13 / 16
第13話 毒
しおりを挟む
眠るアルトゥールを尻目に、ルアンは自分の装備を確認する。
ナイフが、ジャケットの内側と腰のベルトに一本ずつ。さっきはアルトゥールを腕に抱えていたために使えなかったが、今襲われても手間取らないようにしたかった。
2本のナイフの位置を調整し終り、今度はスラックスの隙間に手を伸ばす。
薄いでっぱりを引っ張ると、二つ折りの薄い革の包みが出てきた。
対毒物用の薬や薬草がいくつか入っているものだ。
こちらも、念のためいつも持ち歩いていた。
開いて、アルトゥールが眠るベッドの足元に置く。
今度は胸元を探り、赤く汚れたハンカチを取り出す。しみこんだ毒のせいか、少し黒ずんでいた。
変性していたら嫌だなと思いながら、まだ濡れている部分を口に含む。
チュッと少し吸えば、酸味のあるワインの味がした。
変なにおいもしない。
「無味無臭の毒か?」
それとも・・・
その時、小さな音を立てて部屋のドアが開いた。
腰の方に手を遣り、振り返れば、ローデリックが大きな桶と水差しを手にして立っていた。
後ろ手に扉を閉めて、室内へと入ってくる。
ルアンは、再びベッドへと向き直った。
「アルトゥール様の容体は?」
「胃の中の物は全部吐かせました。容体については医者じゃないのでわかりませんが、今は落ち着いているかと」
「そうですか」
「はい。ああ、すみません、せっかく色々持ってきていただきましたけど、もう使いませんね」
ちらりとローデリックを見てそう謝れば、彼は苦い顔をしていた。
「これに吐かせたんですか?」
「え?」
ローデリックの目線の先には、 さっきまでお世話になっていた水差しがあった。
「ああ、そうですよ。他にいい器がなかったので」
「水差しですよ?なんということを、透明なのに・・・アルトゥール様がお可哀そうだ」
「他にどうしろっていうんです、ベッドにぶちまけておけばよかったんですか?・・・そんなことより」
手に持っていたハンカチを、ローデリックに見せる。
「これ、アルトゥール様が召し上がったワインです」
ローデリックが、ぐっと眉をしかめた。
「これが・・・」
「確かめてみましたけど、無味無臭でした」
「無味無臭・・・」
「ええ。ローデリックさんは、アルトゥール様が倒れられた状況をご存じで?」
「ざっとではありますが、使用人から聞きました。ワインを飲んだ後、血を吐いて倒れられたと」
「そう、それです」
「それ、とは?」
ローデリックが怪訝そうな顔をする。
「血を吐いた、という点です。そもそも、即効性のある毒のうち、急性症状で吐血するものはごくわずかなのですよ」
ローデリックは、目を見開いた。
「そうなのですか」
「はい。よっぽど毒性の強いものか、大量の毒を摂取した場合は別ですが・・・その場合、アルトゥール様が今こうして生きているはずがない」
ルアンは、少し苦しそうに寝息を立てるアルトゥールを見つめる。
ローデリックは、顔を青くした。
「まさか・・・」
「そう、日常的に毒を盛られていた可能性が高いでしょうね。おそらくですが、ワインの中に、一度の摂取では命に関わらない程度の毒が入っていたのでしょう。健康な人達にとっては何も問題なかったが、体内に毒を蓄積し続けたアルトゥール様には害となった」
「なんということだ・・・」
ローデリックは頭を抱えた。
「こんな屋敷からは一刻も早くアルトゥール様をお出ししなければと思っていたが、まさか別邸も安全ではないなんて」
「使用人の中に、不届き者が紛れ込んでいるんでしょう。ですが、今家令殿に相談したいのはそのことではないのです。どのみち、今対処できることではありませんし」
「相談したいこと、ですか」
ええ、とルアンはうなずいた。
「アルトゥール様に飲ませられる薬がないのです。正確には、慢性症状の人間に飲ませて効果のある薬を俺はもっていない」
ローデリックが、不意に眼光を鋭くした。
「暗殺者なのに?」
ローデリックが、ルアンを強く見据えている。
ルアンは、小さく息をのんだ。そして、じっとローデリックを見つめ返した。
「暗殺者だから。現場に出た時対処できるのは、即効性のある毒だけでいいんです。毒の慢性症状と、毒耐性は紙一重。むしろ、余計な薬は俺たちにとって害になる」
ローデリックは、すぐには返事をしなかった。数十秒。彼は一つ息を吐いた。
「そうなんですか」
「・・・ええ。だから、俺はアルトゥール様を治療できる薬をもっていません。・・・それで、ローデリックさん、質問なんですが。シュヴァルツ伯爵家の医者は、長期間の服毒による病状を治療してくれると思いますか?」
ローデリックは、力なく首を振った。
「いいえ、いいえ。きっと、“何にでも効く万能な解毒剤”を一つ処方するだけでしょう。ろくな診察もせずに」
今度は、ルアンがため息をつく番だった。
「そうですか」
ルアンは、うつむいて考える。
このまま、医者が役に立たないんじゃしょうがないですねと、毒によって少しずつ弱っていくアルトゥールを見捨てることだってできる。何ということはない。
だが、子どもの身で貴族社会のどろどろした闇に否応なく巻き込まれているアルトゥールに親しみを感じてしまうのだ。
ちょっと助けてあげたいなと思ってしまった。
アルトゥールに助けられたあの日に保留にしていた覚悟を、今度こそ決めなければいけないようだった。
ルアンは、ぱっと顔を挙げた。
「ローデリックさん、俺、アルトゥール様が善意だけで俺を助けてくれたわけじゃないこと、わかってます。アルトゥール様って、見かけ通りの聖人様じゃないですよね?実はめちゃめちゃ腹黒いんじゃないですか?わかるんですよ、色々こっそり見せてもらったから」
だけど、とローデリックの返事は待たずに言葉をつなぐ。
「なんか、ほだされちゃったっていうか。わかんないですけど、俺今、アルトゥール様のためにできること全部やってあげたい気分なんですよね」
今夜、ルアンの人生は大きく変わる。もう風見鶏ではいられない。自分の意思で、アルトゥールの味方になりますと、名乗りを上げるのだ。
「だから、俺に医者を紹介させてもらえませんか。決して清く正しい人間じゃないですが、腕は確かなんです。特に、毒の治療は専門といってもいい。だから、どうか」
ここが正念場だと思った。ルアンが、ルアン自身が帰属できる場所を作るために。
「どうしてあなたが私に頼む形になっているのか分かりませんが・・・」
ローデリックが苦笑する。
「どうか、おねがいします」
そして、ルアンに向かって静かに頭を下げた。
ナイフが、ジャケットの内側と腰のベルトに一本ずつ。さっきはアルトゥールを腕に抱えていたために使えなかったが、今襲われても手間取らないようにしたかった。
2本のナイフの位置を調整し終り、今度はスラックスの隙間に手を伸ばす。
薄いでっぱりを引っ張ると、二つ折りの薄い革の包みが出てきた。
対毒物用の薬や薬草がいくつか入っているものだ。
こちらも、念のためいつも持ち歩いていた。
開いて、アルトゥールが眠るベッドの足元に置く。
今度は胸元を探り、赤く汚れたハンカチを取り出す。しみこんだ毒のせいか、少し黒ずんでいた。
変性していたら嫌だなと思いながら、まだ濡れている部分を口に含む。
チュッと少し吸えば、酸味のあるワインの味がした。
変なにおいもしない。
「無味無臭の毒か?」
それとも・・・
その時、小さな音を立てて部屋のドアが開いた。
腰の方に手を遣り、振り返れば、ローデリックが大きな桶と水差しを手にして立っていた。
後ろ手に扉を閉めて、室内へと入ってくる。
ルアンは、再びベッドへと向き直った。
「アルトゥール様の容体は?」
「胃の中の物は全部吐かせました。容体については医者じゃないのでわかりませんが、今は落ち着いているかと」
「そうですか」
「はい。ああ、すみません、せっかく色々持ってきていただきましたけど、もう使いませんね」
ちらりとローデリックを見てそう謝れば、彼は苦い顔をしていた。
「これに吐かせたんですか?」
「え?」
ローデリックの目線の先には、 さっきまでお世話になっていた水差しがあった。
「ああ、そうですよ。他にいい器がなかったので」
「水差しですよ?なんということを、透明なのに・・・アルトゥール様がお可哀そうだ」
「他にどうしろっていうんです、ベッドにぶちまけておけばよかったんですか?・・・そんなことより」
手に持っていたハンカチを、ローデリックに見せる。
「これ、アルトゥール様が召し上がったワインです」
ローデリックが、ぐっと眉をしかめた。
「これが・・・」
「確かめてみましたけど、無味無臭でした」
「無味無臭・・・」
「ええ。ローデリックさんは、アルトゥール様が倒れられた状況をご存じで?」
「ざっとではありますが、使用人から聞きました。ワインを飲んだ後、血を吐いて倒れられたと」
「そう、それです」
「それ、とは?」
ローデリックが怪訝そうな顔をする。
「血を吐いた、という点です。そもそも、即効性のある毒のうち、急性症状で吐血するものはごくわずかなのですよ」
ローデリックは、目を見開いた。
「そうなのですか」
「はい。よっぽど毒性の強いものか、大量の毒を摂取した場合は別ですが・・・その場合、アルトゥール様が今こうして生きているはずがない」
ルアンは、少し苦しそうに寝息を立てるアルトゥールを見つめる。
ローデリックは、顔を青くした。
「まさか・・・」
「そう、日常的に毒を盛られていた可能性が高いでしょうね。おそらくですが、ワインの中に、一度の摂取では命に関わらない程度の毒が入っていたのでしょう。健康な人達にとっては何も問題なかったが、体内に毒を蓄積し続けたアルトゥール様には害となった」
「なんということだ・・・」
ローデリックは頭を抱えた。
「こんな屋敷からは一刻も早くアルトゥール様をお出ししなければと思っていたが、まさか別邸も安全ではないなんて」
「使用人の中に、不届き者が紛れ込んでいるんでしょう。ですが、今家令殿に相談したいのはそのことではないのです。どのみち、今対処できることではありませんし」
「相談したいこと、ですか」
ええ、とルアンはうなずいた。
「アルトゥール様に飲ませられる薬がないのです。正確には、慢性症状の人間に飲ませて効果のある薬を俺はもっていない」
ローデリックが、不意に眼光を鋭くした。
「暗殺者なのに?」
ローデリックが、ルアンを強く見据えている。
ルアンは、小さく息をのんだ。そして、じっとローデリックを見つめ返した。
「暗殺者だから。現場に出た時対処できるのは、即効性のある毒だけでいいんです。毒の慢性症状と、毒耐性は紙一重。むしろ、余計な薬は俺たちにとって害になる」
ローデリックは、すぐには返事をしなかった。数十秒。彼は一つ息を吐いた。
「そうなんですか」
「・・・ええ。だから、俺はアルトゥール様を治療できる薬をもっていません。・・・それで、ローデリックさん、質問なんですが。シュヴァルツ伯爵家の医者は、長期間の服毒による病状を治療してくれると思いますか?」
ローデリックは、力なく首を振った。
「いいえ、いいえ。きっと、“何にでも効く万能な解毒剤”を一つ処方するだけでしょう。ろくな診察もせずに」
今度は、ルアンがため息をつく番だった。
「そうですか」
ルアンは、うつむいて考える。
このまま、医者が役に立たないんじゃしょうがないですねと、毒によって少しずつ弱っていくアルトゥールを見捨てることだってできる。何ということはない。
だが、子どもの身で貴族社会のどろどろした闇に否応なく巻き込まれているアルトゥールに親しみを感じてしまうのだ。
ちょっと助けてあげたいなと思ってしまった。
アルトゥールに助けられたあの日に保留にしていた覚悟を、今度こそ決めなければいけないようだった。
ルアンは、ぱっと顔を挙げた。
「ローデリックさん、俺、アルトゥール様が善意だけで俺を助けてくれたわけじゃないこと、わかってます。アルトゥール様って、見かけ通りの聖人様じゃないですよね?実はめちゃめちゃ腹黒いんじゃないですか?わかるんですよ、色々こっそり見せてもらったから」
だけど、とローデリックの返事は待たずに言葉をつなぐ。
「なんか、ほだされちゃったっていうか。わかんないですけど、俺今、アルトゥール様のためにできること全部やってあげたい気分なんですよね」
今夜、ルアンの人生は大きく変わる。もう風見鶏ではいられない。自分の意思で、アルトゥールの味方になりますと、名乗りを上げるのだ。
「だから、俺に医者を紹介させてもらえませんか。決して清く正しい人間じゃないですが、腕は確かなんです。特に、毒の治療は専門といってもいい。だから、どうか」
ここが正念場だと思った。ルアンが、ルアン自身が帰属できる場所を作るために。
「どうしてあなたが私に頼む形になっているのか分かりませんが・・・」
ローデリックが苦笑する。
「どうか、おねがいします」
そして、ルアンに向かって静かに頭を下げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
72時間ワンオペ死した元球児、女神の『ボッタクリ』通販と『絶対破壊不能』のノートPCで異世界最強のコンビニ・スローライフを始める
月神世一
ファンタジー
「剣? 魔法? いいえ、俺の武器は『鈍器になるノートPC』と『時速160kmの剛速球』です」
あらすじ
ブラックコンビニで72時間連続勤務の末、過労死した元甲子園優勝投手・赤木大地。
目覚めた彼を待っていたのは、コタツでソシャゲ三昧のダメ女神・ルチアナだった。
「手違いで死なせちゃった☆ 詫び石代わりにこれあげる」
渡されたのは、地球のAmazonもGoogleも使える『絶対破壊不能』のノートPC。
ただし、購入レートは定価の10倍という超ボッタクリ仕様!?
「ふざけんな! 俺は静かに暮らしたいんだよ!」
ブラック労働はもうこりごり。大地は異世界の緩衝地帯「ポポロ村」で、地球の物資とコンビニ知識、そして「うなる右腕(ジャイロボール)」を武器に、悠々自適なスローライフを目指す!
……はずが、可愛い月兎族の村長を助けたり、腹ペコのエルフ王女を餌付けしたり、気づけば村の英雄に!?
元球児が投げる「紅蓮の魔球」が唸り、女神の「ボッタクリ通販」が世界を変える!
異世界コンビニ・コメディ、開店ガラガラ!
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる