速度を上げて

Harukimi。

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始まり

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僕の住む町、審美町しんびちょうは日本の中で五本の指に入る美しい町として有名だ。
町並みは豊かで落ち着きがあり、電柱がなく電線は地中に埋まっているので町の外観を崩さない。海もきれいで小高い山もある。特産品はかぶら寿司、独特の風味はあるが僕は嫌いじゃない。
そして僕の通う私立あおば高校は、この町ではそこそこいい方の学校だ。受験勉強頑張っといてよかった。
さて、僕の身の周りの話はここまでにして僕自身の話をしようか。名前は布都ふつ 伊綱いづな、苗字も名前も変わってるとよく言われるけど、この名前は好きだ。
好きな食べ物はオムライスで嫌いな食べ物は特にない。これといった特技はないけど僕はとにかく

速い。

速いと言っても100mが10秒台だとかそんな甘いもんじゃない、僕の全力の速度は秒速600m、だいたいハンドガンの弾と同じくらいの速度だ。
これほどまでに速い(自分で言うのは少し恥ずかしいけど)僕が過ごすちょっと変わった人生をこれから読んでもらいたいと思う。
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