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執行猶予編
人形は残酷な夢を見た-13 ◆
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「んふっ!・・・・っ・・・・」
キツネと目が合う前に突然大きな影が重なり、覆いかぶさるようにキツネの唇に塞がれた。
緩んでいた口からは易々と舌の侵入を許し、放埓に絡めとっていく。
舌でも腕でもキツネを押し返そうと抵抗するが微動だにしない。
胸元を力の限り押していた恭華だったが無駄だと悟り、キツネの胸を無遠慮に拳で激しくドンドンと叩きつける。
「ふはっ!・・・・はっはぁっ・・・」
離れていった舌から唾液を垂らしながら息を乱す。
「ン何す!」
「抵抗するな、という稲荷の忠告台無しですね・・・抵抗したらどうなるんでしたっけ?」
ニタリと笑うキツネに声を上げる間も、逃れる暇も与えられないまま、口を塞ぐ。
「んんっ!!・・・ふっ・・うっ・・・」
真上を向かされた垂直に捩じ込まれたキツネの舌先は恭華の口蓋垂を刺激していく。
嘔吐こうとするが、キツネの舌がその根まで埋め込まれ、吐き戻せない苦しさから涙を流す。
舌が無駄に長いんだよっ!!と悪態付いてやりたいが、その言葉さえ出ない。
口の端からはキツネのものと混ざり合った唾液がダラダラと垂れ、恭華の首から胸へと流れていく。
ヒクヒクと喉を痙攣させながら、苦しみから逃れようと顔を引くが、後頭部を抱えているキツネの腕がそれをさせない。
「・・・ぁ・・・っ・・・」
呼吸ができない。
これではこの前の再来ではないか。
苦しさから動かない頭を辛うじて左右に振る。
だがきっと、恭華が失神するまでキツネはやめない。抵抗したらこうなるのだ。
稲荷に言われなくても知っている。
十分に体に教え込まれたのだ、躾けられたのだ。
気管を塞がれた苦しさに止めどなく涙をこぼして喉を震わせるが、なおも舌を蹂躙しながら更に奥へと詰め込んでいく。
「っ・・・ふっ・・・」
手は自然とすがるようにキツネのスーツの胸元をクシャっと弱々しく握る。
酸欠からカタカタと小刻みに体が震え出し、紛らわすようにギュッと目を瞑る。
新たな涙が頬を伝った。
チーンと65階を告げる音がようやく鳴り響き、ドアの開かれる気配がした。
「おや、残念です。時間切れですね」
「ふはっ・・・・はあはあっ、はあはぁっ・・・」
まさか残酸素のあるこのうちに、意識があるこのうちに、キツネの舌が引き下がると思っていなかった恭華が、目に涙を残し焦点が合わないままキツネを見つめる。
恭華から離れ、エレベーターから出ていくキツネに対し、支えを失った恭華がズルズルと崩れ落ち、エレベーターに座り込む。
「いかがでしたか?耳、気になりませんでしたか?」
座り込む恭華に手を貸すこともせず、背中を向けたまま声をかける。
ああ、その通りだ。今後一切耳が塞がることなんて気にも留めないだろう、というくらいに嫌な経験をした。
もう二度と耳など気にするまい。甘んじて耳を塞がれようではないか・・・こいつに口を塞がれるくらいなら!!
「はあはあっ・・・さ、先に・・・」
まだ立てそうもない。
置いていって構わない、だから先に行ってくれと、声にならない声で伝える。
「早く立ってください、行きますよ?」
キツネの呼びかけに恭華が静かに首を振る。
「恭華さん?何のために意識を残したと思っているのですか?」
脅すように低くなったキツネの声に恭華の顔が不安で染まる。
『抵抗したらどうなるんでしたっけ?』
キツネの低い声が頭の中でこだまする。
このまま立たずに留まり続けたら・・・
次にキツネの問いに首を振ったら・・・
エレベーター内の壁を支えに、片腕に力を入れて立ち上がろうとする。
フラフラする足取りで何とか立ち上がったが、脳に酸素が回らずに、立った瞬間にサーッと血の気が引く。
「ぁっ・・・」
視界が真っ暗になり、自分が立っているのか座っているのか倒れているのかさえ、判断ができない。
「仕方のない人ですね、行きますよ」
キツネがコツコツと足音を立てながら恭華に近づいていく。
ああ、そうか、結局キツネの命令を聞けなかったことになるのだから、これからキツネが鉄槌を下しに来るのだ。
「うわっ!」
覚悟を決めていた恭華だったが、体が宙に浮き、驚きの声を上げる。
不安に彷徨う片腕は自然とキツネの首へと巻き付き、しがみつくように力を込める。
恭華を抱き上げたキツネがそのまま玄関を開け、フロアの椅子へと恭華を座らせる。
フカッとした感触が恭華の下半身を沈み込ませ、その感覚に恭華の口が『おおっ!』という形に開かれる。
一瞬目が眩むほどに明るい採光は白昼よりも輝かしい白さを放ち、真っ白な玄関の大理石を綺麗に反射させる。
四方八方が大理石で出来ているが全く無機質に感じないのは温かな光が天窓からダイレクトに降り注ぐからだろう。
「フフッ、気に入りました?夜は見上げれば満点の星空ですよ」
「・・・ここ、お前ん家、か?」
目の前の光景に圧倒され、キツネから与えられた嫌な体験などすぐに頭から消え去る。口から鎖骨へとてらてらと唾液を光らせながら、陽光を存分に浴びる。
よく見れば座らされている椅子も、西洋を感じさせるどっしりとしたソファだ。
心地よく包み込んでくれるわけだ。
「ええ、靴脱いでくださいね。スリッパは出しませんよ、僕は素足が好みですから・・・靴下も脱いでくださいね」
口を開けたまま動こうとしない恭華を促すようにキツネが先に靴を脱ぐ。
「そうかよ・・・殺し屋って儲かんだな・・・。玄関だけで俺の部屋よりあるぞ?」
急に現実に戻されるキツネの発言に短く舌打ちする。しかし凄い。この玄関だけで十分に生活ができる。
真冬にもかかわらず、暖かい。空調まで完璧だ。
ダンスホールとして使用してもおかしくないな、と恭華は意図せず社交ダンスのイメージを思い浮かべる。
「そうですねぇ・・・人の一生に関わるお話ですからねぇ。皆さん余程ご自分のことがお好きなようで大金を積んでくださいます。あ、ダンス、します?」
Shall we dance?とでも言うように、手を差し出す。
「踊るかよっ!・・・」
本当に読めるんだなと、半信半疑だった稲荷の言葉が確信に変わった。
社交ダンスレベルなら付き合う女性の殆どが教養として身につけている。何かと付き合っているうちに恭華も踊れるようになった。
他にも付き合っているうちに華道、茶道、書道、陶芸、乗馬、ゴルフ、ダイビングと、ありとあらゆるジャンルに精通してしまった。
たとえ踊れたとしてもだ!何が悲しくて男とダンスなど・・・それもこんな奴と。
だが既に踊らされているという意味ではとっくに踊っているのだろう、この男の手の上で。
それにしても、このマンション、相当高級なのではないだろうか。
数多くの富豪やその娘と遊んでいる恭華も、最高位だと認めざるを得ない程の広さと絢爛さ。
上を見上げればどこまでも吹き抜けている天井の、終着地点は天窓。その天窓を邪魔しないように三階のフロアからダイヤを連想させるシャンデリアが少し顔を覗かせている。
65階が最上階だと思っていたが、この部屋より上があるようだ。
「ええ、そうです。65階から3階分全て突き抜けてペントハウスとなっています。さらに屋上にも一軒家が建っています」
「す、すげ・・・」
屋上に一軒家?いったい何のために?
キツネと目が合う前に突然大きな影が重なり、覆いかぶさるようにキツネの唇に塞がれた。
緩んでいた口からは易々と舌の侵入を許し、放埓に絡めとっていく。
舌でも腕でもキツネを押し返そうと抵抗するが微動だにしない。
胸元を力の限り押していた恭華だったが無駄だと悟り、キツネの胸を無遠慮に拳で激しくドンドンと叩きつける。
「ふはっ!・・・・はっはぁっ・・・」
離れていった舌から唾液を垂らしながら息を乱す。
「ン何す!」
「抵抗するな、という稲荷の忠告台無しですね・・・抵抗したらどうなるんでしたっけ?」
ニタリと笑うキツネに声を上げる間も、逃れる暇も与えられないまま、口を塞ぐ。
「んんっ!!・・・ふっ・・うっ・・・」
真上を向かされた垂直に捩じ込まれたキツネの舌先は恭華の口蓋垂を刺激していく。
嘔吐こうとするが、キツネの舌がその根まで埋め込まれ、吐き戻せない苦しさから涙を流す。
舌が無駄に長いんだよっ!!と悪態付いてやりたいが、その言葉さえ出ない。
口の端からはキツネのものと混ざり合った唾液がダラダラと垂れ、恭華の首から胸へと流れていく。
ヒクヒクと喉を痙攣させながら、苦しみから逃れようと顔を引くが、後頭部を抱えているキツネの腕がそれをさせない。
「・・・ぁ・・・っ・・・」
呼吸ができない。
これではこの前の再来ではないか。
苦しさから動かない頭を辛うじて左右に振る。
だがきっと、恭華が失神するまでキツネはやめない。抵抗したらこうなるのだ。
稲荷に言われなくても知っている。
十分に体に教え込まれたのだ、躾けられたのだ。
気管を塞がれた苦しさに止めどなく涙をこぼして喉を震わせるが、なおも舌を蹂躙しながら更に奥へと詰め込んでいく。
「っ・・・ふっ・・・」
手は自然とすがるようにキツネのスーツの胸元をクシャっと弱々しく握る。
酸欠からカタカタと小刻みに体が震え出し、紛らわすようにギュッと目を瞑る。
新たな涙が頬を伝った。
チーンと65階を告げる音がようやく鳴り響き、ドアの開かれる気配がした。
「おや、残念です。時間切れですね」
「ふはっ・・・・はあはあっ、はあはぁっ・・・」
まさか残酸素のあるこのうちに、意識があるこのうちに、キツネの舌が引き下がると思っていなかった恭華が、目に涙を残し焦点が合わないままキツネを見つめる。
恭華から離れ、エレベーターから出ていくキツネに対し、支えを失った恭華がズルズルと崩れ落ち、エレベーターに座り込む。
「いかがでしたか?耳、気になりませんでしたか?」
座り込む恭華に手を貸すこともせず、背中を向けたまま声をかける。
ああ、その通りだ。今後一切耳が塞がることなんて気にも留めないだろう、というくらいに嫌な経験をした。
もう二度と耳など気にするまい。甘んじて耳を塞がれようではないか・・・こいつに口を塞がれるくらいなら!!
「はあはあっ・・・さ、先に・・・」
まだ立てそうもない。
置いていって構わない、だから先に行ってくれと、声にならない声で伝える。
「早く立ってください、行きますよ?」
キツネの呼びかけに恭華が静かに首を振る。
「恭華さん?何のために意識を残したと思っているのですか?」
脅すように低くなったキツネの声に恭華の顔が不安で染まる。
『抵抗したらどうなるんでしたっけ?』
キツネの低い声が頭の中でこだまする。
このまま立たずに留まり続けたら・・・
次にキツネの問いに首を振ったら・・・
エレベーター内の壁を支えに、片腕に力を入れて立ち上がろうとする。
フラフラする足取りで何とか立ち上がったが、脳に酸素が回らずに、立った瞬間にサーッと血の気が引く。
「ぁっ・・・」
視界が真っ暗になり、自分が立っているのか座っているのか倒れているのかさえ、判断ができない。
「仕方のない人ですね、行きますよ」
キツネがコツコツと足音を立てながら恭華に近づいていく。
ああ、そうか、結局キツネの命令を聞けなかったことになるのだから、これからキツネが鉄槌を下しに来るのだ。
「うわっ!」
覚悟を決めていた恭華だったが、体が宙に浮き、驚きの声を上げる。
不安に彷徨う片腕は自然とキツネの首へと巻き付き、しがみつくように力を込める。
恭華を抱き上げたキツネがそのまま玄関を開け、フロアの椅子へと恭華を座らせる。
フカッとした感触が恭華の下半身を沈み込ませ、その感覚に恭華の口が『おおっ!』という形に開かれる。
一瞬目が眩むほどに明るい採光は白昼よりも輝かしい白さを放ち、真っ白な玄関の大理石を綺麗に反射させる。
四方八方が大理石で出来ているが全く無機質に感じないのは温かな光が天窓からダイレクトに降り注ぐからだろう。
「フフッ、気に入りました?夜は見上げれば満点の星空ですよ」
「・・・ここ、お前ん家、か?」
目の前の光景に圧倒され、キツネから与えられた嫌な体験などすぐに頭から消え去る。口から鎖骨へとてらてらと唾液を光らせながら、陽光を存分に浴びる。
よく見れば座らされている椅子も、西洋を感じさせるどっしりとしたソファだ。
心地よく包み込んでくれるわけだ。
「ええ、靴脱いでくださいね。スリッパは出しませんよ、僕は素足が好みですから・・・靴下も脱いでくださいね」
口を開けたまま動こうとしない恭華を促すようにキツネが先に靴を脱ぐ。
「そうかよ・・・殺し屋って儲かんだな・・・。玄関だけで俺の部屋よりあるぞ?」
急に現実に戻されるキツネの発言に短く舌打ちする。しかし凄い。この玄関だけで十分に生活ができる。
真冬にもかかわらず、暖かい。空調まで完璧だ。
ダンスホールとして使用してもおかしくないな、と恭華は意図せず社交ダンスのイメージを思い浮かべる。
「そうですねぇ・・・人の一生に関わるお話ですからねぇ。皆さん余程ご自分のことがお好きなようで大金を積んでくださいます。あ、ダンス、します?」
Shall we dance?とでも言うように、手を差し出す。
「踊るかよっ!・・・」
本当に読めるんだなと、半信半疑だった稲荷の言葉が確信に変わった。
社交ダンスレベルなら付き合う女性の殆どが教養として身につけている。何かと付き合っているうちに恭華も踊れるようになった。
他にも付き合っているうちに華道、茶道、書道、陶芸、乗馬、ゴルフ、ダイビングと、ありとあらゆるジャンルに精通してしまった。
たとえ踊れたとしてもだ!何が悲しくて男とダンスなど・・・それもこんな奴と。
だが既に踊らされているという意味ではとっくに踊っているのだろう、この男の手の上で。
それにしても、このマンション、相当高級なのではないだろうか。
数多くの富豪やその娘と遊んでいる恭華も、最高位だと認めざるを得ない程の広さと絢爛さ。
上を見上げればどこまでも吹き抜けている天井の、終着地点は天窓。その天窓を邪魔しないように三階のフロアからダイヤを連想させるシャンデリアが少し顔を覗かせている。
65階が最上階だと思っていたが、この部屋より上があるようだ。
「ええ、そうです。65階から3階分全て突き抜けてペントハウスとなっています。さらに屋上にも一軒家が建っています」
「す、すげ・・・」
屋上に一軒家?いったい何のために?
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