ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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頭の中がお花畑!?

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今夜もぐっすり眠れそう。特に疲れてるってワケじゃないけど。
っていうか、『眠れないかも・・・』って思えば、本当に眠れなくなるし、
今みたいに『ぐっすり眠れそう』って思えば、ぐっすり眠れるんだと思う。
だって、現実世界は、全部自分で創り出してるんだもん。

だから、なって欲しくないことなんて、考えたり、思ったりしない方が
絶対に良いんだって(笑)とにかく、ひたすら、
『こ~だったら良いなぁ・・・』『あ~だったら楽しいなぁ・・・』って
ことだけに意識を持っていくの。その方が楽しいじゃない?

別に気にすることないと思うんだ。人から、「頭の中がお花畑だね」って
言われたとしても。だって、自分の人生なんだから。
良くなっても悪くなっても責任は自分にあるんだよ。
何を思ったって、何を考えたって、他の人からとやかく言われる筋合いは
ないんだから!

それにね、憲法で保障されてるんだって知ってた?思想・良心の自由ってヤツ。
「何を考えてても良いですよ」ってことらしい。
ただし、犯罪の意図は、その範疇には入らないらしいけどね(汗)

それに、考えを押しつけるのもダメだし、その考えを持ってるからって
差別してもいけないし、言いたくないものを無理矢理言わせるのもダメって
保障されてるんだって。ということは、他の人の考えや思いを否定したり、
非難したり、批判する権利は誰も持ってないってことになるよね。

だから、堂々と自分にとって都合の良いことだけを考えたり、思ったりしても
良いってことなんだよ。だって、日本という国が認めてくれてるんだから。

思ったことが現実を創っていくんだよ。だったら、シンプルに良いことだけを
考えて、いつも頭の中にあるお花畑の甘い香りを楽しんでも
良いんじゃないかなって思うよ(笑)

でもね・・・。今は、こんなこと言ってるけど、以前の私は、
いっつも望んでないことばっかり考えたり、思ったりしてたんだよね(苦笑)
だから、毎日がしんどかったし、全然楽しくなかったんだ。

でも、アトランティーナに出会って、少しずつ思うことや考えることを
意識的に変えていったら、あら不思議!毎日が見違えるように
変わっていったし、私自身も変わっていったんだよね。

だから、特に何かをしたっていう実感がないままに私の日常は
変わっていったの。ホント、不思議なんだけど、いつもアトランティーナが
言うように人生って、意外とシンプルなのかもしれない。
複雑にしてるのは、その人生を生きてる本人なのかもしれないよね。
だから・・・気をつけようね。

って、私はもう寝ます。明日も良い1日になりますように・・・。
おやすみなさい。

昨夜、思ってた通り、ぐっすり眠れたの。しっかり眠れると
翌日に疲れを残さないから良いよね。特に忙しい時は、ホント助かる。
だって、1日を有意義に過ごせるでしょ?しっかり集中して働いて、
夜はキチンと身体を休めてあげる。こういうサイクルは、理想的だなって
思う。だって、【今、この瞬間を生きる】ってことにも繋がるからね。

こういう小さな一歩が、いずれ大きな変化に繋がっていくんだよ、きっと。
そう思ってたら、そうなるから、絶対に大きく羽ばたけるって思うんだ。
私の頭の中には、たっくさんキレイなお花が咲いてるお花畑なんだよ(笑)
誰になんと言われようと、この点だけは変えるつもりはない。
だから、変わらないよ。

「おはよう、チェリー」

「おはよう、ミウ。今朝は、調子良さそうだね」

「うん。お陰さまでね」

「何か良いことでもあったの?」

「そういうワケじゃないけど・・・。
まぁ、いろんなことが分かってきたって感じかな」

「そうなんだ。例えば?」

「昨日、アトランティーナと話したのは、予め決めてたことでも
出来なかったりってことがあるでしょ?忘れちゃったりとかで。
でもそれは、出来なかったんじゃなくって、やらなかったことなんだって
言われたの。

もし、それをする必要があったり、した方が良いっていう場合には、
宇宙がちゃんと教えてくれるんだって。でも、忘れちゃって
出来なかったことは、しなくても良いことだったり、もっと言うと、
しない方が良いことだったりするんだって。

だから、『なんで忘れちゃったんだろう?』とか、
『あ~、あれが出来なかったな』って悔やんだり、自分を責める必要が
ないんだって言われたの。確かに、振り返ってみると、そういうこと、
あったなぁって思ったんだ」

「なかなか進んだ話をしていたのね」

「進んだ話って?」

「その話って、上級者向けの話だと思うよ」

「えっ、そうなんだ!やったね(笑)」

「もう、ミウは基本的なことは理解しているし、マスターしているから
アトランティーナもどんどん先の話をしているんだと思うよ」

「うわっ、それはちょっとプレッシャーかも(汗)」

「そんなことないよ!ミウ、もっと自信を持って!」

「あっ、そうだった(汗)自信だよね。第3チャクラの呪文だ!
『私は出来る!私はパワーだ!』っていうヤツだね(笑)」

「すぐに思い出すなんて、やっぱりミウはスゴイね」

「ありがとう!でも、いつも私の中にあるかって言われたら、
それは・・・って感じなんだよね(苦笑)」

「それでも、すぐに思い出せるんだからスゴイよ。前にも言ったじゃない。
出来ないことじゃなくて、出来ることに意識を向けた方が良いよって」

「あっ、そうだったね(汗)なんか、自分への信頼とか、
自信の話になると弱いよなぁ(苦笑)」

「ミウの中で、自分を認めたくない理由があるのかもしれないね」

「そうなのかなぁ・・・。そうなのかもしれないね。だから、今週末は、
過去生への旅をアトランティーナとすることになってるんだよね。
どうしても、解決しておきたい過去生が1つあるから。

もしかしたら、それが解決したら、また別の過去生が顔を出すのかも
しれないけど、そうしたらまた、その過去生とも向き合っていければ
良いかなって思ってるの」

「そうなんだ。それで、自己信頼とか、自信が解決すると良いね」

「うん!たぶん、それで何かが開けるような気がしてるんだ。
だから、前は向き合うのが怖かったんだけど、今は、ちょっと楽しみなの。
終わった後、何を感じるんだろう、何が見えるんだろうって」

「それは良いことだね。それならきっと、過去生をそこに
置いてくることが出来るね」

「うん。ちゃんと解決したいなって思ってるんだ。
ずっと引きずってるような気がするから」

「アトランティーナと一緒に1つクリア出来たら、他の過去生は、
ミウ一人でもクリア出来るようになるしね」

「そういうものなの?」

「ええ。だって、やり方が分かるじゃない?神殿の儀式もアトランティーナと
一緒にやったから、今なら一人でも出来るでしょ?」

「あれからやってないから分かんないけど、たぶん、出来ると思う」

「でしょ?だって、ミウは、元々、神殿の儀式も過去生回帰も一人で出来て
いたんだから、1回アトランティーナと一緒にやれば思い出すよ、きっと」

「そうだったんだね。私、結構、いろんなことが出来てたみたいだね(汗)」

「そうだよ!ミウは、小さい頃から教えられなくても、
一人で何でも出来ていたんだよ」

「それって、スゴイよね。そんな子供が近くに居たら、尊敬しちゃうよ。
ちょっと不思議に思うかもしれないけど(苦笑)」

「ミウは、そういう子供だったの。そのミウの魂、スピリットと
今のミウの魂、スピリットは同じだから、今のミウだって、
何でも出来るっていうことなんだよ」

「そこが、イマイチ、ピンとこないんだよね(苦笑)」

「ただ、忘れているだけ。だから、アトランティーナと一緒に
一度取り組めば、すぐに出来るようになるでしょ?
チャクラの勉強も思っていたより楽だったんじゃない?」

「確かに!それはあるね。もっと、大変なんだと思ってたから、
ちょっとだけ拍子抜けみたいなところはあったかもしれない」

「でしょ?だから、ミウはもっと自分を信じてあげて良いんだよ。
っていうか、信じてあげて欲しいと思うよ」

「そうだね。でも、まだちょっと半信半疑なんだよね」

「いつになったら、ミウのこと、信用することが出来る?」

「う~ん、いつなんだろう?」

「じゃ、何が出来るようになったら、ミウのこと、
信じてあげられるようになるんだろう?」

「そこもハッキリ分かんないよね」

「でしょ?だって、もうすでに信じてあげても良いところまで来ていると
思うもの。それでも信じてあげられないのは、ミウの中で、何かがブロックに
なっているか、ミウの中でブレーキをかけているものがあるっていうことだと
思うよ。だから、過去生と向き合うのは、とっても良いことだと思う」

「ありがとう、チェリー。過去生が全てではないと思うけど、何かのキッカケに
なったら良いなって思ってる。何より、今の私自身がとっても楽しみだから、
きっと良い結果が待ってるんだと思うよ」

「なんか、そういうの、良いね。私も楽しみになってきちゃった。
じゃ、今日は、このくらいにして、少し、ゆっくり、のんびりしながら
会社に行ってね」

「えっ、もう行っちゃうの?」

「今日は、少し頭の中を空っぽにする時間があった方が良いよ。
ほんの少しの時間だけど、そういうことが大事な日もあるから」

「うん、分かった。ありがとう、チェリー!じゃ、いってきま~す!」

「いってらっしゃい、ミウ。今日もステキな1日になりますように」

会社の最寄駅に着く前にチェリーが帰って行くなんて、
初めてかもしれない。頭の中を空っぽにする時間があった方が良いって
言ってたよね。どういう意味なんだろう?あっ、こういうことを
考えちゃうと頭の中を空っぽには出来ないね(汗)
今は、何も考えずに、ただ、のんびり、ゆっくりしよう。

最近、良いこと思いついたんだ。どうしても頭の中を真っ白に出来ない時って
あるでしょ?寝る前とか。そういう時は、白いペンキの缶を登場させるの。
それで、そのペンキの缶を横にして、頭の中に白いペンキをぶちまけるんだ(笑)
そうすると白いペンキで、頭の中が塗り潰されるでしょ?
ね、これ、良い方法だと思わない?ちょっと乱暴だけどね(笑)

あと10分くらいで着いちゃうけど、この10分は、何も考えないで、
ボゥ~っとして過ごすんだ。白いペンキをぶちまけてっと。
ほら、真っ白(笑)頭の中を真っ白にするのって、意外と気持ち良いんだよね。

ボゥ~っと過ごす時間って、長く感じそうだけど、意外とそうでもなくて、
あっという間なんだよ。うっかり、乗り過ごすところだったから(汗)
電車を降りた瞬間から仕事モードのスイッチオン!
今日もしっかり仕事して、楽しく過ごすぞ!


<次回へ続く>
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