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第11話 パーティ
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お待たせいたしました!
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目の前の巨大な扉の隙間から、オーケストラの音色が漏れ聞こえてくる。
アルトゥールとルアンは、パーティ会場の控室にいた。主催者家族は、パーティ開始後暫くしてから司会者の合図とともに登場するしきたりのためであった。
ルアンは自分の斜め左に立つ主人を見、そしてその前方に立つ集団に目を移した。
背の高い男と、その横に立つ髪の長い女。男の端正な顔と、女の美しい金髪が、それぞれアルトゥールによく似ている。それから、女の横に立ち手をつないでいる茶髪の少年。彼は誰だろうか。眼前の明らかに血縁関係を感じさせる人びとの中で、唯一異質な存在だった。
再び、ルアンはアルトゥールへと目を移す。やはり緊張しているな、とその表情の僅かなこわばりを感じ取った。
3人と1人の間には何も言葉がない。目の前の人びとの浮かべる和やかな表情とは裏腹に、控室内はぴんと張った緊張感に満ちている。とても、ルアンが今まで見てきた家族たちの姿とはかけ離れていた。
「シュヴァルツ伯爵、並びに公子、夫人、お連れ様のご入場!」
オーケストラの打ち鳴らす盛大なシンバルの音とともに、司会者の声高な台詞が聞こえてくる。扉が大きく開き、きらきらした鋭い光が目に飛び込んだ。背高の当主が、音もなく扉を潜り抜けた。
この国のパーティでは、会場を見下ろす形の階段から当主、次期当主、夫人、その他息女の順に降り、上位貴族の集団に挨拶した後、階段とは反対側の壁側に移動し、下位貴族からのあいさつを受けるというのがしきたりである。シュヴァルツ家一同も漏れなくこれに則り、長いあいさつを済ませた。
主催者家族にはそれぞれ、1人だけ従者を側につけることができる、というのも暗黙のルールである。貴族たちは持ちうる最も優秀な側付きを侍らせ、その有能さをもって自らの権威を示すのだ。
ルアンはローデリックの言いつけ通り、アルトゥールの後ろに付き片時も離れなかった。
アルトゥールの傍に立ち、同じ角度から物を見て、同じ視線を受けると気づくことがある。好意的な目、奇異なものを見る目。前者は少なく、後者が圧倒的に多い。社会の闇部として生きていた自分が知らなくても、貴族たちの中ではよく知られている事実があるようだった。
同性のルアンから見ても、アルトゥールの見目は完璧だ。所作も美しく、立ち振る舞いに嫌味もない、幼年の貴公子。シャンデリアの光と鮮やかなドレスたちに彩られたこの会場に溶け込み、美しい風景の一部だ。しかし、何事も外面の通り美しいばかりではないようだった。貴族の内情も、アルトゥールの身辺も。
貴族たちの挨拶が終り、各々ダンスや社交など自由に過ごし始めたころ、一人の貴族がアルトゥールに声をかけてきた。バルテル子爵、シュヴァルツ家と敵対するアーシャル侯爵家を寄親に持つ近隣の貴族である。彼は、細い目をさらに細くして、にこやかに口を開いた。
「公子殿、この度はお招きいただきありがとうございます。いやはや、素晴らしい夜会だ」
「とんでもない。子爵こそはるばるお越しいただき感謝申し上げます。本日の夜会は、食事にも趣向を凝らしてあるのです。お楽しみいただけましたか?」
「ええ、もちろんです。そちらの仔羊のローストなど絶品でした。そうそう、本日はうちの娘も招待されているのです。公子殿とは比べるべくもありませんが、美しく聡明な娘でして」
良ければ紹介させてくれないかと子爵は言う。
もちろんですと、アルトゥールもにこやかに応えた。
「では、娘をこちらに呼び寄せますので少しお待ちください。ああ、私ばかり飲み物片手に申し訳ない。ちょっとそこの君」
近くを通りかかった、飲み物を配っている使用人を子爵が呼び寄せた。
「そのワインを一つくれ。どうぞ、公子殿。実は、我が領地からワインを子の夜会に提供しておりましてね。これがそうなのです」
グラスがひとつ、アルトゥールへと差し出される。鮮やかな赤色のワインだった。
「いい色ですね」
アルトゥールがグラスを受け取り、じっと眺める。香りを楽しみ、一口含んだ。
「おいしいです。口当たりも良くて」
「おお、それはよかった。丁度うちの娘も来たようです。ご紹介しますね」
子爵が、令嬢を迎えようと後ろを振り向いた。そのまま歩み寄り、手を取る。
少し見ただけでも大事な娘なのだと分かるしぐさだった。
「・・・アルトゥール様?」
ルアンは、主人の様子がおかしいことに気が付いた。ピクリとも動かないのだ。普通なら、子爵の後に続いて令嬢に歩み寄るくらいしそうなのに。
そのまま見ていると、不意にアルトゥールが腕を動かした。胸元に手を遣り、強く抑える。
「アルトゥール様?どうされました」
ただならぬものを感じ取り、慌てて隣に並び立つ。うつむいた顔を覗き込めば、苦しげな表情に大量の汗がにじんでいた。
アルトゥールの手元からグラスが滑り落ち、床に落ちる。柔らかい絨毯に吸収されて、音はしなかった。
毒だ。
毒を盛られたのだ。
ルアンは、自分から血の気が引くのを感じた。
アルトゥールが、ゴボリと粘り気のある赤黒いものを吐き出した。
そのまま、崩れるように床に膝をつく。
バルテル子爵と向かい合っていた令嬢が、それを見て悲鳴を上げた。
それが周囲の注目を誘い、ざわざわと異常に気づくものが増えていく。
だが、テーブルや壁に挟まれた空間であるために、なかなか騒ぎは広がらない。
ルアンは、周囲に少し注意を向ける。
他に倒れた者はいないようだった。
ワインはパーティ開始直後から振る舞われている。
アルトゥールはワイン以外何も口にしていない。
アルトゥールが取り落としたグラスを拾い上げ、ハンカチで満遍なくふき取った。
中の液体がしみこむようにした。
そのまま、懐にしまい込む。
アルトゥールは、胸を押さえてうずくまっている。
ルアンは大きく息を吸い込んだ。
「アルトゥール様!!!どうなされたのです!!!!!」
大声は、ホールの隅々まで響き渡った。
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目の前の巨大な扉の隙間から、オーケストラの音色が漏れ聞こえてくる。
アルトゥールとルアンは、パーティ会場の控室にいた。主催者家族は、パーティ開始後暫くしてから司会者の合図とともに登場するしきたりのためであった。
ルアンは自分の斜め左に立つ主人を見、そしてその前方に立つ集団に目を移した。
背の高い男と、その横に立つ髪の長い女。男の端正な顔と、女の美しい金髪が、それぞれアルトゥールによく似ている。それから、女の横に立ち手をつないでいる茶髪の少年。彼は誰だろうか。眼前の明らかに血縁関係を感じさせる人びとの中で、唯一異質な存在だった。
再び、ルアンはアルトゥールへと目を移す。やはり緊張しているな、とその表情の僅かなこわばりを感じ取った。
3人と1人の間には何も言葉がない。目の前の人びとの浮かべる和やかな表情とは裏腹に、控室内はぴんと張った緊張感に満ちている。とても、ルアンが今まで見てきた家族たちの姿とはかけ離れていた。
「シュヴァルツ伯爵、並びに公子、夫人、お連れ様のご入場!」
オーケストラの打ち鳴らす盛大なシンバルの音とともに、司会者の声高な台詞が聞こえてくる。扉が大きく開き、きらきらした鋭い光が目に飛び込んだ。背高の当主が、音もなく扉を潜り抜けた。
この国のパーティでは、会場を見下ろす形の階段から当主、次期当主、夫人、その他息女の順に降り、上位貴族の集団に挨拶した後、階段とは反対側の壁側に移動し、下位貴族からのあいさつを受けるというのがしきたりである。シュヴァルツ家一同も漏れなくこれに則り、長いあいさつを済ませた。
主催者家族にはそれぞれ、1人だけ従者を側につけることができる、というのも暗黙のルールである。貴族たちは持ちうる最も優秀な側付きを侍らせ、その有能さをもって自らの権威を示すのだ。
ルアンはローデリックの言いつけ通り、アルトゥールの後ろに付き片時も離れなかった。
アルトゥールの傍に立ち、同じ角度から物を見て、同じ視線を受けると気づくことがある。好意的な目、奇異なものを見る目。前者は少なく、後者が圧倒的に多い。社会の闇部として生きていた自分が知らなくても、貴族たちの中ではよく知られている事実があるようだった。
同性のルアンから見ても、アルトゥールの見目は完璧だ。所作も美しく、立ち振る舞いに嫌味もない、幼年の貴公子。シャンデリアの光と鮮やかなドレスたちに彩られたこの会場に溶け込み、美しい風景の一部だ。しかし、何事も外面の通り美しいばかりではないようだった。貴族の内情も、アルトゥールの身辺も。
貴族たちの挨拶が終り、各々ダンスや社交など自由に過ごし始めたころ、一人の貴族がアルトゥールに声をかけてきた。バルテル子爵、シュヴァルツ家と敵対するアーシャル侯爵家を寄親に持つ近隣の貴族である。彼は、細い目をさらに細くして、にこやかに口を開いた。
「公子殿、この度はお招きいただきありがとうございます。いやはや、素晴らしい夜会だ」
「とんでもない。子爵こそはるばるお越しいただき感謝申し上げます。本日の夜会は、食事にも趣向を凝らしてあるのです。お楽しみいただけましたか?」
「ええ、もちろんです。そちらの仔羊のローストなど絶品でした。そうそう、本日はうちの娘も招待されているのです。公子殿とは比べるべくもありませんが、美しく聡明な娘でして」
良ければ紹介させてくれないかと子爵は言う。
もちろんですと、アルトゥールもにこやかに応えた。
「では、娘をこちらに呼び寄せますので少しお待ちください。ああ、私ばかり飲み物片手に申し訳ない。ちょっとそこの君」
近くを通りかかった、飲み物を配っている使用人を子爵が呼び寄せた。
「そのワインを一つくれ。どうぞ、公子殿。実は、我が領地からワインを子の夜会に提供しておりましてね。これがそうなのです」
グラスがひとつ、アルトゥールへと差し出される。鮮やかな赤色のワインだった。
「いい色ですね」
アルトゥールがグラスを受け取り、じっと眺める。香りを楽しみ、一口含んだ。
「おいしいです。口当たりも良くて」
「おお、それはよかった。丁度うちの娘も来たようです。ご紹介しますね」
子爵が、令嬢を迎えようと後ろを振り向いた。そのまま歩み寄り、手を取る。
少し見ただけでも大事な娘なのだと分かるしぐさだった。
「・・・アルトゥール様?」
ルアンは、主人の様子がおかしいことに気が付いた。ピクリとも動かないのだ。普通なら、子爵の後に続いて令嬢に歩み寄るくらいしそうなのに。
そのまま見ていると、不意にアルトゥールが腕を動かした。胸元に手を遣り、強く抑える。
「アルトゥール様?どうされました」
ただならぬものを感じ取り、慌てて隣に並び立つ。うつむいた顔を覗き込めば、苦しげな表情に大量の汗がにじんでいた。
アルトゥールの手元からグラスが滑り落ち、床に落ちる。柔らかい絨毯に吸収されて、音はしなかった。
毒だ。
毒を盛られたのだ。
ルアンは、自分から血の気が引くのを感じた。
アルトゥールが、ゴボリと粘り気のある赤黒いものを吐き出した。
そのまま、崩れるように床に膝をつく。
バルテル子爵と向かい合っていた令嬢が、それを見て悲鳴を上げた。
それが周囲の注目を誘い、ざわざわと異常に気づくものが増えていく。
だが、テーブルや壁に挟まれた空間であるために、なかなか騒ぎは広がらない。
ルアンは、周囲に少し注意を向ける。
他に倒れた者はいないようだった。
ワインはパーティ開始直後から振る舞われている。
アルトゥールはワイン以外何も口にしていない。
アルトゥールが取り落としたグラスを拾い上げ、ハンカチで満遍なくふき取った。
中の液体がしみこむようにした。
そのまま、懐にしまい込む。
アルトゥールは、胸を押さえてうずくまっている。
ルアンは大きく息を吸い込んだ。
「アルトゥール様!!!どうなされたのです!!!!!」
大声は、ホールの隅々まで響き渡った。
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