黒銀の精霊マスター ~ニートの俺が撃たれて死んだら異世界に転生した~

中七七三

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第五章:第二次ノンケ狩り戦争

第八三話:【閑話】残された人々 出戻り女教師・池内真央28歳

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 ワタシ――
 船橋奈津美(ふなばし なつみ)は、他のクラスの女子と一か所に集められていた。
 ただ一人、浦安音澄(うらやす ねすみ)だけが別の部屋に連れて行かれたようだった。

「いったいなんだったの?」
 
 津田沼春子(つだぬま ぱるこ)が訊いてきた。
 
「分からない。でも、浦安さんだけ、灰が舞い上がったけど……」

 そうなのだ。全員が下着を脱いで、灰の入ったバケツをまたぎ、くしゃみをするということをやらされた。
 ここは異世界なんだ。この儀式になんの意味があるのか、さっぱり分からなかった。
 ただ、一人だけ、バケツの中の灰が舞い上がったのが浦安さんだった。
 
「生贄の選別だわ…… 処女よ、処女は生贄にされるのよ――」

 独特の抑揚の言葉が聞こえた。市原恵津子だった。
 
「え? じゃあ」
 
「そうよ、ビッチよ。浦安はビッチだったのよ。確か、大学生の家庭教師がいるって聞いたわ」

 ワタシの疑問を恵津子が先回りして答えた。
 クラスの女子は、浦安さんを除いて全員……
 そして、それは、ワタシ達が生贄になるといういことを意味していた。
 恵津子はカクカクと震えていた。
 今にも泣きだしそうだ。

「まってよ! じゃあ先生がこのまま行方不明だと……」

  春子の顔も真っ青になっていた。

「まだ、決まったわけじゃない!」

 ワタシは自分で出した声に自分でびっくりした。そして、恵津子も春子がジッと私の顔を見つめた。
 他のみんなも、ワタシを見ている。
 
「どうしたの? 船橋さん」

「か、柏さん…… なんでもない。なんでもないから」

 心配そうにワタシを見た同じクラスの柏さん。
 ワタシは、彼女に何でもないと繰り返した。 
 怪訝そうな顔をして、彼女は再び自分たちのグループに戻っていった。

「まだ、決まったわけじゃない…… なんにも……」

 ワタシはただ、すがるようにそう呟くだけだった。
 
        ◇◇◇◇◇◇

 温泉街の旦那衆の会議は揉めていた。
 それは、ババ様の言葉が原因だった。

「おかしいのじゃ…… 魔王様の眷属にここまで処女が多い…… お手付きではない…… おかしいのじゃ」

 オブザーバとして会議に出席したババ様。
 この温泉街の最長老である。
 彼女の言うには、果たして処女を生贄に捧げるのが正しい行為なのかという点につきた。

「魔王様は、ビッチが好きという可能性もあるということか」

 旦那衆の一人が腕を組んで考え込む。

「となれば、お気に入りを捧げることで、ご帰還あそばされるのか」

「非処女の生贄など聞いたことが無い……」

「いや、そもそも、魔王様に生贄をささげるということが初めてなのだ」

 集まった温泉街の旦那衆が「う~ん」と黙り込んでしまう。

「その者、露出多き衣をまといて、白濁の湯に降り立つべし。失われた客足との絆を結び、人々を商売繁盛に導かん」

 ババ様が急につぶやくように言った。それは、まるで詩の一節のような言葉だった。

「ババ様、それは?」

「うむ…… 我が家に古くから伝わる伝承じゃ。ふと、思い出したのじゃ」

「それが、魔王様に関係あるのか?」

「いや、待て! 『その者、露出多き衣をまといて』とは、魔王様のことではないか?」

 会議室がざわついた。
 確かに魔王様、この温泉街で、魔王と崇められている英語教師、池内真央は、露出の多い衣をまとっている。
 エナメルのボンテージファッションで、ほとんど裸体に等しいというか、まだ裸体の方が健全ではないかというような格好だ。

「確かに、それは分かる。しかし、『白濁の湯』とはなんだ? そんなものはこの温泉街にないぞ」

 旦那衆の一人が声を上げた。そして、言葉を続けた。
 
「ババ様の懸念は分かる。しかし、まずは生贄だ―― あ、あああ!!!! 分かった! 分かったぞ!! 『白濁の湯』の正体が!」

 声の主はバーンと立ち上がった。

「生贄は火あぶり。そして、その灰を湯に混ぜる―― それが、白濁した湯の正体ではないか!」

 おおッ!! と、参加者全員から声が上がった。

「確かに、処女を確認するために、灰を使った。そのこととも符合しますな」

「いかにも、筋が通っている」

 そして会議は急転直下まとまっていく。
 
「最終確認じゃ! ワシが、本当に最後の確認をするのじゃ、間違いがあってはいかんのじゃぁぁ!」

 クネクネと中指を動かすジジイ。
 この温泉街最大の宿屋の主人だ。先生と生徒たちが寝泊まりしている宿屋の主人なのである。

「まあ、生贄が、処女でないのだから、爺さんに確認させてもいいだろ」

「う~ん、まあいいか……」

 会議では、生贄の対象は、処女から「灰を多く飛ばした」者を選ぶことに変更となった。
 白濁したお湯を作るのは「灰」を混ぜる。
 ならば、灰を多く飛ばしたものが、生贄に相応しいという流れだった。

「く、く、く、く…… このゴールドフィンガーが、確実に見抜くのじゃぁ」
 
 黄色く濁った眼球をグリグリ動かし、口から涎垂れ流し。
 日本であれば100パーセント通報レベルのジジイであるが、ここは異世界なのでセーフだった。

        ◇◇◇◇◇◇

 その日、異世界の空は澄み渡っていた。
 そのどこまでも青い空に乙女の絶叫が響き渡る。

「なんでよぉぉ!! なんで、私が火あぶりなのよぉぉ!!」

 浦安音澄の声だった。

 クラスの中で独り、くしゃみするをことで跨いだバケツから、灰をまき上げた少女だ。
 露天風呂の真ん中に、こんもりと土が盛られている。そこに杭がぶち込まれ、下には火をつける薪がスタンバイ。

 浦安音澄は杭に「大」の字になって磔状態。
 もはや、完全に火あぶり準備完了。
 後は、着火するだけというところまで来ている。

「えー! これより、魔王様の帰還を願いまして、生贄の儀式を行います。まずは、宿屋の爺さんによる最終チェックです」
  
 儀式の進行を行っている若い衆が宣言した。
 プルプルと震えながら、爺さんが杖をついてやってきた。

 「ワシのゴールドフィンガーで、最終確認じゃぁぁ~ ひ、ひ、ひ、ひ、ひ」

 ところどころ歯の抜けた口からは、涎垂れ流し。
 黄色く濁った眼を光らせながら、じゃぶじゃぶとお湯の中に入っていく。

「痛くはせんのじゃぁ、極楽じゃぁ。ワシの指は極楽なのじゃぁぁ」

 この儀式は温泉街の身内の者だけが見守っている。
 儀式が終わるまで、同じクラスの人間は宿屋から出ないよう見張りをつけ軟禁状態になっている。

「ぎゃぁぁぁ!! 止めてよ!! こないでよ!! セクハラよ! セクハラなのよ!」

 首をブンブン振りまわす。
 しかし、手足が完全に縛られ身動きができない。
 白い死に装束のような物を身に付けてはいるが、実はその下には何も着ていないのだ。


「ああッ!!」

 ジジイが声を上げると同時にけつまづいた。
 そのまま、湯船にぶくぶく沈んでいく。
 突然のことに、呆然と見守るだけの、温泉街の旦那衆と若い衆。

「浮いてきませんな……」

 旦那衆の一人がつぶやいた。
 慌てて、若い衆の一人が湯船に入り、ジジイを救い出す。
 もはや、ぐったりして、確認どころではない。
 自慢のゴールドフィンガーも糞もなかった。


「まあ、この際、ちゃちゃと火をつけて、灰にして、白濁温泉を作りましょうか」

「うむ、それでいいのじゃ…… 『その者、露出多き衣をまといて、白濁の湯に降り立つべし。失われた客足との絆を結び、人々を商売繁盛に導かん』この予言が成就する日が来たのじゃ」

 布を頭からかぶったババ様が、自信たっぷりに言い放った。
 そもそも、最終確認も、温泉宿のジジイがどうしてもやりたいというので、やらせた物だ。
 アクシデントで出来なくなっても支障はなかった。
 要は、白濁の湯ができればいい。それは、生贄を火あぶりにして灰にするしかないのだ。 


「きゃぁぁぁぁ!!! 死ぬ!! 死んじゃう! 火あぶりとかしんじゃう!! 助けてよ!! 先生! 先生! 先生! 先生ぃぃぃ!!」

 空気をビリビリと震えさせる絶叫。高周波の電波のような叫びだった。まさに、死に際の人間の出す魂の叫びだ。
 
「うるさいから、早く火をつけるのじゃ」

 しわくちゃの手で、張り付けた生贄を指さす。つまり浦安音澄を指さす、ババ様。
 
「んじゃ、やりますかぁ」
 
 松明を持って若い衆がお湯の中にじゃぶじゃぶと入っていく。

「悪く思わんでくれよ。温泉街の運命がかかっているんだ……」

 若い衆はそういうと、磔の杭の根元に積んである藁と薪に火をつける。
 ブスブスと小さな火がついた。

「きゃぁぁぁ!! 熱い! 熱い! 熱い! いいいいいいい!!」

「まだ、火は小さいだろうに。大げさな生贄なのじゃ」
 
 ババ様の言うとおり、まだ火が小さい。
 温泉の上で、火あぶりにするという計画のせいか、藁の火が中々、薪に燃え移らない。
 湿気が多いせいかもしれなかった。

  
 それでも、足元で火が燃えている方にとってはたまらない。
 断末魔の叫びを上げるだけだった。

「あらあら、生徒を火あぶりにするなんてダメなの。ああん、火をつけていいのは、私の身体の奥…… それも、天成君だけなの(あはん、あら、私ったらどうしてここにいるのかしら? やっぱり、私は教師なの。聖職者として、生徒の危機には駆けつけなければダメなの、うふ)」

 いきなり、空間がねじ曲がり、出現した物体。

 キンキンの金髪から、ウネウネと螺旋を描く2本の角。
 そして、申し訳程度に体を隠す黒のエナメルボンテージ姿。
 背中にはパタパタと黒い小さな羽が羽ばたいている。

 人外となった英語教師。
 池内真央28歳の帰還であった。

 すっと湯の上に立ってしまう。

「ああん、私は天成君のところに…… ああ、いけないわ。真央、特定の生徒と一緒にいたいなんて。でも、ダメなの。私の28歳の女の身体は、天成君無しでは生きていけなくなっているの。だめ、真央―― 生徒が火あぶりになっているのよ。助けないと。ああ、でも私はどうしたらいいの? 天成君と離れてしまって、体の奥がうずいてしまうの」

「先生!! 助けてください!! つーか! バカ!! 先生来たんだから、いいでしょ! 解きなさいよ! やめなさいよぉぉぉ!!」

 火あぶりになっている生徒の前で、クネクネと肢体をくねらせる淫靡な人外教師。
 
「ああ、どうしましょ―― いったいどうしたらいいの?(ああ、うずくの…… 天成君、真央に、真央に力を貸して欲しいの、うふ)」

 あまりの急展開に呆然とする温泉街の人たち。
 しかし、一瞬正気に戻ったのが早かった若い衆が、火を消そうと湯船に飛び込んだ。

「ダメじゃ!! まだ予言成就がなっていないのじゃ! このままでは、ダメなのじゃ」

 ババ様の声に若い衆の動きが止まる。

「ぎゃぁぁぁぁ!! 先生! そこで、クネクネしてないで!! お湯! お湯かけて消して!!」

「ああん、ダメ、先生は、熱いお湯が苦手なの……(でも、天成君の熱いものなら、いくらでも…… ああん、なんてはしたない教師なのかしら、うふ。でも、こんな体にしたのは、天成君、アナタなのよ)」

 生徒の命の危機に面しても、態度がぶれない人外教師だった。

 相変わらず、内面描写が垂れ流し状態だ。

「ああん、でも消すわ。ああ、天成君、ああああん、この指が天成君だと……」

 そういうと池内真央先生は、巨大な丸いおっぱいをボンテージから出した。
 元々ほとんど丸出しだったが、辛うじて隠れていた乳首を出したのだ。
 そこに、自分の白い指を這わせた。
 
「あああん~ ああああ、天成君、こんなはしたない、真央を…… 真央を見ないでぇ(ああ、天成君に触られると思うだけで、こんなにいっぱい出てて来ちゃうなんて、牝だわ。ああ、私は本当に牝になったの)」


 温泉街の人たちからどよめきがおきた。
 
 池内真央先生がその巨大なおっぱいから、ピュピューと母乳を飛ばしたのだ。
 
「ああん、天成君との、赤ちゃんも出来てないのに…… おっぱいだけ、先にでちゃうの…… もう、真央の身体は、どうなってしまうの、うふ」

 今さら、母乳が出ようが出まいが、体全体が人外となり、どうにもならなくなっている池内先生。
 それでも、激しく吹きだす母乳が、火を消していた。
 そして、そのまま湯船の中に流れ込んでいく。

 すでに、火は消えているが池内先生の母乳はまだ激しく出ていた。

「なんじゃ…… なにが起きておるのじゃ……」

 ババ様がその場に固まった。そしてワナワナと震える。

「綺麗だ……」

「美しい……」

 人が、生命を育て育む「母乳」それを盛大に吹き出し、生徒の命を助けた。
 その行為に対し、温泉街の旦那衆、若い衆は言葉を失っていた。
 そこには、一つの「美」しかなかったからだ。

「ああ、これじゃ…… これなのじゃ」

 ババ様が目に涙を浮かべていた。

 そしてゆっくりとその口を開く。

「その者、露出多き衣をまといて、白濁の湯に降り立つべし。失われた客足との絆を結び、人々を商売繁盛に導かん」

 その言葉が、温泉街の空に静かに溶け込んでいく。

 湯船の真ん中で、母乳を吹きだす、人外女教師・池内真央28歳。
 その足元に広がるのは、母乳の混ざった白濁したお湯であった。
 

 この温泉が、「魔王様の母乳風呂」として温泉街の危機を救うことになる日は遠くはなかった。
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