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第一章-すれ違い-
-part7-ナンパ男子
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静紀とは、前々から面識はあった。が、それは同じクラスと言うだけの面識。そんな状態から下の名前で呼び合う仲になったのは、数週間前の事だ。
あの日も、俺はすれ違い実行委員会、会長として活動をしていた。
可愛い子を見かけてはナンパをしまくっている男子がいると情報を聞き、事実確認の為に、男子が目撃される場所に張り込んでいた。
来ない。
張り込みを続けて、三時間以上が経過してしていた。
せっかくの休日が・・・・。
「いいじゃん。クラスは違うけど、同じ学年の仲じゃん。二人でカラオケでも行こうよ」
今日は駄目かと思っていたら、目的の男子が現れた。
情報通り、ナンパしてる。
「なぁなぁ。いいだろ。あっ。もしかして、カラオケが嫌だった?なら、ボーリングとか、ゲーセンとかならどう?」
・・・なんというか。男子の凄いメンタルを見た気がする。
女子・・・あの女子は、俺と同じクラスの日向さん。
日向さんは、ナンパしてくる男子をまるで汚物を見るような目で見ては、完全に話を無視して歩いていた。
「なぁ。無視するのはやめてくれよ」
男子が日向さんの腕を掴み無理やり歩みを止めよとした。
「一度だけ言います。離してくれませんか?」
「おっ。やっと口を聞いてくれた。いいよ。手を離すからさ。日向さんも話してくれないかな。なんちゃって」
・・・離してと、話てくれないかをかけたのだろうが、寒いぞ。
「へへへ」と面白くないボケを言って満足している男子。
「・・・ウザい。それに忠告はしました」
えっ。なんて言った?
自身のギャグで笑っている男子も、少し離れている場所から様子を伺っていた俺も、日向さんがボソッと言った言葉を聞き取る事は出来なかった。
「何々?日向さん。どこ行くの?」
腕を掴んでいるのは、男子の方なのに。まるで日向さんの方が男子の腕を掴んでいるかの様に、人目があまりないであろう路地へと二人は向かって行った。当然、俺もバレないように尾行した。
「まさか、日向さんの方から俺と二人きりになりたいなんて」
「私。一言もそんな事を言ってませんけど」
大通りから少し歩いた路地で言い争いが始まった。
今日の委員会活動は情報確認だけのはずで、もうノルマは達成していた。
だが、同じクラスの女子に何かあったら、胸糞悪い。
いつでも、助けに入れるように俺は物陰から身構えていた。
「・・・人が下手に出てたら、生意気な態度取りやがって」
流石に、まずいか?
男子が、日向さんに手を出す前に止めに入ろうとした。
「ぐはぁ」
日向さんの、まるでお手本の様な綺麗な背負い投げが決まって、男子は倒れた。
「ふぅ。ウザかっ・・・・た」
「・・・・どうも」
助けに入ろうとして、物陰から飛び出してた俺は日向さんと目が合ってしまった。
「「・・・・・」」
お互いにしゃべらないので、気まずい時間が続く。
「ま、また、学校で。じゃあ」
何もなかった事にして帰ろとした。が、肩を掴まれ。「ちょっと、お話いいですか?」と言われ近くのファミレスで、日向さんと話をする事になった。
あの日も、俺はすれ違い実行委員会、会長として活動をしていた。
可愛い子を見かけてはナンパをしまくっている男子がいると情報を聞き、事実確認の為に、男子が目撃される場所に張り込んでいた。
来ない。
張り込みを続けて、三時間以上が経過してしていた。
せっかくの休日が・・・・。
「いいじゃん。クラスは違うけど、同じ学年の仲じゃん。二人でカラオケでも行こうよ」
今日は駄目かと思っていたら、目的の男子が現れた。
情報通り、ナンパしてる。
「なぁなぁ。いいだろ。あっ。もしかして、カラオケが嫌だった?なら、ボーリングとか、ゲーセンとかならどう?」
・・・なんというか。男子の凄いメンタルを見た気がする。
女子・・・あの女子は、俺と同じクラスの日向さん。
日向さんは、ナンパしてくる男子をまるで汚物を見るような目で見ては、完全に話を無視して歩いていた。
「なぁ。無視するのはやめてくれよ」
男子が日向さんの腕を掴み無理やり歩みを止めよとした。
「一度だけ言います。離してくれませんか?」
「おっ。やっと口を聞いてくれた。いいよ。手を離すからさ。日向さんも話してくれないかな。なんちゃって」
・・・離してと、話てくれないかをかけたのだろうが、寒いぞ。
「へへへ」と面白くないボケを言って満足している男子。
「・・・ウザい。それに忠告はしました」
えっ。なんて言った?
自身のギャグで笑っている男子も、少し離れている場所から様子を伺っていた俺も、日向さんがボソッと言った言葉を聞き取る事は出来なかった。
「何々?日向さん。どこ行くの?」
腕を掴んでいるのは、男子の方なのに。まるで日向さんの方が男子の腕を掴んでいるかの様に、人目があまりないであろう路地へと二人は向かって行った。当然、俺もバレないように尾行した。
「まさか、日向さんの方から俺と二人きりになりたいなんて」
「私。一言もそんな事を言ってませんけど」
大通りから少し歩いた路地で言い争いが始まった。
今日の委員会活動は情報確認だけのはずで、もうノルマは達成していた。
だが、同じクラスの女子に何かあったら、胸糞悪い。
いつでも、助けに入れるように俺は物陰から身構えていた。
「・・・人が下手に出てたら、生意気な態度取りやがって」
流石に、まずいか?
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「ぐはぁ」
日向さんの、まるでお手本の様な綺麗な背負い投げが決まって、男子は倒れた。
「ふぅ。ウザかっ・・・・た」
「・・・・どうも」
助けに入ろうとして、物陰から飛び出してた俺は日向さんと目が合ってしまった。
「「・・・・・」」
お互いにしゃべらないので、気まずい時間が続く。
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