、彼女は声を張り上げながら訴える。
「だって……髪の色が、全然違うじゃねーかっ! アタシが会ったルイスは、綺麗なブロンドの髪をしてたんだぞ!?」
「うん、たしかにそうだね。昔は……俺の髪はブロンド色だったんだよ」
「っ!?」
「でも、魔力値が減り始めた頃から、髪の色も徐々に抜け落ちていって、今みたいな黒髪になったんだ」
「そ、んなッ……」
「それに、証拠ならこれがある」
そこでゼノは決定的なものをアーシャに差し出す。
それは、ハワード家の紋章が刻まれたメダルであった。
「ハワード家のメダル!?」
「アーシャなら分かるはずだ。これを所持できるのは、その身内の人間だけだって」
「……ッ……ゼノが……あのルイスだったなんて……」
「本当に申し訳なかった。会いに行くって、きちんと約束していたのに」
「――!!」
その瞬間。
アーシャはベッドから飛び上がると、ゼノの部屋から出て行ってしまう。
「あっ……」
ゼノが声を上げた時には、すべてがもう遅かった。
◆
バタン!
アーシャは顔を真っ赤にしながら、急いで自分の部屋に閉じこもった。
「(……ゼノが……あの約束の男の子、ルイスだったなんて……)」
暗闇の中、そのまま自分のベッドへ倒れ込む。
「(どうしようっ……。明日からまともにゼノの顔、見れねーじゃんか……)」
この時。
アーシャは、忘れていた恋心を思い出すのだった。
ゼノはアーシャの話を聞きながら、自身の過去を思い出していた。
(俺は、アーシャに会いに行けなかったんだ)
アーシャと別れた後、ルイス――ゼノは、本当に冒険者になろうとしていた。
だが、マスクスの社交界が終わった頃から、これまで減りの遅かった魔力値は急速にそのスピードが速くなり、ブロンド色の髪は徐々に抜けて落ちていってしまう。
これまではこのことを、兄アーロンの〝呪い〟によるものだと勝手に思い込んできたわけだが、実際は違ったのかもしれない、とゼノは思う。
(俺が心にもないことを言って、アーシャをその気にさせてしまったから……?)
それは、その罰だったのではないか。
ゼノはそんな風に真剣に考え始めていた。
結局、【魔力固定の儀】を迎える頃には、ゼノの魔力値は0となってしまい、その後は死神の大迷宮へと廃棄され、いつの頃からか、ゼノはアーシャに会いに行けない罪悪感から自分の記憶に蓋をしてしまった。
以前、〝冒険者〟という言葉に何か引っかかりを覚えたのは、このことが原因だったのである。
「……ルイスは、いつまで経っても現れなかった。だから、その翌日に父様に頼んだんだ。ハワード家のルイスって男の子と連絡が取りたいって。けどよ、返ってきたのはサイアクな言葉だった。アタシはそこで信じられねー話を聞いちまったんだ。ルイスは……【魔力固定の儀】で魔力が暴走した結果、不幸にも死んじまったってな」
「……」
「正直、まったく信じられなかったぜ。だってよ、あんな輝いた目で、アタシを元気づけてくれたルイスが、【魔力固定の儀】の当日に死んじまったなんて……。いや、信じたくなかったんだ。何かの間違いだって……アタシは無理矢理そう信じて。ルイスは、今もどこかで生きてるんだって思い込んだ。いつか、強くなったルイスが迎えにやって来るんなら……。その日までにアタシも負けねーくらい強くならねぇーと、って」
ワイアットの特訓を受け続けたアーシャは、自分でも気付かないうちに、周りからは一目置かれる存在となっていた。
固定された術値も高く、いわゆる上位術使いのクラスであったため、アーシャは新たな〈斧術〉をどんどん習得していった。
「……アタシは、頑なにルイスの言葉を信じてたんだぜ? だから、ぜってーにSランク冒険者になってアタシを迎えに来るはずだって……。なっ、かなり笑える話だろ?」
「……」
「けどよ……。そん時のアタシは真剣だった。Sランク冒険者に戦いを挑んできたのは、そーゆう理由があったからなんだ。アタシより強いヤツこそルイスに違いねーって」
そこでアーシャはふぅ……とため息を吐き出す。
こんな真夜中に、2人きりの部屋で。
まだ会って間もない人間に、自分は一体何を話しているのだろうか、と。
そのため息には、そんな感情が隠れているように、ゼノには感じられた。
「……でも途中からは、自分でも何やってんのか、よく分からなくなっていった。だってよ。Sランク冒険者のほとんどは、ルイスとはかけ離れたおっさんばっかだったから。多分、アタシはとっくに気付いてたんだぜ……。こんなこと続けたところで、ルイスと再会できるわけがねーって。もう、ルイスは死んでるんだって。気付けば、目的は〝強い相手と戦うこと〟に変わってたぜ。ただの惰性であんなこと続けてたんだ。バカなんだ、アタシはよ」
アーシャはそこで一度大きく伸びをする。
先程からゼノが一言もしゃべっていないことにも、まったく気付いていない様子だ。
彼女としては、特に何か返事を求めていたわけでもなかったのかもしれない。
自身と向き合うように、アーシャは続ける。
「けどよ、アタシは後悔なんてしてねーぜ? 社交界に入り浸ってばっかの姉様たちを見れば、なおさらそう思うんだ。男なんか漁ってなにが楽しいのか、アタシにはさっぱりだ。まだ、ダンジョンで魔獣を狩ってた方がマシだぜ。今では感謝してるんだ、魔法適性ゼロでよかったってな」
そこまでアーシャの話を耳にして。
ゼノは、よくやく言葉を絞り出すことができた。
「……違うよ、アーシャ……」
「?」
彼女が前を向こうとしていることが分かったからだろうか。
もう隠すことはできない、とゼノは思った。
気付けば、言葉は勝手に溢れ出していた。
「バカは……俺なんだ」
「なに言ってんだ、ゼノ?」
「ごめん……。これまでずっと会いに行けなくて……」
「……ちょっと待った! まさか、本気で信じたわけじゃねーよなっ? さっき言った〝アタシより強いヤツこそルイスに違いねー〟ってのは、アタシの単なる願望みたいなもんで、ゼノがルイスであるわけが――」
「いや……。俺が、そのルイスなんだ」
「……んぁっ? おいおい冗談キツいぜ……ゼノ! たしかに笑える話だけどよ。アタシも結構マジで話したつもりで……」
「ルイス・ハワードは俺なんだよ。アーシャ」
「……!? さすがに、嘘だよな……?」
ゼノは真剣な顔で首を横に振る。
暗闇の中で表情までは分からなかったはずだが、アーシャがそれを見て、ハッと息を呑むのだけはゼノには理解できた。
「ア……アタシを、励ますために……んなこと、言ってるんじゃねーのか……?」
「すまん、違うんだ。本当の本当に……俺がそのルイスなんだよ」
「!?」
「さっきは詳しく話さなかったけど……。俺がなんでお師匠様と出会ったかっていうと、父上に迷宮に廃棄されたからなんだ」
「っ、廃棄された……?」
「【魔力固定の儀】で、魔力が暴走した結果死んだっていうのは、父上の嘘だ。本当は、【魔力固定の儀】で、俺は魔法適性ゼロを言い渡された。そんな俺を……父上は死神の大迷宮に捨てたんだ」
「……ハワード卿が……?」
「廃棄された俺を拾って育ててくれたのが、お師匠様だったんだよ。俺が未発見魔法を使えるようになったのも、お師匠様のもとで5年間修行に励んだから。さっき、命の恩人って言ったのは、こういう理由からなんだ」
「ッ……」
「お師匠様が、俺に〝ゼノ〟っていう名前を付けてくれたんだ。 過去の〝ルイス〟を捨てて、新しく生まれ変わるために」
「……うそ、だ……」
アーシャは目を大きく見開いて、驚愕の表情を暗闇に浮かべていた。
最後の希望にすがりつくように、彼女は声を張り上げながら訴える。
「だって……髪の色が、全然違うじゃねーかっ! アタシが会ったルイスは、綺麗なブロンドの髪をしてたんだぞ!?」
「うん、たしかにそうだね。昔は……俺の髪はブロンド色だったんだよ」
「っ!?」
「でも、魔力値が減り始めた頃から、髪の色も徐々に抜け落ちていって、今みたいな黒髪になったんだ」
「そ、んなッ……」
「それに、証拠ならこれがある」
そこでゼノは決定的なものをアーシャに差し出す。
それは、ハワード家の紋章が刻まれたメダルであった。
「ハワード家のメダル!?」
「アーシャなら分かるはずだ。これを所持できるのは、その身内の人間だけだって」
「……ッ……ゼノが……あのルイスだったなんて……」
「本当に申し訳なかった。会いに行くって、きちんと約束していたのに」
「――!!」
その瞬間。
アーシャはベッドから飛び上がると、ゼノの部屋から出て行ってしまう。
「あっ……」
ゼノが声を上げた時には、すべてがもう遅かった。
◆
バタン!
アーシャは顔を真っ赤にしながら、急いで自分の部屋に閉じこもった。
「(……ゼノが……あの約束の男の子、ルイスだったなんて……)」
暗闇の中、そのまま自分のベッドへ倒れ込む。
「(どうしようっ……。明日からまともにゼノの顔、見れねーじゃんか……)」
この時。
アーシャは、忘れていた恋心を思い出すのだった。
あなたにおすすめの小説
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。
夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!