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6章
第1話
バハムートを仲間にしてから数日後。
いつものように〔魔導ガチャ〕で魔石を召喚し終え、ゼノが部屋で朝の支度をしていると、急にベルが飛び込んでくる。
「お兄ちゃん!」
「なんだ? もう朝食の準備終わったのか?」
「ううん、そうじゃなくて……すごい、すごいの!」
なぜかベルは興奮気味だ。
「ベルちゃん、待ってくださいっ~!」
すると、外廊下から慌てた様子で部屋にモニカが入って来る。
「お兄ちゃん! 女王さまから招待状が届いたって!」
「招待状……?」
「あぁっ~! それ、わたしの役目だったのにぃ……!」
「ふぁ~……んだぁ? なに騒いでるんだぁ~?」
続けて、眠たそうに目を擦ったアーシャがドア越しに顔を覗かせた。
「お兄ちゃんに、女王さまから招待状が届いた!」
嬉しそうに、ベルが手紙をアーシャに見せつける。
モニカは意気消沈したように、その場でしゃがみ込んだ。
「あぁ~ん! わたしが最初にそれを受け取ったんですぅ~!」
話を聞けば、モニカが庭の掃除をしているとそこにティナがやって来て、ギュスターヴ女王から招待状が届いたことを皆に知らせるようにと言ってきたのだという。
それをたまたま見かけたベルが勝手に招待状を奪い取って、いち早くゼノに知らせに来たということだったらしい。
「女王さまがぜひ会いたがってるって、そう伝えて欲しいって言われたの!」
「それも、わたしが頼まれたことなのにぃ~……」
「陛下からの招待状とかマジかよ!? すげぇーな、ゼノ! 何か褒美がもらえるんじゃねーか!?」
その話を聞いて、アーシャはすっかり目が覚めたようだ。
「ご褒美~♪」と、珍しくベルもテンション高めだ。
「アタシら王都に行けるじゃん!」
「王都か……。そういえば、行ったことがなかったな。モニカはあるか?」
「……ふぇっ? いえ……。たしかに、わたしも行ったことはないですけどぉ……」
王都サーガは、前回訪れたルアの町をさらに北上し、山岳地帯を越えた先にある。
アスター王国の中では一番標高が高く、〝天上の楽園〟とも謳われる都だ。
「でも……ゼノ様。どうやって、王都まで行くんですか? この前、ルアへ行った時に《テレポート》の魔石は使い切ってしまったんですよね?」
「あ……」
「んだよ。あの魔法がなけりゃ、王都なんか行けねぇーぜ?」
「ごめん……。モニカが言うように、たしかにあれ以来手に入っていないんだ」
ちなみに、今朝の〔魔導ガチャ〕でも《テレポート》の魔石は出現しなかった。
「え……じゃ、ベルたち王都へ行けないの?」
「いや、行けないこともないんだけど。マスクスから王都へ向かうなら、だいぶ長旅になるよ」
「山岳地帯を越えなくちゃいけませんから。もしかすると、馬車を使って移動しても1ヶ月近くかかるかもしれません」
「さすがに、それはキツすぎんだろ……」
アーシャがそう言うと、そこで話は途切れてしまう。
が。
シュポン!
『ならば、我が力となろう』
「どわっ!?」
突如、小型のバハムートが4人の前に現れる。
「アーシャさん、毎回驚いてますよね?」
「慣れねーんだよ! つか、突然現れんな!」
『……すまぬ……。だが、お主らが困っていそうだったのでな。これは伝えねばと思い、出現した次第なのだ』
「伝える?」
ベルが不思議そうに訊ねると、バハムートは黒い尻尾をふるりと振って答える。
『うむ。我の力をもってすれば、お主らを王都まで簡単に送り届けることができよう』
「その話なら……テフェリーの伝承にもあった気がする。バハムートは、超高速で飛行することができるって」
「そんなことが可能なのか?」
ゼノが訊ねると、バハムートはこくんと頷いた。
『それだけではないぞ? お主ら4人くらいなら、我の背中に乗せて飛ぶこともできよう』
自信満々に宣言するバハムートに、モニカが最もな質問を投げかける。
「でも、超高速での飛行なんて……わたしたちは、落ちたりしないんでしょうか……?」
『それは心配いらぬ。魔鼓翼の力をもって飛び立つからな。また、飛んでいる最中は姿を消すこともできるのだ』
「んぁ? んだよ、魔鼓翼って」
『分かりやすく言えば、我の背中に乗って移動しても落ちないし、姿も見られないということだのぅ。もちろん、移動中も普通に会話することだってできるぞ?』
「……この子、すごい……」
「お前、んな力持ってたんだなっ! 見直したぜ!」
「よし。なら、バハムートにお願いすることにしよう。みんな、準備が出来次第出発だ」
◆
それからゼノたち4人は、元の大きさに戻ったバハムートの背中に飛び乗って、王都サーガまで向かった。
宣言通り、バハムートは超高速で飛行し、昼すぎには王領へと到着する。
あまり接近するとバハムートの姿を目撃される恐れがあったため、ゼノたちは手前の山岳地帯で降りることに。
『我は念のため、この場で待機していることにする』
「え? 姿を消せば、それでいいんじゃないのか?」
『うむ……。だが、聞いた話によると、お主らの国の女王は、なかなかの切れ者なのであろう?』
「たしかにな。女王陛下は、魔導師としての腕前も一流だって話だぜ」
『ならば、万が一ということもある。一緒に赴けば、我がゼノと従属契約を交わしているということも、見抜かれないとも限らぬからな』
「……そうか。なら、他の人たちに見つからないように気をつけてくれ」
『なに、その点に関しては問題なかろう。飛んでいる限り、我の姿が人の目に映ることはない。上空で待機していよう』
バハムートがそのまま天高く昇って行くのを確認すると、ゼノたちは、しばらく山岳地帯を歩いてから王都へと足を踏み入れた。
「うわっ! すっげ~! めちゃくちゃでかいな!」
「ゼノ様! 今、わたし王都に立ってますよぉ~♪」
「くんくん……。いい匂いがする……」
煌びやかなサーガの都に足を踏み入れて、少女たちはとても興奮気味だ。
もちろん、ゼノも豪華絢爛なその光景を目の当たりにして感動していた。
王都の名に相応しく、サーガの建造物は、どれも黄金の材質で造られていた。
山上にあるため、空気は少しだけ薄く感じられるが、都を行き交う人々は特にそれを気にしている様子はない。
規模としてはそこまで大きくはないのだが、王族が暮らす宮殿のほかにも王国の重要な施設がいくつも点在しており、まさにアスターの中心と呼べるような都がサーガであった。
そんな風にして暫しの間、全員で都会の街並みに見惚れていると……。
「おい。道の真ん中でたむろするな。通行の邪魔だ」
「あ、すみません……」
王都を巡回する警護兵に注意され、ゼノはその場を退く。
すると、後ろからもう1人の警護兵が声をかけてきた。
「お前ら、どこからやって来たんだ?」
「マスクスですけど」
「マスクスぅ~? ッハハハ! こりゃ、とんだお上りがいたもんだな!」
「田舎者は、都会のルールも知らない無知が多くて本当に困る。とにかく、これからは周りに注意して歩けよ」
そう言い残して、警護兵の2人は立ち去ってしまう。
「腹立つぜ、あいつら! アタシたちが何したってんだ!」
「でも……。お上りさんっていうのは合ってますし」
「ベル、あの2人の言い方きらい……」
ゼノたち4人は、通りを歩く者たちからもチラチラと視線を向けられる。
同時にヒソヒソとした話し声も聞えてきた。
「なんですか、あのみすぼらしい格好は……」
「あのような者たちが歩いていると、王都の品位が下がりますね」
「マスクスから来たとかおっしゃってましたわよ?」
「フフッ、あんな田舎から?」
「エルフもいますから、きっと下女として職を探しに来たのでしょう」
ただ、その場にいるだけでこんな声が飛んでくる始末だ。
「……んだよ! 都はこんな華やかだってのに、ここで暮らしてる連中は、どいつも性根が腐ってやがるのか? 王都で暮らすことが偉いって言われてるみたいで、気分が悪いぜ……!」
自分の故郷を貶されたように感じたのだろう。
アーシャの怒りは、なかなか収まらなかった。
(けど……。たしかに俺らの格好は、周りの人たちとはちょっと違うな)
道行く人たちに目を向けると、誰も皆、都会の洗練された衣服を身にまとっている。
「ベルたちの格好……ちょっとヘン?」
「たしかに、ちょっと気になっちゃいますよね」
「うん……。郷に入っては郷に従えっていう言葉もあるしな」
そこでゼノはあることを思い付いた。
いつものように〔魔導ガチャ〕で魔石を召喚し終え、ゼノが部屋で朝の支度をしていると、急にベルが飛び込んでくる。
「お兄ちゃん!」
「なんだ? もう朝食の準備終わったのか?」
「ううん、そうじゃなくて……すごい、すごいの!」
なぜかベルは興奮気味だ。
「ベルちゃん、待ってくださいっ~!」
すると、外廊下から慌てた様子で部屋にモニカが入って来る。
「お兄ちゃん! 女王さまから招待状が届いたって!」
「招待状……?」
「あぁっ~! それ、わたしの役目だったのにぃ……!」
「ふぁ~……んだぁ? なに騒いでるんだぁ~?」
続けて、眠たそうに目を擦ったアーシャがドア越しに顔を覗かせた。
「お兄ちゃんに、女王さまから招待状が届いた!」
嬉しそうに、ベルが手紙をアーシャに見せつける。
モニカは意気消沈したように、その場でしゃがみ込んだ。
「あぁ~ん! わたしが最初にそれを受け取ったんですぅ~!」
話を聞けば、モニカが庭の掃除をしているとそこにティナがやって来て、ギュスターヴ女王から招待状が届いたことを皆に知らせるようにと言ってきたのだという。
それをたまたま見かけたベルが勝手に招待状を奪い取って、いち早くゼノに知らせに来たということだったらしい。
「女王さまがぜひ会いたがってるって、そう伝えて欲しいって言われたの!」
「それも、わたしが頼まれたことなのにぃ~……」
「陛下からの招待状とかマジかよ!? すげぇーな、ゼノ! 何か褒美がもらえるんじゃねーか!?」
その話を聞いて、アーシャはすっかり目が覚めたようだ。
「ご褒美~♪」と、珍しくベルもテンション高めだ。
「アタシら王都に行けるじゃん!」
「王都か……。そういえば、行ったことがなかったな。モニカはあるか?」
「……ふぇっ? いえ……。たしかに、わたしも行ったことはないですけどぉ……」
王都サーガは、前回訪れたルアの町をさらに北上し、山岳地帯を越えた先にある。
アスター王国の中では一番標高が高く、〝天上の楽園〟とも謳われる都だ。
「でも……ゼノ様。どうやって、王都まで行くんですか? この前、ルアへ行った時に《テレポート》の魔石は使い切ってしまったんですよね?」
「あ……」
「んだよ。あの魔法がなけりゃ、王都なんか行けねぇーぜ?」
「ごめん……。モニカが言うように、たしかにあれ以来手に入っていないんだ」
ちなみに、今朝の〔魔導ガチャ〕でも《テレポート》の魔石は出現しなかった。
「え……じゃ、ベルたち王都へ行けないの?」
「いや、行けないこともないんだけど。マスクスから王都へ向かうなら、だいぶ長旅になるよ」
「山岳地帯を越えなくちゃいけませんから。もしかすると、馬車を使って移動しても1ヶ月近くかかるかもしれません」
「さすがに、それはキツすぎんだろ……」
アーシャがそう言うと、そこで話は途切れてしまう。
が。
シュポン!
『ならば、我が力となろう』
「どわっ!?」
突如、小型のバハムートが4人の前に現れる。
「アーシャさん、毎回驚いてますよね?」
「慣れねーんだよ! つか、突然現れんな!」
『……すまぬ……。だが、お主らが困っていそうだったのでな。これは伝えねばと思い、出現した次第なのだ』
「伝える?」
ベルが不思議そうに訊ねると、バハムートは黒い尻尾をふるりと振って答える。
『うむ。我の力をもってすれば、お主らを王都まで簡単に送り届けることができよう』
「その話なら……テフェリーの伝承にもあった気がする。バハムートは、超高速で飛行することができるって」
「そんなことが可能なのか?」
ゼノが訊ねると、バハムートはこくんと頷いた。
『それだけではないぞ? お主ら4人くらいなら、我の背中に乗せて飛ぶこともできよう』
自信満々に宣言するバハムートに、モニカが最もな質問を投げかける。
「でも、超高速での飛行なんて……わたしたちは、落ちたりしないんでしょうか……?」
『それは心配いらぬ。魔鼓翼の力をもって飛び立つからな。また、飛んでいる最中は姿を消すこともできるのだ』
「んぁ? んだよ、魔鼓翼って」
『分かりやすく言えば、我の背中に乗って移動しても落ちないし、姿も見られないということだのぅ。もちろん、移動中も普通に会話することだってできるぞ?』
「……この子、すごい……」
「お前、んな力持ってたんだなっ! 見直したぜ!」
「よし。なら、バハムートにお願いすることにしよう。みんな、準備が出来次第出発だ」
◆
それからゼノたち4人は、元の大きさに戻ったバハムートの背中に飛び乗って、王都サーガまで向かった。
宣言通り、バハムートは超高速で飛行し、昼すぎには王領へと到着する。
あまり接近するとバハムートの姿を目撃される恐れがあったため、ゼノたちは手前の山岳地帯で降りることに。
『我は念のため、この場で待機していることにする』
「え? 姿を消せば、それでいいんじゃないのか?」
『うむ……。だが、聞いた話によると、お主らの国の女王は、なかなかの切れ者なのであろう?』
「たしかにな。女王陛下は、魔導師としての腕前も一流だって話だぜ」
『ならば、万が一ということもある。一緒に赴けば、我がゼノと従属契約を交わしているということも、見抜かれないとも限らぬからな』
「……そうか。なら、他の人たちに見つからないように気をつけてくれ」
『なに、その点に関しては問題なかろう。飛んでいる限り、我の姿が人の目に映ることはない。上空で待機していよう』
バハムートがそのまま天高く昇って行くのを確認すると、ゼノたちは、しばらく山岳地帯を歩いてから王都へと足を踏み入れた。
「うわっ! すっげ~! めちゃくちゃでかいな!」
「ゼノ様! 今、わたし王都に立ってますよぉ~♪」
「くんくん……。いい匂いがする……」
煌びやかなサーガの都に足を踏み入れて、少女たちはとても興奮気味だ。
もちろん、ゼノも豪華絢爛なその光景を目の当たりにして感動していた。
王都の名に相応しく、サーガの建造物は、どれも黄金の材質で造られていた。
山上にあるため、空気は少しだけ薄く感じられるが、都を行き交う人々は特にそれを気にしている様子はない。
規模としてはそこまで大きくはないのだが、王族が暮らす宮殿のほかにも王国の重要な施設がいくつも点在しており、まさにアスターの中心と呼べるような都がサーガであった。
そんな風にして暫しの間、全員で都会の街並みに見惚れていると……。
「おい。道の真ん中でたむろするな。通行の邪魔だ」
「あ、すみません……」
王都を巡回する警護兵に注意され、ゼノはその場を退く。
すると、後ろからもう1人の警護兵が声をかけてきた。
「お前ら、どこからやって来たんだ?」
「マスクスですけど」
「マスクスぅ~? ッハハハ! こりゃ、とんだお上りがいたもんだな!」
「田舎者は、都会のルールも知らない無知が多くて本当に困る。とにかく、これからは周りに注意して歩けよ」
そう言い残して、警護兵の2人は立ち去ってしまう。
「腹立つぜ、あいつら! アタシたちが何したってんだ!」
「でも……。お上りさんっていうのは合ってますし」
「ベル、あの2人の言い方きらい……」
ゼノたち4人は、通りを歩く者たちからもチラチラと視線を向けられる。
同時にヒソヒソとした話し声も聞えてきた。
「なんですか、あのみすぼらしい格好は……」
「あのような者たちが歩いていると、王都の品位が下がりますね」
「マスクスから来たとかおっしゃってましたわよ?」
「フフッ、あんな田舎から?」
「エルフもいますから、きっと下女として職を探しに来たのでしょう」
ただ、その場にいるだけでこんな声が飛んでくる始末だ。
「……んだよ! 都はこんな華やかだってのに、ここで暮らしてる連中は、どいつも性根が腐ってやがるのか? 王都で暮らすことが偉いって言われてるみたいで、気分が悪いぜ……!」
自分の故郷を貶されたように感じたのだろう。
アーシャの怒りは、なかなか収まらなかった。
(けど……。たしかに俺らの格好は、周りの人たちとはちょっと違うな)
道行く人たちに目を向けると、誰も皆、都会の洗練された衣服を身にまとっている。
「ベルたちの格好……ちょっとヘン?」
「たしかに、ちょっと気になっちゃいますよね」
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そこでゼノはあることを思い付いた。
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