どす黒ハーレム・パーティ・ダンジョン! 底辺エロ絵師の俺が異世界王子に転生したら、美少女にペロペロされるハーレムだった

中七七三

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その7:メガネのお姉様は暗殺者

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 パイォーツの大きなおっぱいが揺れる。

 もはや、俺専用。
 俺がチュウチュウ、ペロペロするためのおっぱいである。

 メガネのクールビューティ。

 涼やかな眼のお姉様。

 王子の腹違いの実の姉だ。

 「死ね!! 保守反動! ブルジョアどもに死の制裁なのです! この腐りきった現体制を打倒すため、進歩的革命勢力の大同団結が必須なのです!
 鉄槌です! 正義の鉄槌! 反動勢力! 資本主義の走狗、ブルジョア、プチブル、生活保守主義に鉄槌です! 
 我々はこの『ダンジョン戦争』を断固勝ち抜き、崇高なる使命を果たすのです! 革命無罪! 造反有理! 革命的同志よ!立ち上がるのです!
 虐げられし無産の民の団結、その力を結集し、保守・反動勢力に正義の鉄槌を!」
 なんか、メガホンもって演説しているパイォーツ。
 まあ、俺はおっぱいしか見てないのでどうでもいい。

 メガネの奥の目は明らかに狂気を帯びている。
 ある種のドグマを絶対とし、己の無謬性を絶対と信じている者だ。
 そいった人間特有の目をしている。

 端的にいって、狂っている。
 おっぱいでかいけどね。

 食堂兼会議室にパイォーツの演説がこだまする。

 一応、これは作戦会議である。

 冒頭の話でいきなりこれ。

 パイォーツが、「現体制の打倒」とか「正義」とか「鉄槌」とか「反動」とか「ブルジョア」とか「プチブル」とか繰り返している。
 そのたびに、大きなおっぱいが揺れるのだけが救いである。

 妹はカルト電波宗教で、姉が極左危険思想の持ち主だった。
 でもって、王子は変態野郎でーす!
 どうもうすいません。

 今、パーティメンバーは会議室に集合。
 ダンジョン攻略の作戦会議である。

 ただし、実質的に参加しているのは俺とパイォーツだけだ。

 シィーネは完全にテーブルに突っ伏して寝ている。

 「あはッ! 王子の匂いが濃すぎてぇぇ、だめだよ、孕んじゃうから、匂いだけで孕んじゃうよ~」

 もう、俺にガチ惚れの寝言である。さすが、俺であろう。

 俺の子種汁をたっぷり飲ましたので、もう俺から離れられなくなったはずだ。

 この緋色の長髪の美少女は完全に、俺の物である。

 オニィィターンは、相変わらずスク水、白ニーソである。
 おお、議事録書いているのか?
 と、思ったら違った。

 お絵かきしてました。
 病んでます。完全に精神を病んだ人間の絵です。薬物中毒者の絵です。
 典型的な心のバランスが狂った人間の絵だ。
 ブラクラ級だ。

 「創造神様の超電波でーす! 超電波! 見たか必殺です♪ あまねく大地に振りそそぐのでーす♪ 邪神黒電波を打ち破るのでーす♪ 波動です! 波動です! 波動の怒りでーす! 光りを超えるのでーす! きもちいいのでーす♪ ご信心の賜物なのです! そーれ解脱です♪ アセッションです♪ 次元上昇ぎゅんぎゅんぎゅんなのでーす♪ 事象の地平を突きぬける、超電波なのでーす!! イエイ!」

 作詞、作曲:オニィィターンの電波ソング。
 歌いながらお絵かき。絶好調であった。

 異様に緻密な絵。
 まったく隙間のないビッチリと描きこまれた絵。
 心の闇を感じさせる絵だ。
 3分以上見ていると、心が闇に引きずり込まれる。

 『殺すのぉ! この電波巫女殺すのよぉ! 今なら隙だらけなのよぉぉぉ~』

 ロロリィが念話で俺に話しかける。

 どす黒い殺意のこもった念話だ。
 『なあ? ロロリィ――」
 『なによ?』
 『なんで、オニィィターンを殺そうとするんだ?』

 俺は訊いた。
 たしかに、電波であるが、一応、俺のパーティメンバーであり、ハーレム要員なのだ。
 しかも、妹だ。

 『世界が滅びるわよ―― こいつは、滅びの巫女なのよ……』
 『なにそれ?』
 『いいのよ、いずれわかるのよ。それに――』
 『それに?』

 『こいつも初潮が来てないのよぉぉ!!』
 『なんだと!!』

 俺は衝撃を受けた。

 俺は36年間鍛えた「ロリセンサー」をフル稼働させた。
 俺の、俺だけのスキルだ。まあ、日本でもこれが出来るのは何人もいない。

 確かに…… パターン青。

 オニィィターンには、初潮きていない。確度90%以上だ。
 他の言動があまりに異常すぎて気が付かなかった。

 ハーレム要員に、2人も初潮前の……

 これは、素晴らしいことではないか?

 『こいつ、巫女だからね。カルト電波教でも。それで初潮が来ていない可能性もあるのよ』

 脳に言葉が響く。

 『いや、それとなんで、殺すって話につながる?』
 『アホウなの? バカなの? パーティに2人も初潮前の少女なんていらないのよ!!』

 『いや、いいだろ?』
 『だめなのよぉぉ!! キャラがかぶるのよぉぉ! 殺すしかないのよぉぉ!』

 全く理屈が分からん。
 ロロリィとオニィィターン。
 まったくキャラはかぶってない。

 むしろ、狂いっぷりがかぶっているだけだ。

 『とりあえず、俺は会議に集中するよ』

 念話を送る俺。
 俺はパイォーツのおっぱいを見つめる作業に戻る。
 相変わらず、アジ演説を続けているパイォーツ。

 おっぱいプルンプルンである。
 ああ、ちょっと揉んでいいかな?
 ダメなら先チョ摘まむだけでもいいから。

 『私は寝るから―― メガネ乳のアホウ話は聞くに堪えないから』

 ロロリィは目を開けたまま寝た。
 背筋を伸ばして座っている。一見、起きているように見える。
 なんかの、魔法だろうか?

 俺は会議に参加する。
 まあ、参加しているのは、俺とパイォーツだけ。
 ああ、ネルーシアもいるが。空気だ。

 魔王夫人は、帰った。

 スマホに家から電話がかかってきた。

 「あらあら、急に子どもが熱だしちゃって…… 今、おばあちゃんから電話で…… すいません。今日は早引けでお願いします」

 女から母の顔をみせる魔法夫人だった。 

 魔族でも主婦は大変そうだ。
  
 つーか、なぜ、魔法夫人は俺のハーレムにいて、嫁候補なんだ?

 「お金です! もっとお金を稼ぐのです! どんどん稼ぐの! このままじゃダメです!」

 パイォーツは言った。

 体制批判の話から、いつの間にか金の話になっている。

 この「ダンジョン戦争」は要するに、1年間で稼いだ銭で王座が決まる。
 重要なのは「利益」なので、稼げばいいというわけではなく、支出も抑えねばならない。
 それは、俺も理解していた。

 「ダンジョンのモンスター狩りまくればいいんじゃね?」

 俺は言った。
 「確かにそれは正論です―― 王子」

 パイォーツが言った。

 「だろ?」

 「ダンジョン内の主な収入源は、モンスター狩りによるアイテム売却なのですが――」

 ふうと大きく息を吸い込んで、パイォーツは言った。

 「戦えば、戦うほど、赤字になります!! そことッ!!! そこのッ!!! 脳みそ筋肉と禁治産者幼女賢者!! こいつらのせいで!」

 パイオォーツは、ビッシッ! ビッシッ! と連発で指さす。

 元凶と名指しされた2人はパイォーツの発現に無反応。寝てるから。

 「くぉのぉぉぉ!!!! 凡俗どもがぁぁぁぁ!!!! 王子、総括しましょう! 総括! 自己批判が足りませんこいつら!!」

 クールビューティの仮面を脱ぎ捨て、長い黒髪を振り乱し、興奮するパイォーツ。
 当然、おっぱいもプルンプルンである。

 「なあ、パイォーツ――」
 「なんですか?」
 「ちょっと、おっぱい揉んでいいか?」

 俺は訊いた。

 スコーン――

 俺の頬を掠めて、棒手裏剣が飛んできた。

 俺の後ろの壁に突き刺さった。

 「ジーク、真面目に考えなさい。お姉さん怒るわよ―― あなたも総括よ……」

 グーで握った棒手裏剣を俺の目の前のテーブルにスコンと突き刺す。

 覗きこむように俺を見る。口元がいびつに笑っているが目が笑っていない。
 人殺しの目だ。
 人を殺してもなんの呵責も感じない種類の目だった。

 さらに、パイォーツは太ももに手を伸ばす。

 短いスカートから太ももが見える。
 そこに、尖った鉄の棒が何本も巻いてある。

 よく、男塾とかそういう漫画に出てきそうなの。
 凶悪な雰囲気のする鉄の棒。リアルで見たの初めて。

 その目は、シィーネとロロリィをターゲットにしていた。

 ニィィっと凶悪な笑みを浮かべる。

 「パイォーツ、落ちつこう。ゴメン、冗談です。真面目にやります!」

 俺は言った。
 このお姉様は絶対に怒らしてはいけない種類の人間である。それが分かった。

 ふーーーっと長い息を吐いて、パイォーツは手を止めた。

 人の血が通っていないような冷たい目が光る。
 俺を射抜くように見つめた。

 膝がガクガクと震える俺。

 「王子、私の給料は2か月出てませんが……」

 いきなりパイオーツが話題を変えた。

 「そうなの?」
 「私の実家は超貧乏なんです! 私の仕送りがないと、死にます!」
 「えーー」

 なんかヘビーな身の上話を始めた。

 「死にます! 無関係な人々が私の家族の手によって!!」

 殺す方か! オマエの家族!
  
 パイォーツの実家の情報を脳内検索する。
 実家は暗殺業。
 王家直だったが、リストラ。
 現在、極貧。
 パイォーツの仕送りで食べてる。

 尚、パイォーツの仕送りが止まると、無差別テロに走る危険性あり。
 要注意――

 アホウか?
 なんとかしろよ、国として。

 しかし、俺の腹違いの姉の実家が「暗殺業」ってどういう王家なのか?

 俺は、メガネをかけた、長い黒髪のお姉様を見つめるのであった。
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