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08:肉を引き裂け!骨を粉砕せよ!悲鳴は神への賛美!
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『お姉さん、お姉さん、その調子だよ』
「あは、はぁ、はぁ、あ、あ、あ、あ、あ―― 殺したいぃ、もっと殺して、清めたいのぉぉぉ♡」
キツネ耳の神の使徒である「戦闘巫女」となった私は『禍々しき存在』をボコボコにしていた。
「あっはははひひひひひ!! 気持ちいいわぁ、もっと、もっと深くぅぅ!! 奥のほうまでぇ!!」
私は有刺鉄線付の凶器をグリグリと肉の中にねじ込んでいく。
有刺鉄線が絡んでいない、むき出しの鋭い刃が肉の中に食い込んで、ドロドロした真っ赤な血が流れていく。
血は溝の中に流れ込み、ヘモグロビンと結びついていた酸素を解放しあぶくが立っていた。
『ああ、これを見せれば、生徒に血液の仕組みがよく分かるかも』
理科教師である私はそんなことをチラッと思った。
そもそも、人外異形の存在になんで、人間のような血が流れているのかは不思議ではあった。
まあ、そんなもの解剖などやったことないので、なにをもって「不思議」ともいえないけど。
「あははははッ!!! 死ね! 死んでしまえ!! 死こそ聖なる清め、祓いだぁぁぁ!! ひゃはぁぁぁ!!」
身の内から狂気に似た神への「ご信心の心」が湧いてくる。
有刺鉄線付の凶器の威力が私を狂気に染めていくのかもしれない、揺るがぬ「ご信心の心」はある種の狂気であり驚喜なのだから。
『お姉さん、凄いよ!「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」をここまで使いこなすなんて!』
『うふふ、そうかしら。女の人には色々できることがあるのよ』
胸に下げたお守りから聞こえるショタけも耳神の声に、心を踊らせ私はとにかく、神の敵への殲滅を続けるのだった。
「ぐぎゃぁぁぁぁぁ!!」
禍々しき存在は身をひねって、私の攻撃から逃げた。不遜だった。それは不遜だから殺す――
血まみれの「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」を握りしめ私はそいつと対峙する。
でかい。こんなでかい奴と戦っていたのかと一瞬思う。でも、どうでもよくなる。
心からあふれ出す「ご信心の心」があらゆる恐怖を流れ清めるようだった。
「くひぃぃぃぃ―― ごがぁぁぁぁぁ、あが、あが、『ダずゲデ』『死に゛だぐな゛い゛~』 あぎゃぁぁぁぁ!!」
「禍々しき存在」の体の中には、とり込まれた人間がまだ意識をもって蠢いていた。
まるで、血の池地獄の中から手を伸ばし助けを求めているかのうように――
人、人、人、人、人、人――
その肉体は完全に、人間の肉体で出来上がっていた。
人体を細胞―― いやブロックのようにして、その肉体を作っていたのだ。
じゃあ、私が今まで殴って、突き刺し、切り刻んでいたものは――
人間……
人だったの……
「これは人なの? 九鼎」
「うん、禍々しき存在は人間の肉体を集めて受肉化するからね。でも中の核さえ回収できればいいんだ!」
私は、人を切り刻み、血の海に沈めていた――
そして、今も半分顔を叩きつぶされた子どもが、その禍々しき存在の中で泣いていた。
「きゃはははは!! 人間なの! これ人間!! じゃあ、耐久力もたかが知れているわね!! ひゃははは!!」
私は「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」を振りかぶり、滅多打ちにする。
阿鼻叫喚の悲鳴が聞こえるが、どうということはない。どうせ、助からないに決まっているのだから。
むしろ、その悲鳴は神への賛美であると私は思った。
『すごいよ! 全く躊躇わない攻撃性は、最高だよ! お姉さん!』
『こんなの当り前よ。どうせ、助からないでしょ?』
『うん、そうだね』
『殺してやるのが神の慈悲よね』
『うん、そうだね』
まさしく私は神の意志を具現化させた鋭き刃だった。
そこらの中途半端な人間的残滓を残す、エンタメ的ヒーローとは違う。
目的は、禍々しき存在の封印、その障害となるものは、排除する。
それが、私に法悦ともいうべき気持ちよさを与えるのだった。
「あぎゃぁぁぁ!!」
私のスイングで目ん玉と歯が何本を砕け吹っ飛んでいく。
私の一撃で、腕が千切れ、くるくると宙を舞っていく。
「でも、これだけ暴れても注目されないわね」
真昼間、白昼堂々と、人外異形と戦う「戦闘巫女(エロコスチューム)」の私に注意を向ける人がいなかった。
人がいないわけではない。通行人はいるのだが、まるでそんなものが視界に入っていないかのように行動している。
しかも、接近してくる人もいなかった。
『お姉さんの中に注ぎ込んだ、ボクの神力が周りの人間の認識を歪めているんだ』
「そうなのね」
私は「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」ではみ出た人間の頭部を叩き割って、そう言った。
人は網膜に映っても脳が認識しなければ物は見えないのだ。
意外に人間の視覚というのは、いい加減にできている。
理科教師の私はそれくらいは知っている。
『本当に、元人間でも手加減なし、手抜きなしで殲滅、撲滅だ!』
「あたり前でしょ」
突きたて抜いた「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」の刃の先っちょに胴体ごと小さな肉体がくっついていた。
頭はなかったけど、まだ1歳にもなっていない赤ん坊だろうか?
自我が生じないうちに死んだのラッキーだなと私は思った。
攻撃に邪魔なので、振り回したら抜けて飛んで行った。
停めてあった車のボンネットに当たってそこを血まみれにして転がり落ちた。
『赤ん坊までとり込んで、酷い奴だ!』
ショタけも耳神の九鼎が怒りをあらわにする。
その通りだった。確かに。でも彼のミスがこのような結果を招いたのも事実じゃないかなとちょっと思った。
でも、ショタバージョンの九鼎は可愛いので、そんなことは軽く許せた。
私はオタクなので知っている。
昔大ヒットした漫画のことだ。何回かアニメにもなり、日本映画史に名を残す実写映画ともなった作品。
その中にも、人間を生きたまま食らう悪魔が出てきた。
その漫画の主人公は、殺すのをためらうが結局殺す。
殺すのであれば、ためらわず、即殺す方がいい。
早く楽にしてあげることができるのだから。
そこが、神と悪魔ベースのヒーロの違いではないかなと、私は思った。
「あ、あ、あ、あ…… 助けて……」
意外に滑舌がはっきりしている取りこまれた人間がいた。
可哀そうなので「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」をフルスイングで叩き込んで、絶命させる。
つま先から脳天まで溢れる破壊衝動と殺意に自分の身を委ねるのが心地よすぎたからだった。
『核だ! 本体が見えた! お姉さん、回収だ! 勾玉をそいつに向けて!』
空中に「禍々しき存在」を封じ込めることができる勾玉が浮かんでいた。
私はそれを手に取り、肉が引き裂か、血だらだら流し、骨が粉砕されている存在を見やる。
もはや、抵抗する力を失い、その「核」露わにしていたのだ。
「封印!」
核が、溶けてが空中を流れるようにして、勾玉の中に吸い込まれていった。
『やった、これで1体回収だ!』
そして禍々しき存在が吸収し、己の汚れた魂を守る盾としていた人間だったものが、ボロボロとなり、崩れ落ちる。
生臭い、血と肉の混ざった臭いが空間を染め上げるのだった。
臓物の未消化の物も大量にそこに残されている。
凄まじい悪臭だ。
「九鼎、これは?」
『ボクたちの仕事は、禍々しき存在の回収だよ。後は、人間側の行政の仕事だよ! 縦割りだよ! お姉さん』
なるほど、筋が通っていた。
そして、私はアパートを破壊され、帰る家がなくなったので、どうしようかと思った。
「アパート壊れちゃったしなぁ…… このクソ、アホウが!」
私はちょっと怒りを感じ、転がっている死体に蹴りをぶち込んでしまった。
ゴロゴロ肢体は転がって、街路樹に当たって止まった。
『お姉さん、神の使徒「戦闘巫女」として八つ当たりはだめだよ』
『そうね、反省しなきゃ……』
確かに大人げない行為であった。
仮にも教師である身であり、神に仕える巫女としてやるべき行為ではなかった。
「でも、お金もないし…… どうしようか?」
『なんだ! そんなことかぁ、簡単だよ!!』
お守りの中から九鼎は言った。
可愛い少年の声だ。聞いているだけでウキウキしてくる。
『まだ、原型をとどめている死体から財布を抜けばいいよ! 多分金を持っている人もいるよ!』
「あ! そうね!」
確かに、服を着たまま取りこまれている死体もある。
私は、そんな死体をいくつか漁った。
胸ポケットとか、カバンの中とか、あんまり血は気にならなかったし、九鼎がまだ認識をずらしているようだった。
「結構集まったわね…… うーん、20万円くらいかな……」
『しばらくは、それで乗り越えていけばいいよ!』
「そうね!」
お金が手に入ったことで、心強くなる。
銀行預金は、全てをなくしても、身分証明ができれば、復活は可能だ。
惜しいのは私のBL本コレクションくらいだ……
しかし、ショタけも耳神と、一緒であるので、それはまあ、我慢してもいい。
また集めていけばいいのだから。
「ま、とりあえず満喫でいいかぁ――」
アパートを破壊された私は満喫に向かうのであった。
血まみれのエロ巫女衣装の姿は、九鼎にいって認識をずらしてもらったのは言うまでもなかった。
「あは、はぁ、はぁ、あ、あ、あ、あ、あ―― 殺したいぃ、もっと殺して、清めたいのぉぉぉ♡」
キツネ耳の神の使徒である「戦闘巫女」となった私は『禍々しき存在』をボコボコにしていた。
「あっはははひひひひひ!! 気持ちいいわぁ、もっと、もっと深くぅぅ!! 奥のほうまでぇ!!」
私は有刺鉄線付の凶器をグリグリと肉の中にねじ込んでいく。
有刺鉄線が絡んでいない、むき出しの鋭い刃が肉の中に食い込んで、ドロドロした真っ赤な血が流れていく。
血は溝の中に流れ込み、ヘモグロビンと結びついていた酸素を解放しあぶくが立っていた。
『ああ、これを見せれば、生徒に血液の仕組みがよく分かるかも』
理科教師である私はそんなことをチラッと思った。
そもそも、人外異形の存在になんで、人間のような血が流れているのかは不思議ではあった。
まあ、そんなもの解剖などやったことないので、なにをもって「不思議」ともいえないけど。
「あははははッ!!! 死ね! 死んでしまえ!! 死こそ聖なる清め、祓いだぁぁぁ!! ひゃはぁぁぁ!!」
身の内から狂気に似た神への「ご信心の心」が湧いてくる。
有刺鉄線付の凶器の威力が私を狂気に染めていくのかもしれない、揺るがぬ「ご信心の心」はある種の狂気であり驚喜なのだから。
『お姉さん、凄いよ!「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」をここまで使いこなすなんて!』
『うふふ、そうかしら。女の人には色々できることがあるのよ』
胸に下げたお守りから聞こえるショタけも耳神の声に、心を踊らせ私はとにかく、神の敵への殲滅を続けるのだった。
「ぐぎゃぁぁぁぁぁ!!」
禍々しき存在は身をひねって、私の攻撃から逃げた。不遜だった。それは不遜だから殺す――
血まみれの「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」を握りしめ私はそいつと対峙する。
でかい。こんなでかい奴と戦っていたのかと一瞬思う。でも、どうでもよくなる。
心からあふれ出す「ご信心の心」があらゆる恐怖を流れ清めるようだった。
「くひぃぃぃぃ―― ごがぁぁぁぁぁ、あが、あが、『ダずゲデ』『死に゛だぐな゛い゛~』 あぎゃぁぁぁぁ!!」
「禍々しき存在」の体の中には、とり込まれた人間がまだ意識をもって蠢いていた。
まるで、血の池地獄の中から手を伸ばし助けを求めているかのうように――
人、人、人、人、人、人――
その肉体は完全に、人間の肉体で出来上がっていた。
人体を細胞―― いやブロックのようにして、その肉体を作っていたのだ。
じゃあ、私が今まで殴って、突き刺し、切り刻んでいたものは――
人間……
人だったの……
「これは人なの? 九鼎」
「うん、禍々しき存在は人間の肉体を集めて受肉化するからね。でも中の核さえ回収できればいいんだ!」
私は、人を切り刻み、血の海に沈めていた――
そして、今も半分顔を叩きつぶされた子どもが、その禍々しき存在の中で泣いていた。
「きゃはははは!! 人間なの! これ人間!! じゃあ、耐久力もたかが知れているわね!! ひゃははは!!」
私は「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」を振りかぶり、滅多打ちにする。
阿鼻叫喚の悲鳴が聞こえるが、どうということはない。どうせ、助からないに決まっているのだから。
むしろ、その悲鳴は神への賛美であると私は思った。
『すごいよ! 全く躊躇わない攻撃性は、最高だよ! お姉さん!』
『こんなの当り前よ。どうせ、助からないでしょ?』
『うん、そうだね』
『殺してやるのが神の慈悲よね』
『うん、そうだね』
まさしく私は神の意志を具現化させた鋭き刃だった。
そこらの中途半端な人間的残滓を残す、エンタメ的ヒーローとは違う。
目的は、禍々しき存在の封印、その障害となるものは、排除する。
それが、私に法悦ともいうべき気持ちよさを与えるのだった。
「あぎゃぁぁぁ!!」
私のスイングで目ん玉と歯が何本を砕け吹っ飛んでいく。
私の一撃で、腕が千切れ、くるくると宙を舞っていく。
「でも、これだけ暴れても注目されないわね」
真昼間、白昼堂々と、人外異形と戦う「戦闘巫女(エロコスチューム)」の私に注意を向ける人がいなかった。
人がいないわけではない。通行人はいるのだが、まるでそんなものが視界に入っていないかのように行動している。
しかも、接近してくる人もいなかった。
『お姉さんの中に注ぎ込んだ、ボクの神力が周りの人間の認識を歪めているんだ』
「そうなのね」
私は「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」ではみ出た人間の頭部を叩き割って、そう言った。
人は網膜に映っても脳が認識しなければ物は見えないのだ。
意外に人間の視覚というのは、いい加減にできている。
理科教師の私はそれくらいは知っている。
『本当に、元人間でも手加減なし、手抜きなしで殲滅、撲滅だ!』
「あたり前でしょ」
突きたて抜いた「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」の刃の先っちょに胴体ごと小さな肉体がくっついていた。
頭はなかったけど、まだ1歳にもなっていない赤ん坊だろうか?
自我が生じないうちに死んだのラッキーだなと私は思った。
攻撃に邪魔なので、振り回したら抜けて飛んで行った。
停めてあった車のボンネットに当たってそこを血まみれにして転がり落ちた。
『赤ん坊までとり込んで、酷い奴だ!』
ショタけも耳神の九鼎が怒りをあらわにする。
その通りだった。確かに。でも彼のミスがこのような結果を招いたのも事実じゃないかなとちょっと思った。
でも、ショタバージョンの九鼎は可愛いので、そんなことは軽く許せた。
私はオタクなので知っている。
昔大ヒットした漫画のことだ。何回かアニメにもなり、日本映画史に名を残す実写映画ともなった作品。
その中にも、人間を生きたまま食らう悪魔が出てきた。
その漫画の主人公は、殺すのをためらうが結局殺す。
殺すのであれば、ためらわず、即殺す方がいい。
早く楽にしてあげることができるのだから。
そこが、神と悪魔ベースのヒーロの違いではないかなと、私は思った。
「あ、あ、あ、あ…… 助けて……」
意外に滑舌がはっきりしている取りこまれた人間がいた。
可哀そうなので「有刺鉄線祓殲滅撲滅丸」をフルスイングで叩き込んで、絶命させる。
つま先から脳天まで溢れる破壊衝動と殺意に自分の身を委ねるのが心地よすぎたからだった。
『核だ! 本体が見えた! お姉さん、回収だ! 勾玉をそいつに向けて!』
空中に「禍々しき存在」を封じ込めることができる勾玉が浮かんでいた。
私はそれを手に取り、肉が引き裂か、血だらだら流し、骨が粉砕されている存在を見やる。
もはや、抵抗する力を失い、その「核」露わにしていたのだ。
「封印!」
核が、溶けてが空中を流れるようにして、勾玉の中に吸い込まれていった。
『やった、これで1体回収だ!』
そして禍々しき存在が吸収し、己の汚れた魂を守る盾としていた人間だったものが、ボロボロとなり、崩れ落ちる。
生臭い、血と肉の混ざった臭いが空間を染め上げるのだった。
臓物の未消化の物も大量にそこに残されている。
凄まじい悪臭だ。
「九鼎、これは?」
『ボクたちの仕事は、禍々しき存在の回収だよ。後は、人間側の行政の仕事だよ! 縦割りだよ! お姉さん』
なるほど、筋が通っていた。
そして、私はアパートを破壊され、帰る家がなくなったので、どうしようかと思った。
「アパート壊れちゃったしなぁ…… このクソ、アホウが!」
私はちょっと怒りを感じ、転がっている死体に蹴りをぶち込んでしまった。
ゴロゴロ肢体は転がって、街路樹に当たって止まった。
『お姉さん、神の使徒「戦闘巫女」として八つ当たりはだめだよ』
『そうね、反省しなきゃ……』
確かに大人げない行為であった。
仮にも教師である身であり、神に仕える巫女としてやるべき行為ではなかった。
「でも、お金もないし…… どうしようか?」
『なんだ! そんなことかぁ、簡単だよ!!』
お守りの中から九鼎は言った。
可愛い少年の声だ。聞いているだけでウキウキしてくる。
『まだ、原型をとどめている死体から財布を抜けばいいよ! 多分金を持っている人もいるよ!』
「あ! そうね!」
確かに、服を着たまま取りこまれている死体もある。
私は、そんな死体をいくつか漁った。
胸ポケットとか、カバンの中とか、あんまり血は気にならなかったし、九鼎がまだ認識をずらしているようだった。
「結構集まったわね…… うーん、20万円くらいかな……」
『しばらくは、それで乗り越えていけばいいよ!』
「そうね!」
お金が手に入ったことで、心強くなる。
銀行預金は、全てをなくしても、身分証明ができれば、復活は可能だ。
惜しいのは私のBL本コレクションくらいだ……
しかし、ショタけも耳神と、一緒であるので、それはまあ、我慢してもいい。
また集めていけばいいのだから。
「ま、とりあえず満喫でいいかぁ――」
アパートを破壊された私は満喫に向かうのであった。
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