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第九十三話
家電店の駐車場……かなりの人数が集まっている。
しかし、残念ながら彼らは買い物客ではない。
村長
「え~本日はお日柄も良く……お集まりいただいた皆様に……」
バレット
「演説……?」
太郎
「罠の説明だったはずだけどなぁ。」
村長……遠目から見るに少し動揺してるようだけど?
村民A
「前置きはいいから早く説明しろー!」
太郎
「野次が飛んでる……。」
村民B
「説明しろ変態ー!」
村長
「違う!断じて変態ではない!!」
変態呼ばわりされてるぞ……隠していた性癖でも暴露されたのかな?
太郎
「村長さん変態だったの?」
バレット
「罠の中の囮を見た方が誤解をしたようです。」
太郎
「なるほどあれか。納得。」
罠の中に囮として配置されていたのは女性用下着だったからなぁ。しかもこれ見よがしにライトアップまで完備だ。
村民B
「なんて趣味してんだよ変態ー!」
村長
「趣味で入れたんじゃない!あれは不審者を捕まえるための囮なの!!」
太郎
「あの囮じゃ入ってくれなかったんでラリアットかましてから罠に無理矢理ブチ込んだんですけどね。」
村民B
「意味無いじゃん!?」
俺の暴露に対し即座に鋭いツッコミが入る。
そして村長の怒りの視線が俺を射抜く。……俺なんかやっちゃいました?
村民C
「せめてその囮部分だけでも撤去していただけませんかね?」
太郎
「ご不満です?」
村民C
「部外者に見られたら村の印象が……。」
太郎
「……ですよね。」
あんな怪しい物を見られたら変態の村だと思われかねない。
村民A
「昼間から女物の下着を照明で照らしているなんて変態の所業だぞ。」
太郎
「おっしゃる通りでございます。」
村民A
「そんな物が村の顔たる村長の敷地にあるとなれば……」
太郎
「村全体への風評被害が懸念されますね。」
事の重大さを重ねて説明される。村民にとって一大事のようだ……無論俺にも他人事では無いが……。
村長
「ぐぬぬ……。」
太郎
「罠本体は保留にしても中身だけ取り替えちゃいましょうか。」
村長
「……代替え品は何を入れるつもりだ?」
太郎
「集まった村民の方々から民主的に意見を募りましょう。(丸投げ)」
バレット
「……だそうです。お集りの方々、討論をお願いします。」
村民一同
「……!!」
肉を食べながら話し合いを開始する村民たち。
太郎
「すぐには片付けない感じになっちゃいましたけどいつ頃まで罠置いときます?」
村長
「せっかく苦労して作ったんだぞ?できるだけ多くの不審者を捕まえたいし長く置いておきたいよな。」
太郎
「気持ちはよく分かります。ただあれ耐久性は未知数ですからね。」
村長
「一週間くらい様子見で継続しようと思う。」
太郎
「その間の見張りは?」
村長
「集まってる村民から希望者を募ってローテーションだな。囮に口出ししてるんだから少しは手伝ってもらわないとなぁ。」
付き合わされるのか……俺は気の毒な村民たちをチラ見した。
太郎
「……了解です。もし様子見期間中に壊れちゃったらそのまま撤去?」
村長
「そうだな……替えも無いしそのときは撤去だ。」
果たしてどれ程長生きするか見ものである。
バレット
「囮は決まりましたか?」
村民A
「今意見が割れてる……。」
太郎
「経過どんな感じです?」
村民A
「言いたくはないが不用品の押し付け合いになりかけてるんだ……。」
太郎
「真面目にやってくれよ……。」
村民A
「皆裕福じゃないからな、価値のある物は出したくないんだ。」
太郎
「なるほど、それで具体的にはどんな物を出そうとしてるんですか?」
村民A
「各々が謎のガラクタを提案してる……。」
言われて気になり会議中の彼らに視線を移すと……なかなかにヒートアップしてるではないか。
村民B
「いいだろう。土偶と埴輪のどちらが上か、現物を見せて分からせてやるよ!」
村民D
「上等だこの野郎!」
太郎
「それで揉めてんの!?」
村民C
「候補に土偶と埴輪が出たら票が半々に割れました。」
太郎
「そりゃまた厄介な……いや、どっちも変わらない気がしますがね。」
バレット
「村の風評を考えると下着よりはマシなのでしょうか?」
太郎
「人間の価値観だとそうだね。……しかし囮としての需要は謎だ。」
数人の村民が現物を取りに戻ろうとしている。
一方で残りの村民は炊き出しに群がる……みんな腹減ってるのか。
太郎
「すぐには行かないみたいですね。」
バレット
「護衛を伴って出るんじゃないですか?全裸オークが出た後ですし。」
太郎
「あぁ……それもどうなったか聞いとかなきゃ。」
サハギンが対応中だったはず……同族に聞けば分かるかな?
太郎
「店のサハギンに確認してきます……その間は表の村民衆見ててくれます?」
バレット
「お安い御用です。」
一人で店内に戻りサハギンを探す。
……マッサージチェアのケツの部分に針を立てようとしていたミノカサゴに話しかける。
太郎
「殺傷力のある悪戯止めてね……。」
ミノカサゴ
「……。」
太郎
「詰所の方と連絡取れます?オークがどうなったか聞きたいんで。」
ミノカサゴ
「サハギンはオークごときに遅れを取らない!……でも一応聞いときますか。」
ミノカサゴがトランシーバーを取り出し通話を始める。
その横で俺はマッサージチェアをチェック。針とか残ってたら大問題だからね。
危険物が残置していないことを確認する。
太郎
「問題無しだ。」
ミノカサゴ
「こちらも問題無しです。」
太郎
「おぉ?」
通話を終えていたミノカサゴが語る。
ミノカサゴ
「無事捕獲できて今は檻の中で寝てるそうです。」
太郎
「捕獲したのかぁ。見に行ける?」
ミノカサゴ
「残念ながら見には行けませんね。準備が整い次第研究施設に送るらしいので。」
太郎
「研究施設……!?」
ミノカサゴ
「非人道的な研究とかはしてませんよ?主に別種族との対話のための……」
太郎
「オークの体を人間に移植したりとかはしてないの?」
ミノカサゴ
「SFものの見過ぎだよ!偏見もいいところだよ!!まず移植して何の得があるんだ!?」
太郎
「部分的に移植出来たら便利じゃないの。」
ミノカサゴ
「具体的にどの部分?」
太郎
「オークの巨大な竿と玉を移植したら皆平伏すぜぇ?」
ミノカサゴ
「そんなわけあるか!!しかも繫殖能力とトレードオフじゃないか!!!」
太郎
「よく考えたらそうっすね……モノよりデメリットのほうがデカかった。」
ともあれ必要な情報は聞けたな。
俺は下ネタジョークを適度に切り上げ店の外へ報告に向かうのだった。
しかし、残念ながら彼らは買い物客ではない。
村長
「え~本日はお日柄も良く……お集まりいただいた皆様に……」
バレット
「演説……?」
太郎
「罠の説明だったはずだけどなぁ。」
村長……遠目から見るに少し動揺してるようだけど?
村民A
「前置きはいいから早く説明しろー!」
太郎
「野次が飛んでる……。」
村民B
「説明しろ変態ー!」
村長
「違う!断じて変態ではない!!」
変態呼ばわりされてるぞ……隠していた性癖でも暴露されたのかな?
太郎
「村長さん変態だったの?」
バレット
「罠の中の囮を見た方が誤解をしたようです。」
太郎
「なるほどあれか。納得。」
罠の中に囮として配置されていたのは女性用下着だったからなぁ。しかもこれ見よがしにライトアップまで完備だ。
村民B
「なんて趣味してんだよ変態ー!」
村長
「趣味で入れたんじゃない!あれは不審者を捕まえるための囮なの!!」
太郎
「あの囮じゃ入ってくれなかったんでラリアットかましてから罠に無理矢理ブチ込んだんですけどね。」
村民B
「意味無いじゃん!?」
俺の暴露に対し即座に鋭いツッコミが入る。
そして村長の怒りの視線が俺を射抜く。……俺なんかやっちゃいました?
村民C
「せめてその囮部分だけでも撤去していただけませんかね?」
太郎
「ご不満です?」
村民C
「部外者に見られたら村の印象が……。」
太郎
「……ですよね。」
あんな怪しい物を見られたら変態の村だと思われかねない。
村民A
「昼間から女物の下着を照明で照らしているなんて変態の所業だぞ。」
太郎
「おっしゃる通りでございます。」
村民A
「そんな物が村の顔たる村長の敷地にあるとなれば……」
太郎
「村全体への風評被害が懸念されますね。」
事の重大さを重ねて説明される。村民にとって一大事のようだ……無論俺にも他人事では無いが……。
村長
「ぐぬぬ……。」
太郎
「罠本体は保留にしても中身だけ取り替えちゃいましょうか。」
村長
「……代替え品は何を入れるつもりだ?」
太郎
「集まった村民の方々から民主的に意見を募りましょう。(丸投げ)」
バレット
「……だそうです。お集りの方々、討論をお願いします。」
村民一同
「……!!」
肉を食べながら話し合いを開始する村民たち。
太郎
「すぐには片付けない感じになっちゃいましたけどいつ頃まで罠置いときます?」
村長
「せっかく苦労して作ったんだぞ?できるだけ多くの不審者を捕まえたいし長く置いておきたいよな。」
太郎
「気持ちはよく分かります。ただあれ耐久性は未知数ですからね。」
村長
「一週間くらい様子見で継続しようと思う。」
太郎
「その間の見張りは?」
村長
「集まってる村民から希望者を募ってローテーションだな。囮に口出ししてるんだから少しは手伝ってもらわないとなぁ。」
付き合わされるのか……俺は気の毒な村民たちをチラ見した。
太郎
「……了解です。もし様子見期間中に壊れちゃったらそのまま撤去?」
村長
「そうだな……替えも無いしそのときは撤去だ。」
果たしてどれ程長生きするか見ものである。
バレット
「囮は決まりましたか?」
村民A
「今意見が割れてる……。」
太郎
「経過どんな感じです?」
村民A
「言いたくはないが不用品の押し付け合いになりかけてるんだ……。」
太郎
「真面目にやってくれよ……。」
村民A
「皆裕福じゃないからな、価値のある物は出したくないんだ。」
太郎
「なるほど、それで具体的にはどんな物を出そうとしてるんですか?」
村民A
「各々が謎のガラクタを提案してる……。」
言われて気になり会議中の彼らに視線を移すと……なかなかにヒートアップしてるではないか。
村民B
「いいだろう。土偶と埴輪のどちらが上か、現物を見せて分からせてやるよ!」
村民D
「上等だこの野郎!」
太郎
「それで揉めてんの!?」
村民C
「候補に土偶と埴輪が出たら票が半々に割れました。」
太郎
「そりゃまた厄介な……いや、どっちも変わらない気がしますがね。」
バレット
「村の風評を考えると下着よりはマシなのでしょうか?」
太郎
「人間の価値観だとそうだね。……しかし囮としての需要は謎だ。」
数人の村民が現物を取りに戻ろうとしている。
一方で残りの村民は炊き出しに群がる……みんな腹減ってるのか。
太郎
「すぐには行かないみたいですね。」
バレット
「護衛を伴って出るんじゃないですか?全裸オークが出た後ですし。」
太郎
「あぁ……それもどうなったか聞いとかなきゃ。」
サハギンが対応中だったはず……同族に聞けば分かるかな?
太郎
「店のサハギンに確認してきます……その間は表の村民衆見ててくれます?」
バレット
「お安い御用です。」
一人で店内に戻りサハギンを探す。
……マッサージチェアのケツの部分に針を立てようとしていたミノカサゴに話しかける。
太郎
「殺傷力のある悪戯止めてね……。」
ミノカサゴ
「……。」
太郎
「詰所の方と連絡取れます?オークがどうなったか聞きたいんで。」
ミノカサゴ
「サハギンはオークごときに遅れを取らない!……でも一応聞いときますか。」
ミノカサゴがトランシーバーを取り出し通話を始める。
その横で俺はマッサージチェアをチェック。針とか残ってたら大問題だからね。
危険物が残置していないことを確認する。
太郎
「問題無しだ。」
ミノカサゴ
「こちらも問題無しです。」
太郎
「おぉ?」
通話を終えていたミノカサゴが語る。
ミノカサゴ
「無事捕獲できて今は檻の中で寝てるそうです。」
太郎
「捕獲したのかぁ。見に行ける?」
ミノカサゴ
「残念ながら見には行けませんね。準備が整い次第研究施設に送るらしいので。」
太郎
「研究施設……!?」
ミノカサゴ
「非人道的な研究とかはしてませんよ?主に別種族との対話のための……」
太郎
「オークの体を人間に移植したりとかはしてないの?」
ミノカサゴ
「SFものの見過ぎだよ!偏見もいいところだよ!!まず移植して何の得があるんだ!?」
太郎
「部分的に移植出来たら便利じゃないの。」
ミノカサゴ
「具体的にどの部分?」
太郎
「オークの巨大な竿と玉を移植したら皆平伏すぜぇ?」
ミノカサゴ
「そんなわけあるか!!しかも繫殖能力とトレードオフじゃないか!!!」
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「よく考えたらそうっすね……モノよりデメリットのほうがデカかった。」
ともあれ必要な情報は聞けたな。
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