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6章
第3話
ギュスターヴは、ゼノが話に乗って来ないのを確認すると、次の話に移った。
「レヴェナント旅団を捕まえた件についての礼も言わねばならぬな。この件に関しては、他国もそなたの働きぶりに感謝しているはずだ」
ギュスターヴの話によれば、ルーファウスは王国騎士団による詰問で、ついに旅団のアジトを白状したのだという。
近々、三強国で連合討伐隊を結成し、レヴェナント旅団の鬼士確保に向かうという話であった。
「ルーファウスは旅団の中でも、一番の強さを誇る男と言われておる。それも、容易く捕らえてしまうとは、そなたには本当に恐れ入ったぞ。バハムートの時と同じような魔法を使ったのか?」
「えっと……。そんな感じです、はい」
「具体的には、どのような魔法を使ったのだ?」
「あ……いえ……。戦うことに必死だったので、あまり覚えてなくて……」
「……ふむ。だが、やはりそなたは、本当に未発見魔法を自在に操れるのだな。どのようにして、それらの魔法を発見したのだ? 余にだけ少し教えてくれ、ゼノ」
ギュスターヴが妖艶に微笑みかけてくる。
その美貌には、見る者を掴んで離さない不思議な力があった。
「それは……」
思わず、ホルスターに手を当てて、聖剣クレイモアや〔魔導ガチャ〕について、ゼノは口にしてしまいそうになる。
だが、その時。
何かを察したように、モニカが2人の会話に割って入ってくる。
「女王様。その前に、ゼノ様への褒美について教えていただけないでしょうか?」
モニカがそう訊ねると、アーシャとベルがその後に続く。
「きっと、ものすごい褒美なんですよね?」
「お兄ちゃん、がんばったから……いい物をあげてほしい」
すると、隣りのモニカが密かにウインクする。
それを見てゼノは、彼女らがフォローしてくれたのだということに気付いた。
モニカたちは、ゼノがエメラルドを迷宮から救い出そうとしていることを知っている。
だから、ギュスターヴに囲われないようにと、庇ってくれたのだ。
(ありがとう……みんな)
そんなゼノの周りにいる3人の少女らの姿を、ギュスターヴは冷ややかな目で一瞥していた。
が。
すぐに表情を変える。
「……フフッ、なるほどな。そなたが、バハムートやルーファウスを倒せた意味が分かったような気がするぞ。なかなかに素晴らしいメンバーをパーティーに加えたようだな?」
「はい。俺の最高の仲間たちです」
ゼノがはっきりそう答えるのを目にすると、ギュスターヴは一度、鎌をかけるのを取りやめたようだ。
「ふむ。たしかに、勿体ぶるものでもないか。先に伝えておいた方がよいな。では、今この場で褒美の内容を伝えることにする。ゼノ、そなたに授ける褒美は――」
バタン!
ちょうどそんなタイミングで、玉座の間の扉が開く。
中に入って来た侍従は胸に手を当てながら敬礼すると、黄金の椅子に腰を掛けるギュスターヴに声をかけた。
「陛下。ハワード卿がお見えになりました」
その瞬間。
ゼノは、アーシャと目を合わす。
「……おい、ゼノ。ハワード卿って……」
「……っ」
そして。
入口の方へ目を向けると、そこでゼノは信じられない光景を目撃する。
(!!)
なんとそこには、ゼノの父ウガンの姿があったのだ。
(……ち、父上……!?)
ウガンはまだ、ゼノの姿に気付いていなかった。
侍従と共に玉座の間へと足を踏み入れると、頭を深々と下げる。
「じょ、女王陛下っ……。この度は、誠に申し訳ございませんでした……。愚息アーロンを引き取りに参りました……」
「来たか、ハワード卿。すまぬが先客がおってな。暫しその場で待たれよ」
「……か、かしこまりました……」
ウガンはうなだれるようにして、じっと黙り込む。
久しぶりに見る父親の姿は痩せこけていて、あれだけ威圧感のあった風体は、今は見る影もなくなっていた。
――しかし。
「っ……」
ゼノの中には、ウガンに激しく罵られた時のトラウマが一気に甦ってくる。
緊張から、手足も途端に震え始めた。
背中には、べっとりとした嫌な汗が流れ落ちてくる。
そんなゼノの異変に、真っ先に気付いたのはアーシャであった。
覇気を無くして、ゼノがまったく動かなくなってしまったことが分かったのである。
「……ゼノ……」
その姿を、アーシャは痛ましそうに見つめた。
「――して、なんだったか? あぁ、そうだ。褒美の件だ。喜べゼノ。そなたには、新たな領地を授けようと考えておる」
「領地っ!? すごいじゃないですかぁ、ゼノ様っ!! 領地ですよぉ~!?」
「お兄ちゃんだけの土地……!!」
モニカとベルは目を輝かせながら、ギュスターヴの言葉に嬉しそうに手を取り合う。
その時。
ちょうどゼノに注目が集まってしまったせいか、ついにウガンがその存在に気付いてしまう。
「!? お、お……お前、まさかッ…………」
ウガンはゼノの姿を見て、恐れ戦くように後ずさった。
「……ルイスッ!? ルイスなのか!? い、いやッ……こんな所に……ルイスがいるわけがっ……」
その異様な豹変ぶりに、ギュスターヴもすぐに気付く。
「なんだ? どうしたのだ、ハワード卿?」
「い、いえッ……。見覚えのある顔が、あったように思えたもので……」
ウガンがゼノの顔を覗き込もうとすると、アーシャがわざとらしく前に出た。
「女王陛下っ! それで、ゼノにはどこの領地をいただけるんでしょうか!?」
「……うむ。余が治める王領には、未開拓の広大な領地が余っているのでな。そこをゼノに与えたいと考えておる」
「す、すげぇぜ! やったな……モニカ、ベルっ!」
「はい。今から見るのが楽しみですねっ♪」
「アーシャ姉も嬉しい?」
「もちろんだ! アタシはそこに、品揃えの豊富な武器屋を開きたいぜ……!」
良かれと思ってのアーシャの行動だったが、それがかえってゼノの存在を際立たせることになる。
ウガンは一瞬の隙を突くようにして、ゼノの顔を覗き込むと、やがて確信する。
「(……ッ、やはり間違いないぞ……。この黒髪に、面影を残した顔つき……絶対にルイスだッ。しかし……。こいつは5年前に迷宮に廃棄したはずで……)」
異様な目つきでゼノを睨みつけるウガンの存在に気付き、モニカがふと声を上げる。
「……あの、ゼノ様? そちらの殿方と、もしかしてお知り合いですか? さっきからずっと、ゼノ様のことを見てますけど……」
「馬鹿っ! アホピンク!」
慌てながら、アーシャがモニカの頭を叩く。
ポカン!
「ぁいたっ!? ちょっと……急になにするんですかぁ!?」
「少しお前は黙ってろーーッ!!」
「ふひぇ、なんでぇぇ……!?」
どうやら、2人とも騒ぎ過ぎてしまったようだ。
その結果により、さらにウガンの注目を集めてしまう。
「(……ゼノ……?)」
そこでウガンは、自分の息子が〝ゼノ〟と呼ばれていることに気付いた。
「(まさか……。獄獣バハムートを倒したと噂の、マスクスの〝ゼノ〟という魔導師は、ルイスだったのかっ……!? いや、そんなことあるわけが……)」
だが、そこでウガンはハッとする。
あることを思い出したのだ。
「(……いや、待て。ルイスは元々、魔力値9999を持って生まれてきたのだ……)」
将来、新たな魔法を発見するような、偉大な魔導師になるのではないか、と。
ルイスは、周りからそう期待されていた。
何かの拍子で覚醒したという可能性もゼロではない、とウガンは思う。
そして、同時にある悪知恵を思い付いてしまう。
「(……そうか、そうなのだな……。クククッ……。ならば、利用させてもらうぞ……ルイス!)」
これこそがウガンの十八番。
彼が貴族としてこれまで生き残ってこられたのは、こうした悪知恵を働かせてのことだった。
それがたとえ、身内であろうとも容赦はしない。
元々ウガンは、息子が偉大な魔導師となったら、それを自分のために利用するつもりでいたのだ。
「(ようやく、コレが役に立つ日がやって来たか。貴様は、私のための犠牲となれ……)」
「レヴェナント旅団を捕まえた件についての礼も言わねばならぬな。この件に関しては、他国もそなたの働きぶりに感謝しているはずだ」
ギュスターヴの話によれば、ルーファウスは王国騎士団による詰問で、ついに旅団のアジトを白状したのだという。
近々、三強国で連合討伐隊を結成し、レヴェナント旅団の鬼士確保に向かうという話であった。
「ルーファウスは旅団の中でも、一番の強さを誇る男と言われておる。それも、容易く捕らえてしまうとは、そなたには本当に恐れ入ったぞ。バハムートの時と同じような魔法を使ったのか?」
「えっと……。そんな感じです、はい」
「具体的には、どのような魔法を使ったのだ?」
「あ……いえ……。戦うことに必死だったので、あまり覚えてなくて……」
「……ふむ。だが、やはりそなたは、本当に未発見魔法を自在に操れるのだな。どのようにして、それらの魔法を発見したのだ? 余にだけ少し教えてくれ、ゼノ」
ギュスターヴが妖艶に微笑みかけてくる。
その美貌には、見る者を掴んで離さない不思議な力があった。
「それは……」
思わず、ホルスターに手を当てて、聖剣クレイモアや〔魔導ガチャ〕について、ゼノは口にしてしまいそうになる。
だが、その時。
何かを察したように、モニカが2人の会話に割って入ってくる。
「女王様。その前に、ゼノ様への褒美について教えていただけないでしょうか?」
モニカがそう訊ねると、アーシャとベルがその後に続く。
「きっと、ものすごい褒美なんですよね?」
「お兄ちゃん、がんばったから……いい物をあげてほしい」
すると、隣りのモニカが密かにウインクする。
それを見てゼノは、彼女らがフォローしてくれたのだということに気付いた。
モニカたちは、ゼノがエメラルドを迷宮から救い出そうとしていることを知っている。
だから、ギュスターヴに囲われないようにと、庇ってくれたのだ。
(ありがとう……みんな)
そんなゼノの周りにいる3人の少女らの姿を、ギュスターヴは冷ややかな目で一瞥していた。
が。
すぐに表情を変える。
「……フフッ、なるほどな。そなたが、バハムートやルーファウスを倒せた意味が分かったような気がするぞ。なかなかに素晴らしいメンバーをパーティーに加えたようだな?」
「はい。俺の最高の仲間たちです」
ゼノがはっきりそう答えるのを目にすると、ギュスターヴは一度、鎌をかけるのを取りやめたようだ。
「ふむ。たしかに、勿体ぶるものでもないか。先に伝えておいた方がよいな。では、今この場で褒美の内容を伝えることにする。ゼノ、そなたに授ける褒美は――」
バタン!
ちょうどそんなタイミングで、玉座の間の扉が開く。
中に入って来た侍従は胸に手を当てながら敬礼すると、黄金の椅子に腰を掛けるギュスターヴに声をかけた。
「陛下。ハワード卿がお見えになりました」
その瞬間。
ゼノは、アーシャと目を合わす。
「……おい、ゼノ。ハワード卿って……」
「……っ」
そして。
入口の方へ目を向けると、そこでゼノは信じられない光景を目撃する。
(!!)
なんとそこには、ゼノの父ウガンの姿があったのだ。
(……ち、父上……!?)
ウガンはまだ、ゼノの姿に気付いていなかった。
侍従と共に玉座の間へと足を踏み入れると、頭を深々と下げる。
「じょ、女王陛下っ……。この度は、誠に申し訳ございませんでした……。愚息アーロンを引き取りに参りました……」
「来たか、ハワード卿。すまぬが先客がおってな。暫しその場で待たれよ」
「……か、かしこまりました……」
ウガンはうなだれるようにして、じっと黙り込む。
久しぶりに見る父親の姿は痩せこけていて、あれだけ威圧感のあった風体は、今は見る影もなくなっていた。
――しかし。
「っ……」
ゼノの中には、ウガンに激しく罵られた時のトラウマが一気に甦ってくる。
緊張から、手足も途端に震え始めた。
背中には、べっとりとした嫌な汗が流れ落ちてくる。
そんなゼノの異変に、真っ先に気付いたのはアーシャであった。
覇気を無くして、ゼノがまったく動かなくなってしまったことが分かったのである。
「……ゼノ……」
その姿を、アーシャは痛ましそうに見つめた。
「――して、なんだったか? あぁ、そうだ。褒美の件だ。喜べゼノ。そなたには、新たな領地を授けようと考えておる」
「領地っ!? すごいじゃないですかぁ、ゼノ様っ!! 領地ですよぉ~!?」
「お兄ちゃんだけの土地……!!」
モニカとベルは目を輝かせながら、ギュスターヴの言葉に嬉しそうに手を取り合う。
その時。
ちょうどゼノに注目が集まってしまったせいか、ついにウガンがその存在に気付いてしまう。
「!? お、お……お前、まさかッ…………」
ウガンはゼノの姿を見て、恐れ戦くように後ずさった。
「……ルイスッ!? ルイスなのか!? い、いやッ……こんな所に……ルイスがいるわけがっ……」
その異様な豹変ぶりに、ギュスターヴもすぐに気付く。
「なんだ? どうしたのだ、ハワード卿?」
「い、いえッ……。見覚えのある顔が、あったように思えたもので……」
ウガンがゼノの顔を覗き込もうとすると、アーシャがわざとらしく前に出た。
「女王陛下っ! それで、ゼノにはどこの領地をいただけるんでしょうか!?」
「……うむ。余が治める王領には、未開拓の広大な領地が余っているのでな。そこをゼノに与えたいと考えておる」
「す、すげぇぜ! やったな……モニカ、ベルっ!」
「はい。今から見るのが楽しみですねっ♪」
「アーシャ姉も嬉しい?」
「もちろんだ! アタシはそこに、品揃えの豊富な武器屋を開きたいぜ……!」
良かれと思ってのアーシャの行動だったが、それがかえってゼノの存在を際立たせることになる。
ウガンは一瞬の隙を突くようにして、ゼノの顔を覗き込むと、やがて確信する。
「(……ッ、やはり間違いないぞ……。この黒髪に、面影を残した顔つき……絶対にルイスだッ。しかし……。こいつは5年前に迷宮に廃棄したはずで……)」
異様な目つきでゼノを睨みつけるウガンの存在に気付き、モニカがふと声を上げる。
「……あの、ゼノ様? そちらの殿方と、もしかしてお知り合いですか? さっきからずっと、ゼノ様のことを見てますけど……」
「馬鹿っ! アホピンク!」
慌てながら、アーシャがモニカの頭を叩く。
ポカン!
「ぁいたっ!? ちょっと……急になにするんですかぁ!?」
「少しお前は黙ってろーーッ!!」
「ふひぇ、なんでぇぇ……!?」
どうやら、2人とも騒ぎ過ぎてしまったようだ。
その結果により、さらにウガンの注目を集めてしまう。
「(……ゼノ……?)」
そこでウガンは、自分の息子が〝ゼノ〟と呼ばれていることに気付いた。
「(まさか……。獄獣バハムートを倒したと噂の、マスクスの〝ゼノ〟という魔導師は、ルイスだったのかっ……!? いや、そんなことあるわけが……)」
だが、そこでウガンはハッとする。
あることを思い出したのだ。
「(……いや、待て。ルイスは元々、魔力値9999を持って生まれてきたのだ……)」
将来、新たな魔法を発見するような、偉大な魔導師になるのではないか、と。
ルイスは、周りからそう期待されていた。
何かの拍子で覚醒したという可能性もゼロではない、とウガンは思う。
そして、同時にある悪知恵を思い付いてしまう。
「(……そうか、そうなのだな……。クククッ……。ならば、利用させてもらうぞ……ルイス!)」
これこそがウガンの十八番。
彼が貴族としてこれまで生き残ってこられたのは、こうした悪知恵を働かせてのことだった。
それがたとえ、身内であろうとも容赦はしない。
元々ウガンは、息子が偉大な魔導師となったら、それを自分のために利用するつもりでいたのだ。
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