警察戦士オメガグライザー

矢嶋 優

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第2話:空からの略奪者

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1. 正義の代償

マウスゴーストを倒した翌朝、SAU(特殊機甲犯罪対策室)の執務室。
「始末書が山積みよ、雷同刑事」
分析官の長谷美沙が呆れ顔でタブレットを突き出す。前回の戦闘による道路破壊、無許可でのシステム起動……。さらに同期の白神雄司が冷たく言い放つ。
「お前の『猪突猛進』はいつか市民を巻き込む。警察官なら、力ではなく法で語れ」
健二は言い返せず、拳を握りしめる。

2. 見えない爆撃

その時、ネオ・シンジュクの中央広場で突如として謎の爆発が発生する。
「反応あり! 高度300……速い! 監視カメラが追いつかないわ!」
美沙の叫びと共に、青空を切り裂いて急降下する影。暗黒集団パイレーツの次なる刺客、バードゴーストだ。
奴は鋭い翼をカミソリのように使い、ビルボードや歩道橋をなぎ倒していく。空中を自在に舞う敵に対し、地上にいる警察官たちは手も足も出ない。

3. ビル群の追走劇

「空が相手なら、高いところへ行くまでだ!」
健二は現場へ急行し、グレイズ・アップ! オメガグライザー通常モードに変身する。
「美沙、奴の飛行ルートを予測してくれ!」
「無茶よ、地上からじゃ……! 待って、ビル街の気流を計算するわ。30秒後にサンライズ・ビルの屋上を通過する!」
健二は脚部ブースターを全開にし、ビルの壁面を垂直に駆け上がる。

4. 空中戦の果てに

屋上に到達した瞬間、バードゴーストが眼下を通り過ぎる。
「捕まえたぜッ!」
健二は迷わずダイブし、空中での組み合いに持ち込む。バードゴーストは激しく機動して振り落とそうとするが、健二は必死に食らいつき、グライザー・スティックを敵の動力源である翼の根元に叩き込んだ。
「これで……飛べねえだろ!」
地上へ落下しながらも、健二は空中で体勢を立て直し、着地と同時に衝撃波を放つ。墜落したバードゴーストはもがき苦しむが、健二は容赦なく追撃の構えをとる。

5. 確保、そして不穏

「ファイナル・ジャッジメント! オメガ・ボルテックス!!」
通常モードの回し蹴りがバードゴーストの頭部を直撃。怪人は断末魔の叫びと共に、黒い煙となって消滅した。
ヘルメットを解除し、荒い息をつく健二。そこへ速水署長から通信が入る。
「雷同、よくやった。だが、ラバスゴーストが次の『実験』を始めたようだ。……次は、ただの力押しでは通用せんぞ」
健二が見上げた空には、不気味な形をした積乱雲が広がり始めていた。

🛡️ 第2話リザルト
• 確保: バードゴースト(爆散)
• 戦果: 健二と美沙の「連携(コンビネーション)」が初めて成立。
• 次回予告: ついに巨漢怪人エレファントゴーストが登場。火災に包まれたビルから人々を救うため、グライザーが「レスキューモード」へチェンジする!
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