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第四十一話
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たこさんウインナー職人の朝は早い。
開店前の店舗内でホットプレートの状態を確認していく。
バレット
「ホットプレートは問題なし、食材は……」
太郎
「ウインナーは持ってきましたけど他にも何か焼きましょうよ。」
バレット
「一種類では流石に飽きますか。」
言ってみたものの……他に出せるのは何かあっただろうか?
太郎
「肉以外となると……野菜とか残ってたかな?部屋見てきます。」
バレット
「部屋って……地下を往復するんですか?」
太郎
「ええ。階段往復ダイエットです。ヌタウナギさん、チュパ衛門を頼みます。」
ヌタウナギ
「ヌタッ。」
介助犬のリードを渡して地下室へ向かう。
……自室の前まで来たが……向かいの部屋が妙に気になるなぁ。一応様子を見て行くか。
ノックをして扉を開ける。
太郎
「どうだね?首尾は……何やってんの!?」
手足を縛られ全裸で天井から吊るされる蛸野郎。
顔から墨汁が滴っており……それを真下に配置された薬缶で受け止めている。
太郎
「タチさん……これは一体……」
タチウオ
「あぁ、不備がないように墨の検品をだな……。」
太郎
「気に障ったからお仕置きしてるとかでは?」
タチウオ
「それもちょっとだけある。」
金さん
「……。(涙目)」
肯定するのか……。
タチウオ
「それで……何の用事だ?」
太郎
「部屋まで野菜を取りに来た。」
タチウオ
「食材の追加か。……野菜だけか?」
太郎
「他に何かあったっけ?」
タチウオ
「ドッグフードは焼かないのか?」
太郎
「国王様にそんなもん出せるわけないだろ!いい加減にしろ!」
ジョークでも首が飛びかねない……ドッグフードはもう引っ張らないでくれよ……。
タチウオ
「墨に何かあったときはこちらで対処する。」
太郎
「そりゃどうも。」
正直言うと任せても大丈夫なのかちょっと心配なんだが……とはいえこちらも忙しいからな……。
自室に戻り野菜を確保。急いで店内に戻る。
太郎
「お野菜をお持ちしました(息切れ気味)」
バレット
「そこまで急ぐ必要は……」
太郎
「野菜は鮮度が命ですよ!」
バレット
「鮮度って……買い置きの野菜でしょそれ。」
太郎
「それを言われると反論できない。」
一応冷蔵庫で保存してはいるがそれだけだからな……。
ボラ
「開店前からバーベキューですか?」
太郎
「……!」
後ろからボラが出現。店内を見回っていたようだ。
太郎
「今日も気合を入れて試食コーナーですよ!」
ボラ
「新しい食材ですね……安全ですか?」
太郎
「加熱処理すれば多少はね?」
バレット
「太郎さん、持参したお野菜は責任を持ってここで毒見してください。」
太郎
「ウッス……。」
要人に提供する都合確かに毒見は要るだろうが……そんなに疑われるかなぁ……。
店の裏で野菜を洗い、毒見を開始。
人参と大根の先端を折り口に放り込む。
太郎
「味は問題ない。少し様子見て俺が元気なままだったら大丈夫だな。」
ホットプレートの前に戻り野菜を並べる。
バレット
「食べられそうですか?」
太郎
「一口頂いた分には問題ありませんでした。このまま俺の体調に変化がなければ出せるかと。」
ボラ
「分かりました。太郎さんの状態はヌタウナギさんに見張ってもらいましょう。何かあればすぐに言ってください。」
ヌタウナギ
「ヌタ。(敬礼)」
開店準備のためボラがこの場を離れる。そしてヌタウナギの距離が近い。
バレット
「その野菜ですが焼いた状態での味見もお願いします。」
太郎
「了解!」
バレット
「味付けは砂糖でいいですか?」
太郎
「塩でお願いします……。」
人間の客に出すことを前提に味付けしてもらいたいものである……。
軽く加熱された野菜に塩が振られ皿に盛られる。
バレット
「では毒見をどうぞ。」
太郎
「いや、毒見じゃなくて味見でしょ……いただきます。」
朝食を兼ねた試食を開始……。この野菜、なかなかいける。
太郎
「美味い!いくらでも食べられそうだ!」
バレット
「お客様に出す分は食べないでくださいね。」
太郎
「それは……理解しているつもりだがちょっと口惜しい。」
この出来栄えなら国王様にお出ししても怒られることはないはず。
そんなやり取りをしているともう開店時間だ。
ボラ
「いらっしゃいませ。」
入口から声が聞こえるが……。
太郎
「開店早々誰か来たなぁ。誰だろう?」
バレット
「常連の村長さんあたり?」
太郎
「かなぁ。」
一番入り浸っているのが村長だからね。朝から来るのは彼くらいか……。
しかし、俺の予想は外れた。
団長
「おぉ、そこに居たか。蛸探しの報酬を渡しに来たぞ。」
太郎
「団長さん!」
自警団の団長自らがお出ましである。
団長、茶封筒を差し出しながらホットプレートを注視。
団長
「これは……?」
バレット
「試食コーナーです。」
団長の眼前で調理開始。
野菜とたこさんウインナーが焼き上がり皿に盛られる。
バレット
「どうぞ。」
団長
「おぉ……これは美味い。もう一皿……」
太郎
「一人一皿でお願いします!」
賄賂を品切れにするわけにはいかないのだ。団長には我慢してもらう……!
団長
「……じゃあ俺が持ち込んだ食材ならおかわりしていい?」
太郎
「それならまぁ……」
団長
「これ焼こうぜ!!」
太郎
「……!」
取り出されたのは見覚えのある黒い袋……間違いない、これの中身はキビヤックだ。
団長
「まずは一匹……」
太郎
「止めろ!店が悪臭で汚染されるぞ!」
急いで団長を羽交い絞めにする。
団長
「放せ!俺は客だぞ!!」
太郎
「他のお客様のご迷惑となりますので……何卒キビヤックだけは……キビヤックだけは……!」
何せ昼には国王様が視察に来るのだ。店内にキビヤックの香りが漂っていては俺たちの株は間違いなく下がるだろう。
というわけで断固阻止だ。
ヌタウナギ
「……ヌタァ。」
団長
「……!」
団長に麻酔銃の銃口を向けるヌタウナギ。
……銃を見て冷静になる団長。大人しくなった隙にキビヤックを取り上げる。
ボラ
「何をなされているのですか?」
見つかってしまった……。
太郎
「あっ、すみません。ちょっとキビヤックで揉めまして……。」
ボラ
「キビヤック……」
太郎
「今は団長の私物なんですけどここで開封されると悪臭が……。」
キビヤックの袋をボラに見せて状況を説明。
ボラ
「団長さん、食品の持ち込みはご遠慮願います。」
団長
「対人兵器なんだけどなぁ。」
太郎
「その扱いはもっとまずいでしょ!?」
団長
「自警団が対人兵器持ってて何が悪いんだ?」
ボラ
「貴方の言うことも一理ありますがこちらも規則ですので……特別扱いするわけにもまいりません。」
団長
「規則は破るためにあるんだぜ?」
ヌタウナギ
「……。(銃口を押し付ける)」
団長
「冗談だよ……。銃を下してくれ。」
店に対人兵器とか持ち込まれると困るよ……。主に防犯とかの面で……いや待て、タチさんが言っていた防犯のために自警団を呼ぶ案も雲行きが怪しくなってきたぞ。
太郎
「ボラさん、防犯のために自警団を店に呼ぶ話って……」
ボラ
「持参していただく武器もこちらで指定する必要が出てきてしまいましたね。」
流石にキビヤック持参は想定外だろうな……。
太郎
「団長さん、他に武器は持参してませんか?」
団長
「キビヤック以外は無いぞ。それに……」
太郎
「それに?」
団長
「いざとなればここで電マを買えばいい。」
太郎
「電マは武器ではない!」
何でも武器にしようとするなこの人は……。
ボラ
「団長さん、他にご入用の物は?」
団長
「いや、今日は買い物に来たわけじゃないんだ。村長のとこに顔出して帰るよ。」
ボラ
「畏まりました。」
そう言ってマッサージチェアの方角へ向かう団長……。村長の定位置はもう知れ渡っているんだな……。
太郎
「村長さんですが……今朝はまだお見えになられていませんよ?」
団長
「そうか。じゃあ家かな?ありがと。」
団長、キビヤックの袋を担いで退店。
一方俺は団長から受け取っていた茶封筒の中身を確認。そこそこの量の貨幣と……何かの写真?
太郎
「これは……何の写真だ?」
バレット
「どうしました?」
太郎
「茶封筒に写真が入っていたんですよ。これも報酬……?」
バレット
「ちなみにどんな写真です?」
二人で写真を確認するが……
太郎
「これって……クソブタ解体ショーのときの……」
バレット
「猪の生首ですね。」
太郎
「なにこれ脅迫?」
バレット
「手違いで混入……と思いたいですね。太郎さんは団長さんから恨みを買ったりしていませんよね?」
太郎
「気を付けているつもりですけど……たとえ恨みを買っていなくても彼はサディストだからなぁ。悪趣味なサディストジョークかもしれない。」
バレット
「落ち着いていますね。」
太郎
「団長さんの奇行を真に受けてはいけないと学習したのだ。」
実害が出るとき以外はなるべくスルーだ。全部相手にしていたら体が持たない。
団長を見送ったボラが戻ってきた。
太郎
「今日の俺の持ち場は……?」
ボラ
「お客様がお見えになるまでは試食コーナーの補佐をお願いします。」
太郎
「了解っす!」
その後、つまみ食いしたい衝動を押し殺しながら国王様の到着を待つことになった。
開店前の店舗内でホットプレートの状態を確認していく。
バレット
「ホットプレートは問題なし、食材は……」
太郎
「ウインナーは持ってきましたけど他にも何か焼きましょうよ。」
バレット
「一種類では流石に飽きますか。」
言ってみたものの……他に出せるのは何かあっただろうか?
太郎
「肉以外となると……野菜とか残ってたかな?部屋見てきます。」
バレット
「部屋って……地下を往復するんですか?」
太郎
「ええ。階段往復ダイエットです。ヌタウナギさん、チュパ衛門を頼みます。」
ヌタウナギ
「ヌタッ。」
介助犬のリードを渡して地下室へ向かう。
……自室の前まで来たが……向かいの部屋が妙に気になるなぁ。一応様子を見て行くか。
ノックをして扉を開ける。
太郎
「どうだね?首尾は……何やってんの!?」
手足を縛られ全裸で天井から吊るされる蛸野郎。
顔から墨汁が滴っており……それを真下に配置された薬缶で受け止めている。
太郎
「タチさん……これは一体……」
タチウオ
「あぁ、不備がないように墨の検品をだな……。」
太郎
「気に障ったからお仕置きしてるとかでは?」
タチウオ
「それもちょっとだけある。」
金さん
「……。(涙目)」
肯定するのか……。
タチウオ
「それで……何の用事だ?」
太郎
「部屋まで野菜を取りに来た。」
タチウオ
「食材の追加か。……野菜だけか?」
太郎
「他に何かあったっけ?」
タチウオ
「ドッグフードは焼かないのか?」
太郎
「国王様にそんなもん出せるわけないだろ!いい加減にしろ!」
ジョークでも首が飛びかねない……ドッグフードはもう引っ張らないでくれよ……。
タチウオ
「墨に何かあったときはこちらで対処する。」
太郎
「そりゃどうも。」
正直言うと任せても大丈夫なのかちょっと心配なんだが……とはいえこちらも忙しいからな……。
自室に戻り野菜を確保。急いで店内に戻る。
太郎
「お野菜をお持ちしました(息切れ気味)」
バレット
「そこまで急ぐ必要は……」
太郎
「野菜は鮮度が命ですよ!」
バレット
「鮮度って……買い置きの野菜でしょそれ。」
太郎
「それを言われると反論できない。」
一応冷蔵庫で保存してはいるがそれだけだからな……。
ボラ
「開店前からバーベキューですか?」
太郎
「……!」
後ろからボラが出現。店内を見回っていたようだ。
太郎
「今日も気合を入れて試食コーナーですよ!」
ボラ
「新しい食材ですね……安全ですか?」
太郎
「加熱処理すれば多少はね?」
バレット
「太郎さん、持参したお野菜は責任を持ってここで毒見してください。」
太郎
「ウッス……。」
要人に提供する都合確かに毒見は要るだろうが……そんなに疑われるかなぁ……。
店の裏で野菜を洗い、毒見を開始。
人参と大根の先端を折り口に放り込む。
太郎
「味は問題ない。少し様子見て俺が元気なままだったら大丈夫だな。」
ホットプレートの前に戻り野菜を並べる。
バレット
「食べられそうですか?」
太郎
「一口頂いた分には問題ありませんでした。このまま俺の体調に変化がなければ出せるかと。」
ボラ
「分かりました。太郎さんの状態はヌタウナギさんに見張ってもらいましょう。何かあればすぐに言ってください。」
ヌタウナギ
「ヌタ。(敬礼)」
開店準備のためボラがこの場を離れる。そしてヌタウナギの距離が近い。
バレット
「その野菜ですが焼いた状態での味見もお願いします。」
太郎
「了解!」
バレット
「味付けは砂糖でいいですか?」
太郎
「塩でお願いします……。」
人間の客に出すことを前提に味付けしてもらいたいものである……。
軽く加熱された野菜に塩が振られ皿に盛られる。
バレット
「では毒見をどうぞ。」
太郎
「いや、毒見じゃなくて味見でしょ……いただきます。」
朝食を兼ねた試食を開始……。この野菜、なかなかいける。
太郎
「美味い!いくらでも食べられそうだ!」
バレット
「お客様に出す分は食べないでくださいね。」
太郎
「それは……理解しているつもりだがちょっと口惜しい。」
この出来栄えなら国王様にお出ししても怒られることはないはず。
そんなやり取りをしているともう開店時間だ。
ボラ
「いらっしゃいませ。」
入口から声が聞こえるが……。
太郎
「開店早々誰か来たなぁ。誰だろう?」
バレット
「常連の村長さんあたり?」
太郎
「かなぁ。」
一番入り浸っているのが村長だからね。朝から来るのは彼くらいか……。
しかし、俺の予想は外れた。
団長
「おぉ、そこに居たか。蛸探しの報酬を渡しに来たぞ。」
太郎
「団長さん!」
自警団の団長自らがお出ましである。
団長、茶封筒を差し出しながらホットプレートを注視。
団長
「これは……?」
バレット
「試食コーナーです。」
団長の眼前で調理開始。
野菜とたこさんウインナーが焼き上がり皿に盛られる。
バレット
「どうぞ。」
団長
「おぉ……これは美味い。もう一皿……」
太郎
「一人一皿でお願いします!」
賄賂を品切れにするわけにはいかないのだ。団長には我慢してもらう……!
団長
「……じゃあ俺が持ち込んだ食材ならおかわりしていい?」
太郎
「それならまぁ……」
団長
「これ焼こうぜ!!」
太郎
「……!」
取り出されたのは見覚えのある黒い袋……間違いない、これの中身はキビヤックだ。
団長
「まずは一匹……」
太郎
「止めろ!店が悪臭で汚染されるぞ!」
急いで団長を羽交い絞めにする。
団長
「放せ!俺は客だぞ!!」
太郎
「他のお客様のご迷惑となりますので……何卒キビヤックだけは……キビヤックだけは……!」
何せ昼には国王様が視察に来るのだ。店内にキビヤックの香りが漂っていては俺たちの株は間違いなく下がるだろう。
というわけで断固阻止だ。
ヌタウナギ
「……ヌタァ。」
団長
「……!」
団長に麻酔銃の銃口を向けるヌタウナギ。
……銃を見て冷静になる団長。大人しくなった隙にキビヤックを取り上げる。
ボラ
「何をなされているのですか?」
見つかってしまった……。
太郎
「あっ、すみません。ちょっとキビヤックで揉めまして……。」
ボラ
「キビヤック……」
太郎
「今は団長の私物なんですけどここで開封されると悪臭が……。」
キビヤックの袋をボラに見せて状況を説明。
ボラ
「団長さん、食品の持ち込みはご遠慮願います。」
団長
「対人兵器なんだけどなぁ。」
太郎
「その扱いはもっとまずいでしょ!?」
団長
「自警団が対人兵器持ってて何が悪いんだ?」
ボラ
「貴方の言うことも一理ありますがこちらも規則ですので……特別扱いするわけにもまいりません。」
団長
「規則は破るためにあるんだぜ?」
ヌタウナギ
「……。(銃口を押し付ける)」
団長
「冗談だよ……。銃を下してくれ。」
店に対人兵器とか持ち込まれると困るよ……。主に防犯とかの面で……いや待て、タチさんが言っていた防犯のために自警団を呼ぶ案も雲行きが怪しくなってきたぞ。
太郎
「ボラさん、防犯のために自警団を店に呼ぶ話って……」
ボラ
「持参していただく武器もこちらで指定する必要が出てきてしまいましたね。」
流石にキビヤック持参は想定外だろうな……。
太郎
「団長さん、他に武器は持参してませんか?」
団長
「キビヤック以外は無いぞ。それに……」
太郎
「それに?」
団長
「いざとなればここで電マを買えばいい。」
太郎
「電マは武器ではない!」
何でも武器にしようとするなこの人は……。
ボラ
「団長さん、他にご入用の物は?」
団長
「いや、今日は買い物に来たわけじゃないんだ。村長のとこに顔出して帰るよ。」
ボラ
「畏まりました。」
そう言ってマッサージチェアの方角へ向かう団長……。村長の定位置はもう知れ渡っているんだな……。
太郎
「村長さんですが……今朝はまだお見えになられていませんよ?」
団長
「そうか。じゃあ家かな?ありがと。」
団長、キビヤックの袋を担いで退店。
一方俺は団長から受け取っていた茶封筒の中身を確認。そこそこの量の貨幣と……何かの写真?
太郎
「これは……何の写真だ?」
バレット
「どうしました?」
太郎
「茶封筒に写真が入っていたんですよ。これも報酬……?」
バレット
「ちなみにどんな写真です?」
二人で写真を確認するが……
太郎
「これって……クソブタ解体ショーのときの……」
バレット
「猪の生首ですね。」
太郎
「なにこれ脅迫?」
バレット
「手違いで混入……と思いたいですね。太郎さんは団長さんから恨みを買ったりしていませんよね?」
太郎
「気を付けているつもりですけど……たとえ恨みを買っていなくても彼はサディストだからなぁ。悪趣味なサディストジョークかもしれない。」
バレット
「落ち着いていますね。」
太郎
「団長さんの奇行を真に受けてはいけないと学習したのだ。」
実害が出るとき以外はなるべくスルーだ。全部相手にしていたら体が持たない。
団長を見送ったボラが戻ってきた。
太郎
「今日の俺の持ち場は……?」
ボラ
「お客様がお見えになるまでは試食コーナーの補佐をお願いします。」
太郎
「了解っす!」
その後、つまみ食いしたい衝動を押し殺しながら国王様の到着を待つことになった。
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