37 / 72
第8章 リステリアス宮のトラブル
(1)
しおりを挟む
首都リステリアス――。
観光立国である惑星リスタル内でも随一の観光都市であるそこは、地上の町並みは完璧に地球の中世ヨーロッパを模しており、必要最低限の例外を除いてはその景観を壊す一切が排除されている。
それは再現された歴史絵巻そのものと云えよう。
またその演出は見た目だけではない。
町の中央を流れる大河。そこを通る船舶は原則として帆船や手漕舟に制限されている。
街区へのビークルの進入は禁じられており、観光客、来訪者でさえ、大門でビークルを専用施設に預け、町が用意した馬車に乗り換えなければならなかった。
サンタ一行もその例に洩れず町で提供される専用施設にオフロードビークルを預けて、代わりに用意された《御者人形》の操る馬車で町の中をのんびりと進んでいた。
「徹底しているな」
半ばあきれたように、サンタは町を眺めながら肩を竦めて見せる。
ここまで来ると、もはや、徹底している、と云うよりは滑稽でさえある。
「確かに町全体をテーマパークにしちまうってのはそれはそれで『あり』なんだろうが、行政とかに支障が出ないのかな?」
「ん? サンタ、あたしのデータをちゃんと聞いてなかったね?」
羽衣がそんなサンタの横顔をため息混じりに見つめる。
「データ?」
「そうよ。この話もちゃんと事前に伝えてあったでしょ? 行政施設なんかはちゃんと地下に配置されているのよ。それもこの町の特徴」
云われてみればそんなデータもあったような気がするが、そこにあまり興味がなかったためほぼサンタの記憶には残っていなかった。
「まったく、これだからサンタは……」
羽衣が、やれやれ、と首を振る。
日頃からあたしにはうるさいのに自分はホントにこんな調子なんだから、などとぶつくさ文句を云っている。
とりあえずそれは無視することにして、サンタは馬車の向かいの席にちょこんと座っているセロリに目をやった。
セロリは緊張しているのか、寡黙である。
黙って窓の外を流れる街の景色を見ているが、しかし、ほとんど目に入ってない、と云う体であった。
「セロリ」
心配そうにサンタが声をかけた。余計なお世話かも知れないな、と、思いつつ。
「はい?」
「このまま、真っ直ぐに城に向かっていいのか?」
「どう云う意味ですか?」
「つまり心の準備は出来ているのか?」
「何を云っているのですか、サンタ? 私の心は常にパーフェクトです」
心は決まっているから大丈夫だ、とでも云いたいのだろうが、イマイチいつものキレがない。
それだけでも彼女が平常心ではないことは明白だった。
何せ数年ぶりの帰郷なのである。
サンタはそれ以上は触れることをやめ、だったらいいんだ、とだけ答えると、窓の外に目をやった。
夕暮れが近づいていた。
その時間特有の何となくざわついた様子が伝わってくる。
どこかの家で夕餉の支度をしているのか、それとも料理屋が近くにあるのか、食欲をそそる匂いが漂って来る。
(リステリアス宮、か……)
三人の乗った馬車は無口な《御者人形》に操られてそんな夕暮れの街をのんびりと進んで行くのだった。
***
町外れの森の切れ目にその荘厳な城は佇んでいた。
大公家の居城。リステリアス宮殿。
それは数本の尖塔を持つ母城とその脇を固めるように配置されたいくつかの平城とで構成され、さらにそれらを取り囲むような広大な庭園、騎馬軍団や歩兵団などの練習場と宿舎、そこに住まう大人数を養うための物資倉庫やレストハウス群等、数多くの施設が複合した巨大な宮殿であった。
その正面。リステリアス宮の大手門の前で、サンタは馬車を停止させた。
セロリは馬車の窓からその巨大な宮殿を眺め、懐かしそうに思い出に浸っていた。
「戻って来たんですね。何年振りでしょうか」
数年、と、云っていたはずだが、まだ子供であるセロリにとってはそれはあまりにも永い時間と感じられたのかも知れない。
「やっぱり、緊張します」
居住まいを正し修道衣が乱れていないかを確認する。
確認したところで所詮はコスプレ・ショップで買った擬い物ではあるのだが。
「完璧です」
納得する。そもそもが完璧な間違いである。
「行くか?」と、サンタ。
「はい、行きます」
セロリは決意を込めて頷いた。
馬車の扉を開け三人はそこに降り立った。
そこで羽衣が現実的な疑問をセロリにぶつけた。
「ねえ、セロリ、ここってどうやって入って行けばいいのかな? さすがに呼び鈴とかはないよね?」
確かに、城に入って行く時にはどうすればいいのか、などは一般人が知るはずもない。
しかしセロリは、心配ない、と笑って見せた。
「大丈夫です、羽衣」
云いながらいつも首から提げている革袋をごそごそと取り出す。
それに手を突っ込み何かを取り出すと高々と掲げて見せた。
「《勇者の鍵》!」
セロリの周囲に、ちゃらららっちゃら~、と効果音が響き、効果線が見えた気がしたのは、きっと錯覚であろう。
「何だそれは? 秘密の道具なのか? おまえは『未来の世界のネコ型ロボット』か?」
サンタがお約束のツッコミを入れる。
「いえ『未来の世界のネコ型人間』です」
「うまい! いつになく!」
サンタが賞賛の声を上げ羽衣がパチパチと手を叩いた。
そのリアクションに頭を下げて礼をした後、しかしセロリは突然、真面目な顔をしてサンタを見つめた。
「でも……、この『お約束』も、最後ですね」
寂しげな台詞。
「……ああ、そうだな。おれたちの仕事もここまでだ」
「そうですね。今までお世話になりました」
ぺこり、と頭を下げる。
「ただ、仕事の後にお茶をするくらいの余裕はありますよね?」
「え?」
「両親に会って行ってください。おふたりを紹介したいのです」
「両親って、それって大公殿下と大公妃殿下だろ? さすがにおれたちはそんな立派な人たちに会えるような人間じゃないよ。ここでいいさ」
「ダメです。ともかく待っていてください」
セロリは云い残すと門番のところまで駆けて行く。
最初、コスプレ・シスター姿のセロリに不審げな表情を見せていた門番は、セロリが見せた《勇者の鍵》なる未来の道具を見ると慌てて指示を出し、やがて巨大な門がしずしずと開き始めた。
「すごいね、サンタ。本当にあれで開いちゃったよ」
「猫型ロボットの道具と云うよりはゲームのアイテムかな」
ゆっくりと門が開くと巨大なエントリー・ロードであった。
そしてそこにはあらかじめわかっていたかのように、セロリを迎えるための騎士団や歩兵団がきっちりと整列して並んでいた。
「おいおい、どう云うことだ?」
「どうやらセロリが戻るのをわかっていたみたいだね」
「どこかで見張られていたのか? 嫌な感じだな」
サンタの脳裡に一抹の不安が過ぎる。
だがセロリはそんなことにも気づいていないようだ。
楽しげな笑顔でふたりを手招きしている。
ぴょこぴょこ、跳ねている。
「どうする、サンタ?」と、羽衣。
「どうする、と、云っても、ここまでセロリを送ったことで仕事は終わり、だろ?」
(長居は無用だ。ここで危ういのはセロリでなくむしろおれたちの方だからな)
『……この話を先輩のシスターに相談したところ、翌日にはその方が原因不明の大怪我をして入院したり……』
セロリが出会った頃に云っていた言葉が思い出された。
(気になるのは大公家が亜人売買に関わっていそうだ、と云う情報だが……しかしマグダラの教会での話を聞く限り、セロリに危害を加えることはなさそうだし)
サンタはセロリの手招きに対して、悪いが招待には応じられない、と云うように首を振る。
それから羽衣の背に手をやって、馬車に戻ろうと促した。
羽衣もサンタの意図を理解すると、黙って頷いた。
セロリが何か叫んでいるのが聞こえたがそれを無視する。
しかしサンタと羽衣が振り返ると、そこにはいつやって来たものか、数騎の騎士が現れてかれらふたりの前に立ちはだかっていた。
「どこへ行く?」
一騎の騎馬の上から高圧的な台詞が響いた。
「何?」
「黙って、城へ入れ」
「それは命令か?」
サンタが目を細めて騎士を睨みつける。
「従わなかったら?」
「不審者としてそれなりに処断される」
その声は、例え公女殿下の前であっても躊躇はない、と、暗に脅迫するような、そんな声であった。
ちっ、と、サンタは舌打ちする。
『どうする、サンタ?』
羽衣の《速話》の声がホットラインから聞こえた。
サンタは状況を素早く確認する。
ここから逃げることは、もちろん羽衣もいることだし、不可能ではない。
しかしこの後の旅のことや出国のことを考えると、騒ぎを起こすことはあまり得策とは云えないだろう。
「流れに任せるしかなさそうだ」
旅の初めに感じた『キナ臭さ』がここに来て現実味を帯び始めていることに、サンタはうんざりとして肩を竦めるしかなかった。
観光立国である惑星リスタル内でも随一の観光都市であるそこは、地上の町並みは完璧に地球の中世ヨーロッパを模しており、必要最低限の例外を除いてはその景観を壊す一切が排除されている。
それは再現された歴史絵巻そのものと云えよう。
またその演出は見た目だけではない。
町の中央を流れる大河。そこを通る船舶は原則として帆船や手漕舟に制限されている。
街区へのビークルの進入は禁じられており、観光客、来訪者でさえ、大門でビークルを専用施設に預け、町が用意した馬車に乗り換えなければならなかった。
サンタ一行もその例に洩れず町で提供される専用施設にオフロードビークルを預けて、代わりに用意された《御者人形》の操る馬車で町の中をのんびりと進んでいた。
「徹底しているな」
半ばあきれたように、サンタは町を眺めながら肩を竦めて見せる。
ここまで来ると、もはや、徹底している、と云うよりは滑稽でさえある。
「確かに町全体をテーマパークにしちまうってのはそれはそれで『あり』なんだろうが、行政とかに支障が出ないのかな?」
「ん? サンタ、あたしのデータをちゃんと聞いてなかったね?」
羽衣がそんなサンタの横顔をため息混じりに見つめる。
「データ?」
「そうよ。この話もちゃんと事前に伝えてあったでしょ? 行政施設なんかはちゃんと地下に配置されているのよ。それもこの町の特徴」
云われてみればそんなデータもあったような気がするが、そこにあまり興味がなかったためほぼサンタの記憶には残っていなかった。
「まったく、これだからサンタは……」
羽衣が、やれやれ、と首を振る。
日頃からあたしにはうるさいのに自分はホントにこんな調子なんだから、などとぶつくさ文句を云っている。
とりあえずそれは無視することにして、サンタは馬車の向かいの席にちょこんと座っているセロリに目をやった。
セロリは緊張しているのか、寡黙である。
黙って窓の外を流れる街の景色を見ているが、しかし、ほとんど目に入ってない、と云う体であった。
「セロリ」
心配そうにサンタが声をかけた。余計なお世話かも知れないな、と、思いつつ。
「はい?」
「このまま、真っ直ぐに城に向かっていいのか?」
「どう云う意味ですか?」
「つまり心の準備は出来ているのか?」
「何を云っているのですか、サンタ? 私の心は常にパーフェクトです」
心は決まっているから大丈夫だ、とでも云いたいのだろうが、イマイチいつものキレがない。
それだけでも彼女が平常心ではないことは明白だった。
何せ数年ぶりの帰郷なのである。
サンタはそれ以上は触れることをやめ、だったらいいんだ、とだけ答えると、窓の外に目をやった。
夕暮れが近づいていた。
その時間特有の何となくざわついた様子が伝わってくる。
どこかの家で夕餉の支度をしているのか、それとも料理屋が近くにあるのか、食欲をそそる匂いが漂って来る。
(リステリアス宮、か……)
三人の乗った馬車は無口な《御者人形》に操られてそんな夕暮れの街をのんびりと進んで行くのだった。
***
町外れの森の切れ目にその荘厳な城は佇んでいた。
大公家の居城。リステリアス宮殿。
それは数本の尖塔を持つ母城とその脇を固めるように配置されたいくつかの平城とで構成され、さらにそれらを取り囲むような広大な庭園、騎馬軍団や歩兵団などの練習場と宿舎、そこに住まう大人数を養うための物資倉庫やレストハウス群等、数多くの施設が複合した巨大な宮殿であった。
その正面。リステリアス宮の大手門の前で、サンタは馬車を停止させた。
セロリは馬車の窓からその巨大な宮殿を眺め、懐かしそうに思い出に浸っていた。
「戻って来たんですね。何年振りでしょうか」
数年、と、云っていたはずだが、まだ子供であるセロリにとってはそれはあまりにも永い時間と感じられたのかも知れない。
「やっぱり、緊張します」
居住まいを正し修道衣が乱れていないかを確認する。
確認したところで所詮はコスプレ・ショップで買った擬い物ではあるのだが。
「完璧です」
納得する。そもそもが完璧な間違いである。
「行くか?」と、サンタ。
「はい、行きます」
セロリは決意を込めて頷いた。
馬車の扉を開け三人はそこに降り立った。
そこで羽衣が現実的な疑問をセロリにぶつけた。
「ねえ、セロリ、ここってどうやって入って行けばいいのかな? さすがに呼び鈴とかはないよね?」
確かに、城に入って行く時にはどうすればいいのか、などは一般人が知るはずもない。
しかしセロリは、心配ない、と笑って見せた。
「大丈夫です、羽衣」
云いながらいつも首から提げている革袋をごそごそと取り出す。
それに手を突っ込み何かを取り出すと高々と掲げて見せた。
「《勇者の鍵》!」
セロリの周囲に、ちゃらららっちゃら~、と効果音が響き、効果線が見えた気がしたのは、きっと錯覚であろう。
「何だそれは? 秘密の道具なのか? おまえは『未来の世界のネコ型ロボット』か?」
サンタがお約束のツッコミを入れる。
「いえ『未来の世界のネコ型人間』です」
「うまい! いつになく!」
サンタが賞賛の声を上げ羽衣がパチパチと手を叩いた。
そのリアクションに頭を下げて礼をした後、しかしセロリは突然、真面目な顔をしてサンタを見つめた。
「でも……、この『お約束』も、最後ですね」
寂しげな台詞。
「……ああ、そうだな。おれたちの仕事もここまでだ」
「そうですね。今までお世話になりました」
ぺこり、と頭を下げる。
「ただ、仕事の後にお茶をするくらいの余裕はありますよね?」
「え?」
「両親に会って行ってください。おふたりを紹介したいのです」
「両親って、それって大公殿下と大公妃殿下だろ? さすがにおれたちはそんな立派な人たちに会えるような人間じゃないよ。ここでいいさ」
「ダメです。ともかく待っていてください」
セロリは云い残すと門番のところまで駆けて行く。
最初、コスプレ・シスター姿のセロリに不審げな表情を見せていた門番は、セロリが見せた《勇者の鍵》なる未来の道具を見ると慌てて指示を出し、やがて巨大な門がしずしずと開き始めた。
「すごいね、サンタ。本当にあれで開いちゃったよ」
「猫型ロボットの道具と云うよりはゲームのアイテムかな」
ゆっくりと門が開くと巨大なエントリー・ロードであった。
そしてそこにはあらかじめわかっていたかのように、セロリを迎えるための騎士団や歩兵団がきっちりと整列して並んでいた。
「おいおい、どう云うことだ?」
「どうやらセロリが戻るのをわかっていたみたいだね」
「どこかで見張られていたのか? 嫌な感じだな」
サンタの脳裡に一抹の不安が過ぎる。
だがセロリはそんなことにも気づいていないようだ。
楽しげな笑顔でふたりを手招きしている。
ぴょこぴょこ、跳ねている。
「どうする、サンタ?」と、羽衣。
「どうする、と、云っても、ここまでセロリを送ったことで仕事は終わり、だろ?」
(長居は無用だ。ここで危ういのはセロリでなくむしろおれたちの方だからな)
『……この話を先輩のシスターに相談したところ、翌日にはその方が原因不明の大怪我をして入院したり……』
セロリが出会った頃に云っていた言葉が思い出された。
(気になるのは大公家が亜人売買に関わっていそうだ、と云う情報だが……しかしマグダラの教会での話を聞く限り、セロリに危害を加えることはなさそうだし)
サンタはセロリの手招きに対して、悪いが招待には応じられない、と云うように首を振る。
それから羽衣の背に手をやって、馬車に戻ろうと促した。
羽衣もサンタの意図を理解すると、黙って頷いた。
セロリが何か叫んでいるのが聞こえたがそれを無視する。
しかしサンタと羽衣が振り返ると、そこにはいつやって来たものか、数騎の騎士が現れてかれらふたりの前に立ちはだかっていた。
「どこへ行く?」
一騎の騎馬の上から高圧的な台詞が響いた。
「何?」
「黙って、城へ入れ」
「それは命令か?」
サンタが目を細めて騎士を睨みつける。
「従わなかったら?」
「不審者としてそれなりに処断される」
その声は、例え公女殿下の前であっても躊躇はない、と、暗に脅迫するような、そんな声であった。
ちっ、と、サンタは舌打ちする。
『どうする、サンタ?』
羽衣の《速話》の声がホットラインから聞こえた。
サンタは状況を素早く確認する。
ここから逃げることは、もちろん羽衣もいることだし、不可能ではない。
しかしこの後の旅のことや出国のことを考えると、騒ぎを起こすことはあまり得策とは云えないだろう。
「流れに任せるしかなさそうだ」
旅の初めに感じた『キナ臭さ』がここに来て現実味を帯び始めていることに、サンタはうんざりとして肩を竦めるしかなかった。
0
あなたにおすすめの小説
錬金術師と銀髪の狂戦士
ろんど087
SF
連邦科学局を退所した若き天才科学者タイト。
「錬金術師」の異名をかれが、旅の護衛を依頼した傭兵は可愛らしい銀髪、ナイスバディの少女。
しかし彼女は「銀髪の狂戦士」の異名を持つ腕利きの傭兵……のはずなのだが……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
花鳥見聞録
木野もくば
ファンタジー
花の妖精のルイは、メジロのモクの背中に乗って旅をしています。ルイは記憶喪失でした。自分が花の妖精だったことしか思い出せません。失くした記憶を探すため、さまざまな世界を冒険します。
記憶を取り戻して真実を知った時、ルイとモクの選ぶ道は?
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる