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幼少期 旅立ち編(前)
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宿から出た私とアルクはルクシアから列車が走る駅に着いていた。
駅の中にはそれぞれの行き先毎の料金が出ており2人でそれを眺める。
~料金表~
ルクシア→イースト 2日 @15,000G
ルクシア→リクドウ 1.5日 @9,000G
ルクシア→王都 0.5日 @4,500G
「たっか…」
アルクが呟く。
「そうだねぇ…昨日の魔物の部位で20,000Gだしね。まぁ当然足で行くより圧倒的に時間は早いんだけどね。」
少し頑張れば列車も使えるけど、いつもの生活費とか、装備を整えるお金も取っておきたいから、流石に2人で30,000Gも使ってイーストまで行くのは得策ではない。
旅の経路を考えていた。
「だな…これはここから列車は厳しそうだな。俺としてはこの街である程度の路銀だけ稼いだらリクドウ行くのが良いかなって思えてきたわ。」
「じゃあ、そうする?寧ろリクドウまでも2ヶ月くらいかかるだろうからかなり鍛えられるんじゃない?ギルドがないってだけだから、寝泊まりする村とかはあるだろうし。2ヶ月間ずっと野宿って訳じゃあないしね。」
「決まりだな。」
「そうだね。」
2人で話し合い結局ここから列車は使えないという結論に至った。
駅からは出て行きルクシアのギルドへ向かう。
「じゃあ次の街リクドウへの出発に向けて、依頼と魔物討伐で路銀を稼ごう!」
「おぉ!」
私の掛け声にアルクが答える。
あれから2人はギルドへ到着し、掲示板の依頼を見ている。
様々な依頼があったがDランクの2人の中で無難そうな依頼を幾つか選んで受付へ持っていく。
「おはようございます。依頼の受託でよろしいですか?」
「はい。この依頼をやりたいです。」
アルクが受付に先程掲示板から取ってきた依頼書を出す。
「はい。ではこちらの依頼の受理をします。」
「依頼内容はビックラビット10体の討伐」
「薬草100gの採取」
「スライム種30体の核の回収」
「成功報酬はビックラビットが1,000G、薬草採取が1,000G、スライム種討伐が3,000Gです。以上でよろしいでしょうか?」
「はい。お願いします。」
「承知しました。では、こちらの依頼をDランク冒険者のアルクさんと同じくDランク冒険者のアーシェンリファー・ウンディオーネ様の2名で受理をします。健闘を祈ります。」
「ありがとうございます。」
アルクが受付での受理を終えるとこちらに戻ってきた。
「お待たせ!」
「ううん。ありがとう。じゃあ、早速行こっか。」
「そうだな。」
2人はギルドから移動した。
ルクシア街外の草原
「さっきギルドで受けた依頼もこなしつつ、見つけた魔物は部位買取りの為に討伐してこ。」
「そうだな。ところで、今日依頼を受けたビックラビットって俺見た事ないな。」
「そうなの?Dランクの依頼だと結構ベターな依頼なんだけどなぁ。」
「ふーん。どんなやつなんだ?」
「可愛い兎だよ!」
「えっ…それ倒して良いやつ?俺姿見て討伐に躊躇しちまいそう…」
アルクが少し眉を顰めて言う。
「あぁ…確かに…可愛いんだけどね…」
濁したように言う。
「可愛いけど…?」
アルクが頭にハテナを付けながら聞いてくる。
「肉食なんだよね…。」
そして、動物の捕食シーンがグロくて顔怖いんだよね。
「えぇ⁈兎のクセに肉食なのか?」
「そうそう。動物の血の匂いなんかで誘き寄せられるんだよ。しかも、見た目によらず大胆な食事をするから実物は結構怖いよ?」
笑いながら言う。
「そうなのか…」
「と、言う訳で、とりあえず薬草探しがてら魔物の討伐をして、その間に動物も狩って、動物の血肉でビックラビットをおびき寄せよう。」
「やる事多過ぎだろ…まぁ、頑張ろ。」
アルクと2人で草原の中からたまに生えている薬草を採取をしつつ見つけた魔物を討伐していった。
魔物は少しでも高値で売れるように極力傷を付けずに討伐をしていく。他にもビックラビットをおびき寄せるために魔物の討伐中に発見した鹿も狩り、その肉を用意した。
「よし!ビックラビットは血の匂いに敏感だから、この辺りにこの鹿の肉を置いて、私達は向こうの岩陰から見張ろう。」
「わかった。」
2人は先程討伐した鹿の肉を草原の真ん中に置く。
そして少し離れた岩場に隠れた。
「これでビックラビットは来るのか?」
「う~ん…来る時と来ない時があるとしか…気長に待つつもりでいるのがいいかも。」
「そうか。」
2人が岩影で待機していると別の方向から大きな兎が鹿の肉に近寄る。
「アルク、ビックラビットが来たよ。」
「へぇ…あれがビックラビットか…確かに、見た目は可愛い兎だな…」
「うん…でも、怖いのはここからだよ。」
1匹のビックラビットが設置した鹿肉に近寄るとおもむろに肉の匂いを嗅いでいる。
暫くするとその肉が食べれる事を確認できたのか、口を大きく開き生肉に齧り付いた。
「-ーバキッバキッ」
ビックラビットは鹿の骨ごと噛み砕いていた。しかも、目は一切の瞬きもせず開き切っており、口の周りには鹿の血が付いている。
俗に言うガンギマリ、というやつだ。
「…いや、怖すぎだろ…」
ビックラビットの捕食シーンを初めて見たアルクは引いていた。
「だよね…とりあえず、あのビックラビットは今食事中で油断してるから早いところ討伐しちゃお!」
「そうだな。」
「とりあえず今回は私がサクッと討伐しちゃうね。」
「わかった。頼む。」
右手をビックラビットにかざす。
極力外傷を残さず討伐となると、水か風の属性がいいかな…今回は風属性魔法を使おう。
「【風の刃】」
鹿肉を捕食していたビックラビットの頭部が風魔法によりあっという間に切り落とされた。
「うん。成功だね。」
「流石だな!」
「依頼はあと9体討伐だから、パパッとやっちゃお。」
「そうだな、でも毎回おびき寄せるのか?」
「ううん。基本1体おびき寄せる事が出来ればこの辺りにある程度生息しているのが分かるから、後は探すつもり。そんなに強い魔物じゃないし、アルクも全然討伐出来ると思う。」
「そうか。じゃ、行こうぜ!」
「うん。」
私が討伐したビックラビットの死体は解体してアルクの持っている大きな巾着に入れると次のビックラビットを探す為に場所を移動した。
1匹いるなら他にもいる。
この予想は大抵当たる。
少し草原を歩いていると向かい側に大きな兎が、今回は複数体姿を現す。
「お、ビックラビットいたな。」
「そうだね。魔物ってよっぽど強くない限りは群れで行動するものだよね。」
「おっしゃ。今回は俺もやるぞ!」
「うん。今見えるビックラビットは全部で6体って所かな?2人で3体ずつ討伐しちゃお。」
「おう。」
2人はそう話すとビックラビットの方に走り出した。
傷を作らずに討伐するには…
昔シリシアンに教わった事を思い出す。それを実行するために1匹のビックラビットに対して先ほどとは違う魔法を放つ。
それは、ビックラビットへの外傷が一切でないように氷魔法で魔物そのものを凍結させる方法だ。
これにより内臓まで凍結されるためギルドに戻り売却をする頃には魔物は息をしていないという。
今回で初めての試みであったが、上手く行ったようで、放った魔法によりビックラビットが凍っている。
魔法は術者の意思がないと解ける事はないため、凍った魔物は後で回収をするとシリシアンが言っていた。
「ビックラビットが凍った…」
アルクが呟く。
「うん。昔お母さんに教えてもらった方法を試してみた。」
アルクの呟きに答える
「アーシャは魔法が上手で凄いな!でも、凍らせたビックラビットはどうやって回収するんだ?」
アルクが自分が討伐したビックラビットの部位を回収しながら聞いてきた。
「後で回収するよ。時間が経ったら氷を解いても生きていないはずだから。」
「ふぅ~ん。に、してもアーシャの魔法って本当にスゲェな。」
アルクが凍結されたビックラビットをまじまじと見つめながら呟く。
「そうかな?お母さんも魔法が得意だったし、似たのかも?」
前世の事や創造完成の事もあるから、だけど。
「魔法って親からの遺伝とかあるのか?」
「どうだろ?私はあると思ってるな。」
「そうか、じゃあ俺はやっぱり魔法は得意じゃあないのかもな…て、悪い。早く次の場所に行こうぜ?」
アルクは自分の発言で両親の事を思い出したのか、少し憂いを帯びた顔をしていた。
「うん。そうだね。」
アルクの顔色の変化には気付いていたが、触れない方が良いと判断し特に触れずに返答をした。
2人は凍結したビックラビット3体をその場置き去りにし、次の場所に移動するのであった。
それからビックラビットの討伐と薬草の採取が終わり、現在スライムの核を取るために討伐をしていた。
スライムといえば、デフォルトカラーが水色だが、この辺りにはピンクのスライムもそれなりに生息しているようで、ピンク色の核も多く取っていた。
スライムには色によって種類と特性が違い、ピンクのスライムにはヒール効果がある。ヒール効果を持つスライムは一撃で仕留めないと回復をしてくるので少し注意が必要である。
ちなみに王都のそばで討伐したオレンジのスライムは火属性魔法を使ってくる個体だ。
ピンク色のスライムに対して拳で打撃を与えて一発で討伐する。
コロンッと地に落ちた核を拾い集めながら討伐を続ける。
ふとアルクの方を確認するが、アルクも問題なく討伐をしていた。
「アーシャ!こっちは終わったぞ!」
「うん。こっちも終わった!ギルドの依頼は達成したし、今日はギルドに戻ろう!」
「そうだな。」
2人はスライムの核を回収するとギルドに戻って行った。
駅の中にはそれぞれの行き先毎の料金が出ており2人でそれを眺める。
~料金表~
ルクシア→イースト 2日 @15,000G
ルクシア→リクドウ 1.5日 @9,000G
ルクシア→王都 0.5日 @4,500G
「たっか…」
アルクが呟く。
「そうだねぇ…昨日の魔物の部位で20,000Gだしね。まぁ当然足で行くより圧倒的に時間は早いんだけどね。」
少し頑張れば列車も使えるけど、いつもの生活費とか、装備を整えるお金も取っておきたいから、流石に2人で30,000Gも使ってイーストまで行くのは得策ではない。
旅の経路を考えていた。
「だな…これはここから列車は厳しそうだな。俺としてはこの街である程度の路銀だけ稼いだらリクドウ行くのが良いかなって思えてきたわ。」
「じゃあ、そうする?寧ろリクドウまでも2ヶ月くらいかかるだろうからかなり鍛えられるんじゃない?ギルドがないってだけだから、寝泊まりする村とかはあるだろうし。2ヶ月間ずっと野宿って訳じゃあないしね。」
「決まりだな。」
「そうだね。」
2人で話し合い結局ここから列車は使えないという結論に至った。
駅からは出て行きルクシアのギルドへ向かう。
「じゃあ次の街リクドウへの出発に向けて、依頼と魔物討伐で路銀を稼ごう!」
「おぉ!」
私の掛け声にアルクが答える。
あれから2人はギルドへ到着し、掲示板の依頼を見ている。
様々な依頼があったがDランクの2人の中で無難そうな依頼を幾つか選んで受付へ持っていく。
「おはようございます。依頼の受託でよろしいですか?」
「はい。この依頼をやりたいです。」
アルクが受付に先程掲示板から取ってきた依頼書を出す。
「はい。ではこちらの依頼の受理をします。」
「依頼内容はビックラビット10体の討伐」
「薬草100gの採取」
「スライム種30体の核の回収」
「成功報酬はビックラビットが1,000G、薬草採取が1,000G、スライム種討伐が3,000Gです。以上でよろしいでしょうか?」
「はい。お願いします。」
「承知しました。では、こちらの依頼をDランク冒険者のアルクさんと同じくDランク冒険者のアーシェンリファー・ウンディオーネ様の2名で受理をします。健闘を祈ります。」
「ありがとうございます。」
アルクが受付での受理を終えるとこちらに戻ってきた。
「お待たせ!」
「ううん。ありがとう。じゃあ、早速行こっか。」
「そうだな。」
2人はギルドから移動した。
ルクシア街外の草原
「さっきギルドで受けた依頼もこなしつつ、見つけた魔物は部位買取りの為に討伐してこ。」
「そうだな。ところで、今日依頼を受けたビックラビットって俺見た事ないな。」
「そうなの?Dランクの依頼だと結構ベターな依頼なんだけどなぁ。」
「ふーん。どんなやつなんだ?」
「可愛い兎だよ!」
「えっ…それ倒して良いやつ?俺姿見て討伐に躊躇しちまいそう…」
アルクが少し眉を顰めて言う。
「あぁ…確かに…可愛いんだけどね…」
濁したように言う。
「可愛いけど…?」
アルクが頭にハテナを付けながら聞いてくる。
「肉食なんだよね…。」
そして、動物の捕食シーンがグロくて顔怖いんだよね。
「えぇ⁈兎のクセに肉食なのか?」
「そうそう。動物の血の匂いなんかで誘き寄せられるんだよ。しかも、見た目によらず大胆な食事をするから実物は結構怖いよ?」
笑いながら言う。
「そうなのか…」
「と、言う訳で、とりあえず薬草探しがてら魔物の討伐をして、その間に動物も狩って、動物の血肉でビックラビットをおびき寄せよう。」
「やる事多過ぎだろ…まぁ、頑張ろ。」
アルクと2人で草原の中からたまに生えている薬草を採取をしつつ見つけた魔物を討伐していった。
魔物は少しでも高値で売れるように極力傷を付けずに討伐をしていく。他にもビックラビットをおびき寄せるために魔物の討伐中に発見した鹿も狩り、その肉を用意した。
「よし!ビックラビットは血の匂いに敏感だから、この辺りにこの鹿の肉を置いて、私達は向こうの岩陰から見張ろう。」
「わかった。」
2人は先程討伐した鹿の肉を草原の真ん中に置く。
そして少し離れた岩場に隠れた。
「これでビックラビットは来るのか?」
「う~ん…来る時と来ない時があるとしか…気長に待つつもりでいるのがいいかも。」
「そうか。」
2人が岩影で待機していると別の方向から大きな兎が鹿の肉に近寄る。
「アルク、ビックラビットが来たよ。」
「へぇ…あれがビックラビットか…確かに、見た目は可愛い兎だな…」
「うん…でも、怖いのはここからだよ。」
1匹のビックラビットが設置した鹿肉に近寄るとおもむろに肉の匂いを嗅いでいる。
暫くするとその肉が食べれる事を確認できたのか、口を大きく開き生肉に齧り付いた。
「-ーバキッバキッ」
ビックラビットは鹿の骨ごと噛み砕いていた。しかも、目は一切の瞬きもせず開き切っており、口の周りには鹿の血が付いている。
俗に言うガンギマリ、というやつだ。
「…いや、怖すぎだろ…」
ビックラビットの捕食シーンを初めて見たアルクは引いていた。
「だよね…とりあえず、あのビックラビットは今食事中で油断してるから早いところ討伐しちゃお!」
「そうだな。」
「とりあえず今回は私がサクッと討伐しちゃうね。」
「わかった。頼む。」
右手をビックラビットにかざす。
極力外傷を残さず討伐となると、水か風の属性がいいかな…今回は風属性魔法を使おう。
「【風の刃】」
鹿肉を捕食していたビックラビットの頭部が風魔法によりあっという間に切り落とされた。
「うん。成功だね。」
「流石だな!」
「依頼はあと9体討伐だから、パパッとやっちゃお。」
「そうだな、でも毎回おびき寄せるのか?」
「ううん。基本1体おびき寄せる事が出来ればこの辺りにある程度生息しているのが分かるから、後は探すつもり。そんなに強い魔物じゃないし、アルクも全然討伐出来ると思う。」
「そうか。じゃ、行こうぜ!」
「うん。」
私が討伐したビックラビットの死体は解体してアルクの持っている大きな巾着に入れると次のビックラビットを探す為に場所を移動した。
1匹いるなら他にもいる。
この予想は大抵当たる。
少し草原を歩いていると向かい側に大きな兎が、今回は複数体姿を現す。
「お、ビックラビットいたな。」
「そうだね。魔物ってよっぽど強くない限りは群れで行動するものだよね。」
「おっしゃ。今回は俺もやるぞ!」
「うん。今見えるビックラビットは全部で6体って所かな?2人で3体ずつ討伐しちゃお。」
「おう。」
2人はそう話すとビックラビットの方に走り出した。
傷を作らずに討伐するには…
昔シリシアンに教わった事を思い出す。それを実行するために1匹のビックラビットに対して先ほどとは違う魔法を放つ。
それは、ビックラビットへの外傷が一切でないように氷魔法で魔物そのものを凍結させる方法だ。
これにより内臓まで凍結されるためギルドに戻り売却をする頃には魔物は息をしていないという。
今回で初めての試みであったが、上手く行ったようで、放った魔法によりビックラビットが凍っている。
魔法は術者の意思がないと解ける事はないため、凍った魔物は後で回収をするとシリシアンが言っていた。
「ビックラビットが凍った…」
アルクが呟く。
「うん。昔お母さんに教えてもらった方法を試してみた。」
アルクの呟きに答える
「アーシャは魔法が上手で凄いな!でも、凍らせたビックラビットはどうやって回収するんだ?」
アルクが自分が討伐したビックラビットの部位を回収しながら聞いてきた。
「後で回収するよ。時間が経ったら氷を解いても生きていないはずだから。」
「ふぅ~ん。に、してもアーシャの魔法って本当にスゲェな。」
アルクが凍結されたビックラビットをまじまじと見つめながら呟く。
「そうかな?お母さんも魔法が得意だったし、似たのかも?」
前世の事や創造完成の事もあるから、だけど。
「魔法って親からの遺伝とかあるのか?」
「どうだろ?私はあると思ってるな。」
「そうか、じゃあ俺はやっぱり魔法は得意じゃあないのかもな…て、悪い。早く次の場所に行こうぜ?」
アルクは自分の発言で両親の事を思い出したのか、少し憂いを帯びた顔をしていた。
「うん。そうだね。」
アルクの顔色の変化には気付いていたが、触れない方が良いと判断し特に触れずに返答をした。
2人は凍結したビックラビット3体をその場置き去りにし、次の場所に移動するのであった。
それからビックラビットの討伐と薬草の採取が終わり、現在スライムの核を取るために討伐をしていた。
スライムといえば、デフォルトカラーが水色だが、この辺りにはピンクのスライムもそれなりに生息しているようで、ピンク色の核も多く取っていた。
スライムには色によって種類と特性が違い、ピンクのスライムにはヒール効果がある。ヒール効果を持つスライムは一撃で仕留めないと回復をしてくるので少し注意が必要である。
ちなみに王都のそばで討伐したオレンジのスライムは火属性魔法を使ってくる個体だ。
ピンク色のスライムに対して拳で打撃を与えて一発で討伐する。
コロンッと地に落ちた核を拾い集めながら討伐を続ける。
ふとアルクの方を確認するが、アルクも問題なく討伐をしていた。
「アーシャ!こっちは終わったぞ!」
「うん。こっちも終わった!ギルドの依頼は達成したし、今日はギルドに戻ろう!」
「そうだな。」
2人はスライムの核を回収するとギルドに戻って行った。
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