34 / 38
第34話
しおりを挟む
俺はすぐにザネリのもとへと駆け寄る。
体はぐちゃぐちゃに引き裂かれてもはや原型を留めていない。
辺りは一面血の海だ。
念のため【UR完全超魔水】のカードを使ってみるもまるで効果はなかった。
「無駄でーす。その者はすでに死んでいまーす。余が【地獄門の棍棒】をお見舞いーしたのです。この攻撃を受けーて生きていた者はいーませんよ」
その場にザネリの亡骸をゆっくり置くと目の前の男を見る。
「あんたが魔王?」
「いかにーも」
「……」
「フフフ。震えて声も出なーいようですね」
《神眼》を使おうとするも未来を視ることができない。
どうやら氷剣竜ミラジェネシスの時と同じようにはいかないみたいだ。
「アルディン気をつけて! そいつ只者じゃないわ……」
「ご主人様っ!」
「俺は大丈夫だよ。2人は安全な場所まで下がってくれ」
サークルはいとも簡単に魔王の手によって破壊されてしまっていた。
(【R聖なるバリア-ミラーサークレット-】の効果を破って入り込んできたのか。なんてヤツだ)
ひとまず〈武具カード〉を2枚発現させて即座に装備する。
◇◇
【URニーベルングの聖槍】
[レア度] ★★★★★★★★★★(10)
[カテゴリ]武具カード
[タイプ]永続
[効果]遠国の寓話に登場する戦姫が扱った聖なる槍。攻撃力+6500、守備力+800、敏捷性+600、運+2500。
◇◇
◇◇
【UR蒼炎星崩しの盾】
[レア度] ★★★★★★★★★★★(10)
[カテゴリ]武具カード
[タイプ]永続
[効果]星の重みを宿し守備力と敏捷性を極限まで追及した盾。攻撃力+0、守備力+5600、敏捷性+4500、運+0。
◇◇
一方の魔王はというと【地獄門の棍棒】を握り締めつつ、ザネリの血をすすりながら口元をつりあげた。
「ようやく完全体となるこーとができましーた。長い間この時を待ってましたーよ。フフフ」
「どうしてザネリを殺した?」
俺はわずかながら怒りを覚える。
(ザネリが酷いことをしたのはたしかだけど。それでももとは友だちだ)
「その男はこーの異世界で一番強い怨念を持ってまーした。だから余の復活のたーめの犠牲となってもらいーました」
「どういう意味?」
「フフフ。特別に教えーて差し上げましょう。余が完全な肉体を手に入れーるためには、強い怨念を持った者の血を浴びーる必要があったーのです。これまで様々な者の血で試してきーましたが上手くいきませーんでしてーね? 復活を前に最高の怨念で満ちーた血を浴びるこーとができてよかったです」
「つまり、あんたの欲望のためにザネリを殺したんだ」
「その者かーら力を求めてきたのーです。余はただ与えただけーです。血はそーの見返りに過ぎまーせん」
魔王の言っていることは半分以上分からなかったけど。
目の前の男が古文書に登場する『悪魔』だってことを俺は《神眼》を使って見抜いた。
(こいつがザネリに暗黒の力を与えたのか)
「そしーて余は運がーいい。ちょうど『宿命の器』が目の前にいまーす。わざわーざ探して出向く必要もなくなったわけーです」
「なんだって?」
「余がこのように完全体となったーのは……『宿命の器』。すべて貴方を闇に葬ーるためでーす。300年間この時を待ってーいました」
(どういうこと? 俺を倒すために300年間待ってた?)
「まさか氷剣竜を倒すとーは思っていませんでしーた。その点はさすーがと褒めまーしょう」
「ミラジェネシスを討伐したからあんたはまだ完全体になれなかったんじゃないの?」
「ほうほう。その話を知っていーるとは。妖精族《フェアリー》から聞いたーのですね? そのとーりです。氷剣竜が倒されーたことで余の復活は遅れざーるを得なくなりーました。だからこそこの者の血を浴びるこーとができーた意味は大きいのでーす。氷剣竜の分、余に力を与えーてくれたわけですからーね。フフフ」
ミラジェネシスが倒されて一時的には弱体化したけどザネリの血を浴びたおかげでどうやら完全体となることができたってことらしい。
「これから鋼炎竜レッドアイズと超雷竜サンダードラゴンを倒す予定だったんだけどね」
「それも承知の上でーす。だからこうしーて予定を早めーて余は完全体となりました。二竜がいなくなってーは困るのでーね」
どうやら先手を打たれたようだ。
だけど。
俺は特に焦っていなかった。
むしろこっちも好都合だって言える。
わざわざ魔王からやって来てくれたわけだから。
(フェイとの約束を果たす手間が省けたよ)
「さてーと。話もこれくーらいにしましょう。そろそーろこの異世界を余のものとすーる時間でーす!」
不気味に微笑むヒトシュラ。
再度、《神眼》を使って相手のステータスを確認しようとするも。
(やっぱダメか。完全に封殺されてるな)
どうやら先が読めない中で戦うしかなさそうだ。
「貴方たーち人族はカードが無けーれば何もできーないことはすでに把握済みでーす。完全体となった余の力を初披露するこーとにしまーしょう。《地獄招来》!」
魔王が両手を挙げてそう唱えた瞬間、突如として辺りは暗黒に包まれた。
「な、なによこれ……?」
「ひぃ~~! お姉ちゃぁーんっ!」
ルーシィとリズはお互いに手を取り合って怯えている。
「フフフ。こーれで貴方はカードを使って余に攻撃を与えーることができなくーなりましーた。さてさて。どうやって余を倒すーかな? 『宿命の器』よ」
実はこの時。
俺は《神眼》を使ってある事実を確認していた。
(なるほど。あの種類のカードならヒトシュラ相手にもダメージを与えることができるみたいだな)
俺はふと回想する。
それは昨日の夜の出来事だった。
◆◆◆
夕食後。
国王との面会に備えて私室で準備をしていると部屋がノックされる。
「アルディン。今ちょっと話いいかしら?」
「どうしたの?」
「これからあなたもいろいろと忙しくなりそうだから。この機会にぜんぶ話しておこうと思ってね。ちょっとついて来てもらえる?」
(いったいなんだろう)
そう思いながら後について行くとルーシィはある一室の前で立ち止まった。
そこにはリズの姿もあった。
「ご主人様。わざわざありがとうございます」
「うん。それはいいんだけど……この部屋は?」
まだこの屋敷に移り住んでから一週間くらいしか経ってないからすべての部屋を把握してるわけじゃなかった。
「ここはね。地下室へと繋がってるの」
「へぇ。地下室なんてあったんだ」
「このドアには小さな結界が張ってあって無断で入ることができないんです。それで……地下室にはヴォルフ様が本当にコレクションされていたカードが保管されています」
「え? コレクション部屋ってあの部屋だけじゃなかったの?」
「あれはいわば替え玉の部屋なのよ」
「替え玉……」
「あのような部屋を作っておけば、もし盗人が侵入してきたとしても騙すことができますから」
「そうだったんだ」
(だから無防備にもあんな風にカードを展示してたのか)
万が一盗人が入った時。
あれだけのカードが展示してあればそっちに意識が向くってもんだ。
なかなか考えたなヴォルフさんは。
「ヴォルフ様にはね。新しい主様にはいずれこのことを話すようにって言われてたの」
「そっか。それを俺に見せてくれるんだね」
「はい。そうです」
そこで2人はそれぞれ【N重奏認証】のカードを取り出す。
「「アイテムカード発動――【N重奏認証】」」
前回と同じようにルーシィとリズが声を揃えてそう口にすると、扉前の結界が静かに消えた。
「私たちが先に行くわ」
2人が先頭を進む形で階段を降りていく。
俺もその後に続いた。
体はぐちゃぐちゃに引き裂かれてもはや原型を留めていない。
辺りは一面血の海だ。
念のため【UR完全超魔水】のカードを使ってみるもまるで効果はなかった。
「無駄でーす。その者はすでに死んでいまーす。余が【地獄門の棍棒】をお見舞いーしたのです。この攻撃を受けーて生きていた者はいーませんよ」
その場にザネリの亡骸をゆっくり置くと目の前の男を見る。
「あんたが魔王?」
「いかにーも」
「……」
「フフフ。震えて声も出なーいようですね」
《神眼》を使おうとするも未来を視ることができない。
どうやら氷剣竜ミラジェネシスの時と同じようにはいかないみたいだ。
「アルディン気をつけて! そいつ只者じゃないわ……」
「ご主人様っ!」
「俺は大丈夫だよ。2人は安全な場所まで下がってくれ」
サークルはいとも簡単に魔王の手によって破壊されてしまっていた。
(【R聖なるバリア-ミラーサークレット-】の効果を破って入り込んできたのか。なんてヤツだ)
ひとまず〈武具カード〉を2枚発現させて即座に装備する。
◇◇
【URニーベルングの聖槍】
[レア度] ★★★★★★★★★★(10)
[カテゴリ]武具カード
[タイプ]永続
[効果]遠国の寓話に登場する戦姫が扱った聖なる槍。攻撃力+6500、守備力+800、敏捷性+600、運+2500。
◇◇
◇◇
【UR蒼炎星崩しの盾】
[レア度] ★★★★★★★★★★★(10)
[カテゴリ]武具カード
[タイプ]永続
[効果]星の重みを宿し守備力と敏捷性を極限まで追及した盾。攻撃力+0、守備力+5600、敏捷性+4500、運+0。
◇◇
一方の魔王はというと【地獄門の棍棒】を握り締めつつ、ザネリの血をすすりながら口元をつりあげた。
「ようやく完全体となるこーとができましーた。長い間この時を待ってましたーよ。フフフ」
「どうしてザネリを殺した?」
俺はわずかながら怒りを覚える。
(ザネリが酷いことをしたのはたしかだけど。それでももとは友だちだ)
「その男はこーの異世界で一番強い怨念を持ってまーした。だから余の復活のたーめの犠牲となってもらいーました」
「どういう意味?」
「フフフ。特別に教えーて差し上げましょう。余が完全な肉体を手に入れーるためには、強い怨念を持った者の血を浴びーる必要があったーのです。これまで様々な者の血で試してきーましたが上手くいきませーんでしてーね? 復活を前に最高の怨念で満ちーた血を浴びるこーとができてよかったです」
「つまり、あんたの欲望のためにザネリを殺したんだ」
「その者かーら力を求めてきたのーです。余はただ与えただけーです。血はそーの見返りに過ぎまーせん」
魔王の言っていることは半分以上分からなかったけど。
目の前の男が古文書に登場する『悪魔』だってことを俺は《神眼》を使って見抜いた。
(こいつがザネリに暗黒の力を与えたのか)
「そしーて余は運がーいい。ちょうど『宿命の器』が目の前にいまーす。わざわーざ探して出向く必要もなくなったわけーです」
「なんだって?」
「余がこのように完全体となったーのは……『宿命の器』。すべて貴方を闇に葬ーるためでーす。300年間この時を待ってーいました」
(どういうこと? 俺を倒すために300年間待ってた?)
「まさか氷剣竜を倒すとーは思っていませんでしーた。その点はさすーがと褒めまーしょう」
「ミラジェネシスを討伐したからあんたはまだ完全体になれなかったんじゃないの?」
「ほうほう。その話を知っていーるとは。妖精族《フェアリー》から聞いたーのですね? そのとーりです。氷剣竜が倒されーたことで余の復活は遅れざーるを得なくなりーました。だからこそこの者の血を浴びるこーとができーた意味は大きいのでーす。氷剣竜の分、余に力を与えーてくれたわけですからーね。フフフ」
ミラジェネシスが倒されて一時的には弱体化したけどザネリの血を浴びたおかげでどうやら完全体となることができたってことらしい。
「これから鋼炎竜レッドアイズと超雷竜サンダードラゴンを倒す予定だったんだけどね」
「それも承知の上でーす。だからこうしーて予定を早めーて余は完全体となりました。二竜がいなくなってーは困るのでーね」
どうやら先手を打たれたようだ。
だけど。
俺は特に焦っていなかった。
むしろこっちも好都合だって言える。
わざわざ魔王からやって来てくれたわけだから。
(フェイとの約束を果たす手間が省けたよ)
「さてーと。話もこれくーらいにしましょう。そろそーろこの異世界を余のものとすーる時間でーす!」
不気味に微笑むヒトシュラ。
再度、《神眼》を使って相手のステータスを確認しようとするも。
(やっぱダメか。完全に封殺されてるな)
どうやら先が読めない中で戦うしかなさそうだ。
「貴方たーち人族はカードが無けーれば何もできーないことはすでに把握済みでーす。完全体となった余の力を初披露するこーとにしまーしょう。《地獄招来》!」
魔王が両手を挙げてそう唱えた瞬間、突如として辺りは暗黒に包まれた。
「な、なによこれ……?」
「ひぃ~~! お姉ちゃぁーんっ!」
ルーシィとリズはお互いに手を取り合って怯えている。
「フフフ。こーれで貴方はカードを使って余に攻撃を与えーることができなくーなりましーた。さてさて。どうやって余を倒すーかな? 『宿命の器』よ」
実はこの時。
俺は《神眼》を使ってある事実を確認していた。
(なるほど。あの種類のカードならヒトシュラ相手にもダメージを与えることができるみたいだな)
俺はふと回想する。
それは昨日の夜の出来事だった。
◆◆◆
夕食後。
国王との面会に備えて私室で準備をしていると部屋がノックされる。
「アルディン。今ちょっと話いいかしら?」
「どうしたの?」
「これからあなたもいろいろと忙しくなりそうだから。この機会にぜんぶ話しておこうと思ってね。ちょっとついて来てもらえる?」
(いったいなんだろう)
そう思いながら後について行くとルーシィはある一室の前で立ち止まった。
そこにはリズの姿もあった。
「ご主人様。わざわざありがとうございます」
「うん。それはいいんだけど……この部屋は?」
まだこの屋敷に移り住んでから一週間くらいしか経ってないからすべての部屋を把握してるわけじゃなかった。
「ここはね。地下室へと繋がってるの」
「へぇ。地下室なんてあったんだ」
「このドアには小さな結界が張ってあって無断で入ることができないんです。それで……地下室にはヴォルフ様が本当にコレクションされていたカードが保管されています」
「え? コレクション部屋ってあの部屋だけじゃなかったの?」
「あれはいわば替え玉の部屋なのよ」
「替え玉……」
「あのような部屋を作っておけば、もし盗人が侵入してきたとしても騙すことができますから」
「そうだったんだ」
(だから無防備にもあんな風にカードを展示してたのか)
万が一盗人が入った時。
あれだけのカードが展示してあればそっちに意識が向くってもんだ。
なかなか考えたなヴォルフさんは。
「ヴォルフ様にはね。新しい主様にはいずれこのことを話すようにって言われてたの」
「そっか。それを俺に見せてくれるんだね」
「はい。そうです」
そこで2人はそれぞれ【N重奏認証】のカードを取り出す。
「「アイテムカード発動――【N重奏認証】」」
前回と同じようにルーシィとリズが声を揃えてそう口にすると、扉前の結界が静かに消えた。
「私たちが先に行くわ」
2人が先頭を進む形で階段を降りていく。
俺もその後に続いた。
14
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
A級パーティーを追放された黒魔導士、拾ってくれた低級パーティーを成功へと導く~この男、魔力は極小だが戦闘勘が異次元の鋭さだった~
名無し
ファンタジー
「モンド、ここから消えろ。てめえはもうパーティーに必要ねえ!」
「……え? ゴート、理由だけでも聴かせてくれ」
「黒魔導士のくせに魔力がゴミクズだからだ!」
「確かに俺の魔力はゴミ同然だが、その分を戦闘勘の鋭さで補ってきたつもりだ。それで何度も助けてやったことを忘れたのか……?」
「うるせえ、とっとと消えろ! あと、お前について悪い噂も流しておいてやったからな。役立たずの寄生虫ってよ!」
「くっ……」
問答無用でA級パーティーを追放されてしまったモンド。
彼は極小の魔力しか持たない黒魔導士だったが、持ち前の戦闘勘によってパーティーを支えてきた。しかし、地味であるがゆえに貢献を認められることは最後までなかった。
さらに悪い噂を流されたことで、冒険者としての道を諦めかけたモンドだったが、悪評高い最下級パーティーに拾われ、彼らを成功に導くことで自分の居場所や高い名声を得るようになっていく。
「魔力は低かったが、あの動きは只者ではなかった! 寄生虫なんて呼ばれてたのが信じられん……」
「地味に見えるけど、やってることはどう考えても尋常じゃなかった。こんな達人を追放するとかありえねえだろ……」
「方向性は意外ですが、これほどまでに優れた黒魔導士がいるとは……」
拾われたパーティーでその高い能力を絶賛されるモンド。
これは、様々な事情を抱える低級パーティーを、最高の戦闘勘を持つモンドが成功に導いていく物語である……。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる